遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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第97話 超融合

《ユベル》は元の人型ではなく2つ首の怪物となっていた。

これがユベル第2形態…

ユベルは《ユベルDas Abscheulich Ritter》の首の付け根に移動して語り出す。

 

「そんなに僕が嫌いかい。僕にとって12の次元は十代、君と生きるための空間。だからこの宇宙を愛で満たそうとした。でも君は仲間を呼び、そして僕を排除しようとする。もうこの宇宙を愛で満たす必要もない。いや、こんな世界すら要らない。」

「ユベル!お前は…」

「終わらせよう。この宇宙を。君との空間を。君との時間を。フッフッフッフッフ。楽しかったよ、十代。君を僕の元に誘う為に手助けしてくれた者達は暗いくらい心の闇を持っていた。僕は彼等の心の闇を食べながら愛しい君との再会を待ち、最初の次元に招待したんだ。」

 

ユベル…アンタって人は…!

 

「未だ君には僕の愛を受け入れる準備が出来ていなかったんだよ。だって君の心の闇、覇王が眠ったままだったんだもの。君の仲間にも手伝って貰って君の心の中の闇、覇王を引き摺り出しここまで来て貰ったけど。悲しいよ十代。君がこんな分からず屋だったなんて。君が悪いんだよ。僕の愛を分かってくれない君なんて要らない。この宇宙も要らない。皆、皆消えちゃえ。」

「そんな事は私達が絶対止める!」

「カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フレイムウィングマン》DEF1200、

魔法罠:伏せ1、《ネオスペース》

 

唯 手札6 ライフ4300

モンスター:《パーシヴァル》DEF1600

魔法罠:なし

 

「私のターン、ドロー。」

 

戦闘面では無敵の《ユベル》…恐らくその性能は第2形態であるアイツにも…

 

「カードを2枚伏せる。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札2(《スパークマン》) ライフ8000

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フレイムウィングマン》DEF1200、

魔法罠:伏せ1

 

唯 手札5 ライフ4300

モンスター:《パーシヴァル》DEF1600

魔法罠:伏せ2

 

「僕のターン、ドロー。《パーシヴァル》を攻撃。このカードにも第一形態の時の能力は備わっている。」

 

《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

VS《パーシヴァル》DEF1600

唯ライフ4300→2700

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

「唯!」

「ターン、エンド。エンドフェイズに《サクリファイスロータス》の効果。復活する。進化した僕に維持コストは要らないが、自分の場のほかのモンスター全てを破壊し、その数だけ相手モンスターを破壊する。」

「そんな…」

「《サクリファイスロータス》をリリース。《フレイムウィングマン》を破壊。」

 

ダメージ反射の次はこちらのモンスターを…

 

「伏せカード、オープン。《融合解除》。《フレイムウィングマン》の融合を解除する。」

「ちぃ。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札3(《終焉の焔》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フェザーマン》DEF1000、《バーストレディ》DEF800

魔法罠:《ネオスペース》

 

唯 手札6 ライフ2700

モンスター:《パーシヴァル》DEF1600

魔法罠:なし

 

「俺のターン、ドロー。カードを1枚伏せる。ターン、エンド…。」

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フェザーマン》DEF1000、《バーストレディ》DEF800

魔法罠:伏せ1、《ネオスペース》

 

唯 手札5 ライフ2700

モンスター:《パーシヴァル》DEF1600

魔法罠:伏せ2

 

「私のターン、ドロー。《パーシヴァル》を攻撃表示に。カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

「攻撃表示だと?!」

 

ユベル 手札3(《終焉の焔》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フェザーマン》DEF1000、《バーストレディ》DEF800

魔法罠:伏せ1、《ネオスペース》

 

唯 手札5 ライフ2700

モンスター:《パーシヴァル》ATK2100

魔法罠:伏せ3

 

「僕のターン、ドロー。《ユベルDas Abscheulich Ritter》で《パーシヴァル》を攻撃。」

 

《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

VS《パーシヴァル》ATK0

 

「どうしてライフが減っていない…」

「《アルケミーサイクル》…。自分の場のモンスターの攻撃力を0にする。」

「ちっ。《サクリファイスロータス》をリリースし、《バーストレディ》を破壊。ターン、エンド。」

 

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ13900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》DEF200、

《フェザーマン》DEF1000、《バーストレディ》DEF800

魔法罠:伏せ1、《ネオスペース》

 

唯 手札5 ライフ2700

モンスター:《パーシヴァル》ATK2100

魔法罠:伏せ2

 

「俺のターン、ドロー。伏せカード、オープン。《融合準備》を発動。《ブラックネオス》を見せ、墓地の《融合》とデッキの《ブラックパンサー》を手札に。」

 

