俺がカイドウの息子…?   作:もちお(もす)

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誤字報告ありがとうございます!
誤字……気を付けて参ります…_(._.)_

ご感想を頂ける機会も増え、最近さらにモチベーションが上がってきております。
ご意見ご感想を下さる皆さまのおかげです!本当にありがとうございます…!!


レオヴァの考えと絵巻物語

 

 

 

 

 

 

───── 編笠武器工場にて

 

今日も今日とて武器作りに精を出す職人たちの様子をわざわざ見に来たレオヴァ様。

 

俺たちは付き人としてレオヴァ様に侍っているが、

この人は百獣海賊団の中でも類を見ないほどの“変り者“だ。

 

まぁ、そんな“変わってる“レオヴァ様の下で働きたいと言う者は多いのだが…

 

……もちろん、俺もその中の一人だ。

 

レオヴァ様の付き人になる為に

他の奴らよりも仕事量をこなし、努力を続けた……!

 

結果、今日の付き人という大役の座を手に入れることに成功したのだ。

 

 

そんな事を考え1人胸を張っていると

突然前触れもなく 背後から突風と背筋に焼けつく様なプレッシャーを感じて、思わず飛び退いた。

そして俺は首が取れるのではないかと思うほどの速さで振り返る。

 

 

「うおぉ!? き、キング様!?」

 

空から突如舞い降りて来た炎を纏う恐ろしい黒尽くめの男………キング様に 俺は動揺を隠せずに叫んだ。

 

しかし、キング様は俺になどは目もくれず

まっすぐに職人たちと話すレオヴァ様の下へと進んで行った。

 

…職人たちは昔の記憶があるせいか近付いて来たキング様に少し怯えているみてぇだった。

 

 

「…レオヴァ坊っちゃん」

 

「おぉ、キングか。わざわざ 村まで…どうしたんだ?」

 

「カイドウさんが宴をやる。

……おれは迎えに来た 」

 

「宴…? 報告は受けていないが……何かあったのか?」

 

「……レオヴァ坊っちゃんが編笠村付近の正式な元締めになったことの祝いだ」

 

「…もう5ヶ月以上前のことだぞ……?

宴をやりたいだけの気もするが

 ふふ……まぁ、父さんらしいか 」

 

「そういうワケだ。

レオヴァ坊っちゃん、すぐに行くぞ。

カイドウさんを待たせるのは良くねぇ。」

 

「ん、確かにその通りだ。父さんを待たせるのは悪いな…

 皆、すまないが、急ぎの用が出来た。

色々と話を聞きたかったが…また明日にでも顔を出させてもらいたい……構わないだろうか?」

 

「えぇ…!もちろんですよレオヴァ様!」

 

「ははは!カイドウ様との宴たぁ

…良かったですねレオヴァ様!」

 

「レオヴァ様の就任祝いとありゃ

 ぜひ其方を優先して頂きてぇ……!!」

 

「そうそう…! レオヴァ様はちと働きすぎですぜ?

しっかり休んで頂かねぇと、おれたちも休むのに気が引けちまうってもんです!」

 

「はっはっは!そりゃ違いねぇや…!

レオヴァ様もカイドウ様に会いたがってたじゃあねぇですか。

おれらは気にせず宴楽しんで来てくださいよ!!」

 

「皆、ありがとう。 それじゃあ、久々の父さんたちとの宴を楽しませてもらうとしよう。

皆も熱心なのは感心するが、決して休憩を忘れぬように…!

 では……行くぞ、キング。」

 

「「「レオヴァ様~!いってらっしゃい…!!」」」

 

職人たちの送り出す声を背にレオヴァ様はキング様の背に乗り飛び去って行った。

 

飛び去る間際に

『おれは行く、ここは任せた。

……頼りにしているぞ。』

とお声をかけて下さったレオヴァ様に報いるべく、俺は気合いを入れ職人たちと共に武器工場の運営に精を出した。

 

 

 

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───── 豪華な部屋へ続く廊下にて

 

 

 

「…レオヴァ坊っちゃん。ずいぶんと上手くあいつらを使えてるみたいでなによりだ…!」

 

「使えるってのは聞こえが悪いが……

キングに褒められるのは悪くないな 」

 

少年は黒づくめの男を見上げ微笑んだ。

黒づくめの男も表情は定かではないが、普段の刺々しい雰囲気はなりを潜めている。

 

きらびやかな装飾の施された襖の前へと二人が着くと

スッと静かに襖が開かれた。

 

部屋の中には豪華な食事が並んでおり、

中央には勇ましい顔立ちの大男が座している。

 

 

「思ってたよりも早ぇ到着だな、レオヴァ…!」

 

「あぁ、父さんを待たせる様な真似はしたくないからな

キングに急いで貰った。」

 

「そうか!! にしても久々じゃねぇか……!

