良く分かんない悪魔と行くZEXAL世界旅行記   作:schwarz Fuchs

26 / 26
デュエル展開を決めてから、そこに持っていくまでの過程は滅茶苦茶悩んだ結果、未だに納得は行ってないけど、4/1に投稿を間に合わせようと思ったらこれ以上上手く拘れんかった。

偏に私のキャラ理解度が低い問題ですね。キレそう


18-再戦

 

「...ん」

 

 

 わあ、本当に飛行船が...。今からアレに乗り込むのか...どうしよ普通に楽しみなんだけど。さてどう乗り込む...

 

 ...あ、丁度良いところにコソコソしてる皆様が居るね?となれば

 

 

「こんにちは、えーっと、ナンバーズクラブでしたか?」

 

「うん?えーっとあなたは─」

 

 

─────────────────────

 

 

《このフラッシュトランサーでコックピットの中に入れる》

 

「うおー...!」

 

 

 今がチャンスっと

 

 

「な、なんだぁ!?」

 

 

 さて、いつもの皆様はこれで良いとして...遊馬とアストラル以外で面識あるのは...カイトか...。

 

 

「貴様は...」

 

「まあ、こっちも目的があるからその足に使うだけですから。邪魔はしないし協力出来る限りはしますよ?」

 

「...」

 

「嫌なら後ろからついてく事になりますけど、それに比べればマシでしょう?それにこっちの情報でそっちの目的地に私の敵が一人増えてるのでどちらにしろ連れてくに越した事はないかと」

 

「...ふん。気を許すつもりはないぞ」

 

「許さなくて良いですよ。怪しい事この上無いのも確かですから」

 

 

 ...何とかセーフ、かな?

 

 

《では、乗り込むぞ》

 

 

 瞬間オーバーレイする際の光のようになってコックピットに入った。中は...おぉ、ちゃんと飛行船って感じだ。

 

『...そういえばこの程度でも凄いのだったな』

 

 どういう文明基準?????...あ、じゃあ私読めないからちゃんと目的地とか諸々大丈夫か確認して

 

『任された』

 

 

《目標座標、確認》

 

《ただいまから、この船は出航する》

 

「アストラルの姿が俺たちにも見えるウラ」

 

「あぁ」

 

 

 ...そういえばそっか。これ驚いた方が自然だった...わぁカイトさん目敏いなぁ...

 

 

「目線怖...」

 

《遊馬。君が指示を出せ》

 

「へ?俺が?」

 

「っふ。今回ばかりは花を持たせてやろう」

 

「おら、とっととやれよ!」

 

「私はさておき、貴方中心に集まってるなら貴方がやるのが道理でしょう?」

 

 

 いや割と本当に。

 

 

「遊馬、頑張って!」

 

「よし!分かった!」

 

 

 ...人数的に璃緒だっけ?のところに行くのが一番収まりが良いかな

 

 

「発進!」

 

「「「「「発進!」」」」」

 

 

─────────────────────

 

 

 ...さて、異次元ゲートとやらを潜ってから数分進んだけど...っ!?

 

 

「...この気配は......本当に私が行くべき事、だね」

 

「?...どうかしたのですか?」

 

「ああいえ、えーっと、璃緒さんでしたか?ちょっとまあ、覚えのある気配を感じたものですから...にしても圧がちょっと桁違いすぎるというか...ってか偶に電波っぽい感じになってたのは"アレ"には感知しないのか」

 

 

『ん、ああ。そやつについての記憶の程は?』

 

 んや?確か記憶の無いバリアン七皇の一人でしょ?

 

『その前は?』

 

 ...知らん

 

『ならばまあ、気にする事はない。標的範囲外なだけよ』

 

 ほーん。

 

 

「ん...?...あぁ、あっちもタダで来させるつもりは無いようですね。来ますよ」

 

 

 そう言った次の瞬間、飛行船全体に衝撃が走る。

 

 

「っと、危な...はぁ...。先回って雑魚どもを潰して来い、エヴォルカイザー・ラーズ」

 

 そういいながら私は室内でカードを掲げる。そしてそれに合わせて当然のように飛行船の上部に黒い爬虫類のようなドラゴンが青い炎を纏って現れる。

 

 