そうか、《ブラックネオス》なら…後は手札にあのカードがあれば…

 

「《ブラックパンサー》を召喚。そして《ヒーローマスク》を発動。自分の場のモンスター1体を選択し、そのカードをデッキから墓地へ送ったHEROと同名カードとして扱う。《フェザーマン》を《ネオス》に。」

「これなら…!」

「《ネオス》と《ブラックパンサー》でコンタクト融合。現れよ、《ブラックネオス》!」

 

《ブラックネオス》ATK3000

 

「《エアーマン》を攻撃表示にし、《ブラックネオス》の効果。《ユベルDas Abscheulich Ritter》の効果を無効にする。」

「馬鹿な…」

「《ブラックネオス》で《ユベルDas Abscheulich Ritter》を攻撃。ラス・オブ・ブラック・ネオス」

 

《ブラックネオス》ATK3000VS

《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

ユベルライフ13900→10900

 

「ライフを大きく削った!それだけじゃない…これで《ユベルDas Abscheulich Ritter》を…」

「これでお前と共に戦うモンスターは居なくなった。俺達の仲間をこの次元に戻せ!」

「《ユベルDas Abscheulich Ritter》がこの次元から消えた時、僕の最終形態である《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》が降臨する。」

「ユベル第3形態…?!」

 

ユベル自身も光子となりモンスターと一体となる。

ユベルが乗っていた場所からは新たに禍々しい角を生やした顔が現れる。

 

「僕は戦闘は破壊されず、僕へのダメージを0にし、その数値分のダメージを与える。そして更に、僕と戦闘したモンスターは破壊され、墓地へ送られる。」

 

新たな顔の額からユベルの体が生える。

 

「ターン、エンド。」

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ10900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》ATK1800、

《ブラックネオス》ATK3000

魔法罠:《ネオスペース》

 

唯 手札5 ライフ2700

モンスター:《パーシヴァル》ATK2100

魔法罠:伏せ2

 

「私のターン、ドロー。ようやく、出せる。《ミスト》を召喚。」

「レベルの合計は…8?」

「《ユベル》…!このデュエルを終わらせよう。レベル5《パーシヴァル》にレベル3《ミスト》をチューニング。集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ、《スターダスト・ドラゴン》!」

 

《スターダストドラゴン》DEF2000

 

「《パーシヴァル》ならダメージは未だ少ないと言うのにどうしてわざわざ。」

「ターン、エンド。」

 

ユベル 手札3(《思い出のブランコ》) ライフ10900

モンスター:

《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》《思い出のブランコ》《増援》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:《エアーマン》ATK1800、

《ブラックネオス》ATK3000

魔法罠:《ネオスペース》

 

唯 手札5 ライフ2700

モンスター:《スターダスト》DEF2000

魔法罠:伏せ2

 

「僕のターン、ドロー。そんなに死にたいならやってあげるよ。《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》で《スターダストドラゴン》を攻撃。」

「ぐっ。」

 

《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》ATK0

VS《スターダストドラゴン》DEF2000

唯ライフ2700→700

 

「これで《スターダスト》は破壊される。」

「破壊されるのはアンタよ!《スターダストドラゴン》の効果。相手がフィールド上のカードを破壊する効果を発動した場合、その発動を無効にし、破壊する。憎しみを受け止め、浄化せよ。ヴィクティムサンクチュアリ!」

 

《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》はスターダストを破壊しようとするがかわされ、《スターダスト》の効果で離脱させられる。

 

「馬鹿な…この…僕の…が…。あんな星屑に…。魔法カード、《おろかな埋葬》を発動。《魔族召喚師》を墓地へ。」

「あのカードは!」

「《思い出のブランコ》を発動。蘇れ、《魔族召喚師》。そしてデュアルを宣言。効果を得る。」

 

確かあのカードの効果は…

 

「墓地の悪魔族を蘇生する事が出来る。但し、この効果で特殊召還したモンスターはこのカードが場を離れると破壊されるけどね。蘇れ、《ユベル》!」

「エンド時の破壊をトリガーに第2形態を…」

「その前に2枚の魔法を使った事で《マジッククロニクル》の効果。さぁ、十代。」

「《終焉の焔》を選択する。」

 

《終焉の焔》…確か2体のトークンを精製するカード…

 

「《終焉の焔》を発動。その効果で2体のトークンを特殊。更に、《トークン復活祭》を発動。トークンを破壊し、その数だけ場のカードを破壊する。《エアーマン》と《ネオスペース》を破壊。これで再び魔法力はたまった。」

