遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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第117話 ギアクロニクル

時空混線の原因と思われる「ダークゾーン」の古代遺跡から発掘された謎の門「時空ゲート」から突如現れた軍勢…《ギアクロニクル》…彼等は敵か味方か…

私達はあの後、スサノオと同行する事になり「時空ゲート」と呼ばれる場所に来ていた。

 

「ここがその場所ね…」

「貴様…この世界の者でも無い用だな。…ここに何用だ。」

『マスター、彼は《クロノジェットドラゴン》。ギアクロニクルの中でも上の方の立場の者のようです。』

「ありがとう、《アシュレイ》。度々起こっている時空混線の影響でこっちの世界に来た人を探している。貴方達はもしかしたら何か知っているかもと思ってね。」

 

嘘をつく理由は無い。

正面から問う。

 

「成る程。残念だが、俺達やこの世界の住民以外を見たのはお前が始めてだ。」

「そうだったか…。ふむ…見た所、デュエルが出来る様子。一度デュエルしてみぬか。」

「良いわよ。貴方達の力…どれ程か…。」

「「デュエル!」」

 

1st TURN:クロノジェットドラゴン

 

「俺のターン、ドロー。手札の《スワラルスライム》の効果。自身とDD…《バフォメット》を墓地へ送り、その2体を融合素材としたDDDを呼び出す。」

 

DD?それにDDD?

融合テーマだとは思うけど…

 

「自在に形を変える神秘の渦よ。異形の神を包み込み、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ!《DDD烈火王テムジン》!DDD…ディファレントディメンションデーモンは異次元を統べる王達。お前はどう戦う?」

(DDD…そう言う事…!)

「更に、チューナーモンスター《ナイトハウリング》を召喚。《ナイトハウリング》の効果。墓地のDD…《バフォメット》を蘇生。」

 

チューナー?!って事はシンクロまで…!

 

「レベル4《バフォメット》にレベル3《ナイトハウリング》をチューニング。闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7!《DDD疾風王アレクサンダー》!」

「シンクロのDDD…!」

「他のDDが召喚・特殊召還に成功した時、《テムジン》も《アレクサンダー》も墓地のDDを蘇生することが出来る。蘇れ、《テムジン》の効果で《ナイトハウリング》を蘇生し、その特殊をトリガーに《アレクサンダー》の効果で《バフォメット》を蘇生。」

 

さっき素材に使った2体が直ぐに場に…!

 

「《バフォメット》の効果。1ターンに1度、場のDDのレベルを1~8の好きな数値にする。」

「まさか…!」

「《ナイトハウリング》のレベルを4に。レベル4《スワラルスライム》と《バフォメット》でオーバーレイ。この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ!エクシーズ召喚!生誕せよ!ランク4!《怒濤王シーザー》!」

 

場にシンクロ、融合、エクシーズ…それも一ターンで…!

 

「《おろかな埋葬》を発動。《ネクロスライム》を墓地へ。」

「《ネクロスライム》?」

「このカードはDDDを融合召喚する場合、このカードと墓地のDDを使用する。また、この方法に融合カードは要らない。《ネクロスライム》と《ナイトハウリング》で墓地融合。」

 

2体目の融合モンスター…!

 

「冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて真の王と生まれ変わらん!融合召喚!出でよ!神の威光伝えし王!《DDD神託王ダルク》!ターン、エンド。」

 

クロノジェット 手札2 ライフ8000

モンスター:《ダルク》ATK2800、《シーザー》ATK2400、

《テムジン》ATK2000、《アレクサンダー》ATK2500

魔法罠:なし

 

「私のターン、ドロー。《禁じられた聖杯》を《ダルク》に発動。」

「何?!(さっきまでの反応からしてDDの事を知らない筈…一番怪しいダルクに警戒したか?だが、それでも効果に対して撃てば良い筈…。何の意図が…!)」

「《ジュエリーショップ》を発動。そして《エリス》を召喚。召還・特殊召還に成功した事で、《ジュエリーショップ》にカウンターが乗る。」

 

《ジュエリーショップ》0→1

 

「更に、《シビル》の効果で手札の《ウェポンナイト》を特殊。」

「ふむ…」

 

《ジュエリーショップ》1→2

 

「場のカウンターを2つ取り除き、デッキより《霧生》を特殊。」

「チューナー…お前も…シンクロか…。」

「いや、ここは。《ウェポンナイト》《エリス》《霧生》で融合。現れよ、《アシュレイ》!」

 

