そして前回に引き続きまたもや原作キャラ登場します!スパン短い気もするけど、2年生編に入れば何人か増えるし別に良いよね!()
冬休みからしばらく後の休日。朝からトレーニングに励む影清に訪ねてきた人物がいた。
「おはようございます、道さん。突然ですみませんが、一つご用件に付き合ってほしいのですが・・・。」
「あぁ、おはよう虚さん。用事って、何が・・・。ってアレ?その子は?」
影清に訪ねてきたのは虚一人ではなく、その隣にも青い髪と紅い目を持つ私服の女性がいた。影清はその人物について虚に尋ねるも、それより先に自己紹介を始めた。
「初めまして、影清 道さん。
「えっ!?あの、おじょ、ムグッ?!」
何かを言おうとした虚の口を塞ぐ楯無。その光景を影清はあまり気にせず、挨拶を返した。
「へぇー、虚さんの知り合いか。こちらこそ初めまして。虚さんには色々助けられてます。ところで、虚さん何か用事あるって言ってたけど・・・。」
「あ、それはどちらかと言えば私の用件ですね。ただIS学園見学するだけじゃなくて、噂の男性操縦者に模擬戦を申し込みたいと思いまして。」
「あぁ、模擬戦ね。それなら別に・・・って、え?今、模擬戦って言った?」
「そうです。できればお受けして頂きたいのですが・・・。」
「い、いや、別にいいんだけど、色々ツッコミどころがね・・・。まぁ、まずはアリーナと訓練機の貸し出し手続きしなきゃだけど・・・。」
「プハッ、そ、それに関しましては、こちらで事前に手続きしておきました。私からもお願いしたいです。」
「・・・まぁ、そこまで用意できてるならやろうか。」
「ありがとうございます、道さん♪では、早速行きましょう!」
こうして第一アリーナに向かった影清、虚、楯無等三人。一年間通い続けただけあってすぐに用意できた影清は、アリーナ内にて楯無が来るのを待っていた。
(・・・お、来た。って、あんな機体学園にあったっけ?)
ピットから出てくる楯無の姿をいち早く捉えた影清だったが、楯無が纏っているISは学園に配備されてある打鉄やラファールとは全く違う機体であった。
「お待たせしました、道さん。」
「大丈夫、だけど・・・。そのISは?」
「『
「へぇー・・・。」
(・・・モスクワって、ロシアの首都だよな?いやでも、どう見ても日系だし・・・。)
『それでは、開始の合図は私が行わせていただきます。お二人共、準備はよろしいでしょうか?』
「こっちはいつでも大丈夫だけど、そっちは?」
「私も大丈夫ですよ。それでは宣言お願いしますね、虚さん?」
『・・・ハァ、それでは両者構えて・・・開始!』
虚の声が響くと同時に、影清は朧矢と夢月を取り出して相手の出方を伺った。対して楯無は、アサルトライフルを取り出して影清に銃弾を浴びせた。
ガガガガガッ!
「おっと!なるほど、手堅いな・・・。」
楯無の放った銃弾を、影清は盾で防ぐことなくその場から移動することで対処した。また、牽制とはいえアサルトライフルを使用したことから楯無の戦闘スタイルを予測し始めてもいた。
初撃を避けられるもアサルトライフルによる銃撃を続ける楯無。それに対して影清が取った行動は—。
「フッ!」
ガァン、チュイン、コォン
「!」
アリーナ内を旋回することで銃弾を避けていた影清は、起動を変えて軽く弧を描くように楯無に接近し始めた。突っ込んでくる影清に対し楯無はアサルトライフルを浴びせるも、影清は夢月を前に出してその銃弾の大半を防いでいた。そのまま楯無との距離が縮まり—。
「いよっ、と!」
グンッ!バァン!!
正面方向から襲い来るアサルトライフルの弾幕を、影清は身を捻りながら避け、それと同時に夢月の射出スイッチを押して楯無に攻撃した。
「おっと、危ない危ない。」
「・・・マジか。」
しかし、楯無はそれを余裕を持って避け、その涼しげ顔を見た影清は楯無への警戒度を引き上げた。そして、次に動いたのは楯無であった。
「それじゃ、今度は私から攻めさせてもらいますね♪」
スチャッ
(来るか・・・って、アレもしかして・・・!)
「ハァッ!」
「うぉっ!?」
剣を取り出した楯無は、影清に向かって剣による連撃を仕掛けた。影清はこれを後退することで対処するも、楯無が深く踏み込んで横薙ぎを繰り出してきたところでさらに後ろに跳んだ。すると—。
ジャラァッ!
(!!やっぱり、剣、伸び・・・っ!)
