新世紀エヴァンゲリオン;零 作:碇シン・アスカ・ラングレー
え?もう午前1時19分?(投稿時間現在)
‼
………知らない天井だ。
息を吸い込んでみると、空気と混じった消毒のにおいがする。病院だ。
上半身を起こそうとすると、ズキンと頭に痛みが走る。
なんでここにいるんだっけ…ん…。 前の意識がある中での最後の行動を思い出そうとする
・ ・ ・
「エヴァ両機、パイロットとのシンクロ、問題ありません。」
「まさか一回目のシンクロで…しかもプラグスーツもなしに凄い結果ね…」
「エヴァ両機、発進!」
とんでもないスピードで打ち上げられている初号機。多分このL.C.L.という液体がGを吸収してくれているのだろう。それでもかなりの重さが体にかかる。
体にかかる重さが和らいだ時。
目の前に先程までいた街の風景が映し出される。
地上に出たのだ。建物を数個挟んで横には綾波レイの零号機がいる。
『シンジ君、無茶はしないでね。マップに表示されてるエリアまで行って。そこにライフルがあるわ。
訓練経験のない初号機は中距離から援護。零号機が前衛。正直テスト機の零号機が持つかわからないけど…やるし
かないわ。』
視界の右下に位置情報が表示される。
ミサトさんがいったエリアとはここのことか。
『シンジ君、まずは歩くことに意識を集中させて。』
歩く? …歩け…歩け…歩け…歩け。
機体の右足が前に出される。バランスを崩すまいと左の足も前に出す。
こうしてエヴァはゆっくりながらも歩行状態になった。
『レイ。ATフィールドの上からじゃマトモにダメージを与えられないと思うけど、初号機の援護まで中距離から時間を稼いで。』
『了解。』
最初に聞いた時と同じ。無機質で無感情な声だ。これから、この戦いで命の危険だってあるというのにひどく落ち着いている。
とりあえず、近くに敵はいないんだ。慎重に、慎重に。転びでもしたら大惨事になってしまうかもしれない。
転ばないようにしつつも少し急いで指定の場所に行った。
ビル並のサイズのコンテナで、中にはアサルトライフルのような銃が入っていた。
『ライフル』とはこのことだろう。
ライフルを取る。 多分これも歩くのと同じだ。 …取る…取る…ライフルを取る。
エヴァンゲリオンはその巨体ながらも器用にライフルを取り出した。
その時。
『使徒発見。戦闘を開始します。』
「無茶しないでよ。ピストルじゃロクにダメージ通らないし、近接戦はそれなりのリスクがあるんだからね。』
敵…! 敵が、『使徒』が近くに来たのだ。
綾波の零号機は…?
いた…。 奥に別のシルエットが。
あれは。 自衛隊などのであろう飛行機や車をバンバン撃ち落とした怪物。
あれと戦うっていうのか?いや、やるしかない。
「ミサトさん。準備完了です。どうやって射撃はするんですか?
『インダクションレバー、そこのレバーを引いて。それでインダクションモードに入るはずよ。
後は、ゲームみたいな感覚で敵を狙い撃つってこと。』
ゲームなんてなんて言われたって…
『レイが突入、シンジ君が援護!開始!』
一目散に零号機は目標に駆け出していく。
こちらは言われた通りにインダクションモードを起動する。
レバーで狙ってトリガーで撃つ。確かにゲームみたいなものだ。…操作方法などは。
決して味方の援護をする訳であって、零号機に当ててはいけないのだ。
さすがに一発流れ弾に当たったくらいで爆発四散する訳ではないだろうが。
身長に狙いを定めて…撃つ!
心臓の鼓動の高鳴りを打ち消すように猛烈な銃声を上げて銃弾が発射される。
「当たった…!」
『油断しないで!敵はATフィールドを持っているわ!』
ATフィールド…? …!? あれか!?
