彼女達はどんな休みを過ごしているのでしょうか?
トレセン学園の食堂。
基本的にここは休日でも普通に開いていて、生徒達はいつでも利用していい事になっている。
と言っても、日曜日の昼間に食堂を利用する者達はかなり少ないのだが。
その『数少ない』者達が今、ここで静かなティータイムに入ろうとしていた。
「最近は色々とバタバタしていたからな。こんな穏やかな日曜日は久し振りだ。お蔭で、茶菓子作りにも力を入れてしまった」
まず、チームSRWのリーダーにして、国内最上級の実力を誇るドイツ出身の謎多きウマ娘『アウセンザイター』。
「そうだな。特に、あなたのチームは入部テストにメンバーが大きなレースに出場したりと大忙しだっただろう。偶にはのんびりとしなくてはな」
世間で『BMW』と呼ばれている三人組の一角にして、あのナリタブライアンの姉であり、本人もまた国内屈指の実力者の『ビワハヤヒデ』。
「わ…私なんかが一緒で本当に良かったのかな…。なんだか緊張しちゃう…」
トレセン学園の図書委員であり、物静かな性格ながらも、その胸の中には他の皆に決して負けない程の熱い思いを秘めている『ゼンノロブロイ』。
「時には、このように糖分を取りつつ体を休める事も必要…。流石はアウセンザイターさん…見事です」
チーム『カノープス』のメンバーであり、生真面目ながらも意外と周りのノリに合わせられる柔軟な所があるチーム内の秘書的存在の『イクノディクタス』。
そんな彼女は、あのメジロマックイーンのルームメイトだったりする。
「あの…本当に私も一緒で良かったのかしら?」
そして、何故かこの場に一緒にいるチーム『リギル』の専属トレーナーである『東条ハナ』。
完全に自分だけが浮いている事に戸惑っているが無理も無い。
普段、自分のチームのウマ娘達以外と交流する事なんて滅多に無いのだから。
「お気になさらず。今日は休みなのです。こんな時ぐらいはチームの垣根などは気にせずに、女同士で気軽に話をしてもバチは当たりませんよ。学園には『トレーナーは他のチームのウマ娘と話してはいけない』なんて校則は無いのですから」
「…それもそうね。なら、その言葉に甘えさせて貰うわ。アウセンザイター」
「良かった。では、私がついさっき作った特製モンブランと、実家から取り寄せた茶葉を使ったロイヤルティーでも飲むとしようか」
アウセンザイター、完全にこの場を仕切っている。
前に一度、テイエムオペラオーやシンボリルドルフと一緒に男装喫茶をした時の経験が生きているのかもしれない。
そして、そんな彼女達を遠くの席から静かに見ている二つの影があった。
「なんやあれ…なんなんやあれ…」
それは、偶然にも食堂に食事をしに来たタマモクロスとオグリキャップの二人。
関西人特有のツッコみ脊髄が密かに発動し、目の前のお茶会に思わずツッコみを入れてしまう。
「眼鏡や…眼鏡キャラが勢揃いしとる…。しかも、そのうちの二人がアウセンザイターとビワハヤヒデって…どんだけ豪華なメンバーやねん……」
唯でさえ人気も実力もある二人が、プライベートで一緒にいる。
アグネスデジタルがいれば、また死んでいたかもしれない。
「しかも、リギルの東条さんまで一緒って…意外とノリが良いお人やったんやなぁ……。オグリもそう思わへんか? って…ほわぁっ!?」
「ん? どうした?」
ふと隣を見ると、オグリのお腹は毎度のように巨大に膨れ上がり、目の前にはドンブリの山が形成されていた。
しかも、よく見たらオグリの隣に誰かがいて、同じように大量のカツ丼を食べている。
「オグリ…遂に大食いだけやなくて早食いも極めおったんか。つーか、いつの間にスペも来とったんやっ!? 全く気が付かんやったんやけどっ!?」
「ほえ? タマモ先輩…どうしたんですか?」
「いや…どうしたって…。つーか、スペもまためっちゃ腹がでっかくなっとるし……」
同じ空間にいるのに、目の前にいる彼女達と自分達との差は一体何なのだろうか?
