やはりこの生徒会はまちがっている。   作:セブンアップ

64 / 114
彼と彼女は逃れたい

 

 修学旅行2日目。

 今回も自由行動で京都を巡る。…というのは建前で、俺にはやるべき事がある。

 

 下手をすれば、生命をも脅かすミッション。

 

「…それじゃ、行こ。比企谷くん」

 

「おう」

 

 依頼主である早坂と2人で、京都の街中へと入って行った。秀知院の生徒が周りに居なくなった辺りで、早坂は目的を話していく。

 

「私の目的は3つある。1つ目は、会長とかぐや様の関係がバレないようにする事」

 

「…付き合ってる事をか」

 

「うん。再三言ってる通り、私はかぐや様の日常生活を上に報告する義務がある。今は上手く交わしているけど、プロ相手にいつまでも嘘を吐くのは難しい」

 

 白銀と四宮が付き合ってる事が四宮家に伝われば、四宮だけじゃなく、白銀も、ひいては白銀家もただでは済まないという事だろう。

 

「その前に、私は四宮から離れたい。後任の側付きにはかぐや様も警戒心を持って接するでしょう。そして、2つ目は……後ろ」

 

「…まさか人生で初めて誰かに尾けられるとは思わなんだ」

 

 誰だか知らないが、俺達を尾けている奴がいる。状況からして、おそらく四宮の関係者か何かだろう。

 

「流石。気付いてたんだ」

 

「…まぁな。それで、2つ目の目的は?」

 

「四宮家から逃げ切る事」

 

「…なるほど。大体予測は付く」

 

 早坂は小さい頃から四宮に尽くして来た。となれば、「四宮家の機密情報を持っているのでは?」と考える連中が居てもおかしくない。

 外部に機密情報を漏らさないためには、その情報を持っている人間を消すのが妥当だ。

 

 つまり、早坂愛を排除する事。

 

 それを懸念した早坂が四宮家から逃げるというのが、2つ目の目的といったとこだろう。

 

「本当なら海外に飛んで逃げたいんだけど……まだ私には、最後の仕事が残ってる」

 

「…それが3つ目か」

 

 3つの目的を纏めると、要は早坂から四宮家の手を引かせればいい。それで万事解決……なのだが、全然解決策が無くてマジヤバい。

 

「…どうしたもんか…」

 

 「子どもにスパイ同然の事をさせるな」みたいな感情論を突き付けても、無駄なのは分かり切った事。四宮家の弱点さえあれば、それを交渉の材料に使って、早坂から手を引かせる事は可能なんだろうが…。

 

「…もし嫌だったら、今からでも良い。止めてもらっても…」

 

「なら最初からお前を助けるなんて言わねぇよ。今更止めるなんて選択肢は絶対に無い」

 

「…でも、私に協力しても比企谷くんにメリットは…」

 

「お前アレか。何か対価を差し出さなければ助けすら求める事が出来ない奴か」

 

「う……」

 

「まぁ俺も似たようなもんだ。ただで頼むなんて事はしない。借りを作るのはあまり好きじゃないしな。でもお前の場合は借りを作るのが嫌いというより、何か差し出さないと助けてくれないんじゃないかって考えるタイプだろ」

 

 こいつは誰かを頼る事を恐れている。メリット云々と言った時点で、気安く誰かに頼る事が出来ないのがすぐ分かった。

 

「とはいえ、俺は誰かを頼らなければならないなんて言葉は嫌いだ。頼る事は悪くない。だが逆に捉えれば、誰かを頼らない事は悪だって聞こえてしまう。世の善人は頼らなければならないってよく言うが、俺からすればそんな事はない」

 

「…そう…」

 

「だからって頼る事が悪だとも言わない。実際、1人で出来る事には限界がある。いつか誰かを頼らなければならない。それが人なんだよ」

 

「…なんか国語の授業を聴いてるみたい」

 

「呑気な事言うなよ」

 

