アサルトリリィThe beginning of the end   作:mi〜

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episode36 決意の涙

アサルトリリィ36The beginning of the end

episode36 涙

 

弱い

 

「あなたほんとに弱いのね」

 

「あーあ弱いのと組まされて最悪」

 

ゲーテ「やめろ」

 

「なんでそんなに弱いの?」

 

ゲーテ「やめろ!」

 

「あんたみたいな弱いやつと友達なんかにならなければよかった!!」

 

ゲーテ「私は友達がいなかった、理由は弱いから」

 

リリィ1「あの子よお金でこの学校に入学したって言うリリィ」

 

ゲーテ「(違う!)」

 

リリィ2「才能ないよね〜」

 

ゲーテ「(知ってる!自分が一番わかってる!)」

 

ゲーテ「(私だって頑張ってる努力すればいつかは強くなれるって信じてた」

 

でもダメだった

 

ゲーテ「何回も何回も努力しても強くなれないレギオンにも入れて貰えない」

 

美鈴「虚ろな目をしているね」

 

ゲーテ「(私がちょうど命を絶とうとしてた時だった美鈴にであったのは)」

 

ゲーテ「ねぇ銀髪のお姉さんあなたが誰だかは知らないけど私は努力したのに強くなれないんだ、そのせいでみんなにも仲間はずれにされる、私今から死ぬんだ、だから最後に聞かせてよ、私どうすれば良かったのかな?」

 

美鈴「親は?」

 

ゲーテ「いない、私が産まれる前にどっちも死んだ」

 

美鈴「努力が必ず報われるというのは嘘だ」

 

美鈴「才能のない人間は努力する権利すら奪われる、それが現実だ」

 

ゲーテ「なにそれ、出来レースじゃん」

 

美鈴「才能のない人間は努力する気力も何もかも自分自身の才能の無さに絶望し無くしていく」

 

ゲーテ「あーなんか納得だわ」

 

美鈴「ところで君は死ぬのかい?」

 

ゲーテ「うん生きる気力ないしもう死んだ方がマシかなって」

 

美鈴「逃げるのかい?」

 

ゲーテ「え?」

 

美鈴「ここで君が死ぬということは今まで君の事をコケにしていた連中からしっぽを巻いて逃げるということだ」

 

ゲーテ「だからなによ!逃げたっていいじゃん!あなたになんの関係があるの!私の何を知ってんのよ!」

 

美鈴「君にはまだやるべきことがある」

 

ゲーテ「え?」

 

美鈴「君の復習の手伝いをしよう君をバカにした連中を殺す力をあげよう」

 

ゲーテ「何言ってんの?殺すって何?!わけわかんない!あなたおかしいよ!」

 

ゲーテが走り出す

 

ギュッ

 

ゲーテ「はっ!」

 

美鈴がゲーテを抱きしめる

 

ゲーテ「な、何やってんの?!」

 

美鈴「君には可能性を感じるんだリリィとしての才能ではない、謝った正義を殺す闇の才能を」

 

美鈴がゲーテの耳もとでそう囁く

 

ゲーテ「(あぁいつぶりだろう、こんなに優しく抱きしめられたの死んだお母さんに似てる、これが嘘でもいい私はもうこれに縋るしかないんだ)」

 

そう縋るしか無かったそうしないと

自分が壊れそうだったから

 

美鈴「力が欲しいかい?」

 

ゲーテ「はい」

 

美鈴「手を出して」

 

ゲーテ「こう?」

 

ブワァァァン!!

 

ゲーテ「すごい!こんな力があるなんて!」

 

ガチャ!

 

屋上の扉が開く

 

友達「ごめんねゲーテさっきは言い過ぎた!あなたは弱くなんかない!私の方が!」

 

ゲーテ「もういい、、うんざりだよ」

 

ブシュュっ!!

 

友達「え?」

 

ゲーテが友の首を切る

 

友達「あ、あ、」バタンっ!

