【ホロラバ】√:AlterNative最速クリア目指す 作:鈴北岳
(決着じゃ)ないです。もうちょっと続くんじゃ。
その2で(バトロワが)終わる予定なので失踪します。
……だからボスラッシュは嫌なんだ……。
【バトルロワイアル残り50名となりましたー。……いや、今回本当に早いですね!?】
強敵──上級生から逃げたレイラはその放送を聴いて、逃走は失策だったと考えた。
例年の入学バトロワの記録は確認している。
残り50名は例年より四十分も早い。
すぐさま引き返して、あの上級生白銀ノエルに挑むべきかと脳裏を過る。
だが、逃げ出してしまったものはもう仕方が無い。
変に迷うだけ体が鈍ることを経験則で知っている。
何よりも例年より脱落のペースが早い。
レイラはその原因の一人であるが、それにしても早い。
「万が一がある上級生は避けて、確実に仕留められる者をより優先的に狙う」
だからこそ初志貫徹。基本に忠実に。
上級生を楽に降す手管があれば別だが、数を競う以上は速度が優先だ。
あるいは変に多くの新入生が血気に逸っている可能性があるが、それは無い。
その血気はレイラが叩き潰している。
生存を第一にとっている以上、どうしても撃破率は落ちる。
だが、同時にレイラは手痛い一撃を加えている。
速度に物を言わせた奇襲は思う以上にストレスだ。
意味不明な痛みほど、精神的に重い。
であれば、先の白銀ノエルのような。
圧倒的な強者が場を蹂躙している可能性が高い。
また戻るべきかと考えるが今更グラウンドに戻ったところで稼ぎは少ないだろう。
荒れた屋上を思い出す。妙な確信がある。
獅白ぼたんが猛威を振るっているというもの。
矢が飛来する。
「矢避け」が機能し、矢が逸れた。
思考を断ち切り、レイラは射手を視界に収める。
倉庫の屋根に立つ褐色の射手。見覚えがある。
耳の長い、すらりとした女性がニヤリと笑う。
「初めまして。アイサツをしようじゃないか、ルーキー」
弓を構えるだけで矢が番えられる。
ハーフエルフの魔道弓兵──上級生、手強い相手。
逃げることは可能だが、逃げながら得点を稼ぐのは不可能だ。
あの足の速さと弓矢の射程でははるか上空に逃げることしかできない。
だが、勝てる相手だと判断する。
丁度良い。白銀ノエルから退いた煩悶を晴らすには充分が過ぎる。
「矢避け」に頼り過ぎず突貫する。
羽ばたき一つで視界が変わる。
褐色の弓兵──不知火フレアのことは予習済みだ。
彼女は抜群に距離を取るのが上手い。
だが、それは相手の機動力が同等以下の場合だ。
空を飛ぶレイラには関係無くて、むしろ有利だった。
そのはずだった。
「……! 流石、足が速い……!」
「当然! こちとら先輩よ、そう簡単には捕まってはあげられないね!」
移動が巧みだ。射の腕も映像以上に鋭い。
偶然近寄れたとしても、矢を模した魔法が飛んでくる。
「矢避け」が機能するのは魔法以外の飛び道具だ。
魔法については避けるかチェーンで散らさなければならない。
だが、偶然とはいえ距離を詰めることはできる。
「さあ、どちらかな?」
距離が詰まる。
勝負を決めに来たのだろう。
あからさまなカウンター狙い。
番えられた矢は魔法に覆われていた。
矢を模した魔法、あるいは矢に付与した魔法。
そのどちらか。
要るのは体を貫く勝利の道筋だ。
「突風」でフレアを上空に吹き上げる。
選択を押し付ける。
直後に射出される矢は狙いが荒かった。
翼の羽ばたきでフレアよりも上空へ。
中空に浮かぶ二人。
