遊戯王GX 語り継がれぬ物語 デュエルアカデミアのもう1人の英雄 作:桐山唯
私がイレギュラー?
そう言うと一冊の本を取り出す。
「この書物はアカシックレコードと呼ばれている。ここにはあらゆる過去の記録が載せてあるのだが、ある時、変化が起こったのだ。本来、アカデミアに起こった数々の異変は殆どが遊城十代によって解決された物であり、君は彼の仲間としてすら記録されていなかった。」
「だけど突然私の存在が記録上に現れた…。でも、その言い方だと、貴方は…」
「そう、僕はこの異変を察知し、この時代にやって来た未来人だ。だけど、ここに来た時に、僕の世界の存在がやって来たようでね。君の使う宝石騎士や解放者、レオンの使うアクアフォース。そしてリンクジョーカー。最も、リンクジョーカーは僕が放った物だけどね。」
アンタがリンクジョーカーを放ち皆を…
「レオン、彼は元々はこっちで出来た仲間だったのだがまさか寝返るとは。」
「あんな事をして、自業自得よ!」
「その点、タクトは良い奴だった。僕が一度、ЯさせてからはЯファイターを量産してくれた。本当に君達に敗れたのは誤算だった。だが、仲間は未だ居たのだ。それがユベルだ。」
ユベル…ヨハンに取り憑いて居るらしい精霊か…
「彼女が取り憑いたマルタンによって君達とのデュエルを行い、君は敗れた。ヨハンの決死の活躍よってデュエルは中断、ヨハンと君以外の全ては元の世界に帰れる事となる。本来ならここでЯした君を回収し、十代との接触を避けるつもりだったのだが、何の因果か、レインボードラゴンの攻撃による衝撃で君もまた別次元へ飛ばされていたのだ。」
「それが全ての原因…」
「リンクジョーカーは滅びる寸前、君に種子(シード)を植え付けていた。それが作動した以上、Яしているのは確実。だが、この広い次元世界だ。探すのに骨が折れた。そして見つけた時には、正に十代と接触しようとしていた時だった。」
そんな事が…
「だが、十代は事実上戦闘不可。となると代わりに他の誰かが戦う事になるのは明白。敗北と共に十代の回復を待つため、他の者が撤退を図る物と考えて居た。しかし、《ブラスターブレード》。奴が代わりにデュエルをしてしまったのだ。まさかあれ程の実力とは…」
「お陰で私達は完全復活。貴方達の思惑通りには行かない。そして、未来は常に変動する物。貴方がそれを分からないとは思えないけど?」
「俺がやらなくても世界は恐らくこの大き過ぎる変動を元に戻そうとする。恐らく大いなる災いが齎される。これはその災いに対抗出来るだけの力があるかを試す最終テストのような物だ。」
私のせいで大いなる災いが…
「さぁ、続きを始めるとしよう。《高等儀式術》を発動。デッキの《逆転の女神》を墓地へ送り、《ミラーコーリング》を後衛に特殊。《ミラーコーリング》の効果で《ミラーナイトトークン》4体を前衛に特殊召還する。」
《ミラーナイトトークン》鏡の盾カウンター0→1
《ミラーナイトトークン》鏡の盾カウンター0→1
《ミラーナイトトークン》鏡の盾カウンター0→1
《ミラーナイトトークン》鏡の盾カウンター0→1
「更に、《ミラーナイトトークン》全てにカウンターを乗せる。更に、場のモンスターは6体。3000回復する。」
シヴァライフ9500→12500
《ミラーコーリング》DEF0→500
《ミラーナイトトークン》ATK0→500
《ミラーナイトトークン》ATK0→500
《ミラーナイトトークン》ATK0→500
《ミラーナイトトークン》ATK0→500
「攻撃力500のモンスターが5体…。」
「盾鏡カウンターが乗っている場合、《ミラーナイトトークン》の攻撃力は戦うモンスターによって決定する。《ミラーナイトトークン》で《プロミネンスグレア》を攻撃。」
《ミラーナイトトークン》ATK3500VS
《プロミネンスグレア》ATK3000
唯ライフ8000→7500
「ぐっ。」
「《ミラーナイトトークン》3体でダイレクト。」
唯ライフ7500→6000
