遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
「やっと来たか。」
「大丈夫だったか?」
「エイゼル、済まない。レオン、何とかなったわ。」
「これで、全員揃ったかな。」
「貴方は…もしかして、アルフレッド?」
「わしの息子のマスターがお主の様じゃな。」
『マスター、あの方は私の父です。』
そう言って出て来るアルフレッド。
「そうだったんだ。」
「ワシはロイヤルパラディンの王である。アーメスの件は非常に残念に思う。」
「アーメス?」
『私の事ですよ、マスター。』
「え?」
そこに居たのはブラスターブレードだった。
「ブラスターブレード、貴方封印されてたんじゃ…」
「完全に力を取り戻した訳ではありません。以前と封印されたままではありますが意識のみを飛ばす事が出来ました。このカードを。この状態での私のカードです。後、ブラスターダークの分も持って来ました。」
「ありがとう、ブラスターブレード。」
「お前は、アーメスか。」
「はい、王様。」
「そう言えば、さっきから気になってたんだけど、アーメスって?」
「私の名前です。ブラスターブレードと言う名は正確には私ではなく、この騎士甲冑と剣を指すのです。私はその名を借りているだけ。」
「そうだったんだ。これからも宜しくね。アーメス。」
「ふっ。宜しくお願いします。」
「王様、予言の者が来た聞きましたが、この者達ですかな?って、貴方はアーメス殿!」
「貴方は、ヘキサゴナル殿!」
「貴方はエイゼルですな。丁度良いです。反撃の時です。今が好機です。」
「予言?」
「はい、私達オラクルシンクタンク、その中でもメイガスと呼ばれる一族は占いで先を見通すのが得意なのです。私達の予言では、騎士を束ねし、運命の子が海洋艦隊を束ねし子と交わり、この地を救うとありました。そして、その2人と思われる人物がここに来たと言う訳で私が王に呼ばれたのです。」
「成る程。」
「虚無の侵攻から守れている都市は私達が通ったスターゲート、ユナイテッドサンクチュアリの2つ。他の都市は依然として状況不明…ですか。」
「ええ。どうすれば…」
「予言では、何処がより早く滅びますか?そこに私達が出向き、残りの地に私のユニットを先行させ、均衡を保たすと言うの作戦はどうですか。」
「成る程、その考えはなかった。そう言えば、名を聞いていなかったな。名を何と言う。」
「唯です。」
「唯、か。良い名だ。」
「ありがとうございます。」
「迅速に占って貰うとしよう。2人はその間、休んでいてくれ。」
「ありがとうございます。」
そすして、私とレオンはそれぞれ個室を借り、5時間ほど休んだ。
そんな時だった。
コンコン。
「誰ですか?」
「ヘキサゴナル様の秘書のロゼンジです。」
「良いよ、入って。」
「では、失礼します。」
「それで、用件は…って占いの件しか無いか。」
「それもですが、渡して置くカードが2枚あります。」
「3枚?」
「先ずはこのカード。そしてブラックローズドラゴンです。」
「これは…」
何か不思議な力を感じる。
「これは…」
「この二枚は、私達の守り神として、先祖が私達と同類の能力を持つ人間から渡されたカードです。」
「そんなカードを貰ってしまって良いの?」
「これは、オラクル全体の意思です。この守り神は貴方を支えるでしょう。そして、もう1つ。ペンタゴナルメイガスのカードです。」
「これは…」
「ペンタゴナル様は貴方をマスターとする事をお望みになりました。良ければ受け取って下さい。」
「3枚も、ありがとう。」
「では、これで。占いはもう直で終わるので、王の間の方でお待ち下さい。」
「本当にありがとう。」
そして、王の間に向かった私であった。
「皆さん、お待たせしました。占いの結果が出ました。先ずは、ダークゾーンです。そして、ズー、メガラニカ、ドラゴンエンパイアの順です。」
「分かった。早速、ダークゾーンへ向うわ。」