やはりこの生徒会はまちがっている。   作:セブンアップ

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龍珠桃は不安定

 

 四宮家の騒動の顛末を話そう。

 

 四宮雁庵の遺言書は、4兄妹の話し合いの末に廃棄となった。雲鷹は大きく反対らしいが、巡り巡って四宮の事を案じての事だった。

 次男の青龍については、結局リークはしなかった。これは伊井野の案で、今後の事を考えれば強い手札を残しておくべき、だそうだ。リークのネタをチラつかせるだけで、青龍を封じ込める。

 

 四宮は騒動の後、早速四条家との和解講話の準備を始めた。俺達も関わった以上、何か手伝える事があると思ったが。

 

『信じて待っててください』

 

 だそうだ。だから俺達は彼女を待つ事にした。以上が、騒動の顛末である。

 

 で。

 

「俺はなんで和歌山に来てんの?」

 

「言ったろうが。私と1泊2日の旅行に行くってよ」

 

 確かに言った。が、言ってから数日しか経ってない。しかも騒動が終わったの一昨日。その上、今日は日曜日。1泊2日だと?サボる気満々じゃねぇか。仮にも受験生だぞ。

 

「で、どうすんだよ。荷物はホテルに預けたけど、ここから何するかなんて聞いてないんだけど。海にでも入んの?」

 

「んな面倒な事するかよ。大体焼けるし」

 

 一応お肌の事は気にしてらっしゃったのね。いや、まぁ乙女だからそうなんだろうけど。

 

「観光だ観光。とりあえずホテル周辺は最後に観光出来るんだし、それ以外の所に行くぞ」

 

 どうやら何も決まって無さそうだ。まぁ、ノープランで歩き回るのも悪くは無いけど。

 

「時間はたっぷりあるんだ。ゆっくり行かねぇとな」

 

 普段ピリピリしている龍珠が、少し楽しみな表情をしている。龍珠も人間なのだから、喜怒哀楽の表情ぐらいあるのは分かっていたのに、なんだかその表情を初めて見た気がする。

 

 そんなこんなで始まった和歌山旅行。

 俺達が今居るのは、和歌山県の白浜。あの有名なアドベンチャーワールドも、白浜に設置されているのだ。

 

 白浜に来たし、てっきりアドベンチャーワールドに行くのかと思いきや。

 

「…ここはなんだ?」

 

「白浜エネルギーランドだ」

 

「TDLならぬSELか」

 

「んな略し方はねぇ。…まぁ平たく言えば、ここもアミューズメント施設の1つだ。ほら行くぞ」

 

 龍珠は先に歩き出したので、後を追うように俺も歩く。入場料を支払い、中へと入って行く。

 どうやら、ここは3つの要素に分かれていて、順番に周っていく仕組みのようだ。"驚き映像エリア"、"不思議な森エリア"、"体感迷宮エリア"の3つのエリアだ。

 

 単に面白いアミューズメント施設だと思っていた。事実、周っていて楽しいとすら思ったからだ。もし地元が白浜なら、1人で来ていた可能性は否定出来ない。

 

 しかし、思い出して欲しい。今俺は1人じゃないのだ。隣には龍珠が居る。だから油断していたんだ。何かが起きるわけが無いと。

 

「次はミステリーゾーンか」

 

 今は3つ目のエリアの"体感迷宮エリア"にやって来た。ここまで来るまでに、為になる映像を見たり、視覚を使ったトリックアート的なエリアを周った。次は身体を使うエリア。

 

「確か平衡感覚がって…うぉっ」

 

 そのエリアに入ると、目では平面に見えるのに、身体が傾き始めたのだ。客観的に見れば、平面に立っている奴が急に身体を傾け始めたという事になる。

 

「これとか絶対手ぇ使わずに立てないだろ」

 

 龍珠がソファに座り込んだ。俺はソファの前に立っているのだが、身体が前のめりになってしまう。つまり、龍珠の身体は後ろに傾いている事になる。

 

 すると。

 

「うげっ」

 

「あ、すいません!」

 

 背中に衝撃が加わる。どうやら他の客の足がもたついて、俺の背中に当たったのだろう。前に転ばぬように耐えていたのが、今ので衝撃で身体が一気に前のめりになってしまった。

 

 故に。

 

「あっ……」

 

 ソファに座り込んでいる彼女に覆い被せる形になってしまった。しかも龍珠の身体にがっつり密着し、彼女との顔の距離が1cmあるか無いかに。

 

 少しでも顔を動かせば、唇が当たってしまう。そんな距離。

 

「ひ、比企谷……」

 