ギィィンッ!!
「・・・へぇ、今の良く防ぎましたね。」
「そりゃ、僕も
影清が跳んだ距離からすれば普通の剣なら届きはしない。だが、楯無の扱っていた剣はただの剣にあらず。奇しくも、影清がよく使用する武器と同じ蛇腹剣であった。
そんな意表をつく形で放たれた蛇腹剣の一撃を、影清は自身の持つ蛇腹剣を分割させて切り結んだことで防いだのだ。
「それじゃ、ミラーマッチと行きますか、ね!」
ヒュンッ!
「!このっ・・・!」
グォッ!
ギィンッ!ガッ!ジジッ!
蛇腹剣による斬り合いが始まった。しかし、この展開は楯無が有利である。ISの技量、というのもあるが、影清が使用する蛇腹剣『朧矢』は刃渡りが片方のみで分厚く、どちらかと言えば圧し斬るタイプのものである。対して、楯無の扱う蛇腹剣『ラスティー・ネイル』は細く、敵を一方的に切り裂くことを得意とする。したがって、剣戟を続ければ続けるほど、小回りの効きやすい蛇腹剣を扱う楯無の方が先を行くこととなる。
(マズイ、このままじゃ普通に負ける・・・!いや、手がない事もないけど上手く行くかどうか・・・。)
「セェヤァッ!」
ヒュオッ!
「今だっ!」
バァン!ヂッ!
「!なるほど・・・。」
「ハアァッ!」
ギュン!
楯無の蛇腹剣を朧矢で受けると見せかけて、夢月を射出してぶつけることで防いだ影清。あまりの衝撃に軌道が乱れたところに、影清は急接近して間合いに入った。そのまま分割していない朧矢を振り上げ、楯無に切り掛かった。
(もらった!!・・・って、なっ!!?)
ビタァッ!!
楯無に当たるまで後数センチといったところで影清はその動きを止めた。そして、その隙は勝負を決めるのに十分過ぎた。
「ハッ!」
ドゴンッ!
「グッ!?」
ジャキッ
「では、これで。」
ガガガガガガガガガガッ!
『そこまで!灰楼、シールドエネルギーゼロです!』
蹴りで突き放してからのアサルトライフルによる銃撃で、影清のISのシールドエネルギーはゼロとなった。
(く、クソッ、最後、
攻撃を中断するという決定的な隙。それを生んだのは、楯無の機転であった。影清が振り上げた朧矢は、モスクワの深い霧の腕装甲に食い込むハズであったが、楯無は腕装甲から二の腕に当たるよう身体を動かして剣の軌道に合わせたのだ。結果、人体への攻撃を忌避している影清は蜃気楼を総動員してでも攻撃を止めざるをえなかった。
「ふぅ、中々良い戦いでした。お付き合いいただきありがとうございました、道さん。」
「あぁ、こちらこそ。・・・ところでさ、僕が人体攻撃できないってこと、結構噂になってたりする?」
「全体で見ればそこまで広がってないと思いますよ。私は独自の情報網があるので♪」
「そういうことか・・・。いやー、アレやられたら流石に勝てないな。今度は反応できないぐらいの速さで攻撃する、が目標に入りそうだ。」
『二人ともお疲れ様でした。あとで紅茶でも淹れましょうか?』
「ありがとう、虚さん。ご馳走になるよ。」
「ありがとう
「・・・虚、ちゃん?あの、さん付けしなくてもいいの?」
「あっ。」
『・・・あの、影清さん。大変申し上げ難いのですが、先程から
「???お、お嬢、様?えっ、ちょっと、何言ってるのかサッパリだなぁ・・・。」
「もう、虚ちゃんのいじわる。どうせなら卒業まで誤魔化そうと思ってたのに。」
『ダメです。ちゃんと説明してあげてください。』
「わかったわよ・・・。コホン、改めて初めまして、道さん。更識家当主、
「・・・ごめん。情報量が、多い・・・。」
ガクッ
『と、道さーん!』
あまりの連続カミングアウトにキャパオーバーして倒れた影清。アリーナに響く虚の声。なお、この惨状を生み出した
楯無さん参戦!実は作者の推しだったりする。専用機がミステリアス・レイディじゃないのは時系列的なアレですが、その時ロシア代表じゃないんじゃないかとも思いました。まぁ、楯無さんの超人ぶりや立場を得ることでの利点を考えたらこの時点でなっててもおかしくないかなー、と思ったのでロシア代表でいくことにしました。
ここから2年生編まではあと3、4話ってところですかね。
影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)
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槍
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鎌
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斧
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今言ったの全部乗せ
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ナシ