『慶君。ちょっと来てくれ』
GBNにて、フォース・ビルドライジングを結成した翌日。ガンプラの箱でのバイト中、國弘に無線で呼ばれた青年はレジエリアへとやって来た。
「國弘さん、何かありましたか?」
「あぁ。昨日、俺達がエントリー申請をした新参向けフォースイベントの事なんだが、対戦相手が決まったぞ」
「えっ、早くないですか?」
僅か1日で対戦相手が決まるあたり、GBNのマッチングシステムも優秀である事が伺える。
「GBNじゃあ日常茶飯事だし、これくらい当たり前だ。5日後、対戦するフォースの名前が『ブローセント』と分かった。まだ結成して間もないが、既に所属するダイバー全員のランクが『C』になってる。今回の初陣に向けて、かなりの特訓を積んできたらしい」
敵も準備を重ね、戦いに備えている。ならば此方も出来得る限りの準備を行い、勝ちに行かねばならない。
「フォース戦は『水没森林ディメンション』で行われ、バトル形式は『6対6の殲滅戦』。だが、戦うに当たって『1つ』問題がある」
「ん、問題?何かあったのか?」
「あぁ。コイツを見てくれ」
そう言いつつ、國弘は自身のパソコンに接続したダイバーギアのデータを拡大し、其の画面を慶に見せた。其処には『竜の頭蓋を掲げた海賊旗と、片翼が付く砂時計』が刻まれる、エンブレムが有った。
「コレは……フォースのエンブレム、ですよね?」
「正解だ。此のエンブレムを掲げるフォースが、ワールドランキング『50位以内のリーダー』に率いられてるって事」
國弘は一拍置いて、其のフォースの名を慶に伝えた。
「……『ジェントルズ』。━━━━━━明人から聞いたが『フランシス』って女性ダイバーが率いる強い奴等が揃った、強豪フォースの一角らしいな」
其れはGBNに初めてやって来た日、アキトと自分達をDDツール使いから救い、守ってくれた女海賊のダイバー・フランシス。
個人ワールドランキング28位、フォースランキング25位のハイランカーが統率する、傘下フォースとの戦いを意味していたのだから。
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2日後、GBN内某所……
「わぁあ…!」
「ほぅ、これはまた……」
ビルドライジングのメンバー達は、フォースを結成した事により、GBN運営から『簡易版のフォースネスト』が与えられた。
簡易版とは言うものの、約9畳程のスペースに2段ベッド、ボード式のモニターにテーブル、人数分のロッカーと言った小道具が置かれており、活動拠点として申し分ないスペックがある。
「色々、ある…!すごい…!」
「まるで秘密基地みだいだべ!」
「最初は此のようなフォースネストから始まりますが、フォースとして経験を重ね、有名になれば、より豪華な装飾品やフォースネストが手に入るようになりますの」
カンタとヒノワが少年のように目を輝かせる中、ミシェルはもっと上質のフォースネストが在ることを告げる。
「よし、皆。これからフォース戦に向けての、作戦会議を開始するぞ」
「皆さーん、モニターを観てください!」
ラルクとアキトの声が響くが、ケイ以外は皆やりたい事をしており、視線が揃わない。其れを見たケイが「皆、ちょっと注目して良いかな?」と述べると、他のメンバーが反応し、視線が集まる。
「コホン……。ブローセントとの戦いは水辺で行われる以上、敵は水中戦用にカスタマイズを施した機体を使う事が予想される。俺とアキトのガンプラは、ホバーや輸送能力を持つ機体を使ってるから、安心してくれ」
「ただ相手も、自分の土俵に此方を引き込むつもりですから、如何にして自分達の土俵を守るかを大事にしましょう」
戦闘となるディメンションの上空から見た地形を確認しつつ、ケイ達は会議を続けて、準備を進めていく。
そして━━━━━━━其の時は訪れた。
