東方白宙道〜Hundreds of Millions Wax PTERA〜   作:プルプルマン

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ペルシャって古めかしくていいよね
商人っぽさマシマシ




ちなみに場所は「人里上空」です
道中テーマは【イスファハンの風〜Ancient Persian〜】
どんな曲かは皆様の思い思いで


STAGE1古めかしき波斯の記憶〜oriental caravan〜
また守矢か


博麗神社を飛び出した霊夢と魔理沙であったが、勢いよく出陣したのはいいもののよくよく考えずともこれといって当てがあるわけでもなく、ほんの数秒後に神社の石段半ばで冷静になり立ち止まった。

(空中にいるのに立ち止まった。とは可笑しな表現だが…)

あの空に敷かれた白い道のような巨大一反木綿を辿ってゆけば良いのだろうか?

それとも…アレは単なるダミーでどこか別の場所に元凶が潜んでいるのだろうか?

例えば(守矢神社)とか…

『さて、早速飛び出したはいいけどよ、この後どっちへ行ったらいいんだ?』

『そうねぇ……しょっちゅう異変に関わってる守矢神社とかが怪しいわ‼︎ 取り敢えず守矢の連中を叩きのめしましょ!』

考え込んでいても何も話は進みそうにないので、博麗霊夢は取り敢えず理由をつけて商売敵である守矢の3柱をぶちのめすことにしたのだった。

その呑気な判断は、まだあの巨大一反木綿がなんの実害も出さずにふわふわと平和に漂っているだけと言う状況から来る、一種の油断だったのかもしれない。

しかし、油断がどう転ぶのかもわからないというのもまた浮世の常。

果たしてこの油断、吉と出るか凶とでるか…

そんなことは、かの迷いの竹林に住む天才ですら知り得ないだろう。

『お、そうだな!取り敢えず叩きのめしておくか!』

賛成する魔理沙も魔理沙である。

危うし‼️守矢神社‼️ヤクザ巫女と白黒の盗賊の魔の手が迫るッッ……のだろうか?

取り敢えず目的地が決まった二人は進行方向を守矢神社に据え、明るすぎるほどの朝日に包まれながら出発したのだった。

 

 

 

 

 

数分後、眼下の雑木林を見下ろして飛びながら、博麗霊夢は考えていた。

『そもそも、コレって異変なのかしら?実害が無さすぎるのよねぇ。もし異変じゃなかったら、神社に帰ってのんびりしてもいいんじゃないかしら?』

喜ばしいことに、その疑問はすぐに解決することになったのだった。

ついでに霊夢の淡い希望も打ち砕かれたのであった。

前方右側から放たれた光弾が異変解決人達のすぐ横を掠めていく。

その正体は、妖精たちのばら撒く弾幕であった。

幻想郷の妖精は異変時になると活性化する性質を持っており、普段は雑魚同然に霊夢の姿を見ただけで蜘蛛の子を散らすように逃げていくが、異変の最中だけは特に根拠の無い自信とちょっとだけ高まったパワーを得て、霊夢達の前に立ち向かってきている。(まあ、それでも雑魚同然には変わらないのが妖精が妖精たる理由だが…)

それは、今この瞬間の幻想郷が紛れもなく異変の真っ只中であることを示していた。

妖精たちの攻撃に、魔理沙は早くも反撃する気満々だ。

そんな魔理沙の様子を横目で見ながら霊夢はため息をつき、お札と針を構えるのだった。

『こりゃあ当分のんびりできそうにないわねぇ……はぁ……』

霊夢の呟きは横にいる魔理沙にすら聞こえることもなく、一反木綿の浮かぶ空へと吸い込まれていったのだった。




今更ながら初投稿です
次からいよいよ弾幕ごっこですよ

登場人物
迷いの竹林に住む天才
一体何意なんだ…


妖精たち
雑魚同然です
死というものが無いのでコンテニューできるのさ‼︎
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