喫茶「アインドゥ」
裏路地にある(以下略。)
女の子垂らしのリュウが経営するこの喫茶店には1人の店員がいる。
ワンオペの店かと思いきや普通に店員を雇っているあたり、アインドゥの景気はそれほどいいということだ。
まあそんなことは置いておいて、その店員の名前はタチバナ。獅子神楽の女性陣の中でもかなりの美貌の持ち主だが、1部の男性構成員にしか人気がない店員だ。
ユウジ「まあ、そんな性格なら1部にしか需要はねぇなぁ。」
コーヒーを片手に死んだ目で、その店員とモブと言える覆面サングラスをした一般男性獅子神楽構成員(脱糞はしないよ)が
「ほらもっといい声でお鳴き!!」
構成員M「ぶひぃィィっ!!」
目の前で繰り広げられる自分の組織の末端の痴態と、獅子神楽でも指折りの実力者である暗殺拳の使い手のそれに目のハイライトを消しながら目の前のマスター…リュウをみる。
リュウ「あはは、ほらタチバナ?そろそろ、ね?」
タチバナ「あっ…う、うん。」
先程までの覇気すら感じる怖い笑顔から一転、顔をほんのりと赤くし可愛らしい仕草と表情でそそくさと仕事に戻るタチバナ。
それを見たユウジは顔を見たことがないような不思議な顔をし、ニコニコと笑顔になっているリュウにチラリと視線を向けた。
ユウジ「これだからなぁ。おい、俺のコーヒーに砂糖でも入れたのか?」
リュウ「え?入れてないよ?そんなに甘いの?」
ユウジ「違うそうじゃない。とっとと爆ぜろコノヤロウ。」
左手で中指を突き立て睨みつける。
ああなるほどねというニンマリとしたいい笑顔を浮かべる。
ユウジ「しかし、一体いつの間にタチバナをたぶらかしたんだ?」
リュウ「んーナインヘッドシャークとの抗争の時かな。」
ユウジ「随分前だな。まあ、そのおかげで護衛部と裏路地調査に大いに助かってるが。」
そういいながら、ユウジはコーヒーを啜る。
事実彼女はかなりの変人だが、他の護衛部と裏路地調査部の構成員と比べてかなりの成果をたたき出し、アインドゥに居座ることを許可している。
事実、彼女の能力…『 模写&改造』とその殺人拳との相性のおかげか本当の強者しか入れず、ユウジにスカウトされることでようやく入れる”戦闘部”からスカウトするかの提案すらきたまでだ。
リュウ「まあ、護衛に関してはこっちもかなり助かってるね。タチバナのおかげで輸送中に盗まれるなんてことは減ったからね。それに可愛いからね、」
ユウジ「最近、輸送に問題がないのはそういうことか。…この際、タチバナ1人に落ち着いたらどうだ?」
リュウ「やだね、かわいい女の子がいたらナンパしろっておじいちゃんから教えられてるから。」
ユウジ「そんな教えは忘れちまえ。」
また見たことの無い渋い顔になってリュウを睨みつけるユウジであった。
タチバナ(かわいい…えへへ、リュウ君に可愛いって言って貰えちゃった。)
構成員M「あのーすみません。そろそろ任務あるんで…」
タチバナ「誰が人の言葉を喋っていいと言った?この豚が!!」ゲシッ
構成員M「ぶひぃぃぃいいいっ!!」(ありがとうございます!)
これでいいのかな?
いいのかな?!
ちなみに構成員の表記に間違いはないし、深い意味は無い。
…普通はAだろうって?
逆にこう考えるんだMでもいいじゃないか。と
ちなみにナインヘッドシャークは今もまだ残っています。