 お前案外余裕なんか。

 

「…次、そこの角曲がって走るぞ」

 

 俺達は角に曲がって路地裏に入って行く。早坂の手首を掴んで、俺は走って行く。

 

「ち、ちょっと!そんないきなりっ!」

 

 京都の路地裏は風情があるが、マップが無ければ迷路と化す。出鱈目に走り周って、尾行の奴を撒く算段だ。

 

「さっきの講義の続きだ。頼る頼られるの関係は、一般的には正しい事この上ない。でもそれは理想論だ。誰かが貧乏籤を引いて、いつかどちらかが上で、どちらかが下だと優劣が付いてしまう。そんなもんは協力関係とは言わない」

 

 周りから何か言われる事を怖がって、本音が言えないまま一方的に供給する事。グループに1人は居がちな、変に気弱な奴がそれだ。

 

「協力関係ってのは、互いに対等でなければならない。どちらかが上だの下だの、優劣を決めた時点で破綻する。それは協力関係以前に、友人とも言わない」

 

「…そうなんだ」

 

「けど逆に言えばそれだけを守れば協力関係は成立するし、そういう奴が身近に居るなら友人と呼べる存在だと俺は思う。そういう奴、お前の周りには居ないのか?例えば、普段一緒に居るあのギャル達とか」

 

「…どうだろうね。あの子達はお喋りだから、情報収集には都合が良かった。私には噂話を提供する代わりに情報を得ようとする汚い魂胆がある。そんな人間を好きになるとは思えない」

 

 早坂は他人を信じる事が出来ないでいる。卑屈な意味というより、悲観的な意味でだ。他人を信じる事が出来ないから、頼る事も出来ない。故に1人で抱えてしまう癖があるのだろう。

 

「…最初から人間が好きじゃない俺と違い、お前は誰かと一緒に居たいっつう願いがある。お前が本音を曝け出して尚、受け入れてくれる人間が居るかも知れない。許容してくれる人間が居るかも知れない。そういう奴が居るんなら、それは大事にすべきだ」

 

 長ったらしい講義をしながら、京都の街を走り周る。途中に休憩を入れつつ、尾行が来ていないかを確認する。

 

「はぁ…はぁ……走り周るのは肉体的に限界があるな…」

 

「そりゃあれだけの長台詞を走りながら話してたら息も切れやすくなるよ…」

 

 とはいえ、だいぶ走った気がする。通学距離がそこそこ遠くて良かったわ。そうでもないとろくすっぽ走れねぇよ。

 

「つうか出鱈目に逃げてるけど、どこに向かうつもりなんだ?」

 

「……私とかぐや様の関係が始まったあの場所…」

 

「…なるほどな…」

 

 まぁあの場所と言われてもどの場所なのかは一切知らんけど、早坂と四宮にとっては思い出のある場所なんだろう。

 

「タクシーがあれば一気に撒けるんだが、そう簡単に見つかるとは思えねぇな」

 

「そもそも、四宮家が京都のタクシー会社に手を回してる可能性もあるし」

 

 流石に自分の脚だけじゃ限界が来る。どっか近所で自転車さえ借りられるなら、話は早いんだが…。

 

「こんな事なら、バイクの免許ぐらい取っとくんだったな…」

 

「私それ持ってるよ」

 

「…マ?」

 

「マ」

 

 こういう時って大体、主人公がヒロインを後ろに乗せるってのもお約束展開だけども。

 

 うん、それなら早坂に任せよう。無免許運転はごめんだし。

 

 というわけで、近くの土産屋でバイクを借りる事にした。近くにあった土産屋の店主であるお爺さんがバイクを持っていたので、「不審者に追われてる」って話したら快く貸してくれた。ガソリンを満タンにして返すならという条件で。

 

 あの土産屋のお爺さんめっちゃ優しいな。明日あの土産屋寄って買うとしよう。

 

「それにしても、本当に借りてくるなんて…」

 