 

美鈴「まずは一人」

 

ゲーテ「ふふふっ!フハハハハッ!!!!」

 

美鈴「良いじゃないか君にはこっちの方が似合ってる」

 

ゲーテ「ありがとう、、名前を」

 

美鈴「美鈴、、川添 美鈴だ」

 

ゲーテ「フッ!よろしく美鈴」

 

美鈴「あぁ」

 

ゲーテ「こうして私はリリィとしての人生を終えた」

 

 

 

 

 

 

ゲーテ「もう私を弱いなんて言わせない」

 

鶴紗「確実に殺したはずなのに!」

 

ゲーテ「さっきの戦いでわかった事がある」

 

鶴紗「何?」

 

ゲーテ「お前は私より格上だこれだけで良い」

 

シュンっ

 

鶴紗「消えた?!やつは!」

 

ゲーテ「ここだよ」

 

鶴紗「目の、、前?」

 

ドゥグゥ!!

 

鶴紗「がはっ!!」

 

ビュンッ!

 

鶴紗が殴り飛ばされる

 

鶴紗「(なんだ?さっきよりパワーが)」

 

ゲーテ「どこを見ている?」

 

鶴紗「なっ!くっ!」

 

バギィ!

 

鶴紗「うっ!」

 

ゲーテの蹴りが鶴紗の体に直撃する

 

ゲーテ「貴様は私の格上だ、なら話は早い」

 

鶴紗「はぁ、、はぁ、、何を!」

 

ゲーテ「私のレアスキル」

 

スペリオルキラー

 

ゲーテ「発動条件は死、能力は私は格上の相手より強くなる!」

 

鶴紗「厄介な!」

 

ゲーテ「ふっ!」

 

鶴紗「?」

 

ゲーテ「そして!私を殺せば殺すほどこの能力は重複していく」

 

鶴紗「何?!」

 

ゲーテ「あぁ、、それと」

 

鶴紗「貴様にはまだ見せていなかったな」

 

ズォォォォォ!!!

 

鶴紗「なんだこの押しつぶされるようなマギ!」

 

鶴紗「この感じどこかで、、はっ!まさか!」

 

ゲーテ「そのまさかだよ!」

 

鶴紗「梨璃と同じ!」

 

ゲーテ「はぁぁぁぁア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」

 

ブワァァァン!!

 

ゲーテの顔にヒュージの仮面が現れる

 

鶴紗「ヒュージ化!」

 

ゲーテ「あぁそうだ」

 

鶴紗「ちょっとやばいかもな」

 

ゲーテ「これを見ても私の力はつまらんか?」

 

鶴紗「ふっ撤回してやるよ、、面白くなってきたじゃねぇか!

 

鶴紗「お前がそう来るなら!」

 

ゲーテ「ん?」

 

鶴紗「こっちも本気で行くぞ!」

 

鶴紗「完全解放!」

 

無限天翔・連覇流動

 

ゲーテ「マギが増え続けているだと!」

 

鶴紗「グラン・マギナインフィニティ!」

 

ドドドドドド!!!!!

 

ゲーテ「ほう!面白い!」

 

ギュギュギューーーン!!!!

 

無数のマギがゲーテに向かって攻撃を開始する

 

ゲーテ「甘い!」

 

バババババンっ!!!

 

ゲーテが全てのマギを相殺する

 

鶴紗「ちっやっぱこんなもんじゃ効かねぇか!」

 

ゲーテ「遅いぞ!」

 

鶴紗「なっ!

 

ゲーテが鶴紗の顔面を掴む

 

鶴紗「ぐっ!」

 

ゲーテ「でやぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

鶴紗「やばい!地面にっ!」

 

ゲーテ「死ねぇ!!」

 

鶴紗「どきやがれぇぇぇぇ!!!!」

 

ゲーテ「何?!」

 

鶴紗がゲーテの体に手をかざす

 

バァァン!!!

