遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
地下の最深部…ここに3幻魔がある筈だった。
だが…
そこにあったのは空になった箱だけだった。
「遅かったか…」
「唯!」
「十代!無事だったのね。だけどここから早く出ないとデュエルゾンビが…」
「ああ。この先に階段がある。」
そこから脱出を…
「分かった。そっちへ行こう。」
私達は地上へ上がる。
ここは…
「校長室か。」
「そうだな。」
その直後、校長室の唯一の扉が開く。
「デュエル…」
「デュエルゾンビ!」
『二人共、テニスコートへ向うのニャ。』
デュエルゾンビだけでなく、ファラオもこの部屋に来ていた。
そして、ファラオに呑まれた大徳寺先生の魂も。
「テニスコート…と言う事はもう準備は出来ているのか。」
「行け、ファラオ!」
ファラオのお陰で体力を回復しながら進める。
その頃、テニスコートでは
「「デュエル!」」
FIRST TURN:ヘルカイザー
「俺のターン、ドロー。《サイバーヴァリー》を召喚。そして《機械複製術》を発動。同名カード2枚を特殊召還。来い、2体の《サイバーヴァリー》!」
「いきなり3体のモンスター…」
「《サイバーヴァリー》には3つの効果がある。俺が使うのは2つ目の効果。自身を含む自分の場の2体のモンスターを除外する事で、二枚ドロー。」
「流石だぜ、カイザー。」
「カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」
ヘルカイザー 手札5 ライフ8000
モンスター:《サイバーヴァリー》ATK0
魔法罠:伏せ1
「俺のターン、ドロー。(まだ2つの効果を残している…となると探ってみるか)《トパーズタイガー》を召喚。そして《宝玉の解放》を《トパーズタイガー》に装備。」
《トパーズタイガー》ATK1600→2400
「《トパーズタイガー》で《サイバーヴァリー》を攻撃。」
「《サイバーヴァリー》の効果。このカードが攻撃対象に選択された場合、このカードを除外する事で、1枚ドローしバトルフェイズを終了する。」
「そう簡単にはいかせてくれないか。《宝玉の樹》を発動。ターン、エンド。」
ヘルカイザー 手札6 ライフ8000
モンスター:なし
魔法罠:伏せ1
ヨハン 手札3 ライフ8000
モンスター:《トパーズタイガー》ATK2400
魔法罠:《宝玉の解放》《宝玉の樹》
「俺のターン、ドロー。《おろかな埋葬》を発動。デッキの《カイザーグライダー》を墓地へ。相手の場にのみモンスターが存在するため、《サイバードラゴン》を特殊。」
「くっ。」
「そして、《サイバーネットワーク》を発動。場に《サイバードラゴン》ガイル場合、デッキから光属性機械族を除外する。《サイバードラゴン》を除外。」
サイバー流がこれだけで終わるはずが無い。
それ故に次の行動を固唾を呑んでいた。
「《融合》を発動。手札の《サイバーダークキール》《サイバーダークエッジ》《サイバーダークホーン》を融合。現れよ、《鎧黒竜サイバーダークドラゴン》!」
「これが…」
《サイバーダークドラゴン》ATK1400
「《サイバーダークドラゴン》の効果。墓地のドラゴン族1体をこのカードに装備する。そしてその攻撃力分更に攻撃力をアップする。《カイザーグライダー》を装備」
《サイバーダークドラゴン》ATK1400→3700
「《サイバーダークドラゴン》で《トパーズタイガー》を攻撃。フルダークネスバースト!」
「ぐっ。」
《サイバーダークドラゴン》ATK3700VS
《トパーズタイガー》ATK2400
ヨハンライフ8000→6700
だが、何も実っていなかった宝玉の樹に二つの実が、そして場に2つの宝玉が現れる。
「宝玉獣は破壊される場合、墓地には行かず、場に宝玉として留まる。そして《解放》の効果。このカードが破壊された場合、デッキから場に宝玉を残す。そして宝玉が増える度に宝玉の樹にカウンターが乗る。」
「ターン、エンド。」
ヘルカイザー 手札0 ライフ8000
モンスター:《サイバーダークドラゴン》ATK3700、《サイバードラゴン》ATK2100
魔法罠:《サイバーネットワーク》、《カイザーグライダー》
ヨハン 手札3 ライフ6700
モンスター:なし
魔法罠:《宝玉の樹》(2)、《トパーズタイガー》、《アンバーマンモス》
「俺のターン、ドロー。《宝玉の樹》の効果。このカードを墓地へ送る事で、乗っていたカウンターの数の宝玉を場に置く。《コバルトイーグル》《アメジストキャット》。」
「場に4つの宝玉が揃った…」
「《レインボールイン》を発動。場の宝玉の数によって効果が増える。4枚の時、デッキからカードを1枚ドロー。」
今ドローしたカードを見て即座にセットする。
「《サファイアペガサス》を召喚。その効果で、《ルビーカーバンクル》を宝玉としておく。これにより、《レインボールイン》の最後の効果。場の宝玉1枚を宝玉獣に戻す。来い、《ルビー》!」
《サファイアペガサス》ATK1800
《ルビーカーバンクル》DEF300
