IS Brotherhood   作:magnumheat

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清き愛と歪んだ愛〜ネロ覚醒

一夏「アスタロト、アスモデウス。ネロの答えを聞いただろう?ネロは、俺たちと共にこの世を変える事を選んだ!」

 

千冬「全員ISを展開しろ!!」

 

アスタロト「・・・・どうやら、終わりのようね。」

 

アスタロトはハボリムを展開する。

 

ネロ「母様、俺は。」

 

アスタロトとアスモデウスは失望したかのような表情を見せる。

 

アスモデウス「ふむ、どれ程の力を得ても、貴様も結局は織斑一夏のような不完全で不確かな平和を選んだか。」

 

エキドナ「そんな、何故?」

 

リリス「兄様・・・。」

 

アスモデウス「ならば、アスタロト様の真の平和のために、貴様に授けたその力を、我の元に返して貰おう!!」

 

アスモデウスはネロの肉体から離れ、アスタロトの肉体に宿った。その瞬間、

 

ネロ「うぐっ・・・なん・・だ?」ガクンッ

 

ネロは突然体に異常な重みと脱力感を感じる。すると、彼の肉体に所々裂け目が発生し、流血が始まった。

 

弾「何だ!?ネロのやつ大怪我してるぞ!!」

 

一夏「ネロ、大丈夫か!?」

 

アスタロト「ネロ、一つあなたに言い忘れていた事があるわ。あなたには唯一欠点があったの。それは、アスモデウスの力なしでは、肉体が劣化してしまうことよ。」

 

ネロ「なん・・・だと!?ゴフッ!!」

 

ネロは血を流しながらのたうつ。

 

本音「ネロロン!!」

 

リリス「兄様!」

 

アスタロト「リリス、ネロを始末しなさい。ネロは私を裏切った。つまりあなたも見捨てたのよ!」

 

リリス「!?」

 

鈴「アスタロト、クローンっていったって、ネロはあんたが産んだ子供よ!!」

 

アスタロト「私の意志にそぐわない時点で、もうその子は私の子ではないわ。」

 

エクトル「なんという事を!!」

 

アスタロト「さあ、リリス。ネロをやっておしまい!!」

 

アスタロトはリリスに命令するが・・・。

 

リリス「・・・出来ません。」

 

アスタロト「なんですって!?」

 

アスタロトはヒステリックな声をあげる。

 

リリス「母様、私は母様と同じくらい兄様を愛しています。例え母様のご命令でも、こればかりは。」

 

リリスは涙を流し震えながらアスタロトに反論した。

 

アスタロト「くっ、リリス、あなたまでも、なら貴方から死になさい!!」

 

リリス「っ!?あああああぁぁぁーーーーっ!!!」

 

アスタロトはアンドラスを構え、指からのレーザーでリリスを串刺しにし、イグニスでリリスを焼き払った。

 

ネロ「リリス!!」

 

一同「!!!!」

 

リリスは一瞬にしてこの世から消えてしまった。

 

ネロ「・・・母様・・いや、アスタロト!何故だ!?何故リリスを殺した!?貴様に忠誠を誓い、力こそ劣るが、愛しい妹を!!」

 

アスタロト「私は貴方達も含めた優れた人間でこの世を平和にしようとしたのよ。だけど、例え私が認めた人間でも、裏切りは許さないわ。」

 

レオ「信じられねえ、これが母親のする事かよ!!」

 

簪「酷い!!」

 

箒「最早貴様には、ベアトリクス・グルーバーという人間としての心は無いようだな!!」

 

アスタロト「エキドナ、クローンパイロット、ガーゴイル、彼らを抹殺しなさい!!」

 

エクトル「はっ!!」

 

エキドナとクローンパイロット達が襲いかかる。

 

クラリッサ「こちらも行くぞ!!」

 

ラウラ「クラリッサ、ガーゴイルの方を頼む!!」

 

千冬「クローンは私と山田先生が始末する!専用機持ちはアスタロトとエキドナからネロと布仏を守れ!」

 

専用機持ち一同「はいっ!!」

 

専用機持ちはアスタロトとエキドナに立ち向かう。一方で、

 

のほほん「ネロロン、しっかりしてー!!」

 

本音は必死に手当てをする。しかし、止血が追いつかない。

 

ネロ「ゴフッ、お、俺も、戦わせてくれ。」

 

山田先生「このままじゃ、ネロ君は確実に死にます!」

 

セシリア「何か手はございませんの!?」

 

すると、一夏の体からクラストが出現する。

 

一夏「クラスト!?」

 

クラスト「人の子らよ、少しの間時間を稼げ、ネロに我の力を分かつことで、肉体の劣化を止められるかもしれん。」

 

ビリー「そんな事できんのか!?」

 

レベッカ「今はクラストを信じるしか無いわね!」

 

一夏「すまん皆、大変だが持ちこたえるんだ!!」

 

クラストはネロのそばにより、両手を掲げ、ネロに波動のようなものを送り始める。

 

ネロ「・・・お前が、創造主クラストか。」

 

クラストが力を注ぎ入れ終わると、ネロの肉体は再生し始め、力を手にしたネロは立ち上がり、左目が赤くなり、背中に黒の翼が6枚生えた。

 

のほほん「ほえー、ネロロンが変身したー!!」

 

クラスト「一夏と共に歩む者の証として、我の力を半分汝に授ける。一夏に授けし我の力はその分半減するが、一夏は強大な力を信頼する友と持つ事を望んでいる。」

 

白の翼6枚となったクラストはそう言い残して再び一夏の肉体に戻る。

 

一夏「そういう事だネロ、病み上がりで悪いけど、加勢してくれ。」

 

一夏も白の右翼6枚に青の右目の姿に変身し、ネロに呼びかける。

 

ネロ「フッ、仕方が無い。」

 

ネロは一夏の元に寄った。

 

アスタロト「まさか、こんな事が!!」

 

アスモデウス「おのれネロ、それが新たな貴様の力か!あくまでも不完全な平和を追い求める愚者共め!!」

 

アスタロトはリミットブレイクを発動し、アスモデウスの姿となる。

 

一夏「それじゃ、本番といこうか、アスタロト、アスモデウス!!」

 

ネロ「リリスの仇、とらせてもらうぞ!!」

 

 

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