エヴォルカイザー・ラーズ ランク6

ATK2500 DEF1500 攻撃表示

 

 

「だったら俺も─!」

 

「ちょっと待って、今すぐは危なくするから。焼き払え、ラス・ペルシア」

 

 

 黒い龍が青い炎で周囲一帯を焼き払っていく。...勿論この程度じゃキリが無い。だがこれで、エクシーズモンスターが"戦闘を行った"。

 

 

「このカードは戦闘を行ったエクシーズモンスターの上に重ねてX召喚する事が出来る。人類最大最後の究極的一撃を以て災禍を撃滅すべし!天霆號(ネガロギア)、アーゼウス!」

 

 

天霆號アーゼウス ランク12

ATK3000 DEF3000 攻撃表示

 

 

 この口上とともに現れるのは巨大な人型ロボが絶大なる雷を纏った存在であり、それはこの飛行船の全長にも匹敵する程の巨体であった。

 

 

「アーゼウスの効果発動。やれ、神滅の雷火(ネガロギア・カタストロフ)!飛行船の邪魔をする有象無象どもに、その潜在脅威になる雑魚どもを全部薙ぎ払え!」

 

 

 その言葉に合わせてアーゼウスは腕をクロスしながらエネルギーを充填、即座に溜まったエネルギーをビームのようにして左右に広げながら周囲のモンスター全てを薙ぎ払う。当然射線上にいないモンスターもいるが、それらもそれと同時に発された大量の放電が全てを巻き込んで焼き払っていく。

 

 

「さて...うん。これで邪魔なモンスターは全部消えた。見せ場奪っちゃってごめんなさいね」

 

「助かったぜ遊香!ありがとな」

 

「どういたしまして、まあ自分のために乗せてもらってるだけな以上これくらいはね」

 

 

 これは割と本音。向こうの目的とちゃんと合致してる訳でもないのに乗せてもらってるんだからこれくらいの協力は流石に─「大変です!船の進路上に巨大なブラックホールが出現しました!」─っ...!?まっずいなこれ

 

 

「っく!?」

 

 

 振動が、立ってられない...!というか周りは...意識まずそうだねこれ。私は特別性だから問題は無いけど...っていうか何人か外に放り出されてるし...!?...いや遊馬アストラルとカイトにシャークに璃緒に鉄男なら多分問題ない、ってか多分大丈夫か。

 

 

【──ふふふふふ、はははははははは!】

 

 

 ...私も外でないと、か。

 

 

「よっ、と」

 

─────────────────────

 

 

 さてと、ここがサルガッソ、か。一応遊馬達は...予想通り無事だね。結構離れた距離にいるけど。さて、じゃあ目の前の現実を見ようか

 

 

「...久しぶり、で良いのかな?」

 

【ほう、貴様はあの時の...】

 

 

 そこに居たのは妖艶な姿をした女性のような姿をした存在。本当の姿かは知らないけど、でもその力自体は知ってる。何故なら今は私も使える力だから。

 

 

「ねえ?絶望の神、e・ラー」

 

【ふっふっふ。ああ、確かに久しいものだ。貴様の所為で我は一度砕かれた。挙句復活のためにかき集めていたリソースの大半を失った。ゆえに遺憾だったがバリアンの力を借り、更に再び力を集める事で完全な復活を果たしたのだ】

 

「へぇ...」

 

 

 復活の原因は大体わかった。となると今回ここに居るのはその協力も兼ねて、といったところか。

 

 

「ならe・ラー、お前にリベンジの機会をくれてやるよ」

 

【ふん、生意気な事を言う。良いだろう、貴様と私でデュエルだ】

 

 

 能書きはこんなでいいでしょ。

 

 

「デュエルモード、チェンジ」

 

 

 その言葉に合わせて私の左腕から鳥の翼の骨格のようなものが現れ、そこから伸びた羽がデュエルディスクを形成する。そのまま金色の右目の周りを覆うように紋様が現れて軽く目が光る。

 

 対する相手、e・ラーは空中に時空がねじれたような半透明の球体を出現させ、そこからデッキが伸び、更には不可視の力場が出現、それがデュエルディスクとなる。そしてモンスターを認知するのに、いかなる補助も必要とせず、ただその目が煌めくばかり。

