遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
第53話 新たな仲間
「懐かしいなぁ…」
光の結社との戦いが終わり、新年度を迎えた。
当然、新入生も入ってくる訳だけど。
早乙女レイ。十代が推している女性デュエリストがこのレッド寮にやって来たと言うので、来てみたのであった。
この子が入っている部屋は私がかつてレッドだった時に居た部屋で、十代の部屋とは隣同士である。
ノックする。
「どうぞー。」
中から、声が聞こえ、中に入る。
「初めまして。」
「初めまして。貴方が、十代様の言っていた桐山唯ね。」
「ええ。貴方は、レイよね。」
「うん。」
「そうか。で、どうする?」
そう言えば、何をするか考えてなかった。
「そう言えば、今日は集会があるんじゃなかったっけ?重大な話があるとか。」
「そう言えば、今日だったね。じゃあ、行こうか。話しながらでも。」
「ええ。」
そう言って私達は講堂へと向う。
講堂には既に多くの人が集まっていた。
校長がマイクを持って立っている。
「ええ、皆さん。今日は、留学生の皆さんを紹介しようと思います。」
留学生?そんな、急な…。まぁ、校長の急な思いつきは今に始まった訳ではないか…
「イースト校より、デイビット君、レジー君。そして、マッケンジー校長。」
前から外国人風の男性、同じく外国人風の女性、そして校長である。校長は普通に日本人っぽいけど。
「ウェスト校より、クロコダイル君、アモン君、ヨハン君、オブライエン君、そしてコブラ校長。そして、コブラ校長からは新学期からの方針について話してもらいます。」
「それぞれが高みを目指す事を諦めた現状を打開しようと思っている。そこでこのデスベルトを常に全員に着用してもらう。このベルトは全ての勝負の結果をこちらで管理しようと言う物。その勝率によっては補習デュエルも考えている。因みに、パソコン室では、デスベルトをかざす事で、認証、過去のデュエルの記録を呼び出すことも可能にしている。実際この方法を行った所、ウェスト生のデュエルの強さが格段に上昇しただけでなく、成績も上がった。」
「デスベルトですか…名前からして嫌な予感しかしませんね。」
「ええ。」
「そこで、模範デュエルとして我等の生徒達6人とそちらの生徒達6人でデュエルを行って貰いたいと思う。組み合わせはこうだ。」
デイビットVS十代
ヨハンVS三沢
ジムVS翔
レジーVS唯
オブライエンVS万城目
アモンVS明日香
新たな仲間達が増えた。
この時、私達はそう思っていた。
まさか、この中に敵が居るなんて知る由も無かった。
留学生編スタート。
と言う事で、早速不穏な幕開けです。
漫画の最後とアニメの第3期~異世界に飛ばされるまでのミックスと言った感じですかね。