 龍珠の表情は、およそ嫌悪感を表すものでは無かった。むしろ、この状況を受け入れているような。赤くなった頬、潤んだ瞳、俺の名前を呼ぶ彼女の甘い声。

 

「わ、悪い龍珠っ」

 

 俺は素早く龍珠から離れた。

 クソ熱い。鏡を見なくても分かる。絶対に顔が赤い。やっぱり女子と至近距離で居るのはいつになっても慣れない。あれだけ病み属性を控えた女子が集って来るのにも関わらず。

 

 結局、エネルギーランド散策は何やら気まずい雰囲気で終えてしまった。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 エネルギーランドを出て昼を過ぎた。俺達はエネルギーランドからそう遠くは無い、つくもと足湯という所に赴いた。名の通り、足湯。

 この時期に足湯は少し暑いが、気温を気にしていたら温泉巡りなんて出来ない。湯に浸かるのは、いつだって心地良いものなのだ。

 

「どうやらここの他にも、足湯が結構あるそうだぞ」

 

「そ、そうかい」

 

 俺の隣に龍珠が腰を掛けて、湯に足を浸けている。

 なんらおかしくない絵面ではある。だが敢えておかしい部分を指摘するのであれば、零距離で肩と肩を密着させている事。さっき気まずい雰囲気になったのに、わけが分からない。

 

「あのさ、離れてくんない?暑いし」

 

「別に良いだろこれぐらい。どうせこういう事、私以外の女にもしてんだろ。それともなんだ、私はダメだってのかよ?」

 

「…そんな事はありません」

 

「今回の旅行は私への借りを返す為のもんだ。文句言うなよ」

 

 そう。この旅行の発端は、俺が龍珠の武力を借りた事だ。お陰で、彼女のバックに居るお兄さん達には助けられた。生徒会室に居る伊井野の護衛も、四宮のボディーガードを妨害したのも、怖いお兄さん達のお陰である。

 

「それじゃ、そろそろ行くか。お前との逢瀬、まだ始まったばかりだからな」

 

「…そういう事を恥じらい無しでよく言えるよな」

 

「自分の気持ちを偽ったって私に得が無ぇからな」

 

 こういう割り切ってるところと言うか、しっかりと判断するところは判断するのが龍珠の良いところだろう。

 龍珠と一緒に足湯から上がり、白良浜海水浴場が見える道路を歩き始めた。

 

「やっぱ休日の海は人が多いな…まだ真夏になったわけでもねぇのによ」

 

「夏になりかけてるからな。気温も上がりつつあるし、まぁ入りたくなる気持ちも分からんでもない」

 

 海水浴場で遊んでいる人々と、綺麗な白浜の海を眺めながら歩いていると。

 

「なあなあ、そこの帽子被った可愛い子!俺らと一緒に遊ばへん?」

 

 前方から男2人が、関西弁でナンパしてくる。周りに帽子を被ったそれっぽい人間が居ない為、狙いは十中八九龍珠である。

 

「あ?なんだお前ら」

 

「うーわこわ」

 

 龍珠が男顔負けの睨みをナンパ達に向けるが、ナンパ達はケラケラ笑っているだけだった。

 

「そう睨まんとさ。どっから来たん?もし地元民やないなら案内したんで」

 

「要らねぇんだよ。今こいつとの逢瀬を楽しんでんだ。邪魔すんな」

 

「えぇ〜。そんな冴えへん奴より絶対俺らと遊んだ方がええって!」

 

 事実とはいえ、初対面で失礼なやっちゃな。…いけね、関西弁が移った。

 

「話にならねぇ。行くぞ」

 

 龍珠は毛ほども興味を持たず、ナンパ達を素通りしようとした。その後を付いて行く俺。

 だがナンパ達はしつこく、龍珠の左腕を掴んだ。その瞬間、掴んだナンパの手首を俺は掴む。

 

「…これだけ断られてまだ諦めないって、あんたら相当女に飢えてんだな。モテ期来てないのかよ」

 

「あ?調子乗んなや陰キャが」

 

 出た。ちょっと言い返されたらすぐに陰キャって言う人。陰キャって言う奴が陰キャとは言わないが、ボキャブラリーの無さよ。

 

 そう内心でほくそ笑むと。

 

「何笑っとんねん」

 

「いや何も。とりあえず、断られたんなら諦めません?諦め悪い人って嫌われやすいんですよ」

 

 煽りに煽ると、ナンパ達はイライラし始める。

 

「こいつうざない?なんなんさっきから」

 

「分かるわ。どうせ友達おらん奴やろ」

 

 なんで知ってんだよ、俺に友達居ないの。お前まさか、俺と同じ中学校出身か?同じクラスメイトだったのか?