実力などでは決して越えられない『壁』があるように感じたタマモクロスなのであった。
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トレセン学園からバスで少し行った所にあるスパリゾート。
休みの日にはよくパスチャーキングが来る場所なのだが、今回はまた非常に珍しい組み合わせで訪れていた。
「ハァ~…普段の疲れが取れていくようデース…」
「こんなのも、偶にはいいわねぁ~」
気持ちよさそうに湯船に浸かるパスチャーキングの横にいるのは、ニコニコ笑顔のトレセン学園のお母さん的存在の『スーパークリーク』。
彼女もまた、よくここには来ているので、一緒にいても不思議ではない。
珍しいメンバーは、一緒に来ている他二人だった。
「こんな施設に来るのは初めてだが…悪くないな。寮で入る風呂とは、また違う趣で新鮮な気分だ」
「そうですね…会長。最初に誘われた時は驚きましたが、これはこれでいいものです」
『皇帝』の異名を持つトレセン学園の生徒会長で、アウセンザイターの親友であると同時に宿命のライバル。
そして、彼女と並ぶ国内最上級の実力者である『シンボリルドルフ』。
生徒会副会長であり、『女帝』の異名で呼ばれている生徒会の頼れる縁の下の力持ち。
数多くのウマ娘達から慕われている『エアグルーヴ』。
他の者達とならばいざ知らず、彼女達がパスチャーキングと一緒にいるのはかなり珍しい光景だった。
「そういえば、こうしてパスチャーと話すのも久し振りだな」
「そうカシら?」
「あぁ。アウセンザイターと一緒にいる時はよく話すが、こうしてパスチャーと一対一で話す機会はそうない」
最近の他のメンバーの活躍の陰に隠れがちではあるが、ルドルフはパスチャーにもかなり注目していた。
彼女は誰もが一度は夢見る『ダービーウマ娘』なのだ。
その称号は『三冠ウマ娘』と比べても遜色はない。
因みに、この施設は基本的に水着で湯船に入る事が推奨されている。
流石に公共の施設で学園指定の水着は着ておらず、全員が私物の水着を着用していた。
彼女達がどんな水着を着ているのかは、読者の皆のご想像にお任せしよう。
「にしても、最近のチームSRWの活躍は目まぐるしいな。フウウンサイキの三冠達成に、ユニコーンドリルの短距離完全復活…」
「ダブルアールも戻ってきましたし、新人も入りましたしね」
「パーンサロイドちゃんね。なんだか凄い経歴の子だって聞いてるけど…」
チームSRWの期待の新人の噂は瞬く間に学園中に広がり、同時に彼女の過去の経歴についても話が広まっていた。
「トップレーサーの父を持ち、自分自身もゴーカートの世界王者でもある……」
「まさに、レースをする為に生まれてきたような子だ。私もあの入部テストのレースを見ていたが…あれは凄かったな。まだまだ粗削りではあるが、私から見ても『磨けば光る原石』のように感じた。流石は寺田トレーナーだ」
「まだデビューはしてないけどネ。本人は他の皆に触発されるような形で頑張ってるワ」
クリークに負けず劣らず、パスチャーも割と母親気質な所があった。
彼女からすれば、チーム内の後輩は妹のような存在になっている。
「私としては、パスチャーとも走ってみたいと思っているんだがな」
「ミーと?」
「そうだ。お前の類稀なパワーと、それから繰り出される圧倒的な追い込み。あんな事が出来るは、国内でも何人いる事か…」
『追い込み』と聞かされてすぐに思い付くのは、破天荒の代名詞でもある『ゴールドシップ』か、小柄ながらも凄まじい脚力を持つ『ナリタタイシン』の二人。
だが、パスチャーの追い込みはその二人すらも凌駕していた。
