遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
「エネルギー反応?もしかしてヨハンが…」
「幻魔か…《レインボードラゴン》か…」
『それが偵察に行った《ブラスターブレード》によると《ラビエル》や《ハモン》とも異なる人型であった、と。』
幻魔やレインボードラゴンとも異なるエネルギー体…
「十代、どうする?」
「もしかしたらヨハンと関係があるかも…だけど…。」
「《アシュレイ》、確かこっちに向って来ているって言ってたよね。」
『ええ。』
それならやる事は…
「皆、様子見をしてこの場で待機はどう?」
「別に構わん。」
『分かりました。ある程度近付いたら知らせます。』
10分が経過しただろうか。ある存在が私達の視界に入った。
「あれってまさか…。伝説の《エクゾディア》…」
「それにアレに乗ってるのは…アモン?!」
《アシュレイ》達が報告したエネルギー体の正体は伝説の《エクゾディア》のカード…そしてそれを操るアモン…
「覇王の抜け殻と虚無の残渣の抜け殻か…君達に興味は無い。僕は先へ行くよ。あの者の元へ。」
「アモン…」
十代がアモンを追いかけようとする。
「いや、ここは泳がせよう。」
「どうして?!」
「恐らくアモンの狙いは私達と同じ。跡を付けて行けば恐らく…」
「十代、唯の言うとおりだ。ここは大人しくしよう。」
最終決戦は近い。
様子見として1時間ほど待った位で偵察の《ブラスターブレード》が帰って来た。
『マスター、この先に次の世界への扉があり、アモンはその先へ向ったようです。そしてその先でヨハンらしきデュエリストとアモンのデュエルが始まったと。』
「私達もその先へ。決戦は近いけど残る人は居る?」
「俺は行く。」と十代。
「僕もいく。いや、行かなければいけない。最後まで十代、君を見届けると。それは僕でなければできないことなんだ。」と翔。
翔…。
「生徒たちだけで危険な遠足に行かせるわけにはいかないのーね。」とクロノス先生。
「アイツとは決着を着けねばならん。」とカイザー。
「皆が行くなら僕も行くとしよう。他に行くあても無いしね。」とエド。
「皆ありがとう。」
「盛り上がっているところ悪いが、俺はここに残る。タニヤと仲間たちと共に。俺を必要としてくれている人たちがいるんだ。俺はそれに答えたい。」と三沢。
と言うか三沢君居たんだ…
「三沢君とタニヤの2人が残るのは仕方無いね。じゃ、私達は決戦の舞台へ。」
「ああ!」
side:ヨハン
デュエル開始から約1時間が経っていた。
「この攻撃で全ては終わる。《トーチゴーレム》で《ユベル》を攻撃。」
「迎え撃て、ナイトメアペイン!」
アモンライフ0
「どうして僕のライフが…」
私達がやって来たのはアモンのライフが0になった瞬間であった。
ヨハンのカードはここまでヨハンが使っていないカード…人型のモンスターであった。
「ヨハン…どうしてお前がそのカードを…」
「ようやく来たね、十代。」
「まさか、お前が今回の黒幕なのか?!《ユベル》…!」
書いてて思った。
どうして《ブラスターブレード》を偵察にしたんだ…
と言う事で、次回はヘルヨハン(ユベル)戦です。
さて、どうなる事やら…