遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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第44話 赤き竜の伝説

「私はドラゴニックオーバーロード様に仕えていました。」

「オーバーロードに…。」

「そして、これはドラゴニックオーバーロード様のマスターである唯様がお困りになった時に渡せと言われていた物です。」

コンローが差し出したのは、1枚のカード。ブラックフェザードラゴンだった。

「ありがとう。」

「この竜達は元々、赤き竜と呼ばれる竜に仕える竜達でした。赤き竜は邪神と長きに渡り戦っていたのですが、その邪神は一度死んだ者に力を与え、配下としたのです。その配下達の事は伝承では、ダークシグナーと呼ばれていたようです。ダークシグナーに対抗するため、赤き竜が選んだデュエリスト達。彼らはシグナーと呼ばれ、赤き竜の一部が痣として腕に現れたのです。」

「シグナーとダークシグナー…」

「シグナーとダークシグナーとの戦いは最終的にシグナーが勝ちました。それから長きに渡り、邪神は息を潜めていました。しかし、今再び赤き竜に仕える竜の力が復活しつつあります。これは、再び、目覚めようとしていると言う事。あのマント集団、間違いなく、ダークシグナーです。」

邪神の力が目覚めつつあり、それに対抗するための力を私は持っていると言う訳ね。

「それで、私はどうすれば…」

「太陽の祭壇へ向いましょう。そこに奴等は居るはずです。」

「分かった。行きましょう。」

アモンがやって来る。

「太陽の祭壇へ向かうか。」

「アモンさん。」

「太陽の祭壇に、虚無の力が集まっている。気を付けろ。」

虚無の力も太陽の祭壇に…

「各勢力に太陽の祭壇周辺に集まってもらいたいです。」

「一気に叩く気か。」

「はい。皆さんには、周りの取り巻きを退かせてもらいたいです。その間に私は邪神を。」

「流石だ、唯。お前ならそう言うと思って、ここには各国家のリーダー格が揃っている。」

そこにはローレル、エイゼル、メイルストロームそして始めてみる顔が1人がいた。

「初めまして。ズー代表、マルティナと申す。その実力、レオン殿から聞いておる。」

「全戦力を持ってこの戦争を終わらせる。それで良い?」

全員の答えは同じだった。

「じゃあ、行きますか。太陽の祭壇へ。」

とりあえず、太陽の祭壇から10kmほど離れた場所に集まる事になった。

そして、半日ばかりの時が過ぎた。

「遂に決戦です。皆さん、頑張りましょう。」と私。

「お前等、死ぬ気で頑張れ。」とアモン。

「全軍、全力を出せ。」とメイルストローム。

「我等が結束すれば勝てぬ相手など居らぬ。」とダイユーシャ。

「オーバーロード様の意思を継ぐのだ。」とコンロー。

「華麗に勝利を収めよう。」とマルティナ。

「決して無理はするな。」とエイゼル。

「オホン。ここで、我から作戦を伝える。」

コマンダーローレルの方に皆が向く。

「3英雄を封印しているのは7つの水晶。1つは太陽の神殿。それ以外は神殿付近の6つの塔に1つずつ。各国家ごとに、それぞれの塔を攻略していただきたい。そして、太陽の神殿の攻略は…、唯殿、任せましたぞ。」

「はい。」

それぞれがそれぞれの目的地へ向かって動き出した。

「レオン、私達は太陽の神殿だね。」

「ああ。」

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