遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
ジュエルナイト、始動
第1話 入学試験
「何でこんな時に遅れるのよ…!」
唯はデュエルアカデミアの入学試験を受けるため、余裕を持って行動をしていたのだが船が遅れたようだ。
今はデュエルアカデミアがある島の森の中を栗色のロングヘアーをなびかせ、駆け抜ける。
唯は桁外れの運動神経を有するがそれでも間に合いそうにない。
そんな時、前方に1人の男の姿が見える。
唯は彼を追い抜かした時、彼は唯に気付く。
「もしかしてお前もデュエルアカデミアの受験生か?」
「ええ。って事は、貴方も?」
「ああ。俺は十代。受験番号は110番さ。」
「私は桐山唯。受験番号は100番。」
「そうか。唯、宜しくな。」
2人がデュエルアカデミアに着くともう実技試験は終わっていた。
「「遅れてすみません。」」
「船の遅れにより遅刻しました。受験番号100番、桐山唯です。」
「同じく受験番号110番、遊城十代です。」
「2人共遅刻するとは良い度胸なノ~ネ。私とデュエルをするノ~ネ。まずは110番、先にやるノ~ネ。」
このデュエルは長引く事は無かった。
クロノス先生は古代の機械を使い、古代の機械巨人を出し、十代を圧倒するも、十代はスカイスクレーパーとフレアウィングマンで応戦する。
「フレアウィングマンで機械巨人を攻撃。スカイスクレーパーの効果で1000ポイント、攻撃力を上昇。スカイスクレーパーシュート!」
フレアウィングマンは機械で出来た巨人に炎を浴びせる。
クロノスライフ3100→3000
「フレアウィングマンは破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。」
フレアウィングマンによってスクラップと化した古代の機械巨人のパーツはクロノス先生の上に降り、大ダメージを与える。
クロノスライフ3000→0
「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ。」
悔しがるクロノス先生、しかしその顔は次の瞬間
獲物を狩る目に変わる。
次なる標的(唯)を見付けたからである。
(アイツだけでも倒して汚名を返上するノ~ネ。)
とか思っているのかも知れない。
「「デュエル!」」
デュエルディスクが1st turnと言う文字を浮かび上がらせる。つまり、先行である。
「私のターン、ドロー。スタンバイ、メイン。宝石店ジュエリーショップを発動。」
フィールドは殺風景な何も無いデュエルフィールドから宝石の並ぶ、宝石店へと姿を変える。
「シビルを召還。シビルとジュエリーショップの効果が同時に発動します。どちらも強制効果なので、タイミングは同じ。チェーン1ジュエリーショップ、チェーン2シビルとします。」
場に現れたのは白い服を来て魔導書のような物を持ったモンスターだった。
「シビルは召喚時、自身にジュエルカウンターを乗せる。」
シビルJC0→1
「ジュエリーショップの効果。ジュエルナイトモンスターが召喚、反転召喚、特殊召還された場合、このカードにジュエリーカウンターを1つ乗せる。」
ジュエリーショップJC0→1
「カードを2枚セット。ターン、エンド。」
シビルATK1700
「私のターン、ドローなノ~ネ。トロイの木馬を召喚なノ~ネ。」
木馬の形をしたモンスターが現れた。
このカードは地属性モンスターを召喚する場合、2体分のリリースとする事が出来るカード。
つまり、このカードを召喚したと言う事は十中八九、あのカードを出す気だと考えられる。
「二重召喚を発動。通常召還権を増やすノーネ。トロイの木馬をリリース。古代の機械巨兵を召喚。」
トロイの木馬は2体に分身し、2つの円となる。
2つの円が重なり、1つの円となる。その円から一体の機械仕掛けの巨兵が場に現れる。
古代の機械巨兵…このカードの攻撃時、そのバトル中に罠カードを発動出来ないと言うカード。
私の伏せはどちらも攻撃反応罠。
ブラフとして伏せていたのだが、それは通用しなかったみたいだ。
古代の機械巨兵ATK3000
「古代の機械巨兵でシビルに攻撃。」
唯ライフ8000→6700
古代の機械巨兵の拳はシビルを捉え、撃破する。
その爆風から現れたモンスターにクロノス先生は驚愕する。
「そ、そのカードは今破壊したはず…なノーネ?」
その場に居たのはシビルだった。
「シビルの効果。カウンターが乗ったこのカードが破壊された時、デッキから同名モンスターを特殊召喚。更にジュエルナイトが特殊召喚された事により、ジュエリーショップにカウンターを乗せる。」
ジュエリーショップJC1→2
「私はこれでエンドナノ~ネ。」
「私のターン、ドロー。ミランダを召喚。」
白い鎧に所々、緑の装飾が付いた女騎士が現れる。
「ミランダは自分の場にジュエルナイトが居る時のみ召喚、反転召喚、特殊召喚出来る。そして召喚、反転召喚、特殊した時にジュエルカウンターを2つ自身に乗せる。そして、ジュエリーショップの効果。カウンターを乗せる。」
