遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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今回は古代の機械の原作オリジナルが多数含まれます。


第106話 恩返しデュエル!

夜、クロノスはパソコン部屋で卒業アルバム製作チームに渡された写真を見ていました。

 

「みんなみんな、大人の階段を上っていくノーネ。シニョールじゅうだーい、シニョーラ明日香、シニョール翔、シニョーラ唯……マンマミーヤ~~~~~!!!」

 

と、クロノスの目尻から涙が出てきて泣いていました。

 

1週間後…

 

「クロノス先生、話があります。」

「セニョーラ唯、どうしたノーね?」

「最近、授業内容が異様ですよね?」

「な、何を言ってるノーね?」

 

最近、クロノス先生は私がたるんでいると言って基礎計算をやらしてくる。

更には漢字の勉強、挙句基礎体力と言う事で、腕立て伏せまで…

ここまでなら百歩譲って未だ許すとしよう。

三日連続休講とか流石にアカン…。

 

「クロノス先生、私とデュエルをしてください。勝ったらここ最近の行動の理由、吐いてもらいますよ。」

「私に勝てると思ってるのーネ?もしシニョーラが勝ったーら、望みどおり、授業をしてやるノーね。」

 

今思えばクロノス先生とのデュエルも入学式以来。

さてどうなる事やら…

 

「「デュエル!」」

 

1st TURN:クロノス

 

「私のターン、ドローナノーネ。《古代の機械猟犬》を召喚なノーネ。このカードは1ターンに1度、このカードの攻撃権を放棄する代わりに600ノダメージを与えるノーね。」

 

唯ライフ8000→7400

 

「先制のジャブと言った所ですか…」

「カードを2枚伏せてターン、エンドなノーね。」

 

クロノス 手札3 ライフ8000

モンスター:《猟犬》ATK1000

魔法罠:伏せ1

 

「《シビル》を召喚。」

 

《シビル》:カウンター0→1

 

「《シビル》で《猟犬》を攻撃。」

 

《シビル》ATK1700VS《猟犬》ATK1000

クロノスライフ8000→7300

 

「古代の機械モンスターが破壊された事ーデ、《未完の時空機械筐》を発動。破壊したモンスターを除外し、1枚ドロー。」

「ぐっ…カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」

 

唯 手札4 ライフ7400

モンスター:なし

魔法罠:伏せ1

 

クロノス 手札4 ライフ7300

モンスター:なし

魔法罠:《未完の時空機械筐》、伏せ1

 

「私のターン、ドローなノーネ。《未完の時空機械筐》を《マジックプランター》のコストにして2枚ドロー。《未完の時空機械筐》が墓地へ送られた事で、《シビル》を場に戻すノーね。」

 

《シビル》ATK1700

 

「《狂った召喚歯車》を発動なノーね。相手の場のモンスター1体を選択し発動。相手はデッキから選択されたモンスターと同じレベル・種族のモンスター2体を選択して特殊召喚する。その後、自分の墓地に存在する攻撃力1500以下のモンスターを1体選択し、そのモンスターと同名のモンスターをデッキ・手札・墓地から全て表側攻撃表示で特殊召喚する。」

「と言う事は…《めるみー》と《さばるみー》を特殊。」

「こちらは《猟犬》3体を特殊召還するノーね。」

 

と言う事は更にバーン…

 

「《猟犬》3体の効果。相手に合計1800のダメージ。」

「《ダメージダイエット》。このターン、受けるダメージを半分に。更に、墓地から除外して効果ダメージは更に半分。」

 

唯ライフ7400→7100→6800

 

「更に、《猟犬》が場に居る時、他の古代の機械が居るなら融合カードなしで融合召喚を行う事が出来るノーね。《猟犬》2体で融合。現れよ、《双頭猟犬》!」

「ぐっ…」

「更に、《双頭猟犬》と《猟犬》で融合。《三頭猟犬》!」

 

クロノス先生が次々と出すモンスターはどれもお世辞にも攻撃力が高いとは言えない…一体何が…

 

「《死者蘇生》を発動。墓地の《猟犬》を蘇生。」

「また…」

「もう一度猟犬の効果を受けるノーね。」

 

唯ライフ6800→6650

 

「《猟犬》と《三頭猟犬》を融合。現れよ、《究極猟犬》!このカードが融合召還に成功したとき、相手のライフを半分にする。」

「なっ…!」

 

唯ライフ6650→3325

 

