IS原作っていつスタートだっけ?   作:鮭のKan2me

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 見えるだけ、だと思います(どっちつかず)。
 さて、武装テスト回後半、武装の名前には、専用機の名前と統一性を持たせようとしたので、わざわざ漢字の意味合いや熟語を調べるはめになりました。・・・ちょっと意味合い違っててもご愛嬌ということで。
 それではどうぞ!

 


34:予想の斜め上で使われると超高性能に見える

「さてさて、今度こそ次の武装に移ろうじゃないか!」

 

 

 蛇腹剣のデータを取り終え、コンテナのパネルに剣を納めた影清。すると、剣がパネルのレールを移動して、入れ替わるように盾が差し出された。盾の形状は丸く、一般的にバックラーと呼ばれるタイプのもので、中心の円は灰色、その外周は赤で塗装されている。そして、持ち手の上側には、先程の蛇腹剣と同じく、赤い四角のスイッチが。

 

 

「その盾の名は『夢月(むげつ)』!ほら、君、よく武装を投げ飛ばしているだろう?そこで、リカバリーが効くようにワイヤーを仕込んでみた!持ち手にスイッチがあるだろう?」

 

 

「ま、またスイッチですか・・・。ま、まさか、さっきの蛇腹剣みたいに・・・。」

 

 

「そういうこと!ま、イメージ・インターフェースでも分離可能だけどね。でも、今回はまた思いっきり飛ばして欲しい。」

 

 

「・・・わかりました。」

 

 

 影清は、盾のスイッチに左親指を添え、左腕を地面と水平に、盾が横になるように構え、真っ直ぐ飛ぶように狙いをつけ—。

 

 

グッ

 

 

バァン!

 

 

「うぉっ!?」

 

 

 スイッチを押すと共に、盾がワイヤーに繋がれながらも勢いよく射出された。ワイヤーが伸び切って引っ張られそうになったが、蛇腹剣の試験運用で慣れていたため、体制を崩すことはなかった。

 ちなみに、盾を射出した後の持ち手側には、長方形の物体が持ち手にくっついて残されており、その長方形の物体から一本のワイヤーが、盾裏の中央に向かって伸ばされていた。

 

 

「ふむ、反動に慣れてきたようだね。これなら専用機で扱う分には問題ないだろう。あ、そうそう、感想はどうかな?」

 

 

「・・・微妙、ですかね。反動がある以上、盾と一緒に攻めるのも難しそうですし・・・でも、ワイヤーを掴んで、盾をこう、ぶん回して扱うのも悪くないと思いました。」

 

 

「なるほどなるほど、盾をチェーンアレイのようにするのか!それはいい、攻防一体の武装とは中々いい発想をするじゃないか!なら早速やってみたまえ!データとしてはかなり有用になりそうだ!」

 

 

 こうして、盾である必要があるのかと言わんばかりの試験運用が始まった。一応、対物理を想定して作られていたが、これが対光線、つまりビームを防ぐ物質で作られていたならば、すぐに使いものにならなくなっていただろう。

 ちなみに、ワイヤーが伸びた状態でスイッチを押すと、蛇腹剣同様に勢いよくワイヤーが巻かれて、長方形の物体と合体する。

 

 

「ふむ、ここまでにしておこうか。耐久性についてのデータも充分に取れたからね。・・・そういえば、また反動について不満そうにしていたが、そこは一応改良しておこうか。君の専用機の特性上、ある程度の反動は軽減可能だが、できれば無い方がいいだろう?」

 

 

「ま、まあ、そうですね。」

 

 

(反動の軽減?結構パワーのある機体なのか?)

 

 

「よし、では次で最後だ!ささ、盾を戻したまえ。」

 

 

「あ、は、はい!」

 

 

 自分の乗ることになる専用機の考察をしていた影清だが、ヒカルノの指示によって、考察を中断し、盾をパネルに納めた。先程、蛇腹剣を戻した時と同じように、盾とバズーカが入れ違いとなって、影清の元にバズーカが運ばれた。灰色ベースで、砲身の縁が赤い意外は、一見普通の大筒に見える。

 

 

「それは行動抑制用特殊弾装填対応型バズーカ

幽牢(ゆうろう)』。今までの武器とはインパクトに欠けるが、多様性に置いては引けを取らない。まぁ、試しに一発撃ってみるといい。」

 

 

「は、はい。」(名称長っ・・・。)

 

 

 バズーカを両手で持ち、肩に構えた影清は、ヒカルノに言われるまま試し撃ちを行う。

 

 

ボン! バサッ

 

 

「!?こ、これって・・・。」

 

 

 バズーカから放たれたのは実弾ではなく、()だった。

 

 

「どうだね影清君!これなら人体に攻撃できない君でも遠慮なくぶっ放せるだろう!他にも、煙幕弾、チャフ等も放出可能だ!」

 

 

「こ、これ良いですね!狙ったところに当てれるまで、当分銃火器は使えないと思ってましたが、これならバンバン撃てます!下手に距離詰める必要が無くなった・・・!」

 

 

 この後も、何種類かの特殊弾を試し撃ちし、良い機会なので、狙いの付け方を山田先生に教えてもらった。元日本代表候補生は伊達じゃない。

 

 

「さて、これで試験武装のテストは終了だな!次に会うのは専用機の試験運用を行うときかな。期待してくれよ〜?」

 

 

「は、はい!ありがとうございました!」

 

 

「お二人共、お疲れ様でした。それにしても、トリッキーな武装ばかりでしたね。」

 

 

「それはそうだろう、彼の変則的な戦い方を参考にしているからね!かといって、別に普通の武器でも十分な性能は発揮できる。だが、それじゃダメだ。どうせなら十二分に活かせる武装と専用機を用意しないとね!」

 

 

「あ、ありがとうございます・・・その、開発、大変じゃなかったですか?」

 

 

「そりゃ大変さ。でも、それ以上にやり甲斐があったね!あんなにアイデアを捻らされたのは久々さ!ウチの連中もノリノリだったよ!」

 

 

「そ、そう、ですか・・・。」

 

 

「では、そろそろお暇させて頂こう。このデータがあれば専用機の開発も捗ることだろうしね!」

 

 

 そういって、ヒカルノはコンテナを元の形状に戻し、打鉄とコンテナを、待機していた従業員と共に、近くに止めてあったトラックまで運んで、そのまま去って行った。

 

 

「改めてお疲れ様でした、影清君。今は、お昼休憩の時間なので、午後からの実習には参加できますよ。大変だと思いますが、最後まで頑張りましょうね!」

 

 

「はい!山田先生も、付き添いありがとうございました!あと、射撃の方も!ホントにわかりやすかったです!」

 

 

「そ、そういってもらえると嬉しいです・・、一応、得意分野でしたので・・・。」

 

 

「そうなんですか・・・、じゃ、僕、そろそろ昼摂ってきます!グループの方には、ある程度ぼかして伝えた方が良いですかね?」

 

 

「その方が良いかもしれませんね。教師としては全て伝えたいのですが・・・、口裏は、合わせておきましょうか。」

 

 

 武装のテストが終わり、午後の実習前の昼飯に向かおうとした影清だが、その前に山田先生と口裏を合わせることとした。




 まずい、この後の展開気にしてなかった・・・まぁ、なんとかなるでしょ()
 アンケートの締め切りは、夏休み編終わるか、前々回と同じく50票の獲得とします。
 それと、来週から投稿頻度ガタ落ちする可能性があります。まぁ、今も前と比べれば落ちているのですが。私事ではありますが、新話投稿は長い目で見てくだされば・・・ダメ?で、では、最低週2、3話で・・・。

影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)

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