「緊急事態なんだ。借りられるなら借りる。最悪本気を出して、土下座して靴を舐めてた」

 

 彼女にヘルメットを渡して、俺もヘルメットを装着する。

 

「後、安全運転で頼むぞ。レーサー並みのカーブなんてされたら間違いなく失神するから」

 

「…色々とカッコ悪いね。比企谷くんは」

 

「うるせぇ」

 

 早坂は操縦席に座り、俺は彼女の後ろにある座席に跨る。早坂はキーを差し込んで、エンジンを掛ける。

 

「初めて2人乗りとかしたんだけど……」

 

「私も。ちゃんと掴まっててよ」

 

「どこだよ掴むとこ」

 

 前に取手さえあれば良かったのに。こうなれば後ろの取手に…。

 

「そい」

 

「え、ちょっ」

 

 早坂は俺の両腕を強引に、自身のお腹周りに引っ張る。まるで、俺が後ろから彼女に抱きついているかのよう。

 バイクで2人乗りする事より、更にドキドキする。

 

「ちゃんと掴まってないと、危ないから」

 

「…後でセクハラで訴えられたら俺負けるから止めてね」

 

「しないよ。そんな事」

 

 こうして、早坂と共にバイクでその場を去って行った。いくらコートを着ているとはいえ、この時期のバイクは狂気の沙汰である。

 バイクの走行中は風がモロに直撃する。夏であれば涼しいのだろうが、1月という冬真っ只中で走るバイクはエグいぐらい寒い。死ぬ死ぬ。

 

 そんな強い寒風を直撃しながら、早坂の言う"四宮と早坂が最初に出会った場所"へ。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 四宮と早坂が最初に出会った場所に到着。

 

「京都にこんな所が……ん?」

 

 俺は一つ、違和感を感じた。

 

「ここは四宮家が所有する山。ここで昔かぐや様と…」

 

「待った早坂。それなんだ?」

 

「え?」

 

 早坂が背負っていた鞄には、1発で分かるような違和感が付いていた。早坂は俺が指差した物を見るためたな鞄を下ろし、その違和感を取ると。

 

「GPSタグ…」

 

 どっかのタイミングで付けられてたのか。隣に居たのに気付かなかったとは、人間観察が得意だなんて言えなくなるぞ。

 

 すると、背後から足音が。

 

「あーあったな、こんなとこ。虫が多くて嫌いなんだよ」

 

 現れたのは、どう考えても一般人に見えない連中だった。おそらく、あのオールバックの男が背後の連中を引き連れたリーダーだ。

 

 そして、早坂を追う四宮家の関係者。

 

「…女子高生にGPSを付けるとは、四宮家も随分な趣味を持ってるんですね」

 

「鼠ってのはうろちょろするドブ臭ぇ生き物だ。見失って、探し周るのは非合理的だろ」

 

 まさに袋の鼠だ。皮肉なもんだが、これ以上当てはまることわざを俺は持ち合わせていない。

 

「まぁいい。わざわざ人気の無い所に来てくれて助かる。人前で大っぴらにやると騒がれるからな」

 

「早坂、逃げるぞ!」

 

「さっさと済ませろ」

 

 しかし、現実は上手くいかない。俺達は呆気なく捕まってしまい、俺と早坂は分断されてしまった。

 

「早坂ッ!」

 

 早坂の名前を呼ぶも、その叫びは届かない。側近の2人に連行されたのは、少し離れた池だ。

 

「では、私は雲鷹様の所に戻りますので。後の事は」

 

 俺を連行した眼鏡の女性が、来た道を戻って雲鷹とやらの所に戻る。あのオールバックの人物が、雲鷹と呼ばれる奴なのだろう。

 

「…で、俺をどうするつもりなんですか?」

 

「どうするつもり、とは?」

 

 もう1人の、眼鏡を掛けたボディーガードに尋ねた。

 