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新参向けフォースイベント当日。場所はアマゾニアを亜熱帯を彷彿させ、彼方に見える巨大な瀑布と大きな川、水没した大森林が織り成す、自然の神秘に満ちたディメンションで行われる。
「此所かぁ……すげぇ」
「すげぇっぺ……」
「イラスト用に写真を撮りたいです…」
「ジオラマで再現してみたいな、コレは」
「私、ジメジメしたのは余り好きじゃないですわ」
「水没林か…足下を掬われぬ様にせねばか」
「ざばざば!バシャバシャ!すごいすごい!」
開始1時間前に到着したフォース・ビルドライジングの面々は、目の前に広がるバトルフィールドに見惚れていた。
GBNはアップデート毎に新しいディメンションやクエスト、ミッションにイベントといったような、ダイバーを楽しませる試行錯誤が常に施されており、今回の水没熱帯雨林ディメンションも、最近のアップデートにより出来たばかりの新エリアである。
「お、ボウズ達もう来てたんだねぇ」
そんな7人の後ろで声がし、遠くに見える瀑布を見ているヒノワ以外が振り返る。
其処には海賊帽子を頭に被り、セミロングの青髪と形の良い胸を揺らす、星のマークが施されたビキニアーマーに身を包み、髑髏の刺繍が入った黒い軍人コートを肩に羽織る女海賊。
両サイドに色違いの星のビキニアーマーを纏った、女性ダイバー達を側近とし、其の後ろに幾人のダイバー達を率いる、フォース『ジェントルズ』━━━其のリーダーたる『フランシス』であった。
「お久し振りです、フランシスさん」
「あぁ、久しぶり。マギーさんから聞いたよ、アンタがフォースを結成したってね」
「はい、俺達のフォース『ビルドライジング』。フランシスさんの傘下に居る、フォース『ブローセント』との一戦、勝たせて貰います!」
堂々と勝利宣言を叩き付けたケイ。しかし其の後、恥ずかしさからか一気に顔が真っ赤になり、頭から白い蒸気が上がる。
「今のは調子に乗りました!本当にごめんなさい!」
そしてフランシスに対し、すぐさま謝罪と共に頭を下げた。
「アッハハハハ!良いじゃないか、其れくらい自信が有るなら、どっしり構えて堂々としな!」
尻をバシィン!と叩かれ、ケイは「ひゃいん!?」という、子犬のような声を上げた。
「さて…だ。皆、相手さんに挨拶!気合入れて行ってきなよ!!」
フランシスの一声に、彼女の後ろから6人の男女が躍り出る。皆衣裳に違いは有れど、共通して腕や頭にフォースのロゴが入ったバンダナを巻いている。
「初めまして、俺達がフォース・ブローセント。リーダーの『モリア』だ。今日の一戦、勝利を奪い取らせて貰う」
落ち着いた声と物腰、そして差し出された右手と張り積める気迫に、ケイの全身の毛という毛が逆立った。
これが━━━Cランクに上がったダイバーの纏う『圧』なのかと。
「ッ…此方こそ、全力で勝たせて貰います!」
しかし青年は一歩も退かず、差し出された右手に自身の右手を重ね、固い握手を交わし合う。そして互いのフォースは、GBN運営が用意したホバーキャリアーを使って移動して行った。
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「さて、ビルドライジングのメンバーは、家のブローセントの面々相手に、何処までやれるかねぇ」
戦闘開始までの間、フランシスは定点カメラに映る両フォースのメンバー達の面構えを拝見しながら、コンソール画面のアイテムボックスからLLサイズのジュースカップを取り出す。
そして大きく息を吐いた後、其れを僅か十数秒で一気に飲み干し、数拍の間を置いて口から白い息を溢した。
「相変わらずの飲みっぷりね、フランシスちゃん♪」
「1リットルは飲んでるのに、トイレ近くならないの?」
彼女と側近、そしてフォースメンバーが振り向く。其処には相変わらず奇抜な衣服のマギーと、半袖セーラー服の夏モードなフォルテが居た。