「《ルビー》の効果。場に特殊召還された場合、魔法罠ゾーンのカードを可能な限り特殊召還する。」
《アメジストキャット》ATK1200
《トパーズタイガー》ATK1600
《アンバーマンモス》ATK1700
「場に空きがないため、《コバルトイーグル》は墓地へ。」
「《アメジストキャット》でダイレクト。アメジストネイル!ダメージを半分にする代わりにアメジストキャットはダイレクトアタック出来る。」
ヘルカイザーライフ8000→7400
「カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」
「エンドフェイズ、《サイバーネットワーク》の効果で《サイバードラゴン》を除外。」
ヘルカイザー 手札0 ライフ7400
モンスター:《サイバーダークドラゴン》ATK3700、
《サイバードラゴン》ATK2100
魔法罠:《サイバーネットワーク》、《カイザーグライダー》
ヨハン 手札3 ライフ6700
モンスター:《トパーズタイガー》ATK1600、《ルビー》DEF300、
《サファイアペガサス》ATK1800、《アンバーマンモス》ATK1700、
《アメジストキャット》1200
魔法罠:《レインボールイン》
「俺のターン、ドロー。《サイバードラゴン》で《アンバーマンモス》を攻撃。」
「伏せカード、オープン。《Mフォース》。宝玉1体の攻撃力を500上げ、貫通効果を与える。」
「ぐっ。」
《サイバードラゴン》ATK2100《アンバーマンモス》ATK2200
ヘルカイザーライフ7400→7300
「《サイバーダークドラゴン》で《アンバーマンモス》を攻撃。」
《サイバーダークドラゴン》ATK3700VS
《アンバーマンモス》ATK2200
ヨハンライフ6700→5200
「ターン、エンド。」
ヘルカイザー 手札0 ライフ7400
モンスター:《サイバーダークドラゴン》ATK3700
魔法罠:《サイバーネットワーク》、《カイザーグライダー》
ヨハン 手札3 ライフ6700
モンスター:《トパーズタイガー》ATK1600、《ルビー》DEF300、
《サファイアペガサス》ATK1800、《アンバーマンモス》ATK1700、
《アメジストキャット》1200
魔法罠:《レインボールイン》
「俺のターン、ドロー。カードを3枚伏せる。《アメジストキャット》でダイレクト。アメジストネイル!」
ヘルカイザーライフ7400→6800
「ターン、エンド。」
ヘルカイザー 手札0 ライフ6800
モンスター:《サイバーダークドラゴン》ATK3700
魔法罠:《サイバーネットワーク》、《カイザーグライダー》
ヨハン 手札1 ライフ6700
モンスター:《トパーズタイガー》ATK1600、《ルビー》DEF300、
《サファイアペガサス》ATK1800、《アメジストキャット》1200
魔法罠:《レインボールイン》《アンバーマンモス》、伏せ3
「俺のターン、ドロー。このターン、サイバーネットワークは破壊される。その効果で、《プロトサイバー》と《サイバーヴァリー》3体を特殊。《ヴァリー》3体と《プロトサイバー》を除外。合計4枚ドロー。」
「一気に手札が回復…」
「《異次元からの埋葬》を発動。除外された2体の《サイバードラゴン》と《プロトサイバードラゴン》を墓地へ戻す。」
ここで戻したと言う事は…
「《サイバネティックフュージョンサポート》を発動。ライフを半分払い、このターン、墓地のカードも融合素材に使える。」
カイザーライフ6800→3400
「《パワーボンド》を発動。墓地の《サイバードラゴン》《サイバードラゴンドライ》《プロトサイバードラゴン》を融合。」
サイバードラゴンの3体融合。
サイバー流の本家の切り札。
「現れよ、《サイバーエンドドラゴン》!」
《サイバーエンドドラゴン》ATK4000→8000
「《サイバーエンドドラゴン》で…」
「バトルフェイズ開始時、《Eフォース》を発動。場の宝玉を宝玉獣に戻す。《アンバーマンモス》を特殊。」
「《サイバーエンドドラゴン》で《アンバーマンモス》を攻撃。」
「《宝玉陣琥珀》!これで場の宝玉獣全ての攻撃力を《アンバーマンモス》に集約する。」
《アンバーマンモス》ATK1700→6600
「なら《リミ》…」
この膨大なエネルギーに耐えられず、専用の機器が壊れる。
だが、それと隕石がこの世界に降る。
「博士、レインボードラゴンを復活するにはどうすれば…」
『レインボードラゴンに…巨大なエネルギーを…ザザ』
そこで通信は完全に途絶えた。
「不味いドン!デュエルゾンビ達が入って来たザウルス!」
「ぐっ、唯一の出口が…」
「ラスオブネオス!皆、こっちだ!」
ナポレオン教頭の犠牲もあり、地下道を通り、私達はテニスコートの真下に居た。
「アニキ!」
「皆、無事?」
「唯君まで!」
「話は後。逃げるよ。」
完全にアニメ本編と合流しました。
さてあのまま行ってたらどうなっていたのでしょうね?
皆さんのご想像にお任せします。
さて、次回はVSマルタン(前編)となります。
唯の乱入、そしてヨハンの途中参加。
そしてユベルの3幻魔…
カオスなことになりそうですね。