「前にアウセンザイターが言っていたんだ。『もしも自分を越えるウマ娘が現れるとしたら、それは恐らくフウウンサイキかダブルアール、もしくはパスチャーキングのいずれかだろう』…とな」
「あらあら……」
「あの常勝不敗のアウセンザイター先輩が、そんな事を……」
「…………」
まさか、チームリーダーからそんな風に思われていたとは。
自分だって、ルドルフやアウセンザイターと走ってみたいと思った事は一度や二度ではない。
今までは単純に機会が無かっただけだ。
だからふと考えてしまう。
もしも、この『皇帝』と戦った場合、自分の実力はどこまで通用するのだろうかと。
「お前やダブルアールも様々なレースにて素晴らしい戦績を残している。二人の実力なら、このままの勢いで三冠ウマ娘になる日も近いと考えてはいるが……」
「三冠…ネ。考えた事もなかったワ……」
パスチャーキングとフウウンサイキは、ある意味では似た者同士だった。
フウウンサイキは師匠が成した道を自分も歩むため。
一方のパスチャーキングは、ただ単に走るのが大好きだから。
両者とも『目先の勝利』には微塵も固執はしていない。
最近のフウウンサイキは少しだけ変わってきつつあるが…。
「先の事は誰にも分からない…。私はただ…駆け抜けるだけヨ……」
「フッ…そうだな」
「「…………」」
普段は陽気な表情ばかりをしているパスチャーキングが、こんなにも真剣な顔をするとは思わなかったエアグルーヴとクリークは、思わず彼女の顔に見入ってしまった。
もしかしたら、これこそが彼女の本当の顔なのかもしれない。
「なんだか重苦しい話をしてしまったな。今日は湯に浸かって日頃の疲れを癒すつもりだったのに…すまない」
「気にする必要はないワ。ミーも、ルドルフとは話をしてみたかったしネ」
(あの会長と、ここまで気軽に話せるとは…パスチャーキングもまた只者ではない…ということか…)
図らずも、一緒に来たことでパスチャーキングの事を見直す結果となったエアグルーヴだった。
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「んにゃ~! 負けたぁ~!!」
場所は戻ってトレセン学園。
その練習用の芝のコースの上に、悔しそうな声を上げながらも笑顔を浮かべたジャージ姿のパーンサロイドが汗だくで寝転がっていた。
「やっぱり先輩は強いな~! 何度やっても全然勝てる気配が無いよ~!」
「当たり前だよ。こちとら、今までに何度も色んなレースを経験してるんだ。そう簡単に負けられやしないよ」
そんな彼女と模擬レースをやっていたのは、パーンの住んでいる美浦寮の寮長をしているヒシアマゾン。
彼女もまた同じように汗を掻いてはいるが、その表情にはまだまだ余裕があった。
(つっても、何回か危ない場面はあったんだけどね…。これでまだデビューもしてないとか…どんだけだよ……)
勝ちはした…勝ちはしたが、レースの中でパーンサロイドの中にある『才能』の片鱗を確かに垣間見た。
まだトレセン学園に来て一ヶ月も経過してないのにこれだ。
このままチームSRWの猛者たちの中で成長していったら、一体どこまで強くなるのか。
今のヒシアマゾンには全く想像が出来ない。
「今日は急なお願いを聞いて貰ってありがとうございます。折角の日曜日なのに……」
「いいってことさ。これが無断でやろうとしていることならアタシだって止めたけど、ちゃんと許可を取った上で頼みに来たんだろ? だったら断る理由は無いよ。後輩の頼みとあっちゃ尚更ね」
「ヒシアマゾン先輩~…(泣)」
優しい先輩の懐の広さに、思わず滝涙状態になるパーン。
上京してからずっと、人の優しさが身に染みて仕方がない。
「ところで、どうして急に模擬レースをしたいなんて言ってきたんだ?」
「興奮が押さえきれなかったから…ですかね」
