ウマ娘思いつき短編集   作:やなぎ123

5 / 6
桐生院トレーナーの話を考えてる時に思いついたので投稿します


トレセン学園の広報活動2

 

 

「傾聴!○年度4回目の定例会議を開催する!」

「司会進行は駿川たづなで進めさせていただきます

 では皆さん、早速ですがお手元の資料をご覧ください」

「本日のテーマは『新たなお土産による収益アップ』になります」

「うむ!URAファイナルズは大盛況!

 この勢いに乗り、新たなる戦略を進めていこうと思う」

「早速ですが進めていきます、資料の2ページ目をご覧ください」

 

 

 

 

「以上で、資料の説明を終了いたします、ご質問ある方はお願いします」

 

「はい、質問いいですか」

「はい、どうぞ」

「教員の方々の参加は分かるのですが

 普段参加しない我々トレーナーも参加ということですが

 これはどうしてでしょうか」

 

「はい、今回は幅広い意見を取り入れたいという目的から

 我々役員よりウマ娘さんや世間一般寄りの意見が出るのではないかと思いまして

 今回参加していただきました

 また、本来は生徒会の皆様も参加されるのですが、今回は別の予定があり欠席です」

 

「なるほど、ありがとうございます」

 

「では、今回のテーマの『新たなお土産による収益アップ』について

 皆様、ご意見や提案などある方は挙手をお願いします」

 

「では私からよろしいでしょうか」

「はい、トレーナー1さん」

 

「お土産として新たなウマ娘のボイスで起こす目覚まし時計がどうでしょうか

 先行で発売されたトウカイテイオーの目覚まし時計はとても好評ですよね

 この流れに乗らない理由はあるでしょうか!いや、ない!!!

 そこで第2弾!

 ライスシャワーの『お、起きてください、お兄様(お姉さま)』ボイスと

 ウイニングチケットの『朝だよ!!トレーニングの時間だよ!』ボイス!

 静と動の2種類で発売すればバカ売れ間違いない、どうですか!!!」

 

「僥倖!物販物は外せないな!」

「うちのウマ娘さん達は、皆さん人気がありますからね

 他のウマ娘さん達のも含めて検討に値すると思います」

 

「提案者は私ですので、

 収録する際はぜひ呼んでくださいお願いします!!!」

「あ、ズルいぞお前!」

「収録はいつ行う、私も同行しよう」

「トレーナー院」

 

「はい、ありがとうございます

 それでは他に提案のある方はどうぞ」

 

スッ(挙手

 

「はい、トレーナー2さん」

 

「よろしいでしょうか、先ほどの目覚まし時計もいいですが

 食べられるお土産も忘れてはいけません

 それにトレセン学園を印象付けるためには更なるインパクトも大事です

 そこで、私の提案は『アグネスタキオン印のロシアンルーレットクッキー』です!

 これでトレセン学園の知名度はさらに上がること間違いなし!」

 

「疑問!それは悪印象になるのではないのか?」

「アグネスタキオンさんは学園のウマ娘さんの中では、

 その…あまりいい印象を持たれていない方ですが、大丈夫なのでしょうか?」

 

「確かに、アグネスタキオンさんの印象は正直良いとは言えません

 しかし、それを逆手に取るのが今回の提案!

 このタキオン印クッキーを購入するターゲットは

 ずばり、面白いお土産を考えている男性!

 『あのアグネスタキオンが関わってるクッキーとか絶対やばいって!』

 と言い、定番のお土産を買い、さらにネタになるからと

 もう一つのお土産として購入する候補に入ると思います

 さらに、人体に直ちに影響がない『食べたら何が起こるか分からないクッキー』は

 噂に違わぬキチg…んん”っ、トリッキーさでインパクト大!

 この提案はどうでしょうか!」

 

「疑惑!……それは本当に安全なのか?」

「アグネスタキオンさんの開発した薬…でしょうか?

 それを使用するのは色々と問題になるのではないでしょうか…」

 

「どうしてですか!男の子はこういう危険が危ない物には目がないんですよ!

