裏路地の迷い道   作:ライドウ

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オヌリス様、キャラクターの応募ありがとうございます!

これまたざっと見で書いているので口調や性格などが違うかもしれません!

もし違いがあったようなら、イヌワシが腹を切ってお詫び致します!

イヌワシ「なんで俺!?」


獅子神楽の神聖女

これは少し前のお話。

 

「もういいです!こんな生活はもうコリゴリです!」

 

「楓さま?どこへおゆきになられるのですか?」

 

楓「どこか遠いところです!着いてこないでください!!」

 

そう言って、神社から飛び出したのはいいものの…

全くもって無計画で飛び出してしまったため、着物と羽織のままで出てきてしまった。

 

しかも成長期が止まって、もう半ば諦めている身長のせいでどこへ行っても子供扱いであしらわれる。

 

楓「はぁ…これからどうしよう。」

 

そんなことを考えつつ、裏道へとはいると。

 

楓「は…えっ。ここ、どこ!?」

 

見事に魔境である裏路地に迷い込んでしまった。

 

======

 

楓「うー…分身に変化させて調べてもらってるけど…」

 

存在を極限まで希薄にし、分身を呼び出しさらに鳥に変化させて裏路地中を調べて回っているのだが。

 

楓(明らかにおかしい。上から見た時の面積と比べで異常なほど大きい。)

 

空から見た自分のいる裏路地は、本当に小さな細道程度しかない。なんならすぐそこに出口がチラホラと見受けられる。だが、今自分自身の視界にはネオン煌びやかで薄暗く、不気味なほどの道が続いている。それに裏路地に飛ばした自分たちの分身たちも、未だに同じ光景を見続けている。

そんな集中しているところに。

 

「…ここら辺だと思うんだが。」

 

「本当なんすか?ここさっきも見ましたけど誰もいなかったじゃないっすか。」

 

「まーま、兄貴の行くところが俺らの行くところだ。ほれ調査するぞ。」

 

黒づくめの服装の男が、スキンヘッドの男をリーゼントヘアの男を引き連れて、楓のちょうど目の前にたった。

身長は176cmぐらいだろうか、顔は童顔で優しげな雰囲気だ。

 

楓「あ、あの!」

 

「うおっ、びっくりした。」

 

存在の希薄さを元に戻し、その男に声をかける。

スキンヘッドの男とリーゼントヘアの男は即座にそれぞれの武器である鉄パイプと拳銃2つを構える。

しかし、目の前の男が手を上げると顔を見合せ武器を下ろした。

 

楓「あの、その…ま、迷ってしまって…」

 

「マヨイか…自分の家の帰り道は分かるな、それをイメージしながら「その、家出中…で」…あー、そういうことか。」

 

頭をガシガシと掻きながら、スキンヘッドの男とリーゼントヘアの男に声をかける。

 

「裏路地にホテルとか託児所ってあったか?」

 

「兄貴が知らねぇんじゃぁ、俺らも知らねぇです。」

 

「団地ならあるんですがね、こんなガキを一人暮らしにするのはすこし。」

 

「…やっぱり、警察に来てもらって家に返した方が」

 

楓「あ、あの!わ、私。何かをできるわけじゃありませんが、で、できる限りの事はします!だ、だからどうか!」

 

そこまで言ったところで、わかったわかった。という言葉と共に頭を撫でられる。

 

「俺は、ユウジ。ハゲがイヌワシ。リーゼントがイワモリ。俺たちは獅子神楽っつう組織を持ってて、この裏路地に迷い込んだヤツらを帰りてやる活動をしている。お前の能力はこの裏路地のマヨイ捜索に役立つみたいだからな。ただし、働かざる者食うべからずだ。分かるな?」

 

楓の視線に合わせてしゃがみ、目を合わせるユウジ。

その目は鋭く怖いものだ。

だけど、

 

楓「はいっ!よろしくお願いします!ユウジさん!」

 

イヌワシ&イワモリ((あれ、俺らは?))

 

ユウジ「よし!イヌワシ、イワモリ!アジトに帰んぞ。」

 

イヌワシ「あ、はいっす。」

イワモリ「俺らは?」

 

=======

 

ユウジ「なんてことがあったなぁ。」

 

棒付きアメを口に含みつつ、隣にいるネコに話しかける。

現在、ユウジたちは休暇中。しかし、イヌワシとイワモリは両方とも現在飲みすぎで自室ダウンしている。

 

「でもその後、しっかりと面倒見てくれたじゃないですか。」

 

ユウジ「…まあ、な。今じゃ、楓の能力がねぇと裏路地の調査とマヨイの捜索。別組織の諜報活動なんかも手が足りなくなってきたからな。」

 

隣の猫がいつの間にか、楓に変わっていた。

あの時幼かった楓はその後成長し、透き通る程の白き肌に絹よりも滑らかな長い黒髪、虹色に輝く瞳と甘い花の香りを纏い、嫉妬心すら沸かせない美貌を誇り、着物に羽織を纏った傾注傾国の乙女と言わんばかりの美貌を手に入れていた。(背は小さいままだが)

それに真っ先にマヨイに対応することも多くなったために1部の裏路地の住民からは、【獅子神楽の神聖女】とまで呼ばれ始めている。

 

楓「今度、駅前にできたスイーツ店ができたらしいので行ってみていいですか?」

 

ユウジ「ああ、だが。表で問題は起こすなよ?町内会のおばちゃん部隊が飛んでくる。」

 

楓「はーい!」

 

堅苦しい実家から飛び出した楓。

少なからず、彼女は裏路地に居場所をみつけだし、幸せを見出しているのであった。

 

 

 




これでいいのか?

そんなことを考えながら、切腹用の刀を研ぐ…
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