遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
「はぁ…、何でこんなオンボロな家に住まなきゃならないの…」
デュエルアカデミアでは寮制であり、全員、寮に泊まる事になる。桐山唯は3種類ある寮の中でも最も設備が悪いオシリス寮に泊まる事となっている。
女性デュエリスとが少ないせいか唯は1人部屋となる。
そんな事をぼやいていると…
PDAが鳴り出した。
「十代からね…わざわざ電話しなくても…」
2人の部屋は隣り合わせになっているのですぐ、会いに来れるはずなのだが…
『一緒に学内を探検しようぜ。』
「分かったわ…」
『じゃあ、部屋の前で。』
「えっ、ちょっ…。切られた…。この流れだと今すぐって事よね…。はぁ…。」
唯が出るとそこには十代を含めて3人が居た。
しかし、後ろの2人は初めて見る。
「えっと、そこの2人は?」
「僕は丸藤翔っス。」
水色の髪に丸い縁の眼鏡をした丸藤翔君。
「前田隼人なんだなぁ。」
少し太っている、コアラみたいな前田隼人君。
二人の自己紹介が終わった所で、十代が喋り出す。
「よし、行くか!」
十代には色んな場所へ行かせれた。
食堂、教室、保健室、購買…
そして最後に訪れたのは…
「スッゲーひれぇ…」
そこはデュエルスペースだった。
「お前等、ここで何をしている。」
そこに現れたのはブルー寮の生徒だった。
「デュエルをしようと…」
「ここはオベリスクブルーのデュエル場だ。貴様ら、オシリスレッドが好きに使って良い場所ではない。」
「なら、デュエルしようぜ。」
「誰にそんな口を叩いている。」
「万城目君、そこまでよ。そこの2人ももうすぐ歓迎パーティがあるから戻りなさい。」
あのブルーの生徒は万城目って言うのね…
「ちっ。行くぞ。」
「サンキュー。えっと…」
「天上院明日香よ。明日香で良いわ。」
明日香さん…か。
今日は助かったわね。
「サンキュー、明日香。」
そう言って私達はその場を立ち去る。
そしてその日の夜。PDAが鳴る。
「こんな時間に誰よ…」
『今からデュエル場に来い。アンティデュエルだ。貴様もデュエリストだ。逃げたらどうなるか分かるよな?』
(何か知らないけど…デュエルの申し込みなら受けて立つわ。)
デュエル場
「貴方の言う通り、来てやったわよ。」
十代は既に万城目とデュエルしている。
「お前みたいな女が相手ならわざわざ万城目さんに手を出してもらうまでもねぇ…」
「俺達が相手してやる。」
二人のブルーの生徒がいる。万城目の取り巻きだろう。
「面倒ね…2人纏めて掛かってきなさい。」
「ルールはバトルロワイヤルだ。」
唯→取り巻きA→取り巻きB
唯ライフ8000
取り巻きAライフ8000
取り巻きBライフ8000
「「「デュエル!」」」
「私のターン、ドロー。ジュエルショップを発動。」
真夜中のデュエルフィールドから一転、ジュエルショップに変わる。
「プリズミーを召喚。ジュエルショップにカウンターが乗る。」
ジュエルショップJC0→1
ヒョウのようなモンスターが現れる。
「会合を発動。手札のジュエルナイトモンスターを1枚捨て、2ドロー。手札から捨てられたメルミーの効果。このカードが手札から墓地へ送られた時、ジュエルカウンターをフィールドのカード1枚に乗せる。ジュエルショップに乗せる。」
ジュエルショップJC1→2
「カードを2枚伏せる。エンド。」
「俺のターン、ドロー。進撃の帝王を発動。そしてサイバードラゴンを特殊召喚。」
相手の場に竜の形をした機械が現れる。
「サイバードラゴンをリリースして邪帝ガイウスをアドバンス召喚。効果でプリズミーを除外。カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」
サイバードラゴンをリリースされて現れたのは邪帝ガイウス。
このカードは灰色の鎧を身に纏い、黒いマントを身に纏っている。
そしてそのガイウスは自らの力を溜めた塊を作り出し、プリズミーを飲み込んでしまう。
「俺のターン、ドロー。帝王の溶撃を発動。死皇帝の陵墓を発動。効果でライフを1000払い、クライスをアドバンス召喚。効果でセットカード2枚を対象。」
取り巻きBライフ8000→7000
次に現れたのは光帝クライス。黄色い鎧を身に纏う。
その効果でこちらの伏せカードにクライスによって発せられた黄色いエネルギー弾を放つ。
