遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
「これで、この戦場は制圧完了ね。」
「ああ。」
「次は何処へ行くべきかしら。」
「今、虚無との戦いでの鍵はなるかみとゴールドパラディン。なら、そのどちらかに会いに行くのが妥当でしょうな。」
そう言う司令官。
「貴方は?」
「私の名はコマンダーローレル。ディメンションポリスの総司令である。」
「宜しくお願いします。コマンダーローレル。では、そのなるかみとゴールドパラディンは何処に?」
「なるかみはドラゴンエンパイアと言う場所に居ます。そして、ゴールドパラディンは…」
「唯の宝石騎士の大半が所属するロイヤルパラディンの本拠地、ユナイテッドサンクチュアリだ。」
「なら、ユナイテッドサンクチュアリに行った方が良さそうね。」
「そうだな。」
「それが良いと思います。」
「クロムジェイラー、私達をユナイテッドサンクチュアリに連れて行って。」
『ああ。』
そう言って私達はユナイテッドサンクチュアリへ向かう。
「ここがユナイテッドサンクチュアリ…。」
「ここは、正規軍のロイヤルパラディン、そして同じく正規軍のゴールドパラディン。そして、軍の中でも汚れた仕事を専門とするシャドウパラディン。そして、救護部隊エンジェルフェザー。そして、占いにより、先を見通すクレイ1の会社オラクルシンクタンク。リンクジョーカーに対抗するため、オラクルシンクタンクから派生してジェネシスと言う企業も出来ようとしている。」
そして、私達はロイヤルパラディンの軍の元へ。
「貴様等、何奴?」
そこにはししの鬣の様な髪をした一人の騎士であった。
「エイゼル殿、この者は私のマスターとその仲間です。」
「貴方は…アシュレイ殿か。ならば、その実力を試させて貰っても?」
「ええ。」
「デュエルなら大歓迎よ。」
「唯とレオン、お前等2人を同時に私が相手しよう。私を君達が倒せれば、君達の入団を許可しよう。ルールはサバイバル形式で、1ターン目は誰も攻撃出来ない。そして、我が、選考を貰うと言う形で良いかな?」
「ええ。」
「ああ。」
「「「デュエル!」」」
「我のターン、ドロー。エコールドゾーンを発動。」
「このカードは…」
エイゼルは2人に分かれ、レオンとは分断されてしまう。
「我はこれでターン、エンド。」
「私のターン、ドロー。」
このフィールドでは出したモンスターはトークンに変わる。なら、攻撃力がより高いモンスターを出す。
「シビルを召喚。」
マスクトークンATK1700
やはり、トークンに変わった…
「ターン、エンド。」
レオンside
(ここは…何処だ?唯とは離されてしまったし、アイツの場には奇妙なトークンが1体。攻撃力は1700…。)
「蒼嵐兵テンペストブレーダーを召喚。」
しかし、テンペストブレーダーは破壊され、トークンとなる。
マスクトークンATK1800
(何だ、コイツ…まさか、このフィールド…召喚モンスターをトークンに変える効果か!)
「マスクトークンで攻撃。」
マスクトークンATK1800VSマスクトークンATK1700
エイゼルライフ8000→7900
「ターン、エンド。」
唯SIDE
唯 手札5 ライフ7900
モンスター:なし
魔法罠:なし
エイゼル 手札4 ライフ8000
モンスター:マスクトークンATK1800
魔法罠:なし
「私のターン、ドロー。相手の場にのみモンスターが居る場合、このカードは特殊召還することが出来る。来て、トレーシー!」
マスクトークンATK2200
「マスクトークンで攻撃。」
マスクトークンATK2200VSマスクトークンATK1800
エイゼルライフ8000→7600
「ターン、エンド。」
レオンSIDE
レオン 手札:4 ライフ7600
モンスター:なし
魔法罠:なし
エイゼル 手札5 ライフ7900
モンスター:マスクトークンATK2200
魔法罠:なし
「俺のターン、ドロー。蒼嵐兵テンペスブレイダーを召喚。」
「蒼嵐式迎撃術を発動。蒼嵐モンスターが破壊された場合、そのモンスターを場に特殊召還する。そして、そのモンスターは攻撃力が500ポイントアップしこのターン効果では破壊されない。そして、その同名モンスターをデッキから墓地へ。」
テンペストブレーダーATK1800→2300
「テンペストブレーダーで攻撃。」
(ハイハーフを発動。攻撃力2000以上のモンスター1体の攻撃力を半分にする。)
マスクトークンATK2200→1100
テンペストブレーダーATK2300VSマスクトークンATK1100
エイゼルライフ7900→6700
「更に、トークンでダイレクトだ。」
エイゼルライフ6700→4400
「ターン、エンド。」
唯SIDE
エイゼル 手札:3 ライフ7600
モンスター:テンペストブレーダーATK2300、マスクトークンATK1700
魔法罠:なし
唯 手札5 ライフ4400
モンスター:なし
魔法罠:なし
「私のターン、ドロー。」
(模倣-イミテーションを発動。場のトークン1体を選択し、能力が同じトークンを相手の場に特殊。そして、その攻撃力の半分のダメージをそのプレイヤーに与える。)
エイゼルライフ7600→6750
(エイゼルのライフが減った効果、そして私のモンスターの攻撃力を下げた効果…一体何処から?まさか…この勝負は…)
「ジュエルハリケーンを発動。自分の場にカードが存在せず、手札と場の枚数の合計が相手より自分の方が少ない場合、フィールドの魔法罠を全て破壊する。これで私達に幻惑を見せて来たこのフィールドを消し去れる。」
「これは、一体?」
「ふぅ。これぐらいして貰わねばな。」