たく、全然顔を見せに来やがらねぇで!!!」

 

「……3日前に一緒に飯を食べたと思うのだが…?」

 

「3日“も“前の話だろう…!!! 」

 

「……すまない…

父さんから任された仕事だと思うと、つい村の発展作業に熱が入って…」

 

「……なら仕方がねぇか…! ウォロロロロロロ~!!!」

 

 

 

「…カイドウさんチョロすぎじゃねぇか……?」

 

「……うるせぇぞ、クイーン…聞こえたらどうする……」

 

「いや、まぁレオヴァのアレも素で言ってんのもなかなかだが……」

 

「…黙っとけ………おれに振るんじゃねぇよ…」

 

笑い合い談笑する親子とそれを眺める真っ黒な大男とまん丸な大男。

奇妙な絵面だが、それを指摘する者はこの場所には存在しない……

 

 

 

「そういえば、 確か…武器の生産量も増えたと聞いたぞ。

やるじゃねぇか! さすがだレオヴァ!」

 

「ありがとう父さん…!」

 

「にしても、ずいぶん温いやり方らしいが

なんか理由あるんだよな~?」

 

「ただ、優しくしてるワケじゃねぇ。

クイーンの言う様に理由はある。」

 

「ウォロロロ…やっぱり理由があったか…!

  よし、話してみろ。」

 

「まず、オロチの推し進めていたやり方じゃ ワノ国の奴らは不満ばかり溜め、そのうち内乱が起こる可能が高くなる。」

 

「それは おれも考えていた。

だからこそ恐怖を植え付け 飢餓に喘がせ、反乱する意思を削ぎとるやり方を選んだ。」

 

「キングのその方法は素早く制圧するという意味では効率的で良いんだが…

……生気を失わせすぎるのは作業効率の低下に繋がるし、最悪死人が大量にでて人手不足になりかねない。

何よりワノ国の技術者がいなくなれば武器の製造…

そして何より重要な海楼石の加工技術が廃れる可能が出てくる。」

 

「廃れる…?」

 

「あぁ、技術を持ってる者が次の世代にその技術を教えなければ加工できる者がいなくなる。

劣悪な環境だと継がせようという意思を持つ者や継ぎたいと思う者が減るが

逆に良い環境を作れば自ら継ぎたいと意思の高い者が増え、継がせる者も進んで教えるようになる。」

 

「……合理的だ。」

 

「確かにそうだが……あ"ぁ"~めんどくせぇ~~」

 

「それに長期的に見れば善政を敷き支持を集めれば国の発展もしやすくなる。

例えば────」

 

その後、レオヴァによる説明という名のプレゼンテーションが始まり

カイドウの周りに酒瓶の山が出来るまで続いた。

 

 

 

「ア~~…要するにレオヴァはこの国を発展させてぇってことか」

 

「ん?まぁ、発展はさせて行きたいが…」

 

「なんだ?他にやりてぇことがあるなら言え

遠慮はしねぇ約束だろう…!!」

 

「……今後、この国の後ろ楯としてじゃなく

 父さんをこの国の支配者にしたい」

 

「えぇ!?  カイドウさんを?

 …カイドウさんが国の運営かぁ……」

 

「……運営はおれかレオヴァ坊っちゃんで良いだろ。

カイドウさんが直接支配することには賛成だ。」

 

「ウォロロロロロ…!

おれも後ろ楯で終わるつもりはねぇ……!

……だが、今はオロチが………“将軍“が必要だ。

そもそも、侍共は外から来た奴を簡単に担ぐような奴ァ少ねぇぞ」

 

「もちろん、それは解ってる。

だから“長期的に見た“方針を取ってる。

オロチにはこれからも好きにやってもらおう。

おれは民衆の支持を集める。

おれへの支持が高くなることはウチの海賊団への支持が上がることと同義だ。」

 

「……なるほど…悪くない案だ。」

 

「わかりづれぇな…」

 

 

顔をしかめるカイドウに懇切丁寧に説明を始めるレオヴァとキング。

その側でクイーンはおしるこを啜りながら相槌をうっていた。

 

 

──── そして、説明すること数十分

 

 

「ウォロロロロロロ……!!

レオヴァ!その作戦採用だ!!!

 国の事は任せるぞ。」

 

「任せてくれ。

父さんの望む“暴力の世界“で役に立てるような国にしてみせる…!」

 

 

「……長かったぜぇ…………」

 

「………てめぇは理解出来てんだろうな?」

 

「…そんなの10分目ぐらいで出来てたわ……」

 

少しげっそりしたクイーンとキングに気づくこともなく親子二人は語らいを続けた。

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

──レオヴァ元締め就任1年経過後の編笠村にて

 

 

はしゃぐ子ども達の声が聞こえる ある民家

暖かい光もれる寝室より愛らしく母親にねだる兄妹あり。

 

 

「かあさん! また “えまき“ よんでよ~!」

 

「せっしゃも!一緒にききた~い!」

 

「あなた達は本当にこの絵巻が好きね~」

 

「うん!だって “かいどうさま“も“れおう"ぁさま“も

すごいもん!いっぱい ききたい!」

 

「せっしゃ“きんぐさま“も好き!