 

ゲーテ「くそっ!」

 

バサッ!

 

鶴紗が体制を立て直す

 

ゲーテ「その羽ちぎってやろうか!」

 

鶴紗「あいにく特別性でねちぎれないようになってんだよ!」

 

ガキんっ!!

 

二人の刃がぶつかり合う

 

鶴紗「(どうすればこいつを倒せる!殺せば強くなるし今のこいつはさっきまでとは段違いの強さ

最悪あれを!)」

 

ガキんっ!!

 

ゲーテ「どうしたリリィ!もう終わりか!」

 

鶴紗「(こいつのマギさえどうにか出来れば!)」

 

ゲーテ「でぇぇやぁぁ!!!」

 

鶴紗「ぐぁぁぁぁ!!!」

 

ゲーテ「ふはははは!!!!!」

 

鶴紗「何笑ってんだ?なんか楽しいことでもあったか?」

 

ゲーテ

「いやリリィの奥の手でもある完全解放が通用しない気持ちを察してな」

 

鶴紗「同情する暇があるんならさっさと殺しに来たらどうだ?」

 

ゲーテ「そう死に急ぐな、言われなくてもすぐに殺してやる、お前は私に絶対に勝てない」

 

鶴紗「どうかな?」

 

ゲーテ「さぁ畳み掛けるとしよう!」

 

鶴紗「なぁ」

 

ゲーテ「ん?」

 

鶴紗「私達リリィの奥の手は完全解放、お前が知ってるのはそこまでか?」

 

ゲーテ「そうだが?」

 

鶴紗「良かったよお前たちにまだこれが知られてなくて」

 

ゲーテ「何が言いたい!」

 

鶴紗「ガタガタ言うのは性にあわない」

 

グルングルン!

 

ガシャンっ!

 

鶴紗が地面にcharmを突き刺す

 

鶴紗「極限解放」

 

二人の間に空間が広がる

 

ゲーテ「くっ!なんだ!!」

 

ニエンテ・スパーツィオ(無の空間)

 

鶴紗「極限解放、私たちリリィが極限の状態になった時だけに使える完全解放の先の力だ」

 

ゲーテ「それがどうした!私の力を封じることはできんぞ!」

 

鶴紗「私達リリィもお前達ヒュージも力の源は全てマギだろ?ならその力を断ち切れば良い」

 

ゲーテ「断ち切る、、まさか!」

 

鶴紗「そう、この空間の中はマギが使えない!」

 

ゲーテ「貴様!!」

 

鶴紗「そうすればお前も二度と復活なんてできないよな?」

 

ゲーテ「くぅぅっっ!!」

 

鶴紗「確かにお前の能力は厄介だよ、でもなお前が私を痛めつけたことで私は極限状態に慣れたんだ!お前は自分の首をしめてたんだよ!」

 

鶴紗「この空間はマギが反映されないから別のものを代償に作り出してる」

 

ゲーテ「な、一体何を!」

 

鶴紗「寿命だよ」

 

ゲーテ「なっ!?」

 

鶴紗「だから私は人生の内の2分寿命を犠牲にする代わりにこの空間を2分間維持することができる」

 

ゲーテ「命を、、犠牲に」

 

鶴紗「みんなからはあんまし使うなって言われたけど仕方ねぇよな」

 

ゲーテ「クソ!」

 

鶴紗「一瞬で決めてやる」

 

ゲーテ「来るな!やめろ!やめろぉぉぉぉ!!」

 

鶴紗「奥義、、瞬切」

 

シュフィンっ!