「俺相手を倒すのは簡単でしょうよ。でも、早坂と俺をわざわざ()()()()理由が無い。俺が近くに居たからって、喚き散らしたからって、雲鷹とか言う奴が早坂に何かをする事は変わらない筈」

 

 それに、タイミング良くあるこの池。まさかとは思うが。

 

「…ガチで殺したりします?」

 

「…雲鷹様がそう仰るのであれば、迷いなく」

 

 って事は、今は殺すつもりは無いと。

 しかし、気は抜けない。雲鷹って奴がどんな奴かは知らないが、おそらくは人を道具扱いするような人間だ。もしそれが本当なら、雲鷹の中の人間って価値は相当下にある。

 

 つまり、人を殺す事も厭わない冷酷な人間、と推測出来る。

 

「…いくら名家のボディーガードかなんかだからって、高校生を襲う事に罪悪感とか無いんですね」

 

「私は雲鷹様の指示に従うまでです」

 

「そうですか。上の人間に従って高校生を襲う事に恥とか罪悪感無いんですね。家族にも自慢出来ない仕事だ。人として誇れない事を誇るチンピラみたいな人間ですね」

 

「…よく話しますね」

 

「好きなんですよ。人と話すの」

 

 嘘である。人と話すのはむしろ嫌いである。コミュニケーション不足ではなく、嫌いなのである。

 

 それはさておき、依然捕まっている事に変わりはない。

 

 しかし、感情というのは人を左右する。俺はそいつを利用してやる。煽りに煽りまくって、このボディーガードの拘束をなんとかする。

 雲鷹って奴が殺す命令を出さない以上、本気で殺す事はない。なら言いたい放題だ。

 

「…こんな人間を持つ四宮家、いや、雲鷹って奴は碌でも無い人間なのが分かりますよ」

 

「…は?」

 

「あんな最底辺の世界の人間が、日本のトップクラスの名家に存在するなんてね。いや、そもそも四宮家自体が最底辺のレベルか。四条家の方がまだマシだ」

 

「…少しお喋りが過ぎますね」

 

 すると、俺を拘束する力を強めた。段々と俺の腕がヤバい事になるのが分かる。

 痛いからやめて?もうちょっと優しくして?こちとら護身術皆無の一般ピーポーだぞ。遠慮無さ過ぎだろこの人。

 

 とはいえ、この人の地雷はなんとなく分かった。四宮家、ひいては雲鷹を貶せば心理的に揺さぶりを仕掛ける事が出来る。

 

「早坂愛はもう終わりです。四宮家を裏切った彼女に、未来は無い」

 

「…そうやって、人の幸せを奪っていくんですか。だから俺みたいな一般人にディスられるんですよ。本当に人の上に立つ存在は、それすら許されないカリスマがある。残念ですが、四宮家にそんなカリスマは無い。それは雲鷹も同じ事で…」

 

「黙れ」

 

 すると、先程より力を強く入れ始める。このままじゃマジで腕が持っていかれる。

 

 しかし、隙は出来た。

 ボディーガードは俺の背後に立って、腕を拘束している。こんな至近距離で俺を拘束してるんだ。疎かにしている部分もあるに違いない。

 

 その疎かにしてる部分は。

 

「んッ!」

 

 俺は踵で、ボディーガードの脛を攻撃した。腕を拘束している分、足が疎かになっていた。その上、煽りまくってボディーガードの心理を揺さぶった。ボディーガードも人間だ。隙が出来てしまうのは当たり前。

 

「ぐッ…!」

 

 痛さのあまり、拘束の力を緩めてしまったボディーガード。その隙を突いて、身体を乱暴に動かして拘束から抜け出す。

 

 材質が硬いローファーの踵での攻撃はそこそこ痛い。そして弁慶の泣き所と言われる脛。この2つが噛み合えば、悪魔的攻撃力が生まれる。

 

「…この…!」

 