 

「こういう奴は、蹴り入れたら1発やろっ!」

 

 すると龍珠の腕を掴んでいたナンパとはまた別の、残りのナンパが俺の脇腹に強い蹴りを入れた。

 

「ぐぁッ!」

 

 流石に無防備な脇腹を強めに蹴られたら痛い。俺はナンパの腕を離してしまい、蹴られた脇腹を抑える。

 

「いってぇ…!」

 

「もう1発かましたれ!ははははっ!」

 

 人が蹴られてるところを見てそんな笑うのかよ。どんだけ性格悪いんだあのナンパ野郎は。そう内心で悪態を吐きながら、もう1人のナンパの顔を見上げると。

 

「うぁっ!」

 

 龍珠を掴んでいた男の悲痛な声が耳に入る。その声により、俺ともう1人のナンパは、龍珠と龍珠を掴んだナンパの方に視線を向けた。

 

「っ!」

 

 すると地面に疼くまっているナンパの姿と、それを見下す龍珠。次に龍珠は、俺のすぐそばに居るナンパに歩み寄る。

 

「な、なんやねん!」

 

 強い物言いではあるが、足が震えている。武者震いでは無く、龍珠を前にして戦意を喪失している。

 

「…とっととこいつ連れて消えろ。じゃねぇと要らねぇもんまで砕いちまいそうだ」

 

「ひ、ひぃ!あ、頭おかしいやろ!」

 

 疼くまったナンパを連れて、俺達の前から去って行った。俺は脇腹を押さえながらも、ゆっくりと立ち上がる。

 

「大丈夫か?怪我してねぇか?」

 

「お、おう…」

 

 まだ痛いけど、おそらく脇腹が赤くなってる程度だ。服も着ていたし、跡は残らないだろう。

 

「…悪ぃな。私の所為で」

 

「いや、謝らんで良いだろ。悪いのお前じゃないんだから。つか、普通に俺助けられたんだし」

 

 どう考えてもナンパ達の自業自得だ。しかもナンパする相手を間違えたんだから。

 

「…本当は殺してやりたかった」

 

「え…?」

 

「さっきのあいつら、比企谷に手ぇ出したんだ。殺して当然の奴らなんだよ。だが世の中には過剰防衛ってのがあるし、私が罪に問われる。…もし法なんて無けりゃ、あんな連中今すぐにでも海に沈めていただろうよ」

 

 そう告げる龍珠の表情は、敵意を超えて殺意を出しているかのような表情だった。子どもが見たら、号泣間違い無しだろう。隣に居る俺ですら、固唾を飲んでしまう。

 

「…こういうところなんだろうな。私が周りから嫌われんのは」

 

 鼻を鳴らして、自虐を呟いた。

 

「生まれが極道なら、私の本質も極道なんだろうな。親が極道だからって私が極道みてぇな事するわけないって否定してたのに、結局は極道の人間だったんだな。…当たり前の事なのに、何バカみてぇに否定してたんだろうな」

 

 今言った龍珠の言葉の一端を、偶に垣間見る事がある。四宮と同等かそれ以上の殺意、粗暴な言動など、極道と言われてもおかしくない。

 こいつに極道じゃないって言ったところで何の意味も無い。同情なんて、1番必要の無い事だから。

 

 しかし、これだけは言える。

 

「お前が極道だろうがヤクザだろうが、俺はお前を軽蔑もしない。引いたりもしない」

 

「…は?」

 

「名家の悩みなんて俺には分からん。四宮の事でさえ、中々ピンと来なかったんだから。だが名家だろうがなんだろうが、俺はそんな事を気にしない。…というか秀知院に居ればそんな事、今更だしな」

 

 秀知院だからこそ、受け入れられる事実。

 名家だから?極道だから?…だからなんだ。だから関わるべきじゃ無いとでも言うつもりか。

 

「名家だから、人間の価値が名家同様だと決めたりはしない。人間の価値と家の価値は同価値じゃない。少なくとも俺はそう思ってる」

 

「比企谷……」

 

「龍珠が極道だろうがなんだろうが、龍珠に対する接し方を変える理由にはならない。なんなら今更変えるのもおかしな話だし」

 

 これは龍珠に同情してるわけでも、慰めてるわけでも無い。ただ俺がそう思っただけ。極道出身だからその人間の中身も極道って決めつけるのは、あまり好きじゃない。

 

 あくまで一部の判断材料なだけ。そいつがそういう人間だと絶対に決める材料にはならない。

 

「それに、俺はお前に守られた。そんな人間に鞭打つような態度は取ったりしねぇよ」

 

「……本当バカだろ、お前」

 

 何故突然八幡をディス?