こちらの撃った銃弾はすべて巨大な多角形のバリアに阻まれていた。
そこに横からナイフを構えた零号機が突入してくる。
「あ…!バリアを…!」
『エヴァは使徒のATフィールドを無効かすることができるわ。シンジ君にはまだ無理だと思うから、一歩下がった
距離から援護して!』
バリアをすり抜けて使徒との近接戦闘に移行した零号機。
このまま終わるのか…?あっけなく…。
敵と味方の距離が近すぎて援護ができなくて、眺めているが…。
正直見た感じ、零号機が不利そうなのだ。
「ミサトさん!零号機が、零号機が圧し負けてますよ!」
『なんてこと!?あの使徒、たんなる戦闘型だけに、パワーもダンチって訳ね…!?』
正直、このままでは零号機は持たないだろう。ただなぜかモニター越しに見える綾波レイの表情はとても落ち着いていた。
先程からそうだ。死ぬとは思ってないのだろうか。
…。いや、死ぬのを怖がっていないのかもしれない。
このままじゃ負ける。援護しないと。だが、このライフルでは駄目だ。
ライフルを捨て、イメージすることで零号機に向かって走り出す
「ミサトさん!直接助けます!何か効果的な武器はありませんか!?」
『ちょっまちなさ…!しかたないか…、肩部ウェポンラックに【プログ・ナイフ】があるわ!それを使って!』
肩に武器がある。多分さっき零号機がナイフを取り出してたでっぱりの中の事だろう。
そこをイメージし…取る!
肩の部分が開き、中からナイフが出てくる。
「これだけ…か!!」
あまり威力があるようにも見えなかったのでだいぶ心細いがしかたない。
敵の手の爪のようなものと零号機は鍔ぜりあっており、押し込まれていた。
走る勢いを緩めず、そのまま使徒に体当たり。
しかしその攻撃は敵のバランスを崩すに至らず、反撃で逆の手がこちらに伸びてくる。
「う、うわああああああ!」
敵の手があろう場所を無茶苦茶に切りつける。
その一個が偶然敵に当たり、光る爪をはじき返す。
頼りないがこのナイフ無しに突っ込んでたら今の一撃でやられていたかもしれない。
手をはじき返したら、隙ありとばかりに何も考えずもう片方の手も切りつける。
それはしっかりと命中し、敵の手を手首から切り落とした。
自由になった零号機はそのまま体の中心にある紅い球体を刺そうとする。
が、直前で先程はじいた手に防がれる。
『…初号機、紅い球体がコアよ。そこを潰して。』
綾波からの通信は、それだけ。
コアというくらいで、綾波が狙い、僕に指示するのだからここが弱点なのだろう。
防いでくる手も残ってないので、ナイフでなりふり構わずコアを突き刺す。
そのまま何十秒経っただろうか。敵の力がなくなり、抵抗もなくなった。
零号機と交錯させてた腕もだらんと垂れている。
「倒した…のか…?」
しかし、緊張した空気は抜けない。しいんとしている。
そこで。「!?」
死んだと思った使徒がいきなりとびかかってきたのだ。
「うわあああ!」
ナイフを振り回すもそうなんども当たってくれるものではない。
敵使徒の体が輝き――。
・ ・ ・
あの後使徒はどうなったのさろうか。
どうして僕が病院にいるのか。
そんなことを考えているとあっという間にミサトさんが来た。
「大丈夫なの?あなた?」
「へ…?大丈夫…って?」
「あなた、戦闘の最後に何が起こったか覚えてる?」
「え…えーと…。確か、使徒が僕を掴んで、使徒が光って…」
「あの後、あの使徒は自爆したわ。」
「自爆…?」
「ええ、そうよ。あなたは爆発にモロニに巻き込まれたって訳。幸い命にかかわるような大けがはなかったけど、
衝撃で気を失ってたわ。だから、覚えてないのも無理ないかもね。」
「そう…ですか。」
「あの…ミサトさん、僕…勝ったん…ですよね。」
「最初の出撃であんなにやれたなら上出来よ。シンジ君、私も帰るとこだしこのまま
nervの部屋に連れてってあげよっか?」
「あ゛ハイ。お願いします。」
「でもいいの…?お父さんと一緒じゃなくて…」
「いいんですよ。そもそも――。
・ ・ ・
数時間後、シンジはミサトの家に帰宅していた。
サブタイトルは、別に初号機は一切被弾してないのに苦戦してんな―。と思って付けました。
次回も出るまでだいぶかかるかもしれないでう。
アスカ派って訳でもないけど彼女出てて来るとこまで行ったら本部上がると思う。
あとミサトさんちにシンジが住む流れはカットしました。すいませんorz
それでは
この作品以外の二次政策も書こうと思っていますがモチベの関係で多数を同時にすすめられないので、投票おねがいします。
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この作品のみに力を集中する!
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ガンダム(多分SEED系列)
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SAO(オリジナルストーリー二次)
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FE(キャラ好原作は未プレ多分オリ設定