 ボディーガードは脛を攻撃されても尚、立ち上がる。腐っても四宮家のボディーガード。脛を攻撃するだけじゃ足りなかったか。

 

「…あ」

 

 もう一つ、良い方法があった。これは俺と奴が対面で立ち、尚且つある程度暗い所である条件のみ発動出来る方法。

 

 ボディーガードはこちらに詰め寄って来る。俺はポケットからスマホを取り出し、あるボタンをタップ。そして、スマホの裏側をボディーガードに向けた。

 

「くっ…!」

 

 至近距離からのスマホのフラッシュ。ボディーガードは眩しさのあまり、目を瞑って顔を逸らしてしまう。俺はその目が眩んだ隙を突いて、眼鏡をひったくった。

 

「ま、前が…!眼鏡は…!?」

 

 対面に立って分かったのは、ボディーガードの眼鏡の度が強すぎる。つまり目が悪いという事。

 度の強い眼鏡をすれば、それはレンズ越しに歪みを生じさせる。そんな眼鏡を奪われたら、まともに歩く事は難しいだろう。

 

 ボディーガードの視界を奪うために、まずスマホの機能にあるフラッシュで目眩し。いくら月が出ているとはいえ、周りが暗い事に変わりはない。第一、そこそこ近い距離で光を当てられたら誰だって目が眩む。そんな隙が出来たところを詰め寄り、強引に眼鏡を奪ったのだ。

 

 四宮に買ってもらったラノベに、デジカメのフラッシュを使って逃げるって場面があった。まさかラノベの場面が役立つとは思わなかった。

 

「眼鏡…眼鏡は…!?」

 

「眼鏡ならその辺に置いておきますんで」

 

 そう言って、俺は本当にその辺に眼鏡を置いた。ボディーガードが眼鏡を探している隙に、俺は早坂の所に戻った。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「いや何事?」

 

 早坂の所に戻ったのだが、マジで何事?

 

 いつの間にか四宮いる上に帽子被ったボディーガードを拘束してるし。早坂は眼鏡の女性の首元にナイフ突き付けてるし。なんか知らんけど雲鷹が尻餅付いてるし。

 

 本当何事だよ。

 

「調子に…!」

 

「もう良い」

 

 眼鏡の女性がスーツから何かを取り出そうとすると、雲鷹が静止する。

 

「帰るぞ。俺はガキの喧嘩を見届けるほど暇じゃない。2人共物騒な物は仕舞え」

 

 俺が居ない間、何が起こったのかは知らないが、要するに諦めたという事なのだろうか。

 

「今後、早坂愛に手出しはしない。それで良いな、かぐや」

 

「お好きに」

 

 こうして、雲鷹とその一味はこの場から去った。残ったのは、俺と四宮と早坂だけ。

 

「俺も帰るわ」

 

「比企谷くん…」

 

「…まぁ、無事で良かったわ」

 

 俺はそれだけ言い残して、この場から去る。もうこの場に俺は必要無い。

 四宮も早坂も、互いに言いたい事があるに違いない。2人きりにさせる事が、俺が今出来る事である。

 

「……あ」

 

 お爺さんにバイク返さねぇと。

 ていうか免許無い。どうやって返しに行こう。

 

「…歩くか」

 

 寒い夜の月の下で、俺はバイクを押して行く事にした。やっぱ免許取っとけば良かった。帰り楽だし。

 

「あー……寒い」

 

 途中で温かい缶コーヒーでも買うとしよう。

 

 




 白銀が七味をかけて撃退って面白いシーンがあったんですけど、あれよくよく見るとボディーガードの人眼鏡掛けてるんですよ。眼鏡が邪魔だから七味ぶっかけても目に当たるのか?と思い、まぁ誰とは言いませんが俺ガイルの原作で女の子が仕掛けた技を使いました。
 後、比企谷がボディーガードから拘束を抜け出すとこ。あれなんてご都合的な展開みたいな感じなので、細かい事は気にせんでください。

 セブンアップでした。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。