遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄   作:桐山唯

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新章突入。
飛ばした期間に起こった事のおさらい。

アカデミアのほぼ全員が無事に帰還できた。
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しかし、唯とヨハンだけが帰って来ていなかった。
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ちょうど、異次元への扉が開いているから助けに行こう
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ヨハンの情報を追って移動するも、既に居らず、敵の策に嵌り、ブロン戦。
万城目、明日香、剣山、吹雪さんが人質にされる。
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ブロンの罠により人質の4人が犠牲に。
怒りで闇落ち、覇王化
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覇王によって更なる犠牲が。
そして覇王となった十代を元に戻すため、ジムが犠牲に。
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オブライエンの相打ちによって元に戻る


第7章 異次元世界編2-救出-
第89話 再出発、囚われの唯 VSブラスターブレード


「皆…」

 

多くの仲間を失い、今はもうカイザー、翔、エド、タニヤ、三沢、クロノス先生のみ…

 

「覇王ってのが居るって聞いたからやって来たのだけど、もうやっちゃった後だった?十代。」

「唯!」

「唯、十代は…」

「成る程…覇王は貴方だったの…。十代。」

 

唯は普通とは異なる気を放っていた。

しかし、傷心の十代はそれに気を止める事もなく…

 

「唯、無事だったんだな。良かった…。本当に…」

「十代、何か変だぞ。」

「フフ…気付いてしまったわね…」

 

唯の後ろから突如として闇があふれ出し辺りを包む。

 

「これは…。」

「皆、大丈夫か!唯、どうしてこんな事を…」

「私はあのデュエルで闇に包まれた。こんな風にね。さぁ、十代始めよう。デュエルを。」

「十代はデュエル出来るような状態じゃ…」

 

唯から光の玉が1つ十代に向って行く。

 

『十代、マスターを救って欲しい。』

(《ブラスターブレード》…だけど、俺には…)

『なら、私が代わりにやります。貴方の体とデッキを貸して下さい。』

(分かった。すまない…。)

「マスター、貴方が十代とデュエルをしたいなら先ずは私とデュエルしてください。」

「《ブラスターブレード》…、まだ抵抗する力があったか。良いだろう。」

 

このデュエル、何としてでも勝って、マスターを取り戻す。

 

「「デュエル!」」

 

☆

 

あれは《アーミタイル》の一撃を喰らった後の事。

闇の中に私は居た。

 

「ここは…ぐっ。」

 

身体はリンクジョーカーの時に見た黒輪によって縛られている。

 

『マスター、すみません…。私達の敗北によりずっと封印されていた何かが解き放たれてしまったようで…。』

「十代達は大丈夫…なの?」

『外の威圧的な気配は消えたので恐らくは。ですが、これは…』

「お目覚めのようですな。」

 

私達の目の前には何時か聞いた声をしたフードの少年が居た。

 

「貴方はもしかしてシヴァ?」

「覚えていらしたか。貴方はリンクジョーカーとの戦いで見事勝利した。しかし、一番の脅威になるであろう貴方に巣くって居たのです。」

「だけど、あの時に完全に…」

「誰にも知られず微弱な力でありましたが徐々に力を取り戻していた。それが《アーミタイル》の攻撃で完全に目覚めた。そして貴方が倒れた瞬間に乗っ取った。これが原因です。」

 

私の体がリンクジョーカーに乗っ取られている?!

 

「その証が貴方を拘束しているその黒輪ですよ。だれかによってリンクジョーカーの力が潰えない限り、貴方は解放される事はありません。」

(マスター、ブラスターブレードは既に十代を探し、外へ。)

(アシュレイ、ありがとう。だけど…あれは何かしら?)

 

シヴァの遥か後ろ、ブラスター兵装を纏った狂気とも言える生物が居座って居た。

そして時は経ち、十代達と堕ちた唯が出会う事となる。




新章の最初ではありますが、異次元編全体では終盤ですからね。
飛ばしていきます。
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