「それって…あのユニコーンのレースを見たから?」
「はい。ユニコーンさんがあの凄いメンバーに勝った瞬間、胸の奥が熱く燃えるような感覚がしたんです。どれだけ練習をしても熱が収まる気配がしなかったので……」
「模擬レースでもすれば収まるかもしれないと思った…ってところかい?」
「そーゆーことです。物理的な意味ではまだまだ熱いですけど、心はスッキリした気がします」
「そいつは良かった」
思い切り走った事で、パーンの中にあったモヤモヤが晴れた。
それは同時に、本人にとって明確な目標が出来始める切っ掛けにもなった。
「そういや、どうしてパーンはトレセン学園に来たんだい? アンタ確か、ゴーカートの世界王者なんだろ? それって相当に凄いだろ」
「私がトレセン学園に来た訳…ですか」
そよ風に身を任せながら、空を見上げつつパーンは静かに語り始める。
彼女がここに来た切っ掛けを。
「もう知ってるかもですけど、私のお父さんはプロのレーサーなんですよ。それこそ、世界中を股に掛けるような」
「うん。それも聞いたよ。その道じゃかなりの有名人なんだろ?」
「はい。そんなお父さんの背中を見ながら大きくなったせいかな…物心ついた時には自然とレーサーになりたいと思っていたんです。で、その手始めとして…」
「ゴーカートを始めたって事か」
「あれなら、子供でも乗る事が出来ますし、大人の人達と混じってレースも出来ますしね」
父の血が成せる技か。
ゴーカートに乗ったパーンは、瞬く間のその才能を発揮していった。
小学生の時にはもう国内の大会は勝ち尽くし、高学年になった頃には世界の舞台で戦い始めていた。
「そうしてゴーカートを続けて、遂に世界各国から集った一流のプロが集う物凄く大きなレースに参加したんです。そこで私は大人も子供も関係ない全年齢の部にエントリーをして……」
「優勝したって訳か。凄いじゃないか! 種目は違えど、自分が世界で一番早いって実力で証明してみせたんだろ?」
「そうなんですけどね……」
なんだかパーンは煮え切らない感じだった。
それはウマ娘としての宿命なのか。
体の中に流れるプロレーサーの血がそうさせるのか。
「ゴーカート自体は本当に大好きだし、やってる時は心から楽しいと思っていました。優勝した時も泣くほど嬉しかったし。けど……」
「けど?」
「『なんだか違うな』って思っちゃったんですよね…。その理由が何なのか全く分かりませんでした。テレビ中継であのレースを見るまでは」
「なんだい? そのレースってのは」
「レースの名前は忘れましたけど…確か、GⅡのレースだったと思います。だけど、その時の興奮だけは今でも鮮烈に覚えてる」
急にガバっと起き上がり、目をキラキラさせて空に向かって手を伸ばす。
その時、少し強い風が吹いた。
「まるで全身が炎に包まれたかのような感覚。自分が本当にいるべき場所はあそこなんだと思わせる確信。それをお父さんに教えたら、頭を撫でながらこう言われちゃいました」
『やっぱりな。この俺の娘がゴーカート世界一程度で満足するようなウマ娘で有る筈が無い。行ってこい、パーンサロイド。今度は、その足で頂点に立ってこい!』
「…父親って凄いですよね。子供の考えてる事が手に取るように分かっちゃうんですから」
「それが親ってもんだからね」
「全くです。で、それからすぐに色んなウマ娘さん達の事を調べて、一から全部徹底的に勉強して、過去のレースの映像とかも何回も見まくりました。あの時は本気で後悔したなぁ~…。こんなにも凄い世界があるのに、どうして自分は今まで関わろうとしてこなかったんだって」
後悔はあったが、それと同じぐらいに興奮もあった。
初心に帰り、全てを学び直していく。
一歩一歩進んでいく感覚が何よりも愛おしく、何よりも楽しい。