「《ミラーナイトトークン》は戦闘を行う場合または破壊される場合、盾カウンターは取り除かれるが、《ミラーコーリング》がある限り、盾は何度でも復活する。ターン、エンド。」
シヴァ 手札2 ライフ12500
モンスター
前衛:《ミラーナイトトークン》ATK500(1)、
《ミラーナイトトークン》ATK500(1)、
《ミラーナイトトークン》ATK500(1)、
《ミラーナイトトークン》ATK500(1)
後衛:《キュトラー》DEF1000、《ミラーコーリング》DEF500
魔法罠:《オレイカルコスデウテロス》
唯 手札3 ライフ8000
モンスター:なし
魔法罠:伏せ2
「私のターン、ドロー。(引いたのは…そうか。貴方なら。)《めるみー》は復活。《天翼種ジブリール》を召喚。」
『マスター、呼ぶのが遅過ぎます。』
「ごめん…。《騎士の目覚め》を発動。宝石騎士1体をリリースする事で、そのモンスターの半分以下のレベルを持つ宝石騎士1体を特殊召還する。」
「レベル2以下…来るか。」
「《めるみー》をリリース。現れよ、《プラム》。そして、宝石騎士の召喚・特殊召還に反応し、《ジブリール》の効果。600のダメージを相手に与える。天撃!」
シヴァライフ12500→11900
「《プラム》の効果。手札1枚を捨て、《アベレージシンクロン》を蘇生。《ジブリール》と《プラム》を墓地へ。現れよ、《種の駒<天翼種>》。」
現れたのはクイーンの駒。
チェスの中で最も強い駒である。
「《種の駒<天翼種>》の効果。融合召還に成功した時、自分の墓地の融合モンスター1枚を除外し、その効果を得る。《プロミネンスグレア》の効果をコピー。」
「《アベレージシンクロン》をリリースし、《ミラーナイト》を突破する作戦ですか。」
「《アベレージシンクロン》をリリースし効果発動。そしてこのカードは相手の場にモンスターが存在する限り、何度でも攻撃する事が出来る。《ブレイクスルースキル》を《ミラーコーリング》に。これで盾の復活は無い。」
だけど何だろうこの胸騒ぎは…
「《種の駒<天翼種>》で《ミラーナイトトークン》に2回ずつ、《ミラーコーリング》に1回攻撃。」
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナイトトークン》ATK500
《種の駒<天翼種>》ATK3000VS《ミラーナコーリング》DEF500
「これで《ミラーナイト》撃破。ターン、エンド。」
シヴァ 手札1 ライフ12500
モンスター
前衛:なし
後衛:《キュトラー》DEF1000
魔法罠:《オレイカルコスデウテロス》
唯 手札2 ライフ8000
モンスター:《種の駒<天翼種>》ATK3000
魔法罠:なし
「私のターン、ドロー。ライフを500回復。カードを1枚伏せる。ターン、エンド。」
12500→13000
シヴァ 手札2 ライフ13000
モンスター
前衛:なし
後衛:《キュトラー》DEF1000
魔法罠:《オレイカルコスデウテロス》、伏せ1
唯 手札2 ライフ8000
モンスター:《種の駒<天翼種>》ATK3000
魔法罠:なし
「私のターン、ドロー。《ブレイクスルースキル》の効果。《キュトラー》の効果を無効に。」
「伏せカード、オープン。《デストラクトポーション》。《キュトラー》を破壊し、攻撃力分回復する。」
シヴァライフ13000→13500
「この瞬間、《キュトラー》の効果。このカードが破壊された場合、デッキより真の姿である《オレイカルコスシュノロス》を特殊召還する。」
「真の姿?!」
「そして《オレイカルコスシュノロス》は特殊召還成功時、両腕である《デクシア》と《アルタテロス》を特殊召還する。」
水色の土偶が現れ、両腕が切り離され、前衛に移動する。
《オレイカルコスシュノロス》ATK?→21600→22100
《オレイカルコスデクシア》DEF0→500
《オレイカルコスアリステロス》ATK0→500
ミラーナイトトークン撃破に20000もダメージを与えたらそりゃね…