IS原作っていつスタートだっけ?   作:鮭のKan2me

33 / 83
 ごめんなさい!ちょっと体調崩しちゃってました!やっぱ生活リズムは守るに限るね!
 あと、1日1話投稿、今後は難しくなりそうです・・・。主に、忙しさゆえの私生活のリズム維持だとか、趣味だとかで・・・まぁ、これも趣味の範疇なのですが()。そもそも、完結まで1年ぐらい掛かることも覚悟して書いていたので、ちょっとペース飛ばし過ぎた感はあります。更新を待ってくれている方々には申し訳ございませんが、自分のエゴにお付き合い頂ければ幸いです。

 
 それでは日常回後半、どうぞ!

 


29:その場凌ぎは後が怖い

「・・・ダリルさん、そこどいてくれ、頼む。」

 

 

「私からもお願い。ここまで来て引き下がるなんて・・・!」

 

 

「ダメに決まってんだろ、それに付き合うオレらの身が持たねぇ。」

 

 

「・・・私もダリルと同意見よ。今日ばかりは貴方達に無茶をさせるわけにはいかないわ。」

 

 

「ベルベットまで・・・でもごめん、これだけはどうしても譲れないんだ。」

 

 

「・・・あの、道さん、グリフィンさん。今日はお辞めになって、また日を改めては・・・?」

 

 

「虚さん・・・・・・次が、いつ来るかもわからないのに?もしここで逃したら、僕はきっと後悔する。」

 

 

「トオルの言う通りだよ、今挑まなきゃ次はない。なら私達のやることは一つ!!」

 

 

「ああ!ごめん皆、そういうわけだから行かせてくれ!」

 

 

 

 

 

「「ゆず風味釜玉うどん超特盛完食チャレンジに!!!」」

 

 

 ・・・ほんの少し前まで遡ろう、何を食べようかと会話が弾んでいたところに、あるポスターが影清とグリフィンの目に入った。それこそが、「ゆず風味釜玉うどん超特盛完食チャレンジ」の告知ポスターである。ベタではあるが、制限時間内に食べ終えたら無料というものであり、何かしらのクリア特典もあると記されている。

 まぁ、要するに・・・あの二人はそれに挑戦しようとしたところをダリル、ベルベット、虚に止められている状況だ。

 

 

「いやいやダメだっつってんだろ。大体よ、あんなに食ってどうするつもりだよオマエら、何に対しての腹ごしらえだよ。」

 

 

「愚問だよ、ダリルさん。そこに挑める壁(大食いへの挑戦)があるからだ!!」

 

 

「体重とか、気にしないのね・・・。」

 

 

「うっ!・・・だ、大丈夫、運動すればプラマイゼロに・・・。」

 

 

「道さん・・・

 

 

 

 

 

 仮に完食したとして、その後荷物をお運びになることはできますか?」

 

 

「うぐぅぉお!?」

 

 

「トオル!?」

 

 

「ご、ごめん、グリフィンさん・・・。僕は、もう・・・ダメだ・・・。」

 

 

「諦めないでよ!折角の、折角のチャンスなんでしょ!なら・・・!」

 

 

「さ・・先を見据えるのも・・・大事・・・だから、僕には・・・挑める資格すら・・・無かった。」

 

 

「よーし茶番はそこまでだ、さっさと飯食いに行くぞ。」

 

 

 ベルベットのジャブと虚の一発KOにより、大食いチャレンジを諦めた影清とグリフィン。結局、昼飯は釜玉うどんにし、あの二人(大喰らい共)は意地悪く大盛頼んだ。

 

 

「・・・挑みたかった。」

 

 

「まだ言ってんのかテメェ。そんなにやりてぇならまた別の探しゃいいじゃねぇか。」

 

 

「・・・そりゃ、そうだけどさぁ。外出許可取るの結構複雑なんだよ、僕、無国籍(・・・)だから。」

 

 