強くて黒くてカッコいいでござる!!」

 

「うふふふ……じゃあこの絵巻読んだら寝るのよ?」

 

「「は~い!」」

 

 

 

 

 

───雪が積もる町の外れにて

       “影“を奪われたと騒ぐ男あり。

 

その男が言うには

尖った耳、そして大きな口には刺のような歯がある長剣を持った巨大な男に“影“を取られたそうな。

 

馬鹿げた話だと笑う町人達だが、その男を提灯にて照らし…本当に影がないと気づくと慌てふためく。

 

町人たちは雪をかき分け、都の役人に助けを求めた…… 瞬間である。

 

町外れから影を奪う恐ろしい巨体の男と数百を優に超える蛮族が現れ町を覆い尽くさんとした。

 

役人は戦うも 敵わないと気づくやいなや

直ぐに町人を置いてすたこらと走り去ってしまった。

 

瞬く間に巨漢率いる蛮族たちは町を荒らし…人々を痛め付け、全てを奪うと奇妙な嗤い声を上げながら去って行った。

 

傷だらけで動けぬ者や、材木の下敷きになっている者

 

皆……死を覚悟した。

 

 

その時である。

 

白き角を持つ勇敢な少年が部下を連れ現れたのだ…!

 

その少年はすぐに部下に町人たちの救出を命じ、自らも怪我で動けぬ者を介助し始めた。

 

勇敢な少年に町人たちは次々に感謝を口にし、少年の名前を問うた。

 

 

「拙者、レオヴァと申す者。

……この町の状況をみて感謝など受け取れまい…

…都の役人は何処へ……?」

 

「……役人は…逃げて行ってしまい申した……何処へいったのか…皆目、見当もつきませぬ……」

 

「……なんと…? 逃げたと?

町を守るべき役人が護るべき者達を置いて逃げたと申すか……!

なんと……なんと…不甲斐ない…!」

 

 

──レオヴァ様は町の惨状に心を痛め、義を通さぬ役人に怒りを露にされた。

 

すると、山の奥にて黒々とした煙が上がり空の星達を覆った。

 

町人たちは震え、先ほどの蛮族たちの仕業だと口々にもらす。

 

どうしようも出来ないと泣き崩れた女や子ども達の前に膝をつき優しき声色にて、レオヴァ様は 蛮族を必ず討つとお約束なされた。

 

レオヴァ様は一度、いと強き御仁…カイドウ様を呼びに戻ると仰ると部下に町人を護るよう命を下した。

 

黒い衣に身を包む 翼をたずさえた大男…キング様と

珍妙な眼鏡をかけた丸みの強い大男……クイーン様。

 

二人の部下はレオヴァ様の命に力強く返す。

 

 

ふたりの返事を受けると

きらきらと星の様な煌めきに包まれたレオヴァ様の腕は黄金の翼へと変わり、空高く舞い上がって行った。

 

 

町人がそれに驚き光を目で追っていると

 

突然大きな音と共に蛮族たちが攻めて来た。

 

 

レオヴァ様の強き部下たちは

迫り来る数百、数千の蛮族に立ち向かって行く……!

 

キング様は、炎を背負い空を舞う巨大な鳥獣へと姿を変え敵を素早くも的確に倒して行く。

 

クイーン様は、大樹を超えるほど巨大な偶蹄獣へと姿を変え、その口から摩訶不思議な光線を放ち敵を薙ぎ払う。

 

 

しかし、蛮族たちはいくら切り伏せようとも次々と現れ

ついに、親玉である 不気味な巨漢が現れた。

 

 

倒せど倒せど現れる蛮族と、恐ろしいほど強き 影奪う巨漢は次第にキング様とクイーン様を圧してゆく……

 

町人たちは恐怖に震え仏に神に祈りを捧げた。

 

 

その時、深き闇が支配する大空に

月よりも明るい輝きを放つ神々しい巨鳥

そして、さらに巨大な つぎはなだ色の勇ましき龍が現れた…!

 

勇ましき龍と神々しい巨鳥は蛮族どもに向かい進撃してゆくと人の形に成っていった。

 

なんと、この世のものとは思えぬ神々しき生き物は

カイドウ様とレオヴァ様であったのだ……!

