クビになった(と思い込んでいる)ウマ娘   作:珈琲派の紅茶派(最大の矛盾)

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なんでか書き足して置いたのに多分入ってなかったので僥倖!と分けさせて頂きました、はい。多分保存しなかったアレです、私が悪い……よく仕様が分かってない弊害ですねw
それでこれみよがしに加筆加筆加筆ぅ!したらなんか壊れた(おい)


後日談

温泉旅行()から帰ってきたレーゲン、1回引き払った(というか勝手に早とちりして私物を全部運び出した)寮の部屋へと荷物を運び込む、本と本棚、新しく契約した携帯端末、PC、メイド服、チャイナドレスetc……ん?なんか変なの無かったか?

 

「クハハ……またやらかした様だね、レーゲン」

「タキオ………たっきー」

「………はい?」

「たっきー、うぇい!チョベリバチョベリグテンアゲでうぇーい」

「…………今度は何に影響受けたんだい?」

「とりまこのいかす円盤みてちょ!」

「ふむ……15年前の映画か…」

「……え?そんな前?時代の最先端って聞いたんだけど?」

「更に言うと…全く注目もされなければ流行りもしなかった駄作だね」

「ぴぃ!?」シュンッ!バリバリバリ

「め、目にもとまらぬ速さでシュレッダーに!?」

 

渡した円盤をコンマ数秒でシュレッダーにかけ存在を消すレーゲン、そして…

 

「あら?タキオン、どうかしましたか?」

 

無かったことにする!

 

「あからさまに無かったことにしようとしてるがならないからな!?」

「なんだかよく分かりませんが落ち着いてくださいませ……珈琲です」

 

すっとボトルの珈琲を差し出すレーゲン、よく見れば開封済みで少し減ってる?

 

「……嫌がらせかね?」

「いえ、私の飲んでいる奴です、回し飲みです」

「買い置きでもなく回し飲み!?今日も飛ばしているな、君は…」

「ハハッ、褒めても紅茶しか出てきませんよ?」

「最初から紅茶をだしたまえ…」

 

スカートのすそを摘み持ち上げそこからボトルの紅茶が出てくる事に最早タキオンはスルーを決め込みそう投げかけたのだった、因みに子供騙しの手品なのだが

 

「それにしても君が市販の物とは珍しい…」

「荷運びで忙しかったから作る合間がなくて……自分でブレンドしたい…」

「私は珈琲について味がどうとか言えた立場では無いのだが君の淹れた珈琲はいつもの珈琲より美味しかったよ、というか君………紅茶しかり珈琲しかりかなりの腕前じゃないかね?」

「………珈琲の淹れ方の違いが分かるなんて…結婚しよう」

「君のその珈琲褒めればチョロくなるのはどうにかした方がいいんじゃないかい?」

「珈琲派に悪い人間が居る訳無い!」

「現実見てくれ、レーゲン」

「………確かにニュースとかで捕まったヤツらは何故か珈琲を飲んでいたとかある、しかしこれは珈琲派を潰そうとする紅茶派の仕業に違いない、うむ!」

「………その可能性は限りなく低いと思うがね…っとそうだ、君、今回は一体何をしてたんだい?」

「キャンプして温泉旅行行って温泉浸かりながら寝てた」

「なるほど、温泉で………寝てた?すまない、何故か温泉に浸かりながら寝てたとか聞こえたのだが…」

「うん?そうだよ?温泉の中で寝てたの」

「馬鹿だ馬鹿だとは思っていたがそこまで馬鹿だったとは…」

「む、聞き捨てならない…死んでもいいって思ってたからだもん!タキオンのばーかー!あーほー!あんぽんたん!ぼくねんじーん!」

「……子供か?君は…

と言うか何故そこまで思い詰めるような事に?…」

「子供はタキオンでしょ、あーんして貰いながら食べてるくせに!」

「な!?君から始めた事だろう!?両手が空いて効率的だから甘んじていたのにその言葉は聞き捨てならないなぁ…」

「あ、ごめんね?赤ちゃんだったね?子供でも自分で食べるもんね〜」

「…!?!!!?」(声にならない声)