《ジュエリーショップ》2→0→1→2

 

「《アシュレイ》の効果。相手の場のこのカードよりも攻撃力が高いモンスター1体を破壊し、その攻撃力より低いモンスターをデッキから特殊召還する。《ダルク》を破壊。」

「そのための《聖杯》…か。」

「《プラム》を特殊。《プラム》の効果で手札を1枚捨て、《エリス》を蘇生。」

 

《ジュエリーショップ》2→4

 

「魔法カード、《宝石の煌き》を発動。場のカード1枚からカウンターの乗ったカードを墓地へ送り、場のモンスター1体のレベルを乗っていたカウンターの数と同じにする。《ジュエリーショップ》を墓地へ送り、《プラム》のレベルを4に。」

「レベル4が2体…!」

「レベル4《プラム》と《エリス》でオーバーレイ。現れよ、《ゴヴァノン》!その効果で素材を2つ使い、デッキから《ブラスターブレード》を特殊。」

 

手札はこれで残り1枚だけど…これだけやれば十分。

 

「《ブラスターブレード》で《アレクサンダー》、《アシュレイ》で《シーザー》、《ゴヴァノン》で《テムジン》を攻撃。」

 

《ブラスターブレード》ATK2900VS《アレクサンダー》ATK2500

《アシュレイ》ATK2900VS《シーザー》ATK2400

《ゴヴァノン》ATK2300VS《テムジン》ATK2000

クロノジェットドラゴンライフ8000→7600→7100→6800

 

「破壊された《シーザー》の効果で《魔神王の契約書》を手札に。」

「これでバトルを終わ…そんな…?!」

 

何と、場には破壊した筈の4体の王が全て復活していたのだ。

 

「俺は《シーザー》の効果を発動していた。このカードのX素材を1つ取り除いて発動出来、このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。」

「そんな事が…だけど、私達の方が攻撃力は…それに一度でも破壊されてるならエンドフェイズに《ブラスターブレード》の効果でレベル×200のダメージ。1枚伏せてエンドフェイズに。」

 

クロノジェットドラゴンライフ6800→9400

 

「回復した?!」

「《ダルク》が居る代わりに私への効果ダメージは回復に変わる。」

「ッ…ターン、エンド…」

 

クロノジェット 手札3(《地獄門》) ライフ9400

モンスター:《ダルク》ATK2800、《シーザー》ATK2400、

《テムジン》ATK2000、《アレクサンダー》ATK2500

魔法罠:なし

 

唯 手札0 ライフ8000

モンスター:《アシュレイ》ATK2900、《ゴヴァノン》ATK2300、

《ブラスターブレード》ATK2900

魔法罠:伏せ1

 

「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに《シーザー》の効果。このカードの効果で特殊召還したモンスターの数×1000のダメージを受ける。」

 

クロノジェットドラゴンライフ9400→13400

 

「《魔神王の契約書》を発動。このカードは1ターンに一度、融合カードの代わりになる永続魔法。場の《シーザー》と《アレクサンダー》を融合。」

「ぐっ…」

「冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな世界を切り開け!融合召喚!出現せよ!極限の独裁神、《DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク》!」

 

攻撃力3200…!

 

「更に、《テムジン》の効果。墓地より《アレクサンダー》を蘇生する。」

「ぐっ…」

「そして《地獄門の契約書》を発動し、その効果で1ターンに一度、DD…《ペンドラゴン》を手札に加える。墓地の《スワラルスライム》の効果。除外して手札のDDDを呼び出す。現れよ、《ペンドラゴン》!」

 

《ペンドラゴン》ATK2600

《アレクサンダー》ATK2500

《テムジン》ATK2000

《ダルク》ATK2800

《カエサルラグナロク》ATK3200

 

5体の王が並んだ…

しかも攻撃力はどれも高水準の物ばかり…

 

「《ペンドラゴン》で《ゴヴァノン》を攻撃。」

 

《ペンドラゴン》ATK2600VS《ゴヴァノン》ATK2300

唯ライフ8000→7700

 

「《カエサルラグナロク》で《アシュレイ》を攻撃。このカードの攻撃宣言時、場のDD又は契約書を手札に戻し、攻撃対象以外の相手モンスター1体を装備カードとする。《ブラスターブレード》を装備。このカードの攻撃力は装備モンスターの攻撃力文アップする。」