「増援だ。」

「じゃあ、エンドフェイズ。《思い出のブランコ》の効果が切れ、《魔族召喚師》は破壊され、それに伴い、《ユベル》が破壊。それにより《ユベルDas Abscheulich Ritter》が復活する。」

「エンドフェイズに《スターダスト》は帰還。」

「同じくエンドフェイズに《ブラックネオス》はエクストラへ。」

 

ユベル 手札1(《増援》) ライフ10900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:なし

魔法罠:なし

 

唯 手札5 ライフ700

モンスター:《スターダスト》DEF2000

魔法罠:伏せ2

 

「俺のターン、ドロー。カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札1(《増援》) ライフ10900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:なし

魔法罠:なし

 

唯 手札5 ライフ700

モンスター:《スターダスト》DEF2000

魔法罠:伏せ2

 

「私のターン、ドロー。《イゾルデ》を召喚。カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札1(《増援》) ライフ10900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ2

除外:《超融合》《サイクロン》

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:なし

魔法罠:なし

 

唯 手札4 ライフ700

モンスター:《スターダスト》DEF2000

魔法罠:伏せ3

 

「僕のターン、ドロー。《成金ゴブリン》を発動。」

 

十代ライフ7100→8100

 

「1枚ドロー。カードを1枚伏せる。《ユベルDas Abscheulich Ritter》で《スターダスト》を攻撃。」

「伏せカード、オープン。《禁じられた聖杯》。これで《ユベルDas Abscheulich Ritter》の効果は無効になる。」

 

《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK400VS

《スターダスト》DEF2000

ユベルライフ10900→8500

 

「これで魔法力はたまった。さぁ、十代。選ぶと良い。」

「《サイクロン》を選ぶぜ。」

「ならば、《サイクロン》を発動。唯、君の伏せカードを破壊する。」

「ぐっ。」

「そして、《増援》を発動。デッキから《ダークダイグレファー》を手札に。再び魔法力はたまった。最後の一枚、《超融合》を加えるよ。」

 

《超融合》…あらゆる方法でもチェーン出来ず、場に存在するモンスターを開いての場でも使用出来、融合モンスターを呼び出す究極の魔法…一体何を…

 

「カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

 

ユベル 手札1(《ダークダイグレファー》) ライフ10900

モンスター:《ユベルDas Abscheulich Ritter》ATK0

魔法罠:《マジッククロニクル》、伏せ4

 

十代 手札1(《スパークマン》) ライフ7100

モンスター:なし

魔法罠:なし

 

唯 手札4 ライフ700

モンスター:《スターダスト》DEF2000

魔法罠:伏せ2

 

「俺のターン、ドロー。」

「《チェーンマテリアル》を発動。これによりこのターン融合を行う場合、デッキ・手札・墓地から融合素材を調達する。そして《超融合》を発動。レベル1《グレイブ・スクワーマー》、レベル2《ジャイアントウィルス》、レベル3:《カオス・コア》、レベル4:《ファントム・オブ・カオス》、レベル5:《暗黒の召喚神》、レベル6:《炎獄魔人ヘル・バーナー》、レベル7:《合成魔獣 ガーゼット》、レベル8:《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》、レベル9:《ヘルフレイムエンペラー》、レベル10:《幻魔皇ラビエル》、レベル11:《ゲート・ガーディアン》そして、レベル12:《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》を融合素材とする。」

「レベル1~12のモンスターを1体ずつ素材にした融合モンスター?!」

「12次元世界を統一せし超融合神がここに誕生する。そして12の宇宙は1つになり、超爆発によって消滅する。」

「そんな…」

 

何か防ぐ手立ては…

 

「無駄だ、《超融合》に対して如何なる効果もチェーン出来ない。」

「《ユベル》!俺は《チェーンマテリアル》《スピリチュアルフュージョン》を発動していた。このカードは融合素材とするカードは俺が選択する。」

「何?!」

「俺とユベル、お前で融合だ。悲しい魂の旅は終点に着いた。さぁ、終わりにしよう。」

 

そんな十代!

 

「十代、どうして貴方が…」

「元は俺が原因だ。ユベルを歪めた光の波動を追い払い、覇王十代である俺が乗り移る。それが原因で俺と言う存在が消えても構わない。《超融合》を発動。俺とユベル魂を1つに。唯、今まで世話になったな。きっと…みんなも元の世界に戻れる。根拠は無いけど確信は出来る。みんなと会えたら、伝えて欲しい……『迷惑かけて、ゴメン』って。」

「そんな…」




と言う事で、異世界編完結です。
原作ってこんなカオスだっけ…
ってか、今回宝石騎士はミストしか使ってないし…
と言う事で、今回のアニメオリジナルはユベル第2形態とスピリチュアルフュージョンですね。
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