41cm砲の爆音!
しばらくして、遠くの標的が粉々に吹き飛ぶ。
「────!」
感慨深いねぇ。
そう、苦節ン日、ようやく改二艤装が修復完了したのである。
『ほとんど造り直しでしたよ!』と、明石さんにどなられましたわ……
という訳で、今日はひさびさの『戦艦』の巫女服に身を包み、改二艤装の慣らしのために砲撃訓練中である。
「……っと、だいたい調整おわったかしら?」
『おっけーです( ´∀` )b』
視界の端にサムアップする艦内妖精さんズ。
よしよし。
『……霧島さん?』
「大淀さん?」
大淀さんから通信だ。
『戻れますか?』
「あ、はい。もう戻れます」
『では、お願いします。提督室までお越しください』
「了解しました」
……なんだ?
…………フラグきたか?!
提督室のドアをノックして、
「失礼します」
中へ。
「おっ……とぉ……」
「ああ、来たか、霧島」
と提督。
中にはそうそうたる面子が。
総旗艦たる長門さんに陸奥さんに大和さん、って、大和さん動かすのかよ?!
そして私の改二艤装修復中のヘルプで来ていた伊勢さん。
いまうちにいる戦艦勢フルメンバーじゃねえの。
そして工廠を預かる明石さんに大淀さん。
「簡単に言おう。米国がハワイ奪還作戦をぶち上げた」
「「「!」」」
マジか。
「だが、米国にそれほど艦娘の数はいなかったのではないか?」
その長門さんの懸念に
「いや、それなりの数はいる。戦艦も空母もいるしな」
と答える提督。
アイオワさんとかアリゾナさんとかな。サラとかホーネットもいるはずだ。
前世の艦これで実装されてなかった駆逐艦系もいるなら全員まわせばなんとかなるか。
「多少足りなくても米帝らしく物量ですりつぶす気だろう。通常艦艇の攻撃も全く効かないわけじゃないし」
……ソレものすごく非効率ですよね……
「米国人は『自分たちが確保した土地』に対する執着心は強いからな。硫黄島しかり沖縄しかり。ハワイ奪還は悲願だろう」
提督はそう分析している。
「で、その支援を頼まれたわけだが」
「どういう作戦なの?」
と陸奥さんが聞く。
「主力は北まわりだ。まず
「はぁい」
「了解です」
「
「はい」
「了解しました」
沖縄防衛の米艦隊をハワイ攻略へまわすわけだ。
「霧島、イージス艤装も持っていってくれ。どっちを使うかは任せる」
「大和さんがいるなら対空のイージス艤装をメインにしたほうがいいですね。了解しました」
せっかく改二艤装直ったのになー。シカタナイネ。
「なんとか金剛級のだれかを廻す予定だ。南西諸島の抑え、たのんだ」
「「はい」」
「南西諸島防衛、第二戦隊、出撃!」
その大和さんの号令下、艦隊が動き出す。
艦隊構成は以下のようになっている。
第一艦隊
旗艦 戦艦 大和(改)
軽空母 鳳翔(改)
重雷装巡洋艦 北上(改二、甲標的装備)
駆逐艦 潮(改二、対潜仕様)
駆逐艦 涼月(改、対空仕様)
護衛艦 きりしま(対空イージス仕様)
第二艦隊
旗艦 戦艦 金剛(改二丙)
軽巡洋艦 矢矧(改)
第一七駆逐隊
駆逐艦 浜風(乙改)
駆逐艦 磯風(乙改)
第二一駆逐隊
駆逐艦 初霜(改二)
駆逐艦 朝霜(改)
いわゆる『坊ノ岬沖組』を中心とした艦隊構成だが、雪風と霞はAL攻略組へ廻ってもらった。
第二艦隊の駆逐艦4人は、出発時点ではいわゆる『ドラム缶ガン積み状態』である。
妖精さんが準備した、物資を納めたドラム缶を、艤装の弾薬類を収めるスペースへ格納するらしい。
まるでいわゆる4次元ポケットのように、1mのドラム缶が小さな艤装に入っていく様は、何度も見ているとは言えちょっと圧巻だった。
この為、この4人は弾薬搭載量が1/10以下になっている。
物資揚陸後、嘉手納基地で実戦仕様に装備変更する予定。
幸い、金剛お姉さまが来てくれたので、
正解にはこれに300m級物資輸送船が4隻に加え、遠征母艦としてあきづき型護衛艦DD-117『すずつき』が加わっている。
第一艦隊が先行して露払いを行い、第二艦隊は船団護衛を行うことになる。
『霧島が一緒なのは嬉しいケド、ちょっと残念デース』
「どーしましたお姉さま」
無線封鎖してないからいいんだけど。
『一緒の艦隊じゃないのも残念ですが、霧島が護衛艦になっているのが何より残念なのデース!』
お姉さま……って、これどっちの意味だ?
「……いやでも、お姉さまの妹であることには変わりないですよ?」
と言っておこう。
……実際、そういう意識はかなり強い。
艦娘になって初めて金剛型の他3人と会ったとき、
阿頼耶識ってるよなよく考えると。まぁ艦娘自体がそういうものだけど。
そして、私が金剛お姉さまの妹であることにも変わりがない。護衛艦きりしまは護衛艦こんごうの2番艦だ。
『────ー!』
感極まった唸り声が聞こえる。
『霧島をハグできないのが残念過ぎデ────ス!』
「あとでゆっくりしてくださいねー」
『いましたいんデ────ス!』
「自重してください」
どうしてもツッコミになる私だった。上3人がボケなんだからシカタナイネ。
『……いい加減、姉妹漫才はやめてください』
さすがに矢矧さんから制止が入った。お姉さまを止めてください……無理だろうけど。
「金剛さん、その辺にしてください。
きりしまさん、どうですか?」
「現時点で探知圏内に対抗目標ありません」
さらに大和さんからもくすくす笑いとともに制止が入った。さすがにそろそろ自重してくださいねお姉さま。
『夜にゆーっくり話すデスよ霧島!』
「残念ですが、きりしまさんは基本夜番です」
さらに大和さんから断罪が。
『No────ゥ!』
しばらくはあきらめてくださいお姉さま。
「大和さん、すみませんウチのお姉さまが」
「まぁ、金剛さんですから。姉妹仲がいいのはいいことですよ」
そう言っていただけるとありがたいです……
ちょっと短いですが、切りが悪かったので戦闘前で切りました。
そんなわけで、きりしまさんはE-2「防備拡充!南西諸島防衛作戦」に参加することに。
自分はアーケード提督なのでブラウザ版はやってません。
なので、Wikiの資料+アーケードの戦闘をベースに書いていこうと思います。
ある程度、決めていることといえば、
・ボスゲージはなし(面倒なので、1回ボス撃沈で終わり)
・輸送ゲージもなし(こっちも面倒なので。ただし今回のように連合艦隊扱いで第2艦隊が輸送艦隊構成。羅針盤に怒られるなぁw)
・いちおう、Wikiの資料ベースで敵艦隊構成は決める。甲扱い。
・ボスは変えるかも
・あんまり長くしない(自分が飽きる)
こんなところ?