「お、マギーさん。と……其処のチビッ子は?」
「むー!チビッ子じゃないもん!ウチにはフォルテって名前が有るの!」
頬を大きく膨らませ、腕をブンブンと鳥のように振るいながら、少女は言った。
「やっぱり応援ですか?」
「えぇ。アタシ達、ビルドライジングの応援よん♪」
「ウチは師匠に頼まれてきたの。其れがケイさんの初陣戦らしいから、たまたまって感じ……って、別に気になってたとかじゃないんだから!」
にこやかな笑顔のマギーに対し、フォルテは少し赤面しながらプイッとそっぽを向く。と、ディメンションの上空、円盤型サブフライヤーがUFOの様にジグザグ移動をしながら、物凄い速さで此方に飛来し、中から星形のサングラスを掛ける男性ダイバーが現れた。
彼はダンスクラブで踊る若者ダンサーめいた、キラキラしたヒラヒラを袖やズボンに付け、其のダイバーはマイクのボリュームを最大化、腹から爆発的な声量を以て、ディメンションに己という存在を刻み付ける。
『さぁ、今日も今日とて始まった!新参向けフォースイベント!舞台は最近出来た、水没熱帯雨林ディメンション!実況はこのオレ!『DJアルル』がテンションAGeAGeでお送りしちゃうZe!!』
銀に輝くスタンド付きマイクを、棒術の技術を会得した拳法家の如く扱い、アルルの声が流水の音に負けぬ大きさで、ディメンション内に拡散していく。
更に彼が指を鳴らせば、背後からプロペラ付きの小さなハロ達が現れ、ディメンションの各地に飛んで行き、観客席に無数のモニターが定点される。
「今日もテンションたけぇな、アルルのヤロー。耳がキンキンしやがるぜ」
「マイクパフォーマンスの高さは、あの子の持ち味の1つだもの。そして私達を熱狂させるのが、生き甲斐みたいな所が有るからねぇ♪」
「メチャクチャうるさーい!」
片やアイテムボックスから耳栓を取り出して、両耳に防音を施したフランシス。片や相変わらず元気な事と、平然としているマギー。片や大声量に堪えきれずに、耳を塞いで叫んだフォルテ。
観客や視聴者達も皆、素で楽しんだり、ボリュームを下げたり、アルルの声のみをミュート化する等、対策を取って此の戦いが始まる瞬間を待っていた………。
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ビルドライジング陣営、スタート地点……。
「こ、これから始まるんですね……」
「んだ……緊張しでぎたべ……」
ガチガチに緊張しながら、アキトとカンタは掌に人の字を幾度も書いては、口の中に飲み込み。
「フフフ……これから敵を射抜けると考えると、ウズウズしますわ……!」
「あぁ………これから敵を屠れると思えば、血が滾り心奮える………!」
腰に掛けた鞘から刀を抜き、獰猛な笑みを浮かべるアズキと、ピカピカに磨いたスナイパーライフルを取り出し、ウフフフ…と不気味に笑うミシェル。
「何か女性陣のやる気が満ち充ちてるな…」
ケイはそう言いながら、これから始まる戦いに胸を踊らせ、コンソール画面を操作して自身の機体である、AGE-1 フルリビルドを顕現。
カンタとアキト、ミシェルも其れに続くように、各々の機体を電子の世界へ召喚した。
『あら?ラルク様の機体は何処でしょう?』
アルケイン・デコレートに乗り込んだミシェルが問う。そう、現在ラルクは「ちょっと出撃準備をしてくる!」と言って、一同から離れている。そんな時であった。
テーテーテーテーテテー♪テーテーテーテーテテー♪
『ん?なんだべ、この音楽ば』
『……アニメのテーマソング、か?』
ディメンションに流れ出した音に、真っ先にカンタが反応し、続いてアズキが気付き、そして他のメンバーや相手フォース、観客達も聞こえた。
『おおっとぉ!いきなり音楽が流れ出したが、これは一体何が始まろうと言うのかぁうぃ!!?』
アルルのハイテンションな実況が轟くも、其の音楽は止まらない。
