東方白宙道〜Hundreds of Millions Wax PTERA〜 作:プルプルマン
3面ボスのテーマ曲は
【暗黒の二十日〜gloomy day〜】
です。どんな曲かは皆様の思い思いで
『決して蒸気機関車でも電電公車とやらでも無い。』
前触れも無く、突然再登場したツナギ少女に面食らいながらも、霊夢が問いかける。
『へ〜、で、その電車ってのは何なの?』
『なんでも、外の世界の乗り物で、雷の力で猪の突進よりも速く大地を駆けるらしい。』
詳しくは知らなそうだ。
『そりゃあ大層な機械だな。今度菫子のやつが来た時に詳しく聞いてみるか。』
『あいつなら知っていそうだものね。なんとなくだけど。』
異変後、実際に話を聞いた2人が新幹線やリニアモーターカーのことを聞き、更なるスピードの暴力を知ることになるのは、また別の話……
『それはそうと…なんだ?その物騒な道具は?』
ツナギ少女はさっきまでとは違い、子供の身の丈ほどもある大型の鍛治用ハンマーを持参していた。
『ただの仕事道具だよ。至って普通の。』
その仕事が問題なのである。
『妖怪の仕事は人を襲うことだ〜とか、言わないわよね?』
『安心しておけ。私は妖怪の山で鍛冶屋を営んでいる
果無 三雲(はてなし みくも)
という者だ。人を襲う方の仕事はとっくの昔に廃業したさ。』
『じゃあ、なんで今持ってきてるんだよ…』
『荒事の時はハンマーを担いでた方が気分が良いのさ。所謂職業病というやつかな?』
『それにしても、山にも鍛冶屋があるなんて知らなかったわ。針とかの打ち直しは、いつも人里で小傘に頼んでたんだけど…』
『妖怪が妖怪退治の道具を作るのかい…まあ、それはそうとして、私のことを知らないのも当然さね。基本的に顧客はみんな天狗やら河童やらだし。』
『また、めんどくさそうな客ばっかり抱えてるな。』
『めんどくさくなけりゃ大物妖怪にはなれないさ。因みに、もちろん人間のお客様もいつでも大歓迎してるぞ。格安で。』
『あら、中々良いこと言うじゃないの。』
霊夢が見事に食いついた。
気になるのはそのお値段、果たして………?
『なんと、大サービスとして腕一本くれたら仕事をしようじゃないか。』
『どこが格安なのよ、どこが。』
『腕一本で何を作ってくれるんだ?』
『義手』
『なるほど、どうやらあんたは退治しておいた方が良い妖怪みたいね。』
『偏見は良く無いぞ。考え直した方が良いんじゃないか?』
彼女なりの全力の命乞いであった。
しかし、当然そんなものは無視される。
『そうだな、こいつをさっさっと片付けて、守矢神社へ急ごうぜ。』
『…どうしても私を退治すると言うのなら仕方ない。お前たちには住処をゴミ捨て場呼ばわりされ、荒らされた恨みも有る。ひさびさに人間を喰らいたくなってきたし…果ての日には遅すぎるが、この鉄鎚の錆にしてやろう‼️』
『やっぱり凶器じゃないの、そのハンマー。』
『そもそも、おまえの住処を荒らしたのは妖精どもだぜ。私たちに怒るのはお門違いだ。』
発言者のポケットの中に勝手に採った六角霊芝が無ければ正当な主張だったのだが…
4月になっても雪降っとる…
登場人物
菫子
素敵なマントしてる人
小傘
人の害になれない妖怪
河童
河童の技術は世界一ィィィ‼︎
果無 三雲
(はてなし みくも)
山の鉄器マニア
能力 炎の温度を測る程度の能力
種族 一本だたら
スペルカード
単符「眇の追尾弾」
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テーマ曲 暗黒の二十日〜gloomy day〜
彼女も幻想郷ができる前はバリバリに人間を襲っていたが、幻想郷設立後は人間を無闇矢鱈と襲えなくなったので、趣味と存在の維持のため、忘れ去られない様にを兼ねて鍛冶屋を始めたのである。
尚、本人曰く、意外としっくりきて今まで続けているそうな。
鉄道関係の物を集めていたのは、単に緻密な技術で加工された鉄製品を集めるのが趣味だからである。
探せばもっと色々彼女のコレクションが出てくるはず。
六角霊芝は勝手に生えてきただけなので、本人は別にどうでもいいらしい。
ちなみに、弾幕を放つときに右足を上げて、右目を閉じる癖がある。