「セットカード、オープン。クイックアベンジを発動。そして、それにチェーンしてジュエルインパクトを発動。ジュエルインパクトは自分の場にモンスターが存在しない場合、相手の場のモンスターと同じ数のジュエルナイトを特殊召喚する。現れよ、2体のブラスターブレード。」
先日のクロノス先生とのデュエルで姿を現した騎士が2体、場に並ぶ。
ジュエルショップJC2→3
「更にクイックアベンジの効果。相手が自分の場のカードを2枚以上破壊する効果を発動した時、自分の場のジュエルナイトの数まで相手のカードを破壊する 。これで、帝王の溶撃と進撃の帝王を破壊する。クライスの効果で2枚ドロー。」
進撃の帝王はアドバンス召還されたモンスターは効果対象にならず、効果破壊されない。
帝王の溶撃はアドバンス召還したモンスター以外の効果は無効化される。
どちらも厄介なカードであるため、早めに破壊出来たのは良かったと言えるであろう。
「ターン、エンド。」
「私のターン、ドロー。墓地のメルミーの効果。墓地へ送られたこのカードは次の自分のターンに特殊召喚する事が出来る。ジュエルショップにカウンターが乗る。」
ジュエルショップJC3→4
こちらは虎のようなモンスター。さっき、ジュエルショップにカウンターを届けてくれたのもこの子である。
「トランミーを召喚。カウンターがジュエルショップに乗る。」
このモンスターも虎のようなモンスターなのだが、先程のメルミーが子供だったのに対し、こちらは大人である。
そして、鎧のような物を着ている。
「ジュエルショップの効果。このカードに乗るカウンターを全て取り除く事で自分の場のジュエルナイトの数と同じレベルのジュエルナイトを特殊召喚する事が出来る。現れよ、ミランダ。」
「そのカードは…しかし、場は埋まっている。」
「そして、この効果を使った場合、相手のモンスター1体の攻撃力は取り除いたカウンター×300ポイントアップ。これでガイウスを攻撃力3600に。ミランダとジュエルショップの効果でそれぞれにカウンターが乗る。」
ミランダJC0→2
ジュエリーショップJC0→1
「更に集約される宝石を発動。場のジュエルカウンターを全て場の1枚のカードに集約させる。」
ミランダJC2→0
ジュエリーショップJC1→3
「ミランダ、メルミー、トランミーで融合しアシュレイを特殊召喚。効果でガイウスを破壊。効果でシビルを特殊召還。ジュエリーショップにカウンターが乗る。」
ジュエリーショップJC3→5
「ジュエリーショップの効果で私のジュエルナイト達は強化される。」
ブラスターブレードATK2900→3900
ブラスターブレードATK2900→3900
アシュレイATK2900→3900
シビルATK1700→2700
「ブラスターブレードで取り巻きAにダイレクトアタック。」
取り巻きAライフ8000→4100
「アシュレイでクライス攻撃。」
アシュレイはクライスの鎧を一撃で切り裂く。
取り巻きBライフライフ8000→6500
「ブラスターブレード、シビルで取り巻きBにダイレクトアタック。」
取り巻きBライフ6500→2600→0
「エンドフェイズ。ブラスターブレード2体の効果で取り巻きA、貴方に計4800のダメージを与える。」
取り巻きAライフ4100→0
取り巻き達は口を揃えてこう言った
「「ワンターン、ツーキルだと…」」
「貴方達、こんな時間に何してるの?」
そこに現れたのは明日香だった。
「警備員がもうすぐ来るわ。」
「この勝負は引き分けだ。」
そう言って万城目は手下共を連れて引き上げて行った。
「私達もさっさと行くわよ。」
そう言って私達もこの建物を出た。
後で知ったんだけど十代もあのまま行けば勝ててたとの事。
やってしまった…
また、1キルになってしまった…
と言う事で、カード紹介です。
会合
通常魔法
手札のジュエルナイトモンスターを捨て、2ドロー
メルミー
効果モンスター
ATK1000 DEF1000 レベル4
手札から墓地へ送られた場合、場のカード1枚にジュエルカウンターを乗せる。墓地へ送られたこのカードは次のターン、特殊召喚する事が出来る。
ジュエルインパクト
通常罠
自分の場にモンスターが存在しない場合、相手の場のモンスターと同じ数のジュエルナイトモンスターを特殊召喚。
クイックアベンジ
通常罠
相手が自分の場のカードを2枚以上破壊する効果を発動した時、自分の場に存在するジュエルナイトの数まで相手のカードを破壊する。
集約される宝石
通常魔法
場のジュエルカウンターを全てフィールドのカード1枚に乗せる。
次回は明日香さんのデュエル。