唯 手札5 ライフ4400
モンスター:なし
魔法罠:なし
レオン 手札:3 ライフ6750
モンスター:テンペストブレーダーATK2300、マスクトークンATK1700、マスクトークンATK1700
魔法罠:なし
エイゼル 手札:3 ライフ8000
モンスター:なし
魔法罠:なし
「私達はエイゼルに分断され、それぞれ別々の所で、エイゼルと戦っているように思われた。一見、何の関係性のないデュエル。だが、エコールドゾーンによってエイゼルに見えているだけで実際は私とレオンで潰し合いをさせられていた。」
「成る程。そう言う事か。」
「お見事。と言いたいが、勝負はここからだ。さて、何か気付かないかい?」
「?」
「手札が1枚足りない。まさか、その破壊されたカードで何かをしようっての?」
「攻撃力を半分にしたカード、俺の場にトークンを呼んだカード、そしてエコールドロケーション。そしてアイツには2ターンしか回っていない。確かに手札が1枚足りないか。」
「そう。破壊されたZ-ONEの効果。墓地のこのカードをフィールド魔法扱いとして、発動する。表側表示のこのカードは場から離れない。このカードの発動コストはデッキのフィールド魔法を除外する事。そして除外したフィールド魔法の効果をこのカードは得る。魂縛門を除外。」
エイゼルの真後ろに大きな門が現れる。
「魂縛門?」
「気を付けろ。嫌な予感がする。」
「ええ。プラムを召喚。」
魂縛門から放たれた雷がプラム、私、エイゼル、レオンを襲う。
唯ライフ4400→3600
エイゼルライフ8000→7200
レオンライフ6750→5950
「魂縛門は自らのライフより低い攻撃力のモンスターが召喚された場合、そのモンスターを破壊し、全プレイヤーに800のダメージを与える。」
「後、5回喰らったら…ターン、エンド。」
唯 手札4 ライフ3600
モンスター:なし
魔法罠:なし
レオン 手札:3 ライフ5950
モンスター:テンペストブレーダーATK2300、マスクトークンATK1700、マスクトークンATK1700
魔法罠:なし
エイゼル 手札:3 ライフ7200
モンスター:なし
魔法罠:なし
「我のターン、ドロー。ネクロフルールを召喚。魂縛門の効果適用。」
唯ライフ3600→2800
レオンライフ5950→5150
エイゼルライフ7200→6400
「ネクロフルールの効果。フルールドソルシエールを特殊。フルールドソルシエールは特殊召還時、相手の墓地のモンスター1体を特殊召還する。蘇れ、テンペストブレーダー!どちらも、魂縛門の餌食だ。」
唯ライフ2800→2000→1200
レオンライフ5150→4350→3350
エイゼルライフ6400→5600→4800
「カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」
唯 手札4 ライフ1200
モンスター:なし
魔法罠:なし
レオン 手札:3 ライフ3350
モンスター:テンペストブレーダーATK2300、マスクトークンATK1700、マスクトークンATK1700
魔法罠:なし
エイゼル 手札:2 ライフ4800
モンスター:なし
魔法罠:魂縛門、伏せ1
(このままでは、魂縛門の効果で唯のライフが削られて行く…早く、奴のライフを削らなければ。)
「俺のターン、ドロー。3体で一斉攻撃だ。」
「バトルフェーダー。バトルフェイズを終了させ、このカードを特殊。当然、魂縛門の餌食だ。」
「ふっ。そう来ると予想は出来ていた。だからこそ、今引いたこのカードを使う。蒼嵐式解体術。場のカードを破壊する効果が発動した場合、場のモンスター全てを破壊しその攻撃力の合計のダメージを自分と相手は受ける。これで…」
「残念だが、そうはならない。」
レオンライフ3350→450
エイゼルライフ4800→2500
「どうして…こうなった…」
「トークン謝肉祭さ。君の場のトークン2体を破壊して、600バーンとした。その結果、蒼嵐式解体術の効果で受けるダメージは軽減された。残念だけど、魂縛門の効果は破壊出来ないと、ダメージは発生しない。」
「レオンさんが、相打ちにしようとしたのにそれでも倒れない…」
「因みに我の手札にはヴォルカニックバックショットがある。これを召喚すれば、君達のライフは0だ。」
「唯、お前の手札に勝つためのカードが揃っているのは分かっている。それで、止めを刺せ。俺の事は構わず、やれ。」
唯 手札4 ライフ1200
モンスター:なし
魔法罠:なし
レオン 手札:2 ライフ450
モンスター:テンペストブレーダーATK2300、マスクトークンATK1700、マスクトークンATK1700
魔法罠:なし
エイゼル 手札:2 ライフ2500
モンスター:なし
魔法罠:魂縛門
「私のターン、ドロー。このカードは…」
「何か、引いたのか?」
「シュヴィを召喚。」
「魂縛門の餌食になるが良い。」
「ジュエルシールドを発動。プレイヤー1人を選択し、このターンの間、そのプレイヤーが受けるダメージを0にする。私はレオンが受けるダメージを0にする。」
唯ライフ1200→400
エイゼルライフ2500→1700
「死者蘇生を発動。墓地より、蘇れ、シビル!シビルでダイレクト!」
エイゼルライフ1700→0
トレーシー
ATK2200 DEF1500 レベル5 光 戦士
相手の場にのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召還することが出来る。このカードが場に居る限り、このカードのプレイヤーはジュエルナイト以外のモンスターを特殊召還出来ない。