遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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第40話 儀式魔人の脅威

「取り敢えず、ここは一件落着だな。」

「次はズーだったわね。」

『マスター、ここで休息を取りましょう。貴方は体に負担を掛け過ぎです。』

「そうだな。ズーへは俺が先に行っておく。お前はここで休むと良い。」

「ごめん。」

「大丈夫だ。」

「ありがとうございました。」

そう、助けた少女が言ってくる。

「大丈夫だった?」

「ええ。あの、1つ聞きたい事が。」

「ん?」

「もしかして貴方は、空白の2人を探す者ですか?」

「ええ。と言う事は、もしかして貴方は…」

「はい、妖魔種(デモニア)です。」

「そうか、じゃあ明日位にでもデュエルを…」

ここ数日の疲れや蓄積したダメージの影響か、倒れてしまう。

 

「こ、ここは?」

『マスターが助けた妖魔種の家の様です。』

「そうか。私はあの後倒れて…」

「起きたみたいですね。」

部屋の扉が開き、そこから例の少女が現れる。

「そう言えば、名前を聞いてなかったけど、名前は?」

「サキュバスと申します。」

「サキュバスか。本当にありがとうね。」

「じゃぁ、デュエル。」

「あれ、もしかして私1日以上寝てた?」

『倒れたのは3日前ですね。』

「3日も!?」

『それはもうぐっすり。』

「うわぁ…」

「やります?」

「約束は、約束。やるよ。」

「邪ぁ、始めますか。」

「「デュエル!」」

「私のターン、ドロー。ダークグレファーを召喚。効果で、リリーサーを捨て、ディザーズを墓地へ。」

儀式デッキ…しかも今落ちた2枚はかなり厄介なカード…

「手札抹殺を発動。」

これで、儀式魔人を揃えて来たか。

「そして、仮面魔獣の儀式を発動。儀式魔人は墓地から除外する事で、儀式素材にする事が出来る。墓地のデモリッシャー、リリーサー、プレサイダー、プレコグスター、ディザーズを除外。仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー!儀式の檻を発動。」

マスクドヘルレイザーATK3200

今のあのモンスターの性能は

○このカードとの戦闘による自分へのダメージは0

○効果モンスターの効果では破壊されない。

○戦闘で相手モンスターを破壊した場合、1ドロー。

○戦闘ダメージを与えた場合、1枚ハンデス

○効果対象にならない

○相手は特殊召還出来ない。

○罠の効果を受けない。

つまり、対象を取らない魔法除去か、対象を取らないモンスター効果による破壊以外の方法でしか処理できない。

更に、特殊召還は封じられているから、より困難。

時間が経てば経つほど、ハンデスとドローでアド差は開いて行くのみ。

それに、攻撃力3200…油断すると即死するレベル。

か。

「ターン、エンド。」

 

サキュバス 手札0 ライフ8000

モンスター:マスクドヘルレイザーATK3200

魔法罠:儀式の檻

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