謎のラファールの襲撃後、寮に戻った影清は教師陣から事情聴取と治療を受けた。診断結果によれば、腕の骨にヒビが入っているらしく、両腕をギプスで固定することになった。ちなみに左腕の方がより酷かったため、左腕が首掛けで固定され、右腕はギプスのみでフリーとなっている。そんなわけで、両手が不自由となった影清は—。
「ホラ、口開けろ。」
「・・・あー。」
パク
ダリルにご飯を食べさせられていた。所謂あーんというヤツである。
「ングング・・・、ゴクッ。・・・うぅ、やっぱ嫌になってきた、色々と・・・。」
「さっさと割り切れ。そんな腕じゃ何もできねぇだろ。それに、こうやって食わせるの初めてじゃねぇだろ?」
「いや確かに臨海学校の時にたこ焼き食べさせられたけど、アレはダリルの悪意100%じゃん。わけが違うよ・・・。」
「まぁ、そう言うなよ。別にオレもイヤってわけじゃねぇんだ。
「・・・そう言われると対応困るな。ハァ、わかった。じゃあ、遠慮なく食べさせてもらう。」
「おう!・・・ところでカゲキヨ。
「え?あー、まぁ、入れる時間になったらすぐ行くつも・・・。えっと、あのー、まさかとは思うけど・・・。」
「そんなんじゃ体洗えねぇだろ。手伝ってや「却下ァ!!」
「なんだよ、食わせるのは遠慮しねぇつったクセに。」
「いやソレとコレとは話が別ゥ!あ、山田先生!ヘルプ、ヘルプッ!」
こうして山田先生に助けを求めた結果—。
「どうしてこうなった・・・。」
「おうウツホ、そろそろ変わるぜ。」
「はい、ありがとうございます。ダリルさん。」
男湯にて、影清は虚に頭を洗ってもらっており、ダリルは虚が影清の頭を洗い終えるまで湯に浸かっていた。何故こうなったかと言うと、影清に助けを求められた山田先生は、男女が一緒に風呂に入る風紀的な問題とそのままでは体を洗えないという衛生的な問題で葛藤するも、そこに通りがかった虚が二人ならお互い注意し合えるから大丈夫、と意見したため、影清と一緒にダリルと虚の二人が男湯に同伴することとなった。ちなみに旅館の男性従業員は皆不在であった。ご都合主義バリバリである。
ダリルと交代した虚は湯に浸かり、ダリルは影清の背中を洗い始めた。
「よし、洗うぞー。」
「・・・はい。・・・って、ちょっ、そこ、くすぐったい!やめっ、ア"イ"ッデデ!?う、腕動くからホントに勘弁・・・!」
「ハハッ、悪かった悪かった。マジメにやってやるよ。」
ゴシゴシ
「どうだ、どっか痒いところあるか?」
「いや、特に今のところは。・・・にしても、ホントに悪いなぁ。ここまで付き合ってもらって・・・。」
「まーだ言ってんのかオマエ?オレもウツホもイヤだったらここまでしねぇっての。そら、流すぞ。」
「あぁ、うん・・・。ありがとう、二人とも。この恩は返す。」
「お礼言うんだったらウツホにも直接言っとけ。あぁ、そうだ—。
—前、どうするよ?」
「えっ?あっ・・・・・・。ご遠慮、申し上げたいのですが・・・。」
「いやー、ここまでやってやらねぇわけにもいかねぇしな。・・・よし、やるか。」
「いや待って!?ホントに待って!流石にそこまでやらなくていいから!あ、虚さん!ちょっ、助け・・・。」
「え、えっと・・・、流石に洗わないわけにもいきませんよね・・・。だ、ダリルさん、手伝います!」
「いやなんでそっちに付くの!?そ、そうだ、妥協案!何か妥協案を・・・!」
この後しっかり前側(影清の提案により上半身だけ)洗った。他は影清が脚にシャンプーを漬けて苦戦しながらも洗った。もちろん洗い切れないところもあったが。
そんなわけで修学旅行の夜は色々と大変な影清であった。
温泉とかじゃなくて濡れたタオルで身体拭くのが一番良いんだろうけど、やっぱ温泉入ってる描写書きたいなってことで今回ご都合主義多めとなりました()
次の話、修学旅行の続き書くかIS学園に戻った後の話にするかで迷ってるんですよね・・・。IS学園での話書いたらまた次の章に移行するつもりですが、ここまで来ると伏線の置き所が難しい・・・。頑張ってネタ絞り出して来ます!
影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)
-
槍
-
鎌
-
斧
-
今言ったの全部乗せ
-
ナシ