「伏せカード、オープン。《古代の機械蘇生》。墓地の古代の機械1体を蘇生する。蘇れ、《猟犬》!更に、《地獄の暴走召還》。《猟犬》2体を墓地から特殊。」

「私は《シビル》2体を特殊。」

「《猟犬》3体の効果を追加なノーね。」

 

唯ライフ3325→2875

 

「これで、最後なノーね。《古代の歯車》を発動。場の古代の機械3体を墓地へ送り、手札とデッキからそれぞれ《古代の機械巨人》を1体ずつ特殊召還するノーね。」

 

《巨人》ATK3000

《巨人》ATK3000

《究極猟犬》ATK2800

《さばるみー》DEF1000

《シビル》DEF1000

《シビル》DEF1000

《シビル》ATK1700

《めるみー》DEF1000

 

「唯!」

「十代さん…」

「お前が皆のためにクロノス先生に挑んだって聞いて…」

「それにしてもこの状況は最悪ね…」

 

万城目、明日香さん、十代、剣山君、レイちゃんが駆けつけてくれた。

ライフは一応残る…だけど…

 

「《巨人》2体で《シビル》をそれぞれ攻撃なノーね。」

 

《巨人》ATK3000VS《シビル》DEF1000

《巨人》ATK3000VS《シビル》DEF1000

唯ライフ2875→1875→875

 

「《究極猟犬》は3回攻撃する事が出来る。《究極猟犬》で《さばるみー》を攻撃。」

 

《究極猟犬》ATK2800VS《さばるみー》DEF1000

 

「《さばるみー》の効果。《プラム》を特殊。」

「《究極猟犬》で《プラム》と《シビル》を攻撃。」

 

《究極猟犬》ATK2800VS《プラム》DEF1000

《究極猟犬》ATK2800VS《シビル》ATK1700

唯ライフ875→325

 

「ターン、エンドなノーね。」

 

唯 手札4 ライフ325

モンスター:《めるみー》DEF1000

魔法罠:なし

 

クロノス 手札3 ライフ7300

モンスター:《巨人》ATK3000、《巨人》ATK3000、

《究極猟犬》ATK2800

魔法罠:なし

 

「クロノス先生はやっぱ超最高の先生……。こんなスゴイコンボを見せてくれるなんて……。それでこそ、恩返しのし甲斐が有るってもんだぜぃ!!」

「……うるさいノーネ!!さっきから恩返し恩返しって、私は貴方のそのイヤミなくらいポジティヴなところが……」

「そう、怒ったりしないで。」

 

それにしてもこの状況は…

 

「私のターン、ドロー。《エリス》を召喚。その効果で手札から《アベレージシンクロン》を特殊。」

「場にモンスターが三体…!来るぜ、切り札が!」

「《エリス》《めるみー》《アベレージシンクロン》で融合。現れよ、《アシュレイ》!その効果で《巨人》1体を破壊し、《ブラスターブレード》を特殊。」

 

クロノス先生、覚えているよね?このシチュエーション。

 

「ま、まさかなノーね…」

「《アベレージシンクロン》の効果。互いのライフの平均値を互いのライフとする。」

 

唯ライフ325→3813

クロノスライフ7300→3813

 

「ですーが、まだ終わらないノーね。」

「そうですね。《アシュレイ》で《究極猟犬》を攻撃。」

 

《アシュレイ》ATK2900VS《究極猟犬》ATK2800

クロノスライフ3813→3713

 

「エンドフェイズ、合計レベルは17。3400ノダメージを与える。」

 

クロノスライフ3713→313

 

唯 手札4 ライフ325

モンスター:《めるみー》DEF1000

魔法罠:なし

 

クロノス 手札3 ライフ7300

モンスター:《巨人》ATK3000

魔法罠:なし

 

クロノスが中々立とうとしません。

 

「あれ?クロノス先生、打ち所でも…」

「マンマミーヤ!!やっぱお別れしたくないノーネ!!」

 

クロノス先生が滝の様な涙を流して本音をブチ撒けちまいました。

 

「卒業アルバムを見ているうちーに、もうすぐみんなとお別れかと思うーと、寂しくて堪らなくなったのーネ!!長い教師生活で、こんな気持ちになったのは初めてなノーネ!!」

「クロノス先生……。」

「そうだったんスか……。」

「だからわざと単位を取れなくしていたのね。」

「フン、迷惑な話だ……。」

 

明日香や翔と違って、万丈目は相変わらず辛口です。

 

