時間は巻き戻り、百獣海賊団による残滅作戦が開始していた頃。
数ヶ月前から決まっていたドレークとササキの訪問に慌てる1人の“社長”がいた。
「お、お、お前たち~!!!
歓迎のパーティーの準備は完璧なんだろうなぁ!?
酒と、女と……あと何が必要だ!?」
「「「おち、おちつ、落ち着いて下さいワポル社長!!」」」
「お前達も落ち着けぇ~!?」
全員があたふたと忙しなく動く様は、正直マヌケである。
しかし、このワポルと呼ばれた社長こそ。
今、世間の話題を何かとさらっていく百獣海賊団と深く強い関係を結んでいる…と自称している男なのだ。
深く強い関係と言うのはあくまで自称ではあるのだが、ワポルが百獣海賊団と繋がっているのは事実である。
そんな、ワポルと百獣海賊団の出会いは運命だったのかもしれない。
ワポルは麦わらのルフィに敗れて吹っ飛ばされた後、街を自分の食料の代わりにし、好き勝手に食い散らかしていた。
食べてしまうと言うと一般の人間には少しイメージしづらいかもしれないが、言い換えると街の所有物や他人の家等を破壊し、自分の物にしていたのだ。
こう説明されれば、その暴挙がどれ程のものかは想像に容易いだろう。
そして、そんな事をすれば通報され逮捕されてしまうということも、もちろん想像に容易いはずだ。
結果、ワポルは駆け付けた海軍により連行されてしまう事となった。
言わずもがな、自業自得である。
「お、おれ様は王だぞ!?
こんな事をしてただですむと…んごばッ!?」
柵に引っ付いて見張りに凄むワポルだったが、モップで顔面を叩かれノックアウト。
あまりにも理不尽すぎる扱いに、ワポルの心は簡単に折れてしまった。
一応、この見張りの海兵の名誉の為に付け加えるのならば、ワポルは海賊歴があり、更には連行前も街を破壊した犯罪者である。
そんな男が『自分は王なのだからだせ!』『不敬罪で打ち首にしてやるぞ!?』と2時間以上喚いていたのだ。
側にあるモップで2、3発殴った彼の行動は咎められるべきものではない。いや、寧ろ褒められるべきだろう。
そんなこんなで絶望の留置場生活を暫く続けていたワポルだったが、ついに脱走を試みる。
海軍の軍艦が島で補給をしたタイミングを見計らい、油断しきっていた海兵から逃げ出したのだ。
ワポルは走った。
この時、人生で一番の全力が出ていたに違いない。
「待て~!」
「止まらないと撃つぞ!?」
「ワポル、動くな!!」
「ハァッ…ハァッ……捕まってたまるか~!!」
ぞろぞろと何十人もの海兵が後ろを追ってきて、何発かの銃弾がワポルの体を掠める。
それでもワポルは走り続けた、絶対にもう檻には入りたくないという一心で。
しかし、ワポルの体力は無限ではない。
いや寧ろ、少ない方である。
どんどん自分の息が苦しくなってきている事に気付いたワポルは焦った。
だが、足を止めるわけにはいかない。
そんな時だ。
目の前に砂浜で夕陽を眺める1人の男を見つけたのだ。
次の瞬間ワポルの脳はフル回転した。
この男、悪知恵においては頭ひとつ抜けているのである。
すぐに目先にいるあの男を捕まえ、人質にしようと企んだのだ。
ワポルは進んだ、一直線に男の下へ。
「ま~はっはっは!ゲホッ…
ゼェ、そこのお前!!ハァ…おれ様の!ハァ…盾になれ~!!!ゴホッ…ゲホッ!」
息も絶え絶えに叫ぶと、ワポルは隠し持っていた銃を男へ向け悪い笑みを浮かべた。
「……ほう?