「まぁ、甘えてるタキオンは可愛いから別に気にならないんだけど……ってそう言えばなんでそこまで思い詰めたかだったっけ?クビ宣言されたからなんだよね、正確には違うけど」

「……クビ?君がかい?雨天の獣と呼ばれる君がかい?」

「まぁ、結論言ってしまえば着差だったんですけどね」

「まぁ、そんな事だとは思ったよ、それで?どうして気付いたんだい?夢でもみたかい?」

「カフェが……」

「意味深に頬を染め無いでくれ、誤解する人が出てくる」

「大丈夫、2人だし…」

「そう思うかい?」

 

意味深な事を言いながら扉を引くタキオン、するとひとつの影がなだれ込んで来た

 

「わーお、皇帝……タキオン凄いね、こんな大きいウマ娘釣り上げるなんて」

「釣り上げる…?」

「にしても皇帝、盗み聞きは良くないよね?説明、してくれる?」

「待て待て待て、説明はする、だからその手に構えたものをおろしてくれ」

「はーやーくぅー!それとも体に聞こうかな?」

 

巫山戯た雰囲気からハイライトが消えワイヤーをどこからともなく取り出し構えるレーゲン、話さなかったら瞬時にワイヤーにより捕縛されるであろうことは火を見るより明らかだ

 

「あれは…今から5分程前の事…

君が帰ってきたと聞いて苦情と個人的な話をしようとして来たら何やら声が聴こえるから少し、その…」

「魔が差した、と?」

「あ、あぁ……その通りだ」

「なるほどね、じゃあ……縛るね?」

「な!?聞いてた話と違うぞ!?」

「うん?縛らないなんて言ってないよ?ちょっと恥ずかしい思いしたから同じくらい恥ずかしい目にあってもらわないと…ね?」

「な、何をさせられるんだい?」

「大丈夫、この猫耳付けて『にゃんにゃん♡』って言ってもらうだけだから」

「だけ、とは?十二分に鬼畜では?」

「なるほど、足りないと……?で「いえ、足りてます!是非やらせてください!」……そう?はい、これ…」

 

猫耳カチューシャが手渡される、しかし馬の耳に猫耳……属性過多では?

(⚫REC)

 

「……ッ!?にゃ、にゃんにゃん♡」

「いい物が撮れました」(恍惚)

「待て!?」

「待ちません、複製、バックアップ、クラウド保存、SD書き出し……ふぅ」

 

やり切った顔のレーゲン、いつも通り瞳には光が灯りさっきまでの狂気は何処にも見当たらなかった

 

「クク、流石の会長様もハイライトが消えたレーゲンには勝てない、か…」

「寧ろあのレーゲンに勝てる者が居るのか?」

「カフェなら、低確率で勝てるんじゃないかな」

「君も知識を垂れ流せば……少しぐらいあるんじゃないかな?」

「いや、あの状態のレーゲンは……完全遂行型の狂戦士になるから舌先三寸でどうこうなる相手じゃないんだ…」

「なるほど、試行済みだった訳か…」

「いや、本当にあれは大体の発生条件しか分かってない分タチが悪い…」

「ふむ…内容は?」

「漠然としているが"然るべき時"だろう」

「漠然としているな」

「だから漠然としていると言っただろう…」

「あー!皇帝にタキオン寝盗られた!?」

「「人聞きの悪い事を言うな!」」

「ぴぃ…息ぴったりだよぉ…

さて、冗談はここ迄にしようか、で……何の話だったっけ?タキオン」

「どうして早とちりに気が付いたかだったはずだね」

「あー、そうそう…それでねー、カフェがね〜温泉で寝てた私を例の方法で起こしてくれたんだけどまた寝ちゃって〜」

「まず私は温泉で寝るなと突っ込みたい」

「会長、正論を言うだけ無駄だよ」

「それで一緒にいてくれたんだけどね、なんか嫌な予感がして目が一気に醒めてね、そしたらカフェが逆上せちゃってるの、驚いたよ〜とりあえずカフェに浴衣適当に着せて背負ってカフェの部屋まで行ったんだけどね、その途中であったカフェのトレーナー泡吹いて倒れたの、面白かった〜………じゃなくてその後お世話してたんだけど起きてね、それで話してる内にカフェに言われて気が付いたんだ」

