それではどうぞ!
「—来たね山田君、そして影清君。ようこそ、倉持技研へ!歓迎するよ!」
「は、はい。出迎えありがとうございます、篝火さん。」
「お疲れ様です、ヒカルノさん。今日はよろしくお願いします。」
倉持技研にて、影清と山田先生を迎えるヒカルノ。影清が直接倉持技研を訪れたのは他ならぬ、専用機の試験運用を行うためである。一週間程前に山田先生経由で連絡されており、その山田先生は付き添いとして影清と共にいる。
「此方こそだ!あと、影清君。緊張するのはわかるが、私のことはヒカルノと呼びたまえ。」
「は、はい。」
「さて、問題の専用機だが、すでに調整は済ませている。あとはキミが乗って一次移行を終えるだけだ。さ、付いてきたまえ・・・と言いたいとこだが、少し休みを取ってからにするかい?」
「私はともかく、影清君は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。いつでも行けますよ。」
「よし、なら向かうとしよう。こっちだ。」
ヒカルノに付いていく影清と山田先生。暫く進むと、ヒカルノはある部屋の前で立ち止まった。
「さて、着いたよ。この扉に先にキミの専用機がある。さ、入るといい。」
「は、はい。じゃあ遠慮なく・・・。」
専用機のある部屋へと入る影清。その部屋の中央には、確かにISが鎮座していた。
その機体の主な特徴は、灰色をベースとしたカラーリング。従来のISよりもかなりストレートな装甲。そして、背部のウイングスラスターは四枚二対で上下に別れ、上よりも下のウイングスラスターの方が大きい。さらに特徴的なのは、装甲の至るところに凹みがあり、その凹み一個一個に小さなブースターのようなものが取り付けられているところだろう。
「ふっふっふ、どうだい?中々良い仕上がりだろう?そのISの名は『
「は、はい・・・。あ、あの、結構スラッとしてますね。」
「お、目の付け所が良いじゃないか。もちろん理由はあるとも、一つは重量だね。知っての通り、ISは重くてね。あんなに楽々と動かせるのはPICやパワーアシスト等の恩恵があるからだ。その分、機体の重量があればあるほどIS側に負担が掛かってしまうからね。よって、『蜃気楼』の完成度をより良くするためにも、装甲の厚さは切り捨てることにした。そして、もう一つは金欠だね。」
「え?き、金欠、ですか?」
「そう、金欠。一応、政府から製作費の援助はあるけど、そんなに無駄遣いできるような額じゃないからね。まぁ、その分趣向を凝らしてるから、機体や武装の性能については心配しなくていいぞ、山田君。さて影清君、そろそろ始めようか。」
「は、はい。」
さて、これから影清等が行う作業について説明させて頂こう。
専用機としてISを完成させるには様々な行程が必要となる。
まずは"ISコアの初期化"。前にも説明したが、ISコアには学習機能があり、学習することでより操縦者にあった調整を自動的に行うのだが、いざ違う操縦者が"そのISコアをそのまま使用した機体"を専用機とするとなった時、そのISコアに蓄積された情報は他人のものであるため邪魔となってしまう。従って、専用機として完全に調整するためには、ISコアを初期化する必要があるのだ。まぁ、この工程は影清等が来る前にヒカルノ等倉持技研が既に終わらせているのだが。
次に『
「—よし、一次移行は完了したようだね!何か異常はないかい?」
「い、いえ、寧ろめちゃくちゃ良いですよ!打鉄と違ってこう、スムーズに動くというか・・・。と、とにかく、異常はないです!」
「そうかそうか、ならこのまま試運転といこう!試験場へは、この部屋から直接行けるから少し待っててくれ、今そこのドア開けるから。」
「はい!」
そう言って、ヒカルノは端末を操作して試験場へのドアを開けた。そして、ドアが開き切ると、影清は灰楼を動かして試験場へと向かって行った。
次回は、灰楼の性能と武装のテストです!ちょっと前にあと3〜5話で終わらせると言いましたが、グリフィンさんとの模擬戦フラグも入れちゃったので、夏休み編はもうちょっとだけ長くなるかと。
オリキャラ・オリ設定のアンケートは、50票を超えたものが出てきたので終了させて頂きました。沢山の投票ありがとうございました!活動報告に結果載せてるので、暇があれば見ていってください。さて、次のアンケートどうしようかな・・・。
影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)
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槍
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鎌
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斧
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今言ったの全部乗せ
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ナシ