突然現れて盾になれとは、面白い事を言うんだな。」
にこりと綺麗に微笑んだ男をワポルは見上げた。
……そう、見上げたのだ。
ワポルの身長は207cmだ。
これは一般人から見れば、決して小さい方ではない。
事実、追ってきている海兵はワポルより小さい者ばかりだ。
そんなワポルが見上げなければならない、この男。
かなり身長が高い方なのだろう。
それに良く見れば着ている洋服も高級そうだ。
白のレースアップシャツに細かい装飾のある革ベルトを腰にゆるく巻いており、そこには一本の刀がさしてあった。
レースアップシャツは良く見かける服であった為にワポルは気付かなかったのだが、男へ近づけば色々と普通とは違う所が目に入った。
まず、革のベルトに施されている龍の装飾は“パライバトルマリン”という希少かつ高価な石を使っている。
次に腰から下げている“刀”だ。
ワポルは剣は多少知っているが、“刀”は良く知らなかった。
そんなワポルでさえ、ヤバいと感じる“刀”をその男は腰から下げていたのだ。
ワポルはダラダラと冷や汗を流した。
だが、引くわけには行かない。
今ここで諦めたらまたあの地獄に戻ることになるのだ。
覚悟を決めて、ワポルが銃を上へ向けた時だった。
軽い衝撃の後なんの音もなく、気付くと銃が消えていた。
「……へ?」
あまりにも間抜けな声をワポルが上げると、目の前の男が微笑みを浮かべたまま手を開く。
すると、砂浜の上へ画用紙をぐしゃりと丸めたかのような物体が落ちていった。
ワポルはそれを眺めた。
体感ではかなり長く見つめていた気がしたようだが、実際は3秒ほどである。
「……ん?え?
ま、まて……え?これ、これは、おれ様のじゅ、銃??
どういう、え?あり、あり得……」
「すまない、大切なものだったのか?
だが、おれも急に銃を向けられて驚いたんだ。
……今は休暇中だ、騒ぎを起こしたく…」
男が優しくワポルに声をかけていた時だった。
「わ、ワポルっ!!」
「はぁ…はぁ……や、やっと追い付いたぞ!」
「そ、その市民から離れろ!」
「もう…ゼェ……に、逃げ場はないぞ!」
顔を真っ青にし、ワポルは後ろを振り返った。
息をきらした海兵達がついに、自分に追い付いてしまったのだ。
「……人違いじゃなく、やはり本人だったか。」
ワポルの後ろで男が嬉しげな声をあげていた。
しかし、そんな事に気付ける余裕はワポルには残っていない。
終わった…と絶望したように砂浜にへたり込んだワポルの肩に男は優しく手を乗せた。
「…な、なんだ…?」
「困っているんだろう?
実はおれは今、使える人材を探しているんだ。
もし、お前がおれの為に働くなら……助けよう。」
「ほ、本当か!?
もちろん、もちろん部下になってやるとも!!」
この時、ワポルはこう思っていた。
『部下になると言いこの場をしのいで、後でトンズラこいてやるぜ!』と。
だが、すぐにこの思考は消し飛ぶこととなる。
砂浜に転がる真っ黒な海兵の死体を見たことによって。
「……え??」
「よし、では行こうか。
確かワポルと呼ばれていたが、そう呼んで構わないか?
おれはレオヴァだ、好きに呼んでくれ。」
にこりと微笑んだレオヴァにワポルの思考が更に混乱する。
先ほどまで、そこには何十人もの海兵が迫って来ていたのだ。
それが、自分が部下になる!と宣言すると同時に一瞬でいなくなった。
いや、いるにはいるが。真っ黒なあれはもはや人間とは呼べない。
ワポルはガタガタと震え始める体を必死に抑えながら、言葉を紡いだ。
「レ、レオヴァ様、よろ、よろしくお願いします!!