 

ゲーテの首が切り落とされる

 

ゲーテ

「私は負けるのか、、また!弱いままだ!貴様は努力してその力を掴み取ったんだろう!だが自惚れるなよそれは貴様に才能があったからだ!運良く強くなれたんだよ!」

 

鶴紗「、、、」

 

ゲーテ「この世には努力しても何も手に入れられない人間など腐るほどいる!才能のない人間は努力する権利すら奪われる!私はそのせいでみんなに嫌われた!何もさせて貰えなかった!わかって貰えなかった!それがどれだけ辛いことか貴様にわかるのか!」

 

鶴紗「お前は認められたかったんだな」

 

ゲーテ「え、、」

 

鶴紗「いっぱい努力してそれでも自分を見て貰えなかった、だから美鈴様について行ったんだ、唯一努力したお前を認めてくれる存在だったから」

 

鶴紗「多分私がお前なら同じことをしていたと思う」

 

ゲーテ「、、、」

 

回想美鈴「また訓練かい?君はすごいねゲーテ

君は誰よりも努力している私が力を与えたというのにね」

 

回想ゲーテ「癖みたいなものよ、こんなに努力しても意味無いことくらいわかってるのにね、やっぱりここに来ても結果は出ないままだし、才能ないんだ」

 

美鈴「確かに努力量に対しての結果は出てないかもしれない」

 

ゲーテ「ほらね、、」

 

美鈴「だが、それを継続するというのはとてもすごいことだ」

 

ゲーテ「美鈴、、」

 

美鈴「私は君をいつでも見ているよ」

 

現在に戻る

 

ゲーテ「私嬉しかったんだ」

 

鶴紗「え?」

 

ゲーテ「あんたと戦ってる時やっと私も美鈴の力になれるんだって、互角に戦えてた時ようやく努力が実ったんだってそう思えたの」

 

鶴紗「お前、、」

 

ゲーテ「名前おしえて欲しいな」

 

鶴紗「鶴紗、、安藤 鶴紗だ!」

 

ゲーテ「いい名前だね」

 

鶴紗「結構よかったよ!お前の攻撃!私死にかけたけど!強かった!お前強いよ!だから!だからさ、、胸張れよ!ゲーテ!」

 

ゲーテ「はっ!(あぁここにもいたんだ私を認めてくれる人)」

 

ゲーテの瞳から涙が流れる

 

鶴紗

「次はいい仲間に巡り会えよ」

 

ゲーテ「ありがとう、、安藤、、鶴紗」

 

ラシステ・ゲーテ死亡

 

EDEN本部

 

クリム「美鈴、ゲーテが」

 

美鈴「あぁ、、わかってるさ」

 

クリム「大丈夫?」

 

美鈴「クリム、私は間違えたのかな?」

 

クリム「え?」

 

美鈴「あの子に力を与えてしまったからあの子はこっちにきた、私は彼女にとって最善の選択させたつもりだったあそこにいるよりマシだと思ったから、、」

 

クリム「美鈴、、」

 

美鈴「その選択が彼女を殺した!私が彼女の人生を終わらせたんだ!あの子は私を恨んでいるよ」

 

クリム「これ」

 

クリムが一通の手紙を差し出す

 

美鈴「これは?」

 

クリム「ほんとにあなたがそう思ってるなら、この言葉を送るわ、バカ」

 

美鈴「あ、え?」

 

美鈴「手紙、、」

 

美鈴が手紙を開ける

 

美鈴へ

この手紙を読んでるってことは私は無様に死んだんだと思います。あんたが与えてくれたこの力で勝つことが出来なかったなんて笑っちゃうよね

正直EDENに来てからは嫌なことばっかりでした

みんなにはボコボコにされるしグアストはみんな仲悪いし、正直前の環境より悪いかもしれません

でも美鈴は違った、美鈴は私に愛想をつかさずに面倒を見てくれた、努力していた私を見ていてくれたそれがとっても嬉しかった。」

 

ありがとう、、美鈴

 

美鈴「クリム」

 

クリム「ん?」

 

美鈴「立ち止まる訳には行かない私たちの理想を叶えるために」

 

クリム「えぇ、もちろんよ」

 

一人の少女は涙を流しながらそう決意する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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