「後半というか最後だけで良くないか?盛大に惚気られたのだが…」

「会長、レーゲンは別に惚気てるつもりはないよ、素なんだ、これ…」

「えぇ…」

「と、まぁ……そんな感じ」

「成程、つまり自力では気が付かなかった、と?」

「そーだね、身投げする前で良かったよ」

「サラッと言うことじゃないと思うけれど?それは」

「えー、でもほらー、空っぽだったから………ん?待てよ?もしかしてだけどカフェ……命の恩人?」

「「そうなるね」」

「…………………………………………………え?ほんとに?…な、何か返せるものあるかな…」

「カフェと登山でも行ってきたらどうだい?」

「いや、それは……その…デートみたいじゃん…」

「「乙女か?」」

「カフェ……」

「「あ、これガチな奴だ」」

「カフェ、フフ……あの時のかっこよかったなぁ…」

「ど、どうしたらいいんだこれ?」

「さ、さすがにこのパターンは予想していなかったよ、まさか…こんな事になるとは」

「えへへ…」

「心ここに在らず、だな」

「見る分には面白いが彼女の粛清対象になりそうだ……はやく元に戻すべきだと思うね」

 

コンコンッ

 

「失礼します、レーゲンさんが帰ってきたと聞い………タキオンさんと…会長?」

「やぁ、カフェ…いい所に」

「あぁ、全くもっていいタイミングだ」

「か、カフェ!?」

「な、なんですかそんな驚いた声をだして…」

「まぁ、演技なんですけどね?」

「「え?」」

「何が、ですか?……すみません、全く状況が分からないのですが…」

「カフェは可愛いなって話で私が名演技かましたの」

((そういうことにしておこう))

「はい?」

「カフェ〜、珈琲豆を挽くやつかして」

「コーヒーミルですか?……レーゲンさん自分の持ってませんでしたか?」

「まだ届いてない……市販のじゃ満足出来ない」

「……分かりました、持ってきます」

 

スっと部屋を出ていくカフェ

 

「で、どこから演技だったんだい?」

「『え?ほんとに?…な、何か返せるものあるかな』辺りから」

「「………え?」」

「すっごい勢いで引っかかるから、その……面白くてつい

あ、それとね?………私が絶対だ、もう負けないからね…えっと…首を…………吊るして?待っててね」

「「それを言うなら『首を洗って』だね」」

「そう、それ……首を洗って待ってて、全て差すから皇帝?帝王?王?女帝?関係ない、私が絶対って証明してみせるよ…だから、覚悟、してね…これからは本気でいくから」

 

息巻く雨天の獣、その顔は笑い次の新たな目的へと向かっていた

 

「戻りました……なんですか?この空気」

「宣言したの、カフェにもしたでしょ?」

 

『あぁ、あれですか』と納得するカフェと鳩が豆鉄砲を喰らったような顔のタキオンとルドルフ、彼女たちはレーゲンが珈琲を運んでくるまで固まっていた。雨天の獣が初めて見せる自ら決めた目標は数々のドラマを産むだろう…

 

「これは…」

「変わるでしょ?んー、最高〜」

 

さっきまでの雰囲気は何処へやら、のほほんとした空気で珈琲を飲むレーゲン、彼女の新しい学園生活が始まる記念すべき1杯となった。余談だが珈琲を飲んだタキオンはカフェのものを間違えて飲んで『やる気』が下がった、せっかく砂糖入り用意したのに…




もしかしたらレースひとつ書くかもだけどこれで終わりの予定、宣戦布告まで進んだので一通りはやりました、めっちゃ手直しありそう…
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