こ、このワポル!ぜん、全力でっ…働かせて頂きたく思います!!」
「ふふ、そんなに張り切る必要はない。
では行こうか、やって欲しいことがある。」
こうして、ワポルはレオヴァと名乗った男に連れられ百獣海賊団のナワバリへと向かうのであった。
その後、ワポルは研究が好きだと言うレオヴァから血液やら細胞やらと
一体、何に使うのかと首を傾げたが、下手な事を聞いて怒らせてはならないと言葉を呑み込んだ。
レオヴァ自身も怖いが、一番怖いのは“その部下達”である。
彼は穏やかで怒ることなど滅多にないのだが、いつも側にいる部下達は違った。
少しでもワポルがレオヴァに失礼な態度を働けば、血走った目で睨み付けてくるのだ。
特にあの“ジャック”とかいう男は格が違う、睨むどころか殺そうとすらしてくる。
その時の記憶を思いだし、ワポルはぶるりと体を震わせた。
そうやって暫く“
働き手として連れてこられたが、やるのはレオヴァの研究の手伝いという名の血液や細胞の提出。
それとたまに能力を見せて欲しいと言われて、専用の部屋で力を披露するくらいしか仕事がないのだ。
ワポル自身、働き詰めなど大嫌いであるが、何もする事がないのはそれはそれで退屈だ。
結果、ワポルは自分でオリジナルのオモチャを作り、1人で遊ぶという、端から見るとドン引きな行動に出てしまった。
しかし、これはレオヴァを大いに喜ばせた。
そのオモチャの作り方を知りたがるレオヴァへ、能力でこういう風に作ったのだと語れば、彼は盛大にワポルを褒めちぎった。
久々に感じる高揚感にワポルは鼻高々に全てを語った。
いかに自分が凄いのか、このオモチャの構想や作り方、他にもこんなオモチャを考えているなど。
何時間にも渡る自分語りをレオヴァはずっと笑顔で聞いていた。
そして、全てを語り終えた時。
レオヴァの口から予想していなかった言葉が出たのだ。
「素晴らしい構想だ、ワポル!
おれとしても新しい貿易の品に玩具は是非増やしたいと思っていた。
それに先ほど話していた玩具の案も、斬新かつ優良なアイディアだ。
新しい事業として立ち上げても良い、そう思えるほどにな。」
「ほ、本当か!?……あ、いや、本当ですか!
てっきり、オモチャなどと馬鹿にされると…」
「何を言うんだ、ワポル。
玩具とは子ども達の成長には必要な物だぞ?
親目線で見たとしても、1人遊びに使ってくれれば育児の助けになるし、仕事でなかなか会えない親がいればその玩具をプレゼントすることで子どもとのコミュニケーションが取れるきっかけにもなる。
それにコレクション性を持たせれば、大人もハマる場合だってあるんだ。
さっき、お前が話してくれた事は有意義なものばかりだった。馬鹿になどするはずないだろう?」
「レ、レオヴァ様っ……!!
そんなに!おれ様のことを!!」
感動に目に涙をためているワポルだったが、少しレオヴァの雰囲気が変わる。
「……だが、事業として立ち上げる前に。
お前には償ってもらわなきゃならねェ“罪”がある。」
「え"っ…?
つ、罪なんてそんな!?
おれ様は本当に大人しく仕事を……」
「違う、ワポル。
ここに来るもっと前の話だ。」
「も、もっと……まえ?」
「そうだ。
お前はおれの“本当に”大切な部下達に死ぬほど辛い思いをさせてる。
そんなお前になんの罰もなく、“地位”を与えるわけにはいかない。
……医者を、追放したのを覚えているか?」
「っ……!?」
レオヴァの言葉でワポルの忘れていた記憶が甦る。
一気に顔色が悪くなったワポルを見てレオヴァは思い出した事を察したのだろう、その場から立ち上がってしまった。
「覚えているようだな。
では、明日の10時に談義室で。」
「そ、そんな……!」
待ってくれ!という言葉はワポルの口から出ることはなかった。
そして、時は現在へ戻る。
今、こうしてドレークとササキの訪問にてんやわんやしていると言うことは、ワポルは“罪”を許されたのだろう。
それが、どんな
「うぐ…だ、駄目だ!!
どんなに準備しても不安だ~!」
「「「わ、ワポル社長っ!」」」
頭を抱えてしまったワポルに、周りにいる社員達は心配そうに駆け寄った。
そして、必死に大丈夫ですよ!と励ましていると、カツカツとヒールの音がロビーに響いた。
「もう、アナタったら…
こんな所でもじもじしてたってしょうがないでしょ?」
「マネッテ!!
おれ様、不安で…不安で!」
ワポルがマネッテと呼んだこの女性こそ、百獣海賊団元ギフターズであり現社長夫人である。
少し目元はキツイが、それを差し引いてもなお目を引く美人であり、スタイルもモデルのように整っている。
そんな美人がワポルを落ち着かせようと優しく頬を撫でる光景は、さながら美女と野獣である。
が、この夫婦は会社では有名なおしどり夫婦なのだ。
この二人の馴れ初めもまた、会社では有名な話なのだがここでは省略させて頂こう。
「大丈夫よ、アナタ!
今日いらっしゃるのはドレーク様とササキ様でしょう?