「伏せカード、オープン。《ハーフシャット》。対象のモンスターは攻撃力が半分になる代わりに破壊されない。」

 

《カエサルラグナロク》ATK6100VS《アシュレイ》ATK1450

唯ライフ7700→3050

 

「なら、《ダルク》、《テムジン》でも《アシュレイ》を攻撃。」

 

《ダルク》ATK2800VS《アシュレイ》ATK1450

《テムジン》ATK2000VS《アシュレイ》ATK1450

唯ライフ3050→1700→1150

 

「ターン、エンド。」

 

クロノジェット 手札3(《魔神王》) ライフ13400

モンスター:《ダルク》ATK2800、《ペンドラゴン》ATK2600、

《テムジン》ATK2000、《アレクサンダー》ATK2500、

《カエサルラグナロク》ATK6100

魔法罠:《ブラスターブレード》、《地獄門》

 

唯 手札0 ライフ1150

モンスター:《アシュレイ》ATK2900

魔法罠:伏せ1

 

「私のターン、ドロー。《アシュレイ》で《テムジン》を攻撃。」

 

《アシュレイ》ATK2900VS《テムジン》ATK2000

クロノジェットドラゴンライフ13400→12500

 

「《一時休戦》を発動。互いにドロー。1枚伏せてターン、エンド。」

「ダメージを0にする効果か…時間稼ぎをして良いカードを引けると良いがな。」

 

クロノジェット 手札4(《魔神王》) ライフ12500

モンスター:《ダルク》ATK2800、《ペンドラゴン》ATK2600、

《アレクサンダー》ATK2500、《カエサルラグナロク》ATK6100

魔法罠:《ブラスターブレード》、《地獄門》

 

唯 手札0 ライフ1150

モンスター:《アシュレイ》ATK2900

魔法罠:伏せ1

 

「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに《地獄門》の効果。1000のダメージを受ける効果だが、《ダルク》の効果で回復に書き換わっている。」

 

クロノジェットライフ12500→13500

 

「《カエサルラグナロク》で《アシュレイ》を攻撃。」

「ぐっ…すまない《アシュレイ》…」

 

《カエサルラグナロク》ATK6100VS《アシュレイ》ATK2900

 

「《地獄門》の効果で《ヘルアーマゲドン》を手札に加え、ターン、エンド。」

「エンドフェイズに《活路への希望》。1000払い、互いのライフ差2000に付き、1枚ドロー。ライフ差は13350。よって6枚ドロー。」

 

唯ライフ1150→150

 

クロノジェット 手札5(《ヘルアーマゲドン》《魔神王》) ライフ13500

モンスター:《ダルク》ATK2800、《ペンドラゴン》ATK2600、

《アレクサンダー》ATK2500、《カエサルラグナロク》ATK6100

魔法罠:《ブラスターブレード》、《地獄門》

 

唯 手札6 ライフ150

モンスター:なし

魔法罠:伏せ1

 

「私のターン、ドロー。手札の2枚を捨て、《魔法石の採掘》を発動。そしてチェーンして《非常食》。魔法罠2枚を墓地へ送り、2000回復。」

 

唯ライフ150→1150

 

「《一時休戦》を戻し、発動。1枚伏せてターン、エンド。」

 

クロノジェット 手札6(《魔神王》《ヘルアーマゲドン》) ライフ13500

モンスター:《ダルク》ATK2800、《ペンドラゴン》ATK2600、

《アレクサンダー》ATK2500、《カエサルラグナロク》ATK6100

魔法罠:《ブラスターブレード》、《地獄門》

 

唯 手札3 ライフ1150

モンスター:なし

魔法罠:伏せ1

 

「俺のターン、ドロー。《地獄門》効果で1000回復。《地獄門》の効果で《ヘルアーマゲドン》をサーチ。」

 

クロノジェットドラゴンライフ13500→14500

 

「《魔神王》を発動し1枚伏せてターン、エンド。」

「エンドフェイズに《闇よりの罠》。ライフが3000以下の時、1000払う事で、墓地の通常罠カードの効果を発動する。私が発動するのは《活路への希望》。ライフ差は14350。7枚ドロー。」

 

クロノジェット 手札6(《ヘルアーマゲドン》×2) ライフ14500

モンスター:《ダルク》ATK2800、《ペンドラゴン》ATK2600、

《アレクサンダー》ATK2500、《カエサルラグナロク》ATK6100

魔法罠:《ブラスターブレード》、《地獄門》、《魔神王》、伏せ1

 