イニシアチブは飛行できるレイラにある。
確信した勝利のままチェーンを振るう。
その瞬間に矢が眉間へと迫っていた。
「突風」を使い急降下。
矢は幸いにも空を掠めて飛んでいく。
体を貫く勝利の予感は悪寒へとすり替わっていた。
「なるほど。これならいけるか」
醒めた声が耳朶を打つ。
体を貫く悪寒に導かれるまま、全て反射に任せる。
風切る音が「矢避け」を貫く。
ほぼ変化しない矢の軌道。
「身体強化(雷)」の恩恵を以てしても影すら捉えられない速射。
運び屋時代の悪天候が想起される。
あの時は、確か──。
「風と雷の魔法使いだね」
記憶に無い。
日記の記述を想起する。
無我夢中の一文だけが再生された。
もはや頭は驟雨の如き矢しか映さない。
極限状態のレイラを前にフレアは口を開く。
「使用魔法は『飛行』、『身体強化(雷)』、『鉄操作』。で、補助的に『突風』と手応え的に『矢避け』かな。攻撃手段はチェーンを使った物理攻撃。珍しい構成だね。その翼と飛行技術なら『鉄操作』と『矢避け』は捨てて『雷の暴風』か『コイルガン』を使った方がよっぽど安定するはずだけど」
フレアの眼はレイラを冷静に分析していた。
虫眼鏡を通した陽光の如く、焦点は常にレイラを追っていた。
「それをしないということは、他に何か切り札があるわけだね」
白い歯も露に。
無垢な少女の如く、射手は満面の笑みを浮かべた。
心底から楽しくてしょうがないという笑顔だった。
経験則が導く。
来るぞ、本命が来るぞ。
勝敗の賭博を愛する者の大博打が来る。
「全力じゃないとはいえ、手加減無しの私を相手にここまで避けるんだ。君は凄いよ新入生。特にその、諦めるつもりのない挙動が美点だ」
だからこそ懐に飛び込んだ。
格上相手に機を逃すわけにはいかない。
たとえ。
待ってたよ、と。
──それが誘いだと理解していたとしても。
フレアは突貫するレイラに合わせ矢を放つ。
【無詠唱】により付与される風と炎──爆炎。
螺旋に渦巻く魔法の矢は一目で「矢避け」を貫くと見て取れた。
追うように放たれる第二の矢。
魔法こそ付与されていないが、鋭い一射だった。
貫かれるのは確実だ。
レイラは「突風」で自身の動きを止めた。
翼を折りたたみ、倉庫の壁に刺さったチェーンを支点に、身を捩る。
二射が深く肌を斬り裂き炙る。
だがそれでも身を躱す。避け切る。
次の行動に移る。
フレアは驚愕と喜悦により一層笑みを深めた。
あれはレイラが相打ちを狙える二射だ。
レイラの「突風」による突貫であればフレアにチェーンが届く。
そうなるように調整した二射だ。
届く瞬間に三射目を放てる二射だった。
「正解だ。だが、これで私の距離だ」
どうする、と不知火フレアは期待を露にレイラに尋ね。
レイラはその直後に転身し、グラウンドへと逃走し始めた。
「は?」
想定外の事態に気の抜けた一射を放つ。
当然のように避けられる。
何が何だかわからなかった。
新入生と上級生の一対一で。
5分以上も戦っておいて。
お互い相手の動きが読めてきて。
そんな、バトロワの終盤。
たとえ他に生き残りがいようと関係ない。
この一対一は間違いなく二人にとってのオーラスだ。
そのはずだ。
そのはずなのに。
なのに、目の前で背を向けられて逃げられた。
高級コース料理の目玉のデザートが、目の前で台無しになった気分だった。
後に振り替えれば、まあ合理的だなしょうがない、という逃走だが。
この時、猛りに猛った猪武者の不知火フレアにとっては、最高に空気の読めてない最低な行動だった。