アナタの苦手なジャック様じゃないんだし。
何よりお二人は幹部の中でもとびきりお優しい方々よ?
何度も会ってるし、知ってるでしょ!」
「そ、それはそうだがなぁ……」
「もう!そうやって、うじうじしないの!
前から頑張って準備したんだし、大丈夫よ。
それに、私だってついてるじゃない?」
マネッテは女神のように優しくワポルに笑いかけた。
「ん!そうだ!!
おれ様にはマネッテも!お前達もいる!
よ~し、接待頑張るぞぉ!!」
「「「ワポル社長!その意気です!!」」」
「アナタったら…確かに接待だけど、それ言葉に出しちゃダメよ~?」
苦笑いするマネッテの横で、ワポルは社員達と共に気合いを入れるのだった。
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高級感のある長机の上には大量の食事と酒が並べられており、その部屋はきらびやかさを代表しているかのようであった。
だが、そんな場所にいるワポルの内心は死刑囚のような心情であった。
それは、何メートルも先に座っているササキとドレークが原因だ。
と、言ってもササキに関しては酒と食事を楽しんでいる素振りがある為、正しくはドレークが心労の原因である。
酒にも食事にも手を付けず、ドレークは社長婦人であるマネッタから受け取った書類を睨み付けるように読んでいた。
この書類は今年の売上げやら本社での生産履歴に、取り引き相手などなど…と謂わば一年の集大成と言えるものだ。
ゴクリ…とワポルが緊張で唾を飲み込むと、ゆっくりとドレークの視線が此方へ向けられた。
「事業は安定しているようだな。
ウチのナワバリ内での店舗拡大も進んでいる……これは良い結果と言えるだろう。」
「あ、ありがとうございます!!」
机に頭をぶつける勢いで礼を述べたワポルにドレークは言葉を続ける。
「この玩具と3種類の合金の需要は上がって行っている。
…レオヴァさんは、お前の提案した新しい事業にも手を貸してやっても良いそうだ。」
「おぉっ!」
嬉しさと興奮から前のめりになっていたワポルだが、突然の寒気に、とっさにササキの方へ顔を向ける。
先ほどまでご機嫌に食事を楽しんでいた筈のササキが微かな殺気を漂わせながら、懐から書類を取り出して机へ投げ捨てた。
「ドレークが今、レオヴァさんの意向を伝えたが…
それはお前の身の潔白が証明されたらの話だぜ。
その書類見てみろ、色々書いてある。」
急いで社員がササキの下から書類を受け取り、ワポルへと手渡した。
そこに書いてある内容を見て、顔を真っ青にしたワポルはすぐに弁明をしようと口を開く。
「こ、これは!
著名人が集まるただの食事会に呼ばれた時のもので…!」
「へぇ…?
じゃあ、そこに海軍のお偉いさんがいるのは知ってたのかよ?」
「えっ……いや、それは…知っ…りませんでした。」
ワポルが返事を返した瞬間だった。
ササキが拳を振り下ろすと、高級感のあった長机の半分ほどが木片へと還った。
誰一人声を出せず、ただササキから目を離せずに冷や汗を流している。
「おい、ワポルだったか…?
テメェ、この場で嘘を吐くってのが“なにを意味する”のか分かってるよなァ?
今日、おれ達はレオヴァさんの使者として来てんだ。
そのおれ達に対する嘘は“レオヴァさんへの嘘”だ。
……裏切りは許さねェ。レオヴァさんのメンツに泥を塗ることもだ。」
息が苦しくなるほどの圧だ。
そこにいる全員が体の震えを止められずにいると、黙っていたドレークが口を開く。
「落ち着け、ササキ。
まずは確りと話を聞こうじゃないか。
内容によっては、今回の件を裏切りとはしないとレオヴァさんから言われてる。
……ワポル、ここからは良く考えて発言することを勧めよう。」
ドレークがそう言うと、放たれていた圧が少し軽くなる。
腕を組み、椅子に深く腰掛け直したササキは顎をしゃくってワポルに喋るように促した。
こうして、ワポルの命運をかけた申し開きが始まったのだった。
──────────────────────────────────────────────────────────────────────
帰路についていたドレークとササキは、トランプで暇を潰していた。
「にしても、あのワポルとかいう野郎……調子の良い野郎だぜ。
あぁいう奴はすぐに手のひらを返す、間違いねェ!