ジュエリーショップJC2→3
ミランダJC0→2
「ミランダの効果発動。場のジュエルカウンターを4つ取り除くことでミランダ以外のジュエルナイトと名の付いたレベル4以下のモンスター1体をデッキ、手札、墓地から特殊召喚出来る。現れよ、オウェイン!」
黒い服を着て、その上の白い鎧には青い装飾が施されている。
巨大な盾を持ったモンスター。
「オウェインの召喚により、ジュエリーショップにジュエルカウンターが乗る。」
ジュエリーショップJC3→1→2
ミランダJC2→0
「オウェイン、ミランダ、シビルで融合。」
「融合カードを使わずに融合とはあり得ないノ~ネ。」
「先生、ジュエルナイトは強い結束力が有ります。よって、融合召喚に融合は要りません!立ち上がれ、騎士達の主、アシュレイ。ジュエルナイトの召喚によりジュエリーショップにジュエルカウンターが乗ります。」
オウェイン、ミランダ、シビルは3つの光となって1つになる。
そしてそこから現れたのは灰色のロングへア、そして髪と同じ色の鎧を身に纏った一人の女騎士。
ジュエリーショップJC2→3
「アシュレイの効果。このカードの融合召還時、このカードより攻撃力が高い相手モンスター1体を選択して破壊。」
「わ、私の古代の機械巨兵が…」
古代の機械巨人はアシュレイにより叩っ切られる。
「そして、破壊したモンスターの元々の攻撃力より低い攻撃力を持つジュエルナイトをデッキから特殊召喚出来る。効果で攻撃力3000以下のジュエルナイトを特殊召喚する。現れよ、ブラスターブレード!」
古代の機械巨人のパーツが集まり、強力なエネルギーを発生する。
そのエネルギーの中より、現れたのは白と青の鎧を身に纏った騎士である。
「ジュエルショップにカウンターが乗る。更に、ジュエリーショップは自分のターン中、自分の場のジュエルナイトにこのカードのカウンターの数×200ポイントアップ。」
ブラスターブレードATK2900→3500
アシュレイATK2900→3500
「ブラスターブレード、アシュレイでダイレクトアタック。」
クロノスライフ8000→4500→1000
「まだ、ライフが残っているからまだ分からないノ~ネ。」
「いえ、終わりです。ブラスターブレードには自分のターンのエンドフェイズ時に。このターン破壊されたモンスターのレベルの合計×200ポイントのダメージを与える。」
クロノスライフ1000→0
「マンマミ~ヤ!」
1時間後…
「本当にあの2人が合格なノ~ネ?」
「あの2人の実力は貴方が一番分かっているのでは?クロノス教頭。特に桐山唯…。なかなかに面白い人材では無いですか。」
これからはジュエルナイトの名称を省かせて頂きます。唯の使うモンスターは全てジュエルナイトモンスターだと言う認識でOKです。
後書きではオリジナルカードの紹介と次回予告です。
ジュエリーショップ
フィールド魔法
ジュエルナイトと名の付いたモンスターが召喚、反転召喚、特殊召喚される度にこのカードにカウンターを乗せる。自分のターン中、自分の場に存在するジュエルナイトモンスターの攻撃力をこのカードに乗るカウンターの数×200ポイントアップする。
後、1つ能力が隠されていますが、それは次回以降のお楽しみと言う事で。
シビル
効果モンスター
ATK1700 DEF1000 レベル4
このカードが召喚に成功した場合、このカードにジュエルカウンターを1つ乗せる。ジュエルカウンターの乗ったこのカードが破壊された時、デッキから同名モンスターを特殊召喚する事が出来る。
ミランダ
ATK0 DEF0 レベル4
このカードは自分の場にジュエルナイトと名の付いたモンスターが存在しない場合、召喚、反転召喚、特殊召喚出来ない。このカードが召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した場合、このカードにジュエルカウンターを2つ乗せる。フィールドのジュエルカウンターを4つ取り除く事で、レベル4以下のミランダ以外のジュエルナイトと名の付いたモンスター1体を特殊召喚する事が出来る。
アシュレイ
融合モンスター
ATK2900 DEF2000 レベル9
ジュエルナイト×3
このカードが融合召喚に成功した場合、相手の場のこのカードの元々の攻撃力より攻撃力が高いモンスターを破壊して破壊したモンスターより攻撃力が低いジュエルナイトと名の付いたモンスター1体を特殊召喚する。
ブラスターブレード
効果モンスター
ATK2900 DEF2000 レベル9
自分のターンのエンドフェイズ時にこのターン破壊されたモンスターのレベルの合計×200ポイントのダメージを与える。
※1:ジュエルナイトは全て光属性・戦士族です。
※2:融合モンスターには以下の共通効果が有ります。これからはこの共通効果は省きます。
自分の場に表側表示で存在する素材を墓地へ送ることでのみ融合召喚扱いで特殊召喚出来る。(「融合」魔法カードは必要としない。)