東方白宙道〜Hundreds of Millions Wax PTERA〜 作:プルプルマン
ラスボス、EX含めて
そこいらの水溜まりよりも浅い因縁のウズメと魔理沙は向かい合い、お互いに目を離さない。
『くっくっく、では、私の弾幕でお前も火達磨になるが良い!』
『よく言うぜ、まだ火達磨になってないじゃないか。特別サービスで今度はキッチリ、灰になるまで焼いてやるぜ。』
そんな物騒な会話の途中で、霊夢が飛び込んでくる。
『どうした?霊夢。結構遅いじゃないか?』
『ゴメンゴメン、ちょっとした考え事よ。』
勿論、魔理沙かウズメのどっちを撃ち落とすかで考えていた事など、おくびにも出さず軽い詫びを入れる。
『さて、役者も揃ったし早速始めよう‼︎』
ウズメが自身の台詞を言い終わらない内に弾幕を展開し始める。
中々にせっかちな神様だ、非常にめんどくさい。
ウズメに一手遅れて、霊夢と魔理沙も弾幕を放ち始める。
どうやら、霊夢は魔理沙ではなく、ウズメのほうを撃ち落とすことに決めたようだ。
霊夢としては、どちらを撃ち落としても別に良かったのだが、魔理沙が普段からしょっちゅう博麗神社に押し掛けていることが決め手となったのであろう。
見知らぬ他人と腐れ縁、どちらを取るかと問われれば、腐れ縁を選んでしまうのが人の情というものである。
かくして、本人も預かり知らぬことだが、魔理沙は点符とライフにならずに済んだのであった。
ウズメの弾幕は何本ものレーザーがウズメを中心として軌道を描くものであり、要するに箒お化けのときとほぼ同じ弾幕である。
違う点はウズメから発射される多少の自機狙いぐらいだろうか。
しかし、当然この程度の弾幕ならば小手調のつもりなのだろう。
今のところはお互いに弾幕を避け切り、余裕と均衡を保っている。
だが、均衡はいつか崩れるから均衡なのである。
いつまでも全く変化がないならば、それは均衡と言うよりむしろ、毒にも薬にもならぬ永遠の停滞であると言えるだろう。
尤も、永遠亭の蓬莱人たちはそのままの意味で毒も薬も効かないが。
小手調に飽きた魔理沙が、オーレリーズを周囲に浮かべ、レーザーを放つ。
まさしく、つい先程の再現であった。
『2度もおんなじ手にはかからないよ‼︎』
ウズメは早々に弾幕を切り上げ、魔理沙のレーザーを回避する。
そして、霊夢と魔理沙の位置を確認すると、堂々とスペルカードを宣言するのだった。
塞符「黄泉比良坂の巨岩」
本日の幻想郷は局所的異常気象が酷いようだ。
再び空から巨岩が降り注いで来る。
しかも、今度はどこからか湧いてきた霊魂たちのオマケ付きだ。
霊魂たちが、降り注ぐ岩にぶつかる度に小弾を撒き散らして消えていく。
正直、迷惑極まり無い。
『ああもう!面倒ね!』
霊夢は大量のお札を飛ばし、周囲の岩と霊魂たちを一掃する。
『ああ!スペルカードが成立しない〜!』
『文句は一切受け付けてないわよ。』
そう言って霊夢はウズメに急激に接近していく。
ウズメは対抗して岩を増やし、迎え撃つが霊夢はまるで障害物などないように完全に回避していく。
構えた霊夢がかなりの至近距離で放った針を結界で防ぎ、ウズメは次の攻撃に移る。
ウズメの弾幕の岩は地霊殿みたいなのをイメージしてます
洞窟いいね
登場人物
永遠亭の蓬莱人
時間の止まった月人たち
作中で、もしかしたら登場するかも