「ゴーカートを始める前に競争とかはしたことが無かったのかい?」
「流石に運動会とかで走った事はありましたけど、あの時はまだそこまで関心が有りませんでしたしね。簡単に一位とかも取れて面白いとは感じてなかったし」
まだウマ娘としての本能に目覚める前から既に才能の片鱗はあった。
その才能は、パーンサロイドが『本格化』することによって最高の形で開花した。
「その後、なんとかトレセン学園に編入できるようになったんですけど、学園に行く日よりも少し前に上京してきたんです。秋華賞レースを見る為に」
「フウウンサイキの奴が三冠を取った時のレースか…。あそこにアンタもいたんだね」
「あんなにも興奮したのは一度も無かった…。黄金に光輝くフウウンサイキさんがゴールゲートを駆け抜けた時…自分の心臓が爆発したんじゃないかって錯覚しそうな程に全身が熱くなったんです。それで確信しました。トレセン学園に入ろうと思ったのは決して間違いじゃなかったって。自分は来るべくして来たんだって」
パーンサロイドは他のウマ娘とはスタートラインが全く違う。
ジャンルは違えども、レースの酸いも甘いも全て体験している。
過去に世界一になったからと言って、そこまでの道が平坦であったわけではない。
彼女だって頂点に立つまでは何度も敗北も挫折も味わった。
だが、パーンサロイドはそれすらも糧にして今、ここにこうして立っている。
そう…彼女は他のウマ娘達が一度は必ず経験する『全て』を実際に体験した上で、それでも自分の両足でレースに出たいと、トゥインクル・シリーズに出たいと思ったのだ。
「チームSRWに入って、周り全員が凄い人ばかりで…こう思ったんです。この人達と一緒に走りたい。そして…勝ちたいって」
「パーン…あんた……」
なんて真っ直ぐで純粋な目をしているのか。
この少女は根っからのレーサーだ。
走る事に全てを掛けているタイプのウマ娘だ。
それはまるで、フジキセキがライバル視しているナリタブライアンや嘗てのサイレンススズカのように。
「なので、もう一回だけお願いします! 今度こそは追い着いてみせます!」
「全く…いいよ! こうなったら、このヒシアマ姐さんがとことんまで付き合ってやろうじゃないか! 覚悟しなよ!」
「はい! よろしくお願いします!!」
この日、夕方になるまで二人の模擬レースは続いた。
結局、パーンサロイドは一度もヒシアマゾンに勝つ事は出来なかったが、何度か惜しい所までは行ったらしい。
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・・
・
一方その頃、ハルウララは何をしているのかというと…?
「う~ん…むにゃむにゃ……」
「ちょ…ウララさんっ!? また寝てるのッ!? これで何度目よッ!?」
「ウララちゃ~んっ! 起きて~っ! このままじゃ宿題が終わらないよ~!?」
栗東寮のロビーにてキングヘイローやライスシャワーに宿題を手伝って貰っていたのだが、途中で何度もダウンして居眠りを繰り返していた。
「フウウンサイキちゃ~ん……夜中に体を光らせたら眩しいよぉ~…」
「一体何の夢を見てるのよッ!? というか、フウウンサイキさんは明鏡止水をそんな事には使わないからっ!」
「ウララちゃん…全然起きないよぉ~…」
その後になんとかウララを起こし、辛うじて寝る前までには間に合わせたらしい。
キングとライスはかなり疲れた表情をしていたらしいが……。
おまけ
「あ。テイオーさん。実はボクの友達から新鮮な牛乳を一杯貰ったんですけど、よかったら一本どうですか?」
「すっごく美味しいよ!」
「え? いいの? ありがと~! ちょうど喉が渇いてたんだよね~!」
ブルホーン牧場特製牛乳は無事(?)にテイオーに届けられましたとさ。