フレアはキレた。
/
時は少し遡る。
白銀ノエルが下級生に逃げられた後の話。
翼を広げた彼女の行く先を見て呟いた。
「フレアのになっちゃったな」
少し前に耳にした風切り音を想起する。
鳥と射手。新入生と上級生。
どちらが有利なのかは知っている。
「うん。これで団長は暇になっちゃった。だから、逃げないでね。追いかけるのはしんどいから」
振り返った先のグラウンドは寒波に覆われていた。
既に氷壁も迫っていた。
だから振り返り様に腕の一振りで砕いた。
「行って、ダイフク」
雪と氷の少女がいた。
傍らには巨大な熊。
「止めを刺さなければ、好きにして良いわ」
その言葉を合図に召喚獣が動く。
巨躯が沈む。氷原を駆ける。
人にはおよそ抗えぬ暴威が女騎士を襲う。
「速っ。逃げるのはムリっぽいね」
初速を見てノエルはそう判断した。
無手の拳を握りこみ、腰に構えた。
「召喚獣は確か、死ぬ前に還るよね? じゃあ、本気でやって大丈夫かな?」
壊れる心配の無いサンドバッグに目を輝かせる。
恐怖は無い。
初速と加速度、召喚獣の威圧感──風切る音と手足の速度が、相打ちの一撃一つなら大丈夫と告げている。
この一撃でノエルが瀕死になることは無いと見て取れた。
熊と騎士がかちあう。
余波で寒波が捲れ上がった。
熊の爪が騎士の頭部にぶち当たる。
騎士の拳が熊の腹部にぶち当たる。
後退はしない。
既にノエルの足は氷に固定されている。
ダイフクはそもそも退く気が無い。
「いったぁ」
二撃、三撃と拳と爪が交錯する。
氷がノエルを徐々に覆っていく。
ノエルが一撃放つ度に覆う氷が剝がれるが、徐々に徐々にノエルの全身を覆っていく。
吐く息が白い。
霜が降りている。
氷雪の少女──雪花ラミィは自らの魔法を全力で稼働させていた。
白銀ノエルのことは知っている。
重戦車染みた騎士。
その怪力がドラゴン一頭を振り回したことを知っている。
ダイフク──召喚獣は足止めだ。
ここで確実に仕留める。
動けないように全身を氷像へと凍てつかせる。
例年よりもペースの早いバトルロワイヤル。
原因は誰か定かではないが、血気に逸った者が多いわけではない。
多くはむしろ痛みを恐れているかのように消極的だった。
であれば、白銀ノエルのような一騎当千の猛者が暴れている可能性が一番高い。
……ラミィは自分の体力が限界に近いことを悟っている。
知らず、周囲の緊張を受け取っていたのだろう。
知性ある生物は概して共感能力が高い。
激しい運動はせずとも、誰かの襲撃を恐れ警戒している者を見れば、自ずと警戒を強いられた。
だからこの一戦が最後と定める。
これ以上の継戦は難しい。
ならば、眼前の強敵に勝つことにこそ全力を注ぐ。
「凍えて」
手を前に翳す。
「凍えて」
魔法の行使には不要な所作。
「凍えて」
だが、その所作は集中を繋ぐ。
「凍えて、終われ」
ダイフクを通しての知覚が、ノエルの大半を氷が覆ったことを知らせる。
全力で行使して今なお終わらぬ戦いに戦慄する。
本気だ。本気なのだ。
ダイフクに流れる魔力が過去最高であることを近くしている。
かつてないほどのペースアップ。
本気の全力。
それもアクセルをべた踏みにできる完全に有利な状況。
──だからこそ。
「あ、チャンス」
世界が震撼する。
僅かな
──その一撃に心底から恐怖した。
地面が震えヒビが走る。
覆っていた氷が砕け散る。
召喚獣が一撃で吹き飛ばされた。
「ダイフク!?」
大丈夫──そう声を続けようとして、膝が崩れた。
