IS Brotherhood   作:magnumheat

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更なる脅威

大阪通天閣での事件後、修学旅行を終えた一行は、IS学園に戻った。

一夏達は生徒会室で事件当時の詳細を千冬や山田先生、ジル、楯無に話す。

 

山田先生「そうでしたか、皆さんが無事で何よりですが・・・・。」

 

千冬「そのアスタロトという者の言う事が本当なら、クローンパイロットの量産を放ってはおけないな。」

 

一夏「はい、俺たち専用機のDNAの情報は全て知られているようです。」

 

千冬「全く、人知を超えた事件が起きたものだな。」

 

一夏・アルゴス・エクトル「・・・・。」

 

3人ははアスタロトの言葉を思い返す。

アルゴスは、一夏との対決によりルシフェウスの魂は封じられ、力を制御できるようにはなったが、ルシフェルら堕天使との契約によって、その肉体には悪魔の血が流れているのだ。

エクトルも同様に、セラフィエルの魂を封じ力を制御できる代償として、その肉体には天使達の血が流れている。

そして一夏は、創造主クラストとは良好な関係ではあるが、既にその肉体は人間を超えてしまっている。

 

箒「3人とも、自分を責めているのか?」

 

アルゴス「・・・まあな。」

 

セシリア「皆さん、こればかりは仕方ありませんもの。」

 

ビリー「少なくとも一夏はこんな事を望んでIS男子の仲間を作ろうとしたわけじゃねえんだろ?」

 

一夏「もちろんだ、だが・・・。」

 

エクトル「ここまで大変な事が起きるのだと思うと・・・。」

 

鈴「元気出しなさいよ、3人とも。」

 

レベッカ「何が起きるかなんて全部予測はできないわよ。」

 

レオ「お前らがいなけりゃ、今俺はここにいないぜ。」

 

簪「うん、いいことだっていっぱいあったよ。」

 

弾「今はアスタロトを倒すことを考えようぜ。」

 

一夏・エクトル・アルゴス「皆・・・」

 

皆に励まされ、少し落ち着いた3人。

 

楯無「でも、これは長期戦になりそうね。向こうにもかなりの仲間がいるわけだし。

今まで以上に皆強くなっていく必要がありそうね。」

 

一同「・・・・・。」

 

ジル「とにかく、向こうの出方を見て考えましょう。」

 

その後、千冬やジルの協力で、専用機一同は特殊訓練を行っていった。

 

 

Sideアスタロト

 

アスタロトは研究所で生産中のクローンパイロットを眺めながらつぶやいている。

 

アスタロト「フフフ、今回の戦闘で彼らの専用機のデータがよくわかったわ。」

 

カイム「しかし、彼らがこのまま変わらないとも思えません。」

 

エキドナ「織斑一夏、エクトル・ベレン、アルゴス・イリアディスは要注意です。」

 

アスタロト「その点は大丈夫よ。彼らに匹敵する最高の個体を用意しているから。」

 

アスタロトは右手に持った細胞の入ったアンプルを眺める。

 

アスタロト「待っててね、私の可愛い息子。あなたがこの世界を変えていくのよ・・・。」

 

アスタロトは、培養槽の中に眠る、少年に語りかける。

見た目的には一夏達と同じ位の年だ。

この少年の誕生が、果たしてどのような事になるのか・・・。

 

 

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