ウマ娘の世界な筈だが、うちのチームがカオス過ぎる。   作:湯川彼方

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相変わらずの独自設定てんこ盛りです。


新年度も、カオス過ぎる~その2

 アルフィーセカンドさんがスピカに入る(と思われる)と言う驚きの展開もありましたが、選抜レースも進んでいます。

 

 私は、結局ゴルシさんとボムクレイジーさんと共にレースを見ています。

 

 ただ、未所属で有力なウマ娘はどれだけいるんでしょうか?

 ここにいるボムクレイジーさんを除いて、最も有力なウマ娘の方は大体チームに所属していると思います。

 

 とは言え、地方所属だと思われるダブルフェイスさんが入学している可能性や、未だ会った事がないアルデバランさん等も出てくるかも知れません。

 

 

 

 

「う~ん、中々良さそうな娘はいませんね」

 

 選抜レースも終盤ですが、特にこれと言って目立つ娘は居ません。

 

「さっき出た娘は割と強く無かったか?」

「あぁ、あいつは中々やりそうな感じだったな」

 

 ゴルシさんとボムクレイジーさんが話しているのは、さっきのレースに勝ったウマ娘でしたね。

 

「そうですね、普通に強かったですよね。カヤノベストさん」

「そうだな、普通だったな」

「うんうん、普通に強かった」

 

 えぇ、確かに強いんですけど…何と言うか印象が普通なんですよね。

 元作品で言えばナイスネイチャさん的な立ち位置でしたが、この濃い年代でそのポジションで居られるのか気になる所です。

 

「次が最後のレースだな」

「何か、思ったより中央って言ってもレベル高く無いな」

 

 ボムクレイジーさんがそんな事を言っていますが、まぁこの人の素質を考えればおかしくない。

 

「おっ、大分強気なやつだなぁ。だったら、裏の選抜レースを見に行くか?」

「「裏の選抜レース?」」

 

 私とボムクレイジーさんは、ゴルシさんの言葉に首を傾げます。

 

「選抜レースは未所属のウマ娘しか出られないが、それじゃチームに所属するウマ娘はレースの経験が得られないから独自に練習レースをしていたりするんだ。だから通称“裏の選抜レース”って呼ばれているんだぞ」

 

 なるほど、チームに所属してるウマ娘のための模擬レースと言った所ですか。

 

「そんなものが有ったのですね。でも私は去年出ませんでしたけど」

「あぁ。中等部はまだ身体が出来てない娘の方が多いから、あまりそう言うのやってないからな」

「なるほど」

 

 中等部1年のこの時期と言えば、ほぼ小学生ですからね。

 まぁ確かにそんなレースがあっても良いのでしょうし、それなら私もその内声がかかるかも知れませんね。

 

「面白いじゃねぇか。それなら是非見に行きたいぜ」

「じゃあ、確か金曜にリギルん所でやると思うから案内してやんよ」

 

 ほうほう、ゴルシさんに良い事を聞きました。

 それは是非見に行くとしましょう。

 

 

 

 

 あっという間に金曜が来ました。

 ゴルシさんに連れられて行くと、そこには良く知ってる人たちが居ました。

 

「おぉ、イッキじゃんか」

「あらー、イーグルの応援ー?」

 

 そこに居たのはストさんとハイネスさん。

 まぁこの人たちも今年デビュー予定ですから、呼ばれていてもおかしく無いですね。

 

「応援と言うか、どんなウマ娘が出るか興味があったんで。と言うかストさんも出るんですね」

「まぁハイネスやピーターツーも出るって言うからな」

「ハートさんは、体調が悪くて出ないみたいですけどー」

 

 どうやらベガのピーターツーさんも出るらしい。

 …すでに豪華メンバーですが、他にはどの様な方が居るのでしょうか?

 

「ストさん、ハイネスさん、他にはどんな方が出るのか解りますか?」

 

 とりあえず、2人に聞いて見ることにしましたが…

 

「アルさんの妹は見かけたぞ。あの娘も早速チームに入ったんだな」

「リギルのセンさんも出るって言ってたかなー?主催チームだし」

 

 アルフィーセカンドさんは結局スピカに入ったからか、スピカと仲が良い(と思われる)リギルのレースに誘われたのでしょうか?

 そしてリギルのセンさんって…ひょっとして漫画の中とは言え、現実ではゴルシさんだけしか達成していない宝塚記念連覇をしたダービー馬の事でしょうか?

 

「ガハハ、今日はロンが勝つからな~!」

「はっはっはっ、残念だけど勝つのはこのアルデバランさ」

 

 カノープスのロンマンガンさんと…

 自分で名前言ってましたけど、あれがアルデバランさんみたいです。

 

 えっと情報をまとめると、全員合わせてG1を16勝している豪華メンバーと言う事ですね。

 G1を勝ってないロンマンガンさんが格落ち感がありますが、大逃げがあるウマ娘は一発が怖いのはツインターボさんを見ても解りますし油断できません。

 

 私は、模擬レースとは言え夢を見てるかの様なドリームレースに身震いがします。

 

「…ボムクレイジーさん」

「ん?どうかしたか?」

 

 私は、この人たちが間違いなく来年のクラシックを争う事になるメンバーだと理解しているため、ボムクレイジーさんに伝える。

 

「このレースに出てくる人達なら、クレイジーさんでも納得できると思いますよ」

 

 

「…へぇ?」

 

 私の言葉を聞いたボムクレイジーさんは、凶悪にも見える笑顔をしました。

 

 

模擬レース 芝2000m

 

1枠 ロンマンガン

2枠 ヤシロハイネス

3枠 アルデバラン

4枠 アルフィーセカンド

5枠 センコーラリアット

6枠 ストライクイーグル

7枠 ピーターツー




1人置いてきぼりなゴルシ
「(レースに出る娘達を全員知ってるみたいだし、イッキって何故か事情通だよな~)」
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