 実は影清、無国籍なため、何処に行くにしても外国に行くのと変わらなくなってしまっているのである。

 何故影清が日本国籍ではないのかというと、ご存知だと思うが彼は「世界に一人しか居ない男性IS操縦者」であり、日本国籍という名目で日本だけが影清のデータを一部独占するのではないか、と各国から睨まれたため、何処の国の者でも無くすことによってすべての国が平等にデータを取得できるという状況にしたのだ。

 ・・・というのは表向きで、殆どの国が腹の中で、フリーにさえすれば自分の国に楽に引き込める、と思っていたりする。ま、それに対する責めてもの抵抗ということで、日本側から専用ISが支給されるわけだが。

 

 

「あー、そりゃそうか。IS学園の周りでさえ海外旅行扱いになっちまうんだったな、確か。だからといって好きにさせる理由にはならないけどな。」

 

 

「うん、もうわかってるから・・・それで、次どうすんの?」

 

 

「そうだな・・・、!よし、二組に別れて行動するってのはどうだ!」

 

 

「え?・・・いや、別にいいんだけども、どう分けんの?」

 

 

「ヘッ、ちょーっと待ってろ。えぇと確か・・・お、あった!」

 

 

 二組の行動班を作るため、バッグの中を漁り、ダリルが取り出したのはー。

 

 

「え、何それ?」

 

 

「くじ。」

 

 

「くじ、か。・・・なんで?」

 

 

「そりゃオマエ、こうした方が恨みっこなしだろ。」

 

 

「いや、そういうことじゃなくて、なんで用意してたのか・・・。まぁいいや、おーい!」

 

 

 少し離れていた3人を呼び止め、くじ引きで別々に行動するペアを作ることを説明した影清。印が付いているか否かで2、3人に分けることとなるのだが、果たして結果は?

 

 

「—んじゃ1時間後ここのベンチ集合ってことで、じゃあな!」

 

 

「わかったー、・・・あ、よろしくお願いします・・・。」

 

 

「えぇ・・・。」

 

 

(ど、どうしたらいいんだ・・・。)

 

 

 くじの結果、ダリルとグリフィンと虚が三連続で印付きのくじを引いたことにより、残ったくじが印無ししかなくなってしまったことで、影清とベルベットのペアができた。しかし、この5人の中で最も交流が少ない人物とのペアなので、今さっきの会話以来、お互い無言だった。

 影清はこの状況を打開すべく、ある行動に踏み切った。

 

 

「ベ、ベルベットさん!何か、趣味あります?」

 

 

 合 コ ン か

 

 

「趣味・・・、読書、とかかしら?」

 

 

「あ、そうなんですか!だったら、本屋行きません?僕も、幾つか買いたい本あるので。」

 

 

「えぇ、構わないわ。」

 

 

 影清の提案により、本屋に向かった二人。お互い別々に分かれ、本の散策が始めてから十数分経った。

 

 

(っと、これと後・・・え、新刊ある!?ちょっと入荷早いのかココ?じゃあこれもー。)

 

 

「トオル。」

 

 

「!あ、ベルベットさんか。もう本選び終わったの?」

 

 

「まぁ、そんなところね。・・・一つ、貴方に聞きたいことを思い出したの。」

 

 

「え?な、何を?」

 

 

「貴方、何のためにISを学んでいるの(・・・・・・・・・・・・・)?」

 

 

「え、そ、そりゃあ—。」

 

 

「言っておくけど、男性操縦者だからだとか政府からの依頼だとかというのは抜きで教えてちょうだい。もし本当にそれだけなら、あれだけ意欲があるのは不自然だもの。」

 

 

「——。」

 

 

(・・・ど、どうしよう。いずれ来る敵組織に対抗するため、って言っても信じて・・・いやちょっとはありえるけど、だったら何故知っているのかってことになるし・・・。)

 

 

