IS Brotherhood   作:magnumheat

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実力の差

新任教師でビリーの姉であるジル・マイヤーズと、ビリーの幼馴染レベッカ・ミラーが来てから数日が経った。

一夏においてはジルに興味を抱かれ、良好な教師と生徒の関係を築いた感じであり、一夏はジルから、モンドグロッソでの千冬の活躍や、世界のISについて色々教えてもらっている。

レベッカはとても気さくであり、お互いに実戦訓練を行うなどして、一夏達はすぐに友達になれた。

 

ただ、ビリーに対する恋は難航しているが・・・。

 

ちなみに今はジル担当の英語の授業の最中である。

 

ジル「はい、今日はここまで。」

 

一夏「起立、礼!」

 

ジル「(一夏、いい号令ね。流石はリーダーってところかしら。)」

 

 

放課後・・・・

 

ジル「マイヤーズ、久しぶりに相手するわ。あんたの棒術が鈍ってないかどうか見てあげる。」

 

ビリー「お、おう。」

 

ジル「返事は『はい』でしょ!!」

 

ゴンッ

 

ビリー「は、はい・・・。」

 

ジル「織斑先生、立会人をお願いできるかしら?」

 

千冬「うむ。」

 

ギャラリーには一夏達専用機メンバーが見学に来ている。

 

ビリーはアリーナに呼び出され、ジルと棒術の実戦訓練をする。

ジルは千冬と違い、現役のままなので専用機『キル・サイクス』でビリーの相手をする。

 

ビリー「行くぜ姉貴!」

 

ジル「マイヤーズ先生でしょ!」

 

千冬「始め!!」

 

ビリーはデルタライガーで果敢にジルに挑む。しかしジルはすべて予測しているように対応する。

 

ジル「技のキレは増したわね。でもまだ甘いわよ!」

 

ジルは装備『クラッシュ・テイル』で棒術の早業を見せる。

 

ビリー「俺だってそうすぐにはやられねえよ!!」

 

ビリーはどうにか応戦するも、ジルがリードしていき、ジルにアビリティを決められ敗れた。

 

千冬「それまで、勝者、ジル!」

 

ジル「まだまだね。」

 

ビリー「ちっきしょう!!」

 

ビリーは悔しがった。

 

一夏「すげえ、これがモンドグロッソ出場者の力か。」

 

箒「千冬さんと対戦できるだけあってかなりのものだ。」

 

セシリア「ビリーさんも経験を積んできましたのに。」

 

ラウラ「力の差は歴然だな。」

 

弾「見てるこっちもそれを感じたぜ。」

 

レベッカ「あたしもジルさんと実戦訓練したことあるからすごくわかる。」

 

シャルロット「本当に世界は広いね。」

 

エクトル「マイヤーズ先生、とても勉強になりました!」

 

レオ「マイヤーズ先生すごいっすね!」

 

ジル「いえいえ、織斑先生ほどじゃないわ。彼女には一度も勝ったことないし。」

 

アルゴス「マジっすか!?」

 

ジル「ええ、彼女は無敗で現役を退いてるもの。」

 

一夏「・・・・。」

 

千冬「どうした織斑?」

 

一夏「いや、俺はいつか織斑先生を超えたいって思ってましたけど、まだまだ世界を知らないなと思ったんです。」

 

千冬「そうか。」

 

ジル「じゃあ一夏、私と対戦してみる?」

 

専用機一同「!?」

 

一夏「えっ、いいんですか!?」

 

千冬「よかろう、世界の広さを知るにはいい機会だ。」

 

ビリー「姉貴一夏だけは下の名前で呼ぶのかよ。」ボソッ

 

ジル「何か言ったかしら?」ジロッ

 

ビリー「い、いえ、何でも。」

 

専用機一同「(怖い・・・。)」

 

一夏はモンドグロッソ出場者との実戦に緊張していた。

 

千冬「それでは始め!!」

 

一夏「マイヤーズ先生、お手柔らかに。」

 

ジル「一夏、遠慮は無用よ!」

 

一夏は早速イグニッションブーストで攻め入る。

 

ジル「なるほど、剣の一撃一撃に重みがあるわね。」

 

ジルはクラッシュ・テイルで弾くも、思いの外苦戦する。

 

ビリー「マジかよ。」

 

シャルロット「一夏、全然恐れていないね。」

 

アルゴス「心底勝負を楽しんでやがる。」

 

エクトル「彼の心の広さがその力の源だと思うよ。」

 

箒・セシリア・シャルロット・ラウラ「(凄い・・・・。)」

 

一夏の恋人候補達は見惚れる。

 

レベッカ「へー、一夏やるじゃん。」

 

鈴「あいつ学園では無敗よ。」

 

弾「何しろ世界初のIS男子で織斑先生の弟だからな。」

 

 

ジル「それじゃあこれを使わせてもらうわ!」

 

ジルはクラッシュ・テイルをバズーカ砲に変形させ、大量のグレネード弾にミサイルを放つ。

 

一夏「うぉっと、こりゃキツイ!!」

 

一夏は白鋼と白幻円陣で爆発の衝撃に耐えながら前進するも、シールドエネルギーを削られる。

 

一夏「こうなりゃこっちも大砲だ!零落白夜光!!」

 

一夏は一気にエネルギーを消費覚悟で放つ。ジルはかわそうとしたが、肩に直撃した。

 

ジル「凄い威力ね!」

 

この後一夏は、シールドエネルギーが残り少ない状態で接近戦に持ち込むが、長期戦の末シールドエネルギー0で一夏は敗れた。

 

千冬「勝者、マイヤーズ先生!」

 

一夏「先生、ありがとうございました。悔しいですがいい実戦になりました!」

 

ジル「こっちこそ、いい運動になったわ。にしてもあんた中々やるわね。負けるかと思ったわよ。これは将来楽しみね。」

 

アルゴス「負けはしたが、一夏がここまでやるとはな。」

 

シャルロット「学園最強でもまだ手が届かないとなると、」

 

箒「道は遠いものだな。」

 

簪「でも一夏、本当に強くなったね。」

 

ビリー「こりゃうかうかしてられねえな。」

 

レベッカ「大敗だったもんね。」

 

ビリー「う、うるせーな。てめえだって姉貴には勝ってねえだろ。」

 

鈴「はいはい、二人ともそこまで。ビリー、お疲れ様。」

 

鈴が割って入り、タオルとスポーツドリンクを渡す。

 

ビリー「おう鈴、サンキューな。」

 

鈴「どういたしまして♪」ニヤリ

 

レベッカ「(ムーッ。)」

 

上記三人以外の専用機メンバー「(やれやれ、修羅場ですなあ。)」ハア

 

その日、一夏は敗れた悔しさを感じながらも、どこか生き生きしていた。

 

 

 

 

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