「フン、恩返しなんか、絶対にさせてあげないノーネ!!私のターン、ドローなノーね。《ファントムオブカオス》を召喚。その効果で墓地の《古代の機械巨人》を除外し、名前、効果、攻撃力をコピーする。」

「ですが、ターンを返せば攻撃力0を晒す事になる…。どうします?」

「生徒相手にこの二枚を使うことになるトーは…《融合》を発動。手札の《古代の機械巨人》と場の《機械巨人》2体を融合。現れよ、《古代の機械究極巨人》!」

 

攻撃力4500…

 

「更に、《オーバーロードフュージョン》を発動なノーね。墓地の《猟犬》《双頭猟犬》《三頭猟犬》《究極猟犬》を融合。現れよ、《古代の機械混沌巨人》!」

 

攻撃力4500が2体…

 

「《究極巨人》で《アシュレイ》を、《混沌巨人》で《ブラスターブレード》をそれぞれ攻撃。」

 

《古代の機械究極巨人》ATK4500VS《アシュレイ》ATK2900

《古代の機械混沌巨人》ATK4500《ブラスターブレード》ATK2900

唯ライフ3813→613

 

「ターン、エンドなノーね。」

「場のカードは下級のみ 戦況は圧倒的にこっちが有利ナノーニ……どうしてナノーネ、まだまだ決着が付かない気がするのーネ。」

「次のターン、私の三年間の集大成にしてやるぜ!!」

「いや、むしろこの逆境をどう乗り越~え、私を倒すのーカ、私自身が見習っているのーネ。」

 

唯 手札4 ライフ613

モンスター:《めるみー》DEF1000

魔法罠:なし

 

クロノス 手札0 ライフ313

モンスター:《究極巨人》ATK4500、《混沌巨人》ATK4500

魔法罠:なし

 

「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズ、《めるみー》は復活。《死者蘇生》を発動。蘇れ、《プラム》!《プラム》の効果。《ミスト》を墓地へ送り、そのまま蘇生。レベル4《めるみー》とレベル2《プラム》にレベル3《ミスト》をチューニング。」

「レベルは9…!」

「戦友の血に染まった剣で、戦場に君臨する悲劇の王に付き従え!シンクロ召喚!《ブラスターダーク》!そして、騎士達の聖地、《ユナイテッドサンクチュアリ》を発動。」

 

これで…

 

「《双剣覚醒》を発動。墓地の《ブラスターブレード》と《ブラスターダーク》を除外。光と影は一つとなり、そして真の力が生まれる。現れよ、 《マジェスティ・ロードブラスター》!!」

「な、ナンなノーね?!」

「《マジェスティロードブラスター》の効果で《ブラスターブレード》と《ブラスターダーク》を装備。」

 

《マジェスティロードブラスター》ATK3000→4000

 

「《マジェスティロードブラスター》で《究極巨人》を攻撃。」

「だけど、《究極巨人》の方が攻撃力は上なノーね。」

「《ユナイテッドサンクチュアリ》の効果発動。宝石騎士と名のつくモンスターが攻撃する時、攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、

攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。」

「今やっと理解ったノーネ。皆と別れるのがこんなに辛いノーは、教師である私自身ーが、彼らから学んだ事ーが、余りにも多かったからなのーネ。私もこの三年間にピリオドをうーち、教育者としての新しい一歩を踏み出していかなければならないのーね!!」

 

《マジェスティロードブラスター》ATK5000VS《究極巨人》ATK4500

クロノスライフ350→0




と言う事で今回は恩返しデュエル会でした。
アシュレイで巨人破壊しながらブラブレ(第1話)、混沌巨人に究極巨人(本家恩返しデュエルで古代の機械の切り札を出したと言う事で)、そしてスカイスクレイパー(流石に、ジュエルナイトでスカイスクレイパーは無理なのでジュエルナイト仕様の同じ効果に)で攻撃力逆転しそのままフィニッシュ(本家1話、本家恩返しデュエル)。
詰め込みすぎかな?

翔「アニキ!!どんなに勉強が苦手でも、授業サボっちゃダメッスよね、ね。」
十代「はぁ…今度ばかりは身に染みたぜ。」
翔「ホントかなぁ~?」
十代「何だよその眼は?」
翔「出てないんだ…。クロノス教頭の様子がおかしいんスよ。」
十代「さて、と…卒業デュエルに向けたデッキ、調整しないとな。」
翔「全く……。」
次回、卒業デュエル開始、お触れホルスの脅威
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