……っと、“Jバック”だ。」
「それは同感だ。
まぁ、レオヴァさんも分かっていて泳がせることにしたんだろう。
実際、奴は意外と会社の運営の才能はあるらしいからな。
……スペードの5で“縛り”だ。」
「え"…ここでスペード縛りかよ!?だぁくそ、パス!
…つーか、会社の経営ならレオヴァさんがやれば良いんじゃねェか?
実際、働いてる奴はほとんどウチの奴らなんだしよ。」
「ササキ…これ以上、レオヴァさんの仕事を増やしてどうする。
ワノ国の統治に貿易での取引から新しい品の開発や工場の運営、遠征先の選定やナワバリ関係の指示出し……はぁ、上げたら本当にキリがないぞ。」
「あ~……確かにな。
それじゃあ、一応あの野郎にも使い道があるってワケか。」
納得したように頷きながら、ササキはテーブルにトランプを出してゆく。
「そういう訳だ……よし、“革命”。」
「ハァ!?このタイミングで“革命”かよ!」
「フフ、返せるカードはないだろう。
元々、4枚揃っていたのは6だけだった筈だからな。
ジョーカーはさっき使っていただろ?」
「ぐっ……いちいち覚えてんのかよ!
あ~、二人で“大貧民”なんかやるもんじゃねェなァ……」
諦めたような声色にドレークは思わず笑みを溢すのだった。
───麦わら帽子の少年が旅を再開する日は近い。
ー補足ー
[TOYSHOP-ワポール-について]
原作では新世界編の扉絵にてバクバクファクトリーやらワポル財閥やらになってミス・ユニバースと結婚していたが、この世界線では大規模TOYショップの社長に(レオヴァの助力で原作よりも早く店は展開した)
“南の海”の百獣海賊団のナワバリに本店を持ち、そこの管理などをワポルはしている。
世界中にある百獣海賊団のナワバリにはこのTOYショップのチェーン店があり、そこで働くのは百獣の部下達(戦闘が得意でない者達)が大半である。
ナワバリ以外の島にもTOYショップのオモチャは普及しており、それらは百獣海賊団に貿易を仲介してもらうことで入手可能。
実質、百獣海賊団の貿易ラインナップの1つとなっている。
販売しているオモチャは子ども用の人形や変身グッズ、おままごとセットなど多岐にわたる。
他にも大人のマニア向けのフィギュアや模型も販売しているのだが
“ワポメタル”は使用されておらず、“絡繰魂メタル”という合金を代用している。
(この工場ではワポメタルの製造はされていない)
[ワポルについて]
ワポル:TOYSHOPワポール、現社長。
元ギフターズである“マネッテ”と結婚し、新婚生活を楽しんでいる。
部下として連れてこられたが正式に百獣海賊団に加入してはおらず、外部の協力者という扱いに。
ナワバリを1つ任され、工場と共に管理するのが仕事。
レオヴァからミッチリ管理についてしごかれたので、管理しているナワバリや工場はホワイト環境。
ワポル自身、周りから慕われ敬われているので今のやり方悪くないな!と思っている。
レオヴァ:例の新合金を手に入れる為にナワバリに軟禁していた(ワポルは軟禁されているとは思っていない)
血統因子も手に入れたし、“ワポメタル”の作り方も分かったので用済みだな……と思っていたがワポルのオモチャの発想や経営計画力には目を見張るものがあると思考を切り替えた。
が、部下達が嫌がればクイーンと協力してワポルは“製造機”に改造する予定だった(設計図までは作っていた)。
現在、人造悪魔の実を数人の部下に食べさせてある。(その部下は獣人島に出来た工場に勤務中)
部下達:死ぬほど恨んでいたが、10年近い百獣での生活である程度恨みが薄れていた事と、あの馬鹿がカイドウ様やレオヴァ様の役に立つなら!と許すことにした。
カイドウ・レオヴァへの忠義>[越えられない壁]>>ワポルへの恨み
ジャック:一度レオヴァにナメた口を利いたので軽く殴り付けたら、ワポルが死にかけた。
殺そうとした訳ではなく指導のつもりだったのだが、ワポルとの実力差が有りすぎた為に半殺しに。
殴られたワポルより、ジャックの方がビックリである。
(ジャックからすれば、レオヴァの大切な“被験体”を壊しかけたので気が気ではなかった)