息が完全に上がっていた。
体が熱い。
眼に汗が染みた。泣いてもないのに視界がぼやける。
「今年の新入生は豊作だ」
白い息を吐いてノエルが歩く。
「疲れた。あと結構痛かった。でも、全力を出し慣れてないね。出力は高いけどべた踏みで危なっかしい。あ、貴女のことだよ。けど召喚獣も同じかな。どうにも殴り慣れていない」
熊が吼える。
けれどその咆哮には痛みが滲み、猛りを欠く。
断末魔に似ていた。
弱りかけと見て取れる。
「優しいんだね」
だからこそ、心に迫る。
のたうつような咆哮。
その根底には絆がある。
されど叩きつけられるのは薄ら暗い害意だ。
必ず、
必ず。と。
ダイフクが駆ける。
低空のぶちかまし。
ノエルはそれを受け止め、一切揺らがない。
がっぷり四つに組みついた。
「けど、いや、だからこそかな」
白い息を吐く。
寒波は引いた。
白銀ノエルが歩を進める。
「まあ、どうあれ、全力で行くよ」
熊の巨躯が人の体に押される。
小兵が巨兵を押しやる。
「とと」
挙句、片手で抑え込んだ。
騎士が空いた右手を握りこむ。
ダイフクが吼え、前のめりになる。
全体重を以てノエルを抑え込もうとするが、揺るがない。
ごっ、と。ノエルの拳がダイフクの顎をかち上げた。
ダイフクの重心が僅かに上がる。
左手を放し、握りこむ。
コンパクトな一撃が心臓に叩きつけられ、ダイフクの挙動が一時完全に停止した。
側頭部、肝臓、頬、みぞおち。
的確に急所を狙った打撃、計六発。
「ぃよし。これで私のつよつよ伝説に新たな一ページだ。熊殺し。渋くてカッコ良いな」
その六発を幕引きに、白銀ノエルは真正面から召喚獣を殴り倒した。
降参する? ノエルはラミィにそう尋ね。
ようとして直前に、背後からの奇襲と、真正面からの狙撃に気が付いた。
「あびゃ!?」
回避はムリゲーだった。
咄嗟に腕で頭部を守るものの、狙撃は腕をすり抜けた挙句、奇襲では腹を真横から蹴りぬかれた。
「あっ」
銃撃音を聞いた襲撃者その一──二刀の鬼、百鬼あやめがやっちまったとそんな表情になる。
すわ下級生の得点を漁夫っちまったと焦るが、蹴り飛ばした相手の城塞っぷりを思い出し落ち着いた。
「んー、残念だが、お主らも倒すぞ、下級生達。助けたわけじゃないから油断しないように」
蹴り飛ばした相手に注意しつつ、狙撃手に語り掛ける。
弾道からその位置は割り出している。
ついでに二発目を狙っている姿も既に視界に収めていた。
「ヤだなぁ、ホント。何で面倒な相手を二人、相手取らなきゃならないんだか」
ガタガタガタと白黒の少女、獅白ぼたんがグラウンドに姿を現す。
狙撃銃を持ちながら、今なお息を整えているラミィより前に出る。
「ヤなのは団長ですよ!! 新手のイジメですか!? イジメですねあやめちゃん!!!?」
うがぁーと蹴り飛ばされた騎士が元気良く吠えた。
「え、怖……何でまだ生きてるの? ノエルちゃん。脳天にぶち込まれたんじゃないの?」
「ついでに鬼に蹴っ飛ばされましたよね。それも無防備なところ」
「お腹は腹筋があるので無防備じゃないですー! 団長の筋肉がつよつよなだけです」
あやめとぼたんは視線を交わす。
無言の話し合いは「白銀ノエルの言い分は常人に当てはまらない」ということで決着した。
「ま、良いか」
あやめが二刀を抜き放つ。
鞘走り、鉄の擦れる音。
空気が一瞬でひりついた。
「この場から逃げて良いぞ、新入生。余は優先してノエルちゃんを狙う故な」
ただし。