 

 

カイドウ様は蛮族たちがワノ国を破壊したことにお怒りになると

力強く金棒を振り切り、影を奪う巨漢を一撃でふっ飛ばしてみせた。

 

 

いと強き御仁、カイドウ様の参戦により圧されていた事が嘘のように優勢へと戦況は変換していった。

 

 

レオヴァ様は町人たちの元へと降り立つと

二人の部下にカイドウ様の元へと向かうように命をお出しになられた。

二人は凄まじい勢いで前線へと消えゆく……

 

 

暗闇と激しい戦闘に不安が消えぬ町人達にレオヴァ様は優しく微笑むと

安心させるように震える町人たちを目映い光でおおって下さりながらも、前線から溢れた蛮族を軽々と倒す。

 

 

その熾烈な戦いは一晩中つづき……

 

 

─── 見事…! 百獣海賊団の勝利で終わったのだ!!!

 

 

だが戦いで荒れ果て、たくさんの人々が亡くなった鈴後の町は地図から消える…

 

…………筈であった。

 

 

しかし、レオヴァ様と編笠村の職人たちによって村は修復されたのだ。

 

復興までの日々、忙しい身を顧みず…たくさんの食料を携え様子を見に来て下さる慈悲深きレオヴァ様に皆心から感謝をしたのだった。

 

 

そして…!

凶悪な蛮族たちを退け平和を取り戻して下さったカイドウ様を 皆は尊敬の念を込め

 

─────【明王】と呼ぶのであった。

 

 

 

「……めでたし めでたし…

…あら?……ふたりとも寝てしまっていたのね…」

 

 

 

気持ち良さそうに寝息をたてる子どもたちを見て愛おしそうに微笑んだ母親は灯りを消し、共に眠りについた。

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

「いや、この絵巻可笑しくねぇか……!?

“珍妙な眼鏡をかけた丸みの強い大男“って誰だよ!?!」

 

「ハッ! まんまテメェのことじゃねぇかクイーン…!!」

 

「何処がだ!!!

イケメンでモテまくりのクイーン様に対してェ…!!」

 

「ウォロロロロロロ……!!

ずいぶん面白ぇモンが出回ってるらしい…!!!」

 

「レオヴァ…!

このおれの表現どうにかなんねぇのォ!?」

 

「それは……おれに言われても困るんだが…

……まさか絵巻物語にされるとは思わなかった…」

 

「なんだ?それが狙いであの時ゲッコー海賊団を鈴後に誘導したワケじゃねぇのか?」

 

「いや、鈴後に誘導したのは戦闘の被害を減らす為と

鈴後にある小さい村を取り込み、最終的に父さんをワノ国の護り神の様に魅せる為であって…

…絵巻物語にするためにわざわざモリアの部下を買収したわけじゃないんだ父さん……」

 

「まぁ、結果的にはこれは子どもの娯楽の1つとしてなかなか売れているようだし問題はねぇだろう。

……それにクイーンの件も完璧なイイ物語だ…フッ……」

 

「おい!!アホキングてめぇ!!!

今、嗤ったよなァ…!?

くそぉ……カイドウさんとか超絶カッコ良く書かれてんのにおれは…」

 

「所詮はガキ共用に書かれた話だろ!

気にするこたァねぇよ 」

 

「うぐぅ……カイドウさんがそういうなら……

……いやけどやっぱり気になるぜェ…」

 

「…兎に角、父さんを“明王“と呼ぶ者も増えてきたのはありがたい誤算だ。

絵巻物語になったなら子ども達にも自然に浸透させられるだろうしな…

今後も、編笠村を中心に商人たちと取り引きを重ね

“良い暮らし“が出来る民を増やして行くつもりだ。」

 

「レオヴァの考え通りに事は進んでるみてぇだな……

 …引き続き国内は任せるぞ。」

 

「あぁ…!

父さんに良い報告が続けられるよう試行錯誤を進めるつもりだ。」

 

「他のナワバリに手を出して来てるカス共はおれに任せてくれ!カイドウさん……!」

 

「クイーン……てめぇは時間がかかり過ぎんだよ…!

カイドウさん、任せてくれ。

アンタの掲げる旗がある島に手を出しやがったんだ…

 ……おれが地獄をみせてやる…!!」

 

「外のことは引き続き、キングとクイーンに任せる…!

 ウォロロロ! 好きに暴れてこい……!!!」

 

「ムハハハハ~~!!暴れてくるぜカイドウさん!」

 

「もちろんだカイドウさん。

カス共に生き地獄をみせてくる…!」

 

 

 

 

 

 




アンケート内容をメッセージにてご意見をいただいたモノを集計し、結果は次の投稿の後書きにて報告させて頂ければと思います!

思っていたよりもたくさんのご意見を頂き、嬉しさと驚きでいっぱいです。
ご協力くださりありがとうございます…!

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