 私なら買います!友達と罰ゲームで食べたりすると面白いじゃないですか!!

 なあ!アグネスタキオンのトレーナー!お前も何か言ってくれ!」

 

「ンオキタデ!プポカレガプップリッサ、カキテットタ!」

 (タキオンはそんな危ないことをするわけないじゃないですか!

 いい加減にしてください!)

「うわーーー!誰か!保健室連れてけ!!何言ってるか分かんないぞ!」

「おいーーー!!急にナ○ック星人みたいな肌と触角が生えてるーーーー!」

 

 

 

 

「えー、みなさまお騒がせしました

 トレーナー2さんは保健室で治療を行っております

 とりあえずアグネスタキオンさんには反省文を提出させることとしまして

 会議の続きを行いたいと思います」

「よろしいでしょうか?」

「はい、トレーナー3さん」

 

「先ほど出ました案は、どれもターゲットが男性向けだと思われます

 そこで、女性向けのお土産はズバリ花束です!」

 

「花束ですか?」

 

「はい!当然、普通の花束ではありません!

 我がトレセン学園が誇るイケウマ娘がチョイスした花束です!

 テイエムオペラオー!エアグルーヴ!そしてフジキセキ様!

 ファンは推しのグッズを手に入れたい!

 それに花ならオシャレで手に取りやすいはず!

 さらにヒシアマゾン!ナリタブライアンなどのさらなるイケウマ娘や

 ユキノビジン!ゴールドシチーなど可愛い系から綺麗系が在籍し、弾数もとても豊富です!

 そんなイケウマ娘が選んだ花束を買わない理由があるでしょうか!いやないです!!!」

「弾数言うな」

「自分が欲しいだけじゃないのか?」

 

「さらに!購入した花束に付録としてプロマイドをつければ!

 花が散っても、花束を買った思い出が手元に残ります!」

 

「それって、A○B商法…」

「おいおいおい、色々まずいだろ、それ…」

 

「さらにさらに!数枚限定で花束をチョイスしたウマ娘と

 ツーショットで写真が撮れるチケットを付ければ、もう爆売れ間違いなしです!!」

 

「おいばかやめろ」

「誰かあのバカをつまみ出せ!!」

「やっぱ自分が欲しいだけじゃねぇか!」

 

「なんでですか!あなたも欲しくないんですか!

 押しウマ娘と手でハート型を作ってツーショット写真が欲しいんでしょ!

 あ、ちょっと!離して!!

 ちくしょーー!

 ここで私がいなくなっても!別のトレーナーが第二第三の案を出すでしょう!!

 楽しみに待ってなさーーい!!」

 

「アイツ、トレセン学園入る前は普通の女性って感じだったのに……」

「ほら、ファン感謝祭の執事喫茶でフジキセキに心を射抜かれたらしくてな…」

「そうか…おかしい人になってしまったな…」

 

 

 

 

「トレーナー3さんは少しお疲れのようでしたので、保健室で眠ってもらいました」

「不安!トレーナー達に無理をさせていたのだろうか…」

「大丈夫ですよ、理事長、あなたは立派にトレセン学園のために頑張っています

 気にしないでください」

 

「そうですよ!理事長!あんなのはしょっちゅうありますので、気にしたら負けです」

「そうそう、気にしていたらここでトレーナーなんてやっていけませんよ」

「理事長万歳!」

 

「そうか、皆!感謝する!………んん?」

「さて、会議終了の予定時間が近づいていますので、最後に何かある方はお願いします」

 

「あの~、いいですか?」

「はい、トレーナー4さん」

 

「まだ誰も言っていなくて、定番で申し訳ないんですが

 オリジナルTシャツとかはダメでしょうか」

 

「現在、ウマ娘さんのシルエットやチーム名、スキルの名前などがプリントされている

 Tシャツやグッズは既に販売していますが

 それ以外で、ということですか?」

 