テーテーテーテーテテー♪テーテーテーテーテテー♪テレレレレレン♪テレレレレレン♪
『空に~♪煌めく~♪紅の城~♪スーパーロボット~♪ジオンガーZ~♪』
『『『『『ぶッふっっ!!?!??』』』』』
突如聞こえてきたラルクのイケボ、しかも歌も本格的なアニソンの其れであり、アキト以外のビルドライジングのメンバーは愚か、アルルもブローセントも、観客視聴者、老若男女問わず一斉に吹いた。
しかし、そんな事御構い無しとばかりに、ラルクの熱唱は止まらない。
同時にビルドライジング陣営の後ろ側、上空より飛来する機影が1つと、水没森林を切り開き、競り出してくる巨大な影が1つ在った。
黒と銀を主体にしたカラーリングに、頭部以外の四肢と胴体で構成された其れは、胸に赤いサイコフレームのプレートを着け、全身に施した美しい光沢が、見る者全ての心を魅了する。
空より来たるは、Fを横に倒したようなアンテナが両サイドに付き、口元を騎士兜のスリットで保護、頚椎に当たる部分のスラスターを吹かして、一気に巨大な胴体の真上に近付く。
『ジオンの栄華と未来のためにぃ~♪今こそ勇気を、ヘッドライドうぅをぉぉぉぉぉぉん!』
掛け声一声と共に、胴体からセンサーが放射され、頭部とマッチング。そのまま降下を開始して、胴と頭部がドッキングを完了。頭部にはジオン公国製MS特有の、ピンクのモノアイが灯る。
『飛ばっせ、鉄拳ッ!ロケットパンチ~♪今だ!出すんだ~♪ジオニックファイヤー!ジオンゴー!ジオンゴー!ジオンガー……………!ッズェェェェェェェェェェェット!!!!!』
最後にマッスルポーズを取り、各部の排熱ダクトより白い蒸気が放出。此れこそがラルクこと國弘が、製作に約5ヶ月と数万円の費用を費やし、完成させたガンプラ。
MGパーフェクトジオングをベースに、原初のスーパーロボットに、他のロボットの要素を取り入れ、己の『好き』を具現化した存在━━━『ジオンガーZ』なのである。
「何だコレは………」
『メガサイズの、パーフェクトジオング…ですの?』
女性陣はラルクが作り上げた作品に、ポカンとした表情を浮かべ、天を貫く巨人を見上げる。
「凄いガンプラだ……塗装や作り込みに一切のムラが無いし、おまけに複数『ギミック』を搭載してるにも関わらず、パーフェクトジオング本来のプロポーションを崩さないで詰め込んでる。相当苦労したんだろうな……」
『じゅ…!じゅ……!じゅげええええええええええええええ!!!!がっげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』
ケイはラルクが丹精込めて作り上げた、渾身の逸品から伝わる想いを自身の感覚によって感じ取り、カンタは其の勇姿に感激、思いのままの声を上げた。
『兄さん!ジオンガーZ、遂に完成したんだね!』
『あぁ、待たせたなアキト!これで一緒に戦えるぞ!』
ダイドラゴンに乗ったリューナイトが、ジオンガーZの視線に行き、サムズアップ。ジオンガーZも同じように、リューナイトとダイドラゴンにサムズアップを行った。
「━━━━さて、私も愛機を
そう述べたアズキは座禅を解き、コンソールを操作して己の機体を顕現させる。
「えっ……」
『ふぇあ!?』
現れた機体━━━其れを見た瞬間、ケイとラルクは目を見開き、全てのダイバーに驚天動地の衝撃が走る。
現れた機体は『鉄血のオルフェンズ』にて主役機のポジションに立ち、少年兵が立ち上げた『鉄華団』の始まりと終わりを、其の青い機の眼にて見届けた『ガンダムバルバトス』。
テイワズで復元された『第4形態』の円みを帯びた肩装甲ではなく、グレイズを討ち倒して得し角張った装甲を取り付けた『第2形態』で。しかし、其の機体に在るのは、バルバトスの代名詞たる『メイス』に非ず。契約を交わした
