「お気に召しました?束博士。」
「うん、どれも美味しいね!そこの睡眠薬入りスープ以外は!」
素人目でもわかるほど高級な雰囲気を醸し出すレストラン。その一席には、露出の激しい赤いドレスを来た金髪の女性とその対面に天災・篠ノ之 束がいた。
だがそこで行われていたのは腹を満たすというより、探る行為であった。
「・・・それで、我々にISを提供する話。考えていただけたでしょうか?」
「え〜、イヤだよ。めんどくさいじゃん。」
相手の要求を一蹴して再び料理に手を付ける束。もちろんスープは避けていた。
「では、これではどうですか?」
パチンッ!
ジャコッ
金髪の女性が指を鳴らすと、束の後頭部に銃が突きつけられた。しかし、当の束は表情を崩すこともなく、すぐに行動を開始した。
カチャ、シュッ!
「!」
スッ
「ほい。」
グンッ!ガシャーン!
「なっ!?」
銃を向けられてるにも関わらず、手元にあったナイフとフォークを金髪の女性に投げつけ、テーブルをひっくり返した束。その行動に銃を突きつけていた人物も動揺し—。
ガッ!
「っ!」
ヒュ、ドガッ!
「ガッ!?」
ゴッ、ガッ、ドッ!ガラッシャァァァン!!
後ろにいる相手を視認することなく後ろ蹴りで銃を弾き、そのまま体制を崩すように連撃を加え、最後にワインの並ぶショーケースに向かって蹴り飛ばした。
「いやー、束さんってば肉体も細胞レベルでオーバースペックだからね!私に生身で挑めるの、ちーちゃんぐらいだよ。」
「クッ・・・。」
規格外の強さを持って軽く制圧してみせた束。だが次の瞬間—。
ズガァン!
「「・・・。」」
ジャコン
壁を突き破って現れたのは2機のラファール・リヴァイヴ。それぞれ銃器を構え、束に照準を合わせていた。
「へー、まだそんな機体に乗ってるんだー。」
ガガガガガッ!
「よっ、ほっ。」
ピトッ
束の言葉を皮切りに発砲した二人。だがそれらは全て避けられ、一人のラファールの持つ銃に束の手が触れた。すると—。
パシュン
「!?・・・っ!」
ブンッ!ガガガガッ!
「・・・。」
サッ、トン、ピトッ
束がラファールの持つ銃に触れると、なんと銃が
「あ、おぉ?」
「「・・・。」」
「あっはははははは!!へぇー、そういうことかなぁ?ねぇ!この子達の専用機なら作ってもいいよ?だからさぁ、私のところにおいでよ?ねぇねぇ、もらっていいよね?」
ラファールに乗っていた二人の素顔を見るなり、この二人の専用機を作ると宣言した束。それと引き換えに束自身の手元に置きたいとも言い放つ。
「そ、それは困りますが・・・。」
「え〜、なんだよケチだなー。まぁいいや。ねぇねぇ、どんな専用機が欲しい?遠距離型?近距離型?特殊武装はどんなのがいい?束さんの手に掛かればどんなリクエストでも叶うからね!」
こうして天災お手製の専用機を得ることができた二人。果たして、その矛先はどこへ向かうのか。
この後、自身のラボ『名前はまだ無い』に戻った束は—。
「さーて、くーちゃんの料理も食べたことだし、一仕事やっちゃいますか!まぁ、コアはもう決めてあるから、あとはリクエスト通りに創るだけなんだけどね!」
早速専用機の製作に取り掛かる束。作業は着々と進んでいたが、ある工程に入った時、こんな考えがよぎった。
(そういえばあのガラクタ使ってるヤツ、凡人にしては
ふと思い至ったとはいえ、1秒にも満たない程の時間であった。だが天災が思考を割く程度には意味があった・・・のかもしれない。
さて、これにて一年生編完結となりますが、如何でしたでしょうか?二年生編に入れば形式を変えるつもりですが、その中の一つに前書きと後書きによる作者のコメントを極力無くすと言うものもあります。これは当初から決めてたことで、今までベラベラ喋っていたのは今のうちにやっておけー!ってことですね。今後作者が喋るとすればアンケートの告知ぐらいになると思います。
・・・まぁ、とりあえず言いたいことは、二年生編からは少ーしだけシリアスになるかな、と。まぁ、今まで笑い8・熱さ1・感動1でやって来ましたし、そこまで深刻な展開にはなりませんよ!!きっと(ボソッ
影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)
-
槍
-
鎌
-
斧
-
今言ったの全部乗せ
-
ナシ