唯 手札10 ライフ150

モンスター:なし

魔法罠:なし

 

「私のターン、ドロー。《カミーユ》をコストに《会合》を発動。2枚ドロー。《手札断殺》を発動。互いに2枚の手札入れ替え。」

「手札の入れ替わりが激しいな…。」

「ドロソは正義。《死者蘇生》を発動。蘇れ、《カミーユ》!その効果で《プラム》を蘇生。その効果で手札を1枚捨て、《エリス》を蘇生。」

 

手札は残り8枚。

あの布陣を突破するには十分。

 

「《サイクロン》を発動。《ブラスターブレード》を返してもらう。そしてレベル4《カミーユ》と《エリス》に《アベレージシンクロン》をチューニング。シンクロ召喚。現れよ、《ブラスターダーク》!《アベレージシンクロン》の効果でライフを平均にする。」

 

《カエサルラグナロク》ATK6100→3200

クロノジェットライフ14500→7325

唯ライフ150→7325

 

「《双剣覚醒》を発動。墓地の《ブラスターブレード》と場の《ブラスターダーク》を除外。現れよ、《マジェスティロードブラスター》!」

 

《マジェスティロードブラスター》ATK3000→4000

 

「《聖杯》を発動。場の《カエサルラグナロク》の効果を無効に。」

 

《カエサルラグナロク》ATK3200→3600

 

「墓地の《アグロヴァル》を除外して《パーシヴァル》の効果。自己蘇生。そして《二重召喚》を発動。《運命の解放者》を召喚。レベル5《パーシヴァル》にレベル3《運命の解放者》をチューニング。現れよ、《レッドデーモンズドラゴン》!」

 

これで…。

 

「《マジェスティロードブラスター》で《カエサルラグナロク》を攻撃。」

 

《マジェスティロードブラスター》ATK4000VS

《カエサルラグナロク》ATK3600

クロノジェットライフ7325→6925

 

「《マジェスティロードブラスター》は2体のブラスターを装備している場合、2回攻撃を得、またその2体の効果を引き継いでいる。《ブラスターダーク》の効果で破壊したモンスターのレベル×200アップ。《ダルク》を攻撃。」

 

《マジェスティロードブラスター》ATK6000VS《ダルク》ATK2800

クロノジェットライフ6925→3725

 

「《レッドデーモンズドラゴン》で《アレクサンダー》を攻撃。」

『これと、ブラスターブレード、そして契約書のダメージが通れば…!』

「その攻撃宣言時、《契約洗浄》を発動。場の契約書を破棄する事で、その枚数×1000ライフを回復し、1枚ドロー。2枚共破棄する。」

 

《レッドデーモンズドラゴン》ATK3000VS

《アレクサンダー》ATK2500

クロノジェットドラゴンATK3725→5725→5225

 

「《アレクサンダー》の効果。墓地の《地獄門》を回収する。」

「でも、これでかなり優性…カードを1枚伏せてターン、エンド。」

 

 

クロノジェット 手札9(《地獄門》《ヘルアーマゲドン》×2) ライフ5225

モンスター:《ペンドラゴン》ATK2600

魔法罠:なし

 

唯 手札2 ライフ6925

モンスター:《マジェスティロードブラスター》ATK6000、

《レッドデーモンズドラゴン》ATK3000

魔法罠:《ブラスターブレード》、《ブラスターダーク》、伏せ1

 

「俺のターン、ドロー。《地獄門》を発動。その効果で3枚目の《ヘルアーマゲドン》を加える。この世界には存在しない召喚法をお見せしよう。手札の《ニュートン》と《ケルベロス》で…」

『リーダー、ユナイテッドサンクチュアリで反乱が…』

「何?!このデュエルお前に預ける。お前もユナイテッドサンクチュアリを心配するなら急ぐのだな。」

「待って、聞きたい事が…!」

 

私の言葉に耳を傾ける様子も無く、ゲートを開き、その中に消えて行く。




あのまま行ってたら
P召喚でヘルアーマゲドン3体とカオスアポカリプス降臨。
ケルベロスのP効果で攻撃力3000になったペンドラゴンで自爆特攻。
ヘルアーマゲドン2体の効果で効果使った2体のうち片方を5200上昇。攻撃力8200となったヘルアーマゲドンでマジェスティ攻撃。
効果使ってないヘルアーマゲドンとカオスアポカリプスのダイレクトで全て通れば終わってたそうな…
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