アズキが駆る機体は、其の腰に『一本の太刀』を鞘に収め、彼女と同じく凛として出で立ち。しかし其の身を包む白と青の装甲は、赤と黒を絶妙な加減で混ぜ合わせたスミ入れと、煤風と硝煙に吹かれた泥と砂のウェザリングにより、まるで戦場を生き残って跡地に佇む、血濡れの装束を纏う『侍』のよう。
名を『ガンダムバルバトス・
『な、ななななななな!なんとぉぉぉぉぉぉ!?ビルドライジングの一輪の華!大和撫子侍のアズキが!最近巷で噂の!MS斬りの悪魔を操るダイバーだったぁあああああ!』
『な、何で……『MS斬りの悪魔』が居るんだ!?』
『ま、まざが………アズキさんが……!』
『なんということでしょう………』
皆驚くのも無理はない。まさか自分達が結成せんとしたフォースに、凄腕のダイバーが参加を希望していたとは、予想だに出来なかった。
『そんなに有名なのか、私は。剣の道を極める為に、此の世界で名の有る強者達を、ただただ倒していただけなのだが………』
フム……と、アズキが首を傾げてとぼけるも、『『『『当たり前だよ(ですよ)(ですわ)!?』』』』とケイ以外のメンバーからの総ツッコミが飛んで来る。
『しかし……『千里の狙撃手』と『MS斬りの悪魔』が、同じフォースに居るとは。……ケイ、お前本当に何者だ?何したらこんな有名人を、自分の身内に引き込めるんだ?』
ラルクがケイをモニター越しに、ジト目で見つめる。そんな彼の圧に押された青年は、「えっと……ごめんなさい!」と、やはりド直球な謝罪を行い、案の定ラルクからは『真面目か!』とツッコミを入れられた。
『GET READY ! BATTLE STAND UP !』
ディメンション全域に、機械音声によるアナウンスが響き渡る。其の瞬間、アズキとミシェルの纏う雰囲気が、一瞬で張り積めた物へと変化。其れに触発され、ビルドライジングのメンバーは出撃口上を叫ぶ。
『カンタ!ハイモック・ガンオージャ!』
『アキト!リューナイトとダイドラゴン!』
『ラルク!ジオンガーZ!』
『ミシェル!アルケイン・デコレート!』
『アズキ!ガンダムバルバトス・
『ケイ!ガンダムAGE-1 フルリビルド!━━━フォース・ビルドライジング!いきます!』
今此処に、ビルドライジングの初めてのフォース戦の幕が、切って落とされたのだった。
最初のフォース戦
人物紹介
DJアルル(CV:中村悠一):GBNのフォースバトルイベント等で実況放送を行っている、チャラキラな男性ダイバー。常にハイテンションの声質を維持しながら、キレのある実況を行う事で知られている。
自身が乗るUFO型のユニットはあらゆるディメンションで航行可能な優れもので、彼曰く『アトラスガンダムのような、如何なる環境でも実況が出来るようにしたいと思い、作ったらこうなった』との事
ガンプラ紹介
ジオンガーZ:ラルクこと星那 國弘が、MGパーフェクトジオングをベースに製作した、オリジナルガンプラ。各部のモールドやディテール、細かなカラーリング等はモチーフとなったスーパーロボットに準拠しており、アキトのダイガンダムに比肩する完成度を誇る。
ジオングの本来持つ火力と装甲を、多局面下で更に通用するよう、カスタマイズが施されており、例を挙げると
・2門の腰部メガ粒子砲は1門に絞り、代わりに巨大なミサイルである『ミサイルパンチ』を発射
・ジオングヘッドの頭部アンテナから、-273℃の『絶対零度冷凍光線』の照射
・頭部メガ粒子砲はスリットが付き、内部にスクリューが設けられ、高速回転によって『ルストハリケーン』と呼ばれる、ガンダムフレームすら溶かす程の強酸を放射
・ジオングヘッドのモノアイからは、高い貫通力を誇る『ジオニックビーム』の発射可能
・胸部にはサイコフレームのプレートが装着、共振によって超高熱の放射熱攻撃『ジオニックファイヤー』を放てる
となっている。
無論ジオング本来の武装も健在で、有線オールレンジ攻撃や格闘戦も得意としており、高い機体スペックを誇る。また、本機には他にもギミックが存在しており、其の秘められた力で味方をサポートする。