IS原作っていつスタートだっけ?   作:鮭のKan2me

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 真意:不明

 


生徒会長争奪戦編
70:仕込み


ザワザワザワザワ

 

 

「・・・?なんだ朝から。」

 

 

 フォルテとの模擬戦から数日後、いつものように登校していた影清であったが、ふと掲示板の前に人だかりができてることに気づいた。影清も何があるのかとその掲示板に近寄る。

 

 

「えぇっと、何々・・・?」

 

 

「?あっ、もしかしてカゲキヨ先輩!?」

 

 

「えっ、ウソ!」 「張本人キター!」 「どうしよう、サインとかしてくれるかな?」

 

 

 後ろの方にいた女子生徒が影清に気づくと、連鎖的に他の女子生徒も影清の方を向いた。

 

 

「えっ、あぁ、そうだけど・・・。なんでこんなに集まってるの?」

 

 

「えっと、昨日の模擬戦についての新聞なんですけど・・・。とりあえず見てみますか?」

 

 

「へぇー、昨日のか。気になるな・・・。あ、ゴメン、ちょっと通るよ。」

 

 

 もっと近くで見ようと掲示板に近づく影清。そして、掲示板の前に集まっていた女子生徒は打ち合わせをしていたかのように引き、影清のために道を空けた。その光景に少々驚きながらも件の新聞に目を通した影清は—。

 

 

「・・・・・・あの、間違ってはないんだけど、だいぶ誇張されてない?」

 

 

 内容全て載せるわけにはいかないが、見出しの一文だけでも十分なのでそれだけ公開するとしよう。

 

 

『影清道、圧倒的不利状況から大勝利!!生徒会長有力候補か!?』

 

 

「?どこか間違ってるところでも・・・。」

 

 

「とりあえず一つだけ指摘するとしたら、生徒会長関係のとこかな。別に生徒会長になるつもりないし、第一ここの生徒会長の基準って・・・。」

 

 

 この学園に於ける生徒会長とは一般的に言われるモノだけでなく、IS学園内最強のIS操縦者に与えら(・・・・・・・・・・・・・・・)れる席である(・・・・・・)。方法自体は生徒会長を負かす。それだけのシンプルなことで生徒会長に就任できるが、前生徒会長がその座に就いたまま卒業してしまったため、その方法が取れなくなってしまったのである。

 一応生徒会が請け負う仕事の大半は教師が片付けてはいるものの、何故かこの学園では普通の教師より生徒会長の方が権限を持っているので、手出しできない仕事が溜まっているという。そんな現状を知ってか、実力はあるのに生徒会長に成りたがらない生徒がいたり、今がチャンスと言わんばかりに例年よりも多くの生徒が生徒会長の座を狙っていたりする。

 

 

「えぇー、でも昨日の影清先輩すごかったよねー。」 「そうそう、ギリシャの代表候補生相手に勝っちゃうんだもん。学園内はともかく、二年だけならワンチャントップじゃ・・・。」

 

 

(・・・あ、そっか。この子達まだダリルやベルベット達が模擬戦やってるとこ見たことないのか。そりゃ注目浴びるよな・・・。)

 

 

「えっと、流石に学ね「おぉー、集まってるねぇ!これは遅くまで残った甲斐がある!」

 

 

 影清の言葉を遮ってメガネをかけた生徒がこの場にやって来た。

 

 

「お、噂の男性操縦者様!ごめーん、ちょっと通して!」

 

 

「・・・まさかとは思うけど、この記事キミの?」

 

 

「ご名答!新聞部期待の星、(まゆずみ)薫子(かおるこ)とは私のことです!あ、これ名刺です。」

 

 

「あ、あぁ、どうも・・・じゃなくて!色々身に覚えないこと書かれてるんだけど!?」

 

 

「少しばかりインパクトに欠けてたので、すこ〜しだけ盛りました♪」

 

 

「盛りましたって・・・。生徒会長関連のとことか、やるつもりないんだけど。」

 

 

「あれ?影清先輩、もしかして知らなかったりします?当事者なのに?」

 

 

「え、待って。僕の知らないところで何か起きちゃってたりする?」

 

 

「これですよ、これ。昨日配られたんですけど、もしかして一年だけだったりします?」

 

 

 ピラ

 

 

 黛はバッグの中から一枚の紙を取り出し、影清に手渡す。

 

 

「・・・・・・は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生、これどういうことですか?」

 

 

 あの後、黛に例のプリントをコピーした紙を貰い、昼休みに職員室へと訪れた影清。対面にいるのは、彼のクラスの担任・織斑千冬だ。

 

 

「どうもなにも、書いてある通りだ。クラス対抗戦の前に生徒会長を決めるため、急遽行うことになった。」

 

 

「いやそりゃ生徒会長不在のまま進むのは良くないとは思いますが、なんで僕まで巻き込まれて・・・。」

 

 

「先日聞いたハズだが?『生徒会長に興味はないか?』と。」

 

 

「そりゃあ興味ないに決まっ・・・そういうことかぁ・・・。」

 

 

「残念ながら下りることはできんぞ。決定事項だ。まぁなに、経験は多く積める方がいいだろう。頑張れよ男子。」

 

 

「・・・ハァ、わかりました。あ、最後に一ついいですか?」

 

 

「なんだ、言ってみろ。」

 

 

「これ、他の人は・・・。」

 

 

「安心しろ、全部知っている。さて、話はここまでだ。お前も遅れるなよ。」

 

 

「えっ・・・?あ、ヤベ、もうこんな時間か!失礼します!」

 

 

 急ぎ職員室を後にする影清。だがあまりにも急いだせいで机にプリントを忘れてしまった。それを手に取った織斑先生は、あまり聴き取れないような小声でこう言った。

 

 

「さて、どこまでやれるか試させてもらうぞ。」




 さて、今回名前出てませんが黛さんの他にも原作キャラ出てきてます。もちろんISでの戦闘描写も書く予定です。
 それと、お気に入り登録や評価投票ありがとうございます!アンケートも沢山の方にご協力していただけて嬉しいです・・・!ところで"オレが書く"に投票してくれた方、ちょっと話しませ(ry

ps70話(未完)が投稿されていたので削除いたしました。それと二年生版プロフィール忘れてたので72話書く前に作ります。

影清くんの新武装(終盤で適用予定です。ちなみにこのアンケートで取ったもの以外にも最終兵器的なもの出ます。)

  • 今言ったの全部乗せ
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