 

「でも、お前らしいよ。そういう風に私を見てくれるのは。…だから、好きなんだよ。どうしようもねぇくらいに」

 

 今度は突然の告白。まさか今言われるとは思わなかった。完全な不意打ちだ。

 

「絶対、逃さねぇからな」

 

 こちらに向ける龍珠の瞳は、獲物を狙う獰猛な龍の眼を表しているかのようだった。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 私達はホテルにて身体を休めていた。白浜だけではあるが、ほとんど歩き周っていたのだ。だからか、あまり運動しない比企谷はベッドに寝転んで早々に寝てしまった。

 

「…比企谷……」

 

 前にも言ったが、私は比企谷が好きだ。初めて好きになった奴で、きっと最後に好きになる奴だ。

 顔立ちは整っているが、それを蔑ろにする腐った目に、捻くれた性格。こんな物好きを好きになるなんて、男を見る目が無いなんて言われてもおかしく無いかも知れない。

 

 だが私は比企谷以外考えられない。比企谷じゃなければダメなんだ。こいつが私の隣に一生居てくれるなら、他には何も要らない。比企谷さえ居ればいい。

 

「ん…んん……」

 

 寝返りを打つ比企谷は、微かな声を発する。暑さ故に半袖1枚しか着ていないからか、寝返りを打つと比企谷の肌が露出してしまう。そんは姿を見た私は、身体が少し熱くなるのを感じた。しかし、それはすぐ冷める。

 

 何故なら、赤くなった脇腹が見えていたのだから。

 

 ナンパの1人が比企谷の脇腹を思い切り蹴り込んだ所為で、赤くなっている。血が出ているわけでは無さそうだが、痛々しく見えるのは確かだ。

 

 ぶっ殺せば良かった。

 

 法なんて邪魔なものが無ければ、あんな奴らはぶち殺し確定だった。私に手を出した事も苛立ったが、1番許せないのは比企谷に手を出した事。生かす価値も無いクソ野郎共。

 

 でも出来ない。法があるから。

 …なんて言うのは半分、建前みたいなものだ。本当に出来なかったのは法だけじゃない。

 

 比企谷に嫌われる事が嫌だった。

 

 比企谷の敵討ちなんて聞こえは良いが、やり過ぎればただの虐殺だ。いくら敵討ちだと思ってやり返しても、世間は許さないし、きっと比企谷だって許さない。

 

 私の中には極道の資質が根付いてる。無闇矢鱈に法を犯す真似はしないが、極道は真っ当な人間とは少し逸れた道の人間だ。極道の中で生まれた私の本質は極道なんだ。

 

 でも。

 

『龍珠が極道だろうがなんだろうが、龍珠に対する接し方を変える理由にはならない』

 

『俺はお前に守られた。そんな人間に鞭打つような態度は取ったりしねぇよ』

 

 …なんで私を肯定しちまうんだ、比企谷は。普通なら私を怖がるところだろうに。

 

 他が為に振るう暴力は美談になる事もある。でも私は暴力が美談になるなんて思わない。暴力は暴力しか生まないのだから。暴力を当たり前とする極道を、肯定する人間なんて居るわけ無い。

 

 なのに、比企谷は突き放さなかった。極道であろうとなんだろうと、比企谷は私という1人の人間として見てくれている。

 ずっと前から比企谷がそういう風に見てくれたのは知っている。でも不安だった。本当は比企谷も、どこか極道と一括りにしてるんじゃないかって。

 

 でも違った。比企谷はずっと私を、極道出身の龍珠桃じゃなく、ただの龍珠桃として見てくれていた。それがたまらなく嬉しく思う。ここまで私を肯定してくれる人間はそうそう居ない。だから。

 

 私のモノにしたい。

 

 こんな人間を、私以外の女に渡したくない。奪われたくない。そんな想像をするのすら嫌になる。

 

 早坂愛、伊井野ミコ、四条眞妃、藤原千花、エトセトラエトセトラ。

 

 あいつらには負けねぇ。比企谷に選ばれるのは私だ。私だけで良いんだ。誰も選ばないなんてクソみたいな事は絶対させねぇ。そんな事すれば、組の団員総出で比企谷を拉致させてやる。その上で、比企谷を私だけの男にするんだ。絶対逃げられないように、比企谷とのガキを孕んでな。

 

 比企谷は許してくれるよな。だって、お前は私を肯定してくれたんだから。

 

 狂ってると思うのか?失礼だな、純愛だよ。

 比企谷の事だけを直向きに考えている、ただの乙女の愛だ。

 

「比企谷、愛してる」

 

 私がこんな腑抜けたセリフを言う日が来るとは思わなかった。本当、人生ってのは分かんねぇもんだな。

 

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