「そうですね、トレーナー3ではないですが

 推しウマ娘のグッズが欲しいというのは間違っていないです

 そのウマ娘さんが手掛けたオリジナルTシャツはちょっと欲しいなと思います」

 

「手掛けるというのは具体的にはどういった内容でしょうか」

「そうですね、安直ですが、ウマ娘さんが描いた絵や好きなセリフとかでしょうか」

 

「なるほど、しかし絵は得意不得意があったりして、嫌がるウマ娘さんもいるかと思いますが」

「まあ、そこは相談して、まず進んで協力する子のグッズから製作すればいいと思いますし

 もしかしたら、それに釣られて協力してくれる子も増えてくるんじゃないでしょうか

 それに今時は、絵の上手い下手はあまり関係なくて

 逆に不得意な子が描いた絵は、個性的な絵として受け入れられたりします

 好きなセリフもそうです、センスが有る無い、ではなく

 そのセリフを考えたウマ娘自身のチャームポイントとして見てくれます

 さらに、そういった方向に自信がなかったウマ娘も

 これを切っ掛けに自信を持ってもらえるんじゃなかな、と少し期待しています」

 

「上手い下手ではなく、その作品自体を受け入れる……

 ありがとうございます、とても貴重なご意見ですね

 これは改めて考えてもいいかもしれません」

「感謝!我々だけではたどり着かない意見だ!」

 

 

 

 

「みなさん、色々とありましたが

 以上で○年度4回目の定例会議を終了したいと思います」

「感謝!皆、多くの提案をありがとう!」

「明日に議事録を送りますので確認をお願い致します

 また、まだまだみなさんからのご意見をうかがいたいと思いますので

 次回以降の定例会議の参加のご協力お願い致します

 日程は追って連絡致します、皆様お疲れ様でした」

「皆の者!これにて解散!!」

 

「いやー面白かったな」

「トレーナー3を取り押さえる動き、トレーニングに活かせないだろうか…」

「目覚まし時計はまーだかかりそうですかねぇ」

 

 

 

 

「理事長、お疲れ様でした」

「うむ!有意義…?な会議であったな」

「はい、みなさん様々な案を出していただきましたね

 中にはすぐに企画として進められそうなものもありました」

「了承!ではたづな!引き続きよろしく頼む!」

「了解しました、皆でもっともっとウマ娘さんとトレセン学園を盛り上げていきましょう」

 

 

 

 

「今回の会議は生徒会役員は参加できなかったが

 なかなか白熱したみたいだな、エアグルーヴ」

「議事録を確認しましたが、そうみたいですね

 花束の提案内容に私の名前が上がっていましたが」

「君としては、依頼の話が来た場合は受けるのか?」

「依頼があれば、受けることに問題はありません、が

 このプロマイドや写真撮影の内容にはいささか問題があるかと思います」

「そうだな、商売っ気が強すぎると本来の目的と逆効果になってしまうからな」

「その通りですね、では書類の処理をお願いs「ところで」」

「……………」

「この議事録に書いてある中で…」

「…………なんでしょうか」

「『ウマ娘のオリジナルTシャツ』と書いてある内容だが」

「……………………………………はい」

「やはり、会長である私が率先して動いた方が他の子たちもやりやすいと思うのだが

 どうだろうか」

「……そう、ですね、よろしいかと思います」(かすれ声)

「そうか、では何から始めようか

 好きなセリフか…

『会長のTシャツで気分は快調だ』ふふっ、調子がいいな

 他にもいくつか考えてみよう

 描いた絵もTシャツになるらしいから、生徒会メンバーの集合絵でも描いてみるか」

(シンボリルドルフのやる気が上がった)

「…………………………………」(苦い顔の副会長)

(エアグルーヴのやる気が下がった)

(体力が10下がった)

 

 




桐生院さんの話はもうちょっと待ってて
こういう日常系を妄想にするの楽しい
楽しんでいただけたら幸いです



オグリキャップ目覚まし時計
「おはよう、トレーナー
 おなかが空いたぞ、早く朝ごはんを作ってくれ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。