ダリルのトドメにより、打鉄のシールドエネルギーがゼロとなったことで、打鉄は機能を停止し、影清はまだアリーナに激突した反動が残っているのか、アリーナの壁に背中を預けて座り込んだまま、顔を伏せて唸っていた。アリーナの壁で座り込んでいる影清に、ダリルはヘル・ハウンドを纏ったまま、目の前まで近づいた。
「・・・オイ、
「っ・・・うぅ、・・・え?」
「とぼけんじゃねぇ、オレに斬りかかる直前に体制崩しただろ?あれは事故じゃねぇ、
「—
「はぁ?」
「あ、あの瞬間、人を斬るって思ったら、す、すごく怖くなって・・・。」
影清がそう思うのも無理はない。一度死んで転生したとはいえ、彼は前世も含め人を簡単に殺せる凶器を誰にも向けたことがない。狙って
「—んだよそれ。それだったら、オレはオマエにありったけの弾幕浴びせてただろうが!?そもそも、ISに乗ってるんだからよっぽどの事がなけりゃ怪我なんてしねぇっての。」
「・・知ってるよ、そういう問題じゃないんだよ。ひ、人を斬りそうになったのが怖いんだ。そ、それに慣れたら絶対ダメだ。IS越しとはいえ人を斬るなんて、ぼ、僕には、無理だ・・・!」
・・・確かにISにはシールドバリアーや絶対防御などの機能があるが、物理的ではなく倫理的に考えて人体を傷つけることができるのだろうか?ダリルはともかく、影清は今まで平凡な人生を送ってきた一般人であり、武器の飛び交う戦闘など体験している訳がない。自分の意思で目の前の人間を攻撃するのだ、それも日本では法律によって使用できない武器で。そんなことがすぐにできる人間は物騒な命のやり取りを経験した人間かサイコパスぐらいなものだ。
「・・・そうか。なら、いい。・・・悪かったな。」
「えっ?」
「いや、なんっつーか、オマエがそこまで
「ぼ、僕はその提案を受けたじゃないか。だ、だから謝らなくても・・・。」
「オレの気が済まねぇんだよ、黙ってろ。
・・・ま、でも正直予想外だったぜ。」
「?何が?」
「幾らテメェが初心者だったとはいえ、かすり傷の一発二発は覚悟してたんだが、まさかヘル・ハウンドの
「あ、ありがとう?」
「・・・っと、長く喋り過ぎたな。そろそろ戻るぞ。」
「わ、わかった。」
「・・・そうだ。肩ぐらい貸してやろうか?」
「い、いいって、一人で戻れる。」
「そうかそうか。ならお姫様抱っこして運ぶぜ?」
「な、なんでそうなるんだよ!?別にいいって!!」
「いやオマエ一人じゃピットまで飛べなぇから言ってるんじゃねぇか。ソイツ、もうあんまり動かせなぇだろ。」
そう、アリーナ内からピットに向かうには、それなりの高度があるためISで飛んでいくしかないのだが、影清が操縦していた打鉄はシールドエネルギー残留が底をついているため、
「!、ほ、ほんとだ・・・。じ、じゃあお願いできる?」
「へっ、任せとけ。ちゃーんと運んでるやるからな。」
「あ、あぁ、ありg・・・ちょっ、ちょっと待て!お姫様抱っこじゃない!肩を!肩を貸してくれえぇぇぇぇぇぇ!!!」
結局お姫様抱っこで運ばれた、これは黒歴史案件かな?
なんか・・・試合後の会話で一話埋まっちゃった・・・。個人的には見やすいように2000字いかないように書いているのですが、一話に凝縮するのもなんか見にくそうだと思ったので、指摘されない以上このスタイルで続けていきます。
影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)
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槍
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鎌
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斧
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今言ったの全部乗せ
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ナシ