「この場に居座るのであれば、うっかりやられることは覚悟するように。生徒会長との約束だぞ」
「あー! あやめちゃん! 二刀はズルくないですか!? 団長にはメイスを置いていくように言ったくせに!」
「ちょっと黙っててくれないか!? 余、ここキメてるところぞ! あと余は手加減のできる大和撫子だから良いの!」
「そんなこと言ってー。どうせオキニの子に良いトコ見せたいからでしょー! 気持ちはわかるけど、団長、それはズルいと思うなぁ!!」
「そんなことないもん。ノエルちゃんの言ってること余、よくわからないなー」
「さすがホロライブ。変なアイドルが多いところですね」
急に始まったコントにぼたんは脱力しながらツッコミを入れた。
「余は真っ当だぞ!?」
「団長も真っ当ですよ!?」
「……敵対している人の前で、コントを始めるのは……」
ラミィもそれに続く。
ここに新入生の息が合う。
その言葉に上級生は顔を見合わせ。
「コントかな?」
「後で確認しましょう」
「うん。……、!
(新入生の言い分が)
気を引き締め直し、2vs1vs1であることを確認する。
高まり直す緊張。
その最中にぼたんは背後のラミィへと声をかける。
「私が前で貴女が後ろ。召喚獣は要らないよ」
「わかりました。……ところで」
「敬語は要らないよ。同期だろ、私ら。私は獅白ぼたん」
「雪花ラミィです。よろしくね、ぼたんちゃん。……ところで」
「あと、私が勝っても油断するなよ。この二人の後は貴女だから」
「望むところです。……ところで」
「お。言ったな新入生。それは勝利宣言と取るぞ」
「余裕そうですね、ライオンさん」
耳聡い上級生はぼたんの発言を、その意図をしっかりとくみ取っていた。
乱闘とはいえ上級生二人、それも終盤にまで残る猛者。
この二人を相手に、勝利宣言ともとれる言葉を零す。
「まさか。負ける気が無いってだけですよ」
二人の視線からラミィを庇いつつより前へ。
気だるげに、獰猛な笑みを浮かべて。
「ただまあどうあれ。これだけは言っときますね。
──二度と私の前には立てない体にしてやりますよ、センパイ方」
狙撃銃をくるりと回して。
あからさまに挑発した。
戦意が高まる。
緊張が張り詰める。
バトルロワイヤル終盤。
およそ百五十名を蹴落としてきた猛者、四人。
頂上決戦だ。
──ここに、戦端が開く。
「……ところで」
「ん?」
「ぼたんちゃん。どうしてショッピングカートに乗ってるの?」
「……ハマった」
「一大事じゃん!? なんでその様で先輩を煽ったの!?」
「いや、降りれる。降りれるんだよ。でもさ、座り心地がスゲー良いんだ。あと絵面がアレ。
──キマってるだろ?」
「
……何でもありません。さっさと降りてください。じゃなきゃ貴女を凍らせて私も落ちます」
「ヤンデレキタコレ。いやごめん降りるから。寒いのは止めて」
「え。あれ、新手の乗り物じゃないん?」
「頭大丈夫です? どう見ても操作性最悪じゃないですか」
「いや、あんな自信満々だったら新技術の凄い乗り物かなって。思わんかったの?」
「確かにちょっと思いましたけど……。段差や傾斜で吹っ飛びそうだから流石に無いかなぁって」
「そうかな……そうだな」
「ところで」
「ん?」
「コントとホントをかけたギャグ。ウケませんでしたね」
「待って。今それ言っちゃう!?」
……。
──ここに! 戦端が!
開く!!!!!!!
他の気になる方々の描写は劇中の振り返り放送で言及します。
できたら良いな。
気軽にここすきくれると疾走します。