 影清が今の今までISの特訓に励んでいた理由は、原作主人公がいないという致命的な戦力の欠けを少しでも埋めるため、といったものだが、それ以外のことはちょっとした男のロマンぐらいしかないのだ。しかし、影清の性格上では、的外れ過ぎる嘘を言えない、というか考えつかないため、ベルベットの問いに対する回答が出せない状況となっていた。そこで、影清は敵組織に対抗する=対抗して味方を守る=誰かを助ける、というものを用いて半分嘘を言うことにした。

 

 

「・・・誰かを助けられるから?」

 

 

「・・は?」

 

 

「いや、ISってさ、なんかこう、装着している側はある程度の安全が有って、しかも空も飛べるからさ。デカさを除けば、災害救助だとかにも使えるんじゃないかなって。まぁでも、ISがそんなふうに扱われるのも大分先の話になると思うけどね。」

 

 

「—貴方、それ本気で言ってる(・・・・・・・・・)?」

 

 

「あ、ゴメン。半分ほど、かな。まだ本気、って言えるほどの回答なんて無いからさ。今は、これで勘弁して欲しいかな。」

 

 

「・・・そう、なら一つ約束してくれるかしら?」

 

 

「え?」

 

 

「いつか貴方がISに乗る理由を見つけたなら、その時に改めて今の質問に答えなさい。いいわね?」

 

 

「—うん、わかった。なら、早いとこ見つけないとね。あんまり待たせたくないし。」

 

 

「別に見つからなかったならそれでもいいわ。こういうのは人それぞれだもの。・・・そろそろ、会計に行きましょう。」

 

 

 ベルベットとの約束を交わした影清は、ベルベットと共に本を購入し、本屋を後にした。そして、そこからしばらくしてダリル達との合流時間となり、集合場所のベンチへ向かった。

 

 

「・・・あの、ダリルさん?この荷物は・・・。」

 

 

「ん?あぁ、ちょっと色々買ってたからな。ま、持ち帰りの心配はしてねぇから安心しろ、荷物持ち。」

 

 

(うん、やっぱコイツ外道だわ。)

 

 

 そんなこんなで今回はお開きとなり、帰路に着く影清等。影清の両手には、紙袋計6個がぶら下がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜おまけ〜

 

 グリフィン待ちの頃の二人

 

 

「ベルベット、オマエホントに水着見せないのか?」

 

 

「しつこいわね、何度も言ったでしょう?私は見せるつもりなんてない。」

 

 

「へー、そうかい。どこまでがアウトかもわからないのにか?」

 

 

「・・・どういうことかしら?」

 

 

「オマエがコレはセーフと思っているものでも、男からしたら完全にアウトだってこともありえなくはないだろ?そういうのも今回でしっかり見定めるべきだと思うんだが・・・。まぁ見せたくねぇなら仕方ねぇか。」

 

 

「・・・はぁ、わかったわ。自分のものさしだけでは図れないこともあるわ。大人しく見せればいいのでしょう。」

 

 

「おう、そういうこった。クク、アイツの慌てる様が目に浮かぶぜ。」

 

 

「・・・厄介なのに目をつけられたわね、お互い。」




 次回、臨海学校編突入!名前出さないけどあるキャラ初登場します(次話とは限らない)。
 あと、予告してた通り次話投稿したらアンケート締め切りとなります!協力感謝です!・・・正直、1回目のアンケートもそうだけど、こんなに沢山の人が参加してくれるとは思っても見ませんでした。まだまだ素人なので、固定されてるとはいえ意見出してくれるのは非常に助かっています!
 あ、そうだ。最近スマホでのダッシュ記号の打ち方知ったんで時間があれば、1話から見直して修正しますね()。更新がまた一歩遅くなる・・・。

 ps誤字報告ありがとうございます!あとがきにて、臨界学校→臨海学校
 臨海じゃなくて臨界かぁ・・・決戦でもするのかな?()
 コレはモ○ハンのあるモンスター好きだってバレるわ。

影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)

  • 今言ったの全部乗せ
  • ナシ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。