 

 

【「デュエル!】」

 

 

===========

 

遊香LP4000手札5枚
盤面無し
 遊香「」 グレシー『』

   VS

e・ラーLP4000手札5枚
盤面無し
 e・ラー【】

 

特殊条件
フィールド魔法「異次元の古戦場 サルガッソ」

 

 

「私のターン、ドロー」

 

 

 さて、と。この手札だと...高レベルモンスターを出してくる抑止も兼ねてオピオン立てとけば良いかな?ランクアップマジックもないしね。

 

 

「私はヴェルズ・カストルを召喚」

 

 

ヴェルズ・カストル レベル4

ATK1750 DEF550 攻撃表示

 

 

「ヴェルズ・カストルは召喚に成功したターン、通常召喚に加えてもう一度「ヴェルズ」と名の付くモンスターを召喚する事が出来る。私は手札からヴェルズ・カイトスを召喚」

 

 

ヴェルズ・カイトス レベル4

ATK1750 DEF1050 攻撃表示

 

 

【レベル4のヴェルズが2体。来るか】

 

「私はレベル4のヴェルズ・カストルと、ヴェルズ・カイトスでオーバーレイ!2体のヴェルズモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚」

 

「旧き氷結の龍よ、闇にその身を溶かし、進化を穢す道筋を開け!ヴェルズ・オピオン!」

 

 

ヴェルズ・オピオン ランク4

ATK2550 DEF1650 攻撃表示

 

 

 さて、これでどうなるかな?

 

 

【この瞬間フィールド魔法、異次元の古戦場 サルガッソの効果発動。エクシーズモンスターが特殊召喚された時、相手は500ポイントのダメージを受ける】

 

「んな!?っぐぅ」

 

 

遊香 LP4000→3500

 

 

 ...そういえばそんな場面もあったっけ?確かあっちは何か墓地にあるだけでサルガッソの効果ダメージを受けなくするカードを全員支給してたとか何とかでの。

 

『案外覚えておるんじゃの?』

 

 まあ、ここはね?一期の時も初ゼアル回とかは大まかな流れくらいは覚えてたのと同じだよ。にしてもまあ、

 

 

「怠い真似するじゃん?ならヴェルズ・オピオンの効果発動。オーバーレイユニットを一つ取り除く事で、デッキから「侵略の」と名の付く魔法・罠カードを手札に加える。私はこのカードでデッキから「侵略の汎発手」を手札に加える」

 

 

『とうとうまあまあ平気でオリカを創造したの』

 

 ヴェルズ単品の使い勝手が悪いからね...。まあインヴェルズ限定の効果をヴェルズにも対応させただけのカードなら割と書き換えの手間も少なかったよ。

 

『ああ、書き換えたのか』

 

 

「私はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

【サルガッソの効果、エクシーズモンスターをコントロールした状態でターンを終了したプレイヤーは500ポイントのダメージを受ける】

 

「面倒な効果を...っぐぅ」

 

遊香3500→3000

 

 

ーーターンエンドーー

 

 

遊香LP3000手札3枚
ヴェルズ・オピオン、伏せカード2枚

   VS

e・ラーLP4000手札5枚
盤面無し

 

 

【我のターン】

 

「一応言うけどオーバーレイユニットを持つヴェルズ・オピオンが存在する限り、お互いにレベル5以上のモンスターを特殊召喚する事は出来ない」

 

【覚えているとも。我は手札から魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動】

 

 

ワン・フォー・ワン 通常魔法

①手札のモンスター1体を墓地へ送って発動。手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 ワン・フォー・ワン...レベル1?これ前回のデュエルの事は8割くらい忘れておいた方が良いかもな。前回の破戒混じりのとは全く異なるデッキっぽいし。

 

 

【このカードは手札のモンスター1体を墓地に送る事で、手札かデッキからレベル1モンスターを1体特殊召喚するカード。我は手札のストレイン・ファージを墓地に送る事で、デッキからストレイン・スボアを特殊召喚する】

 

 

ストレイン・スボア レベル1

ATK0 DEF0 守備表示

 

 

【続けて今墓地に送られたストレイン・ファージの効果発動】

 

 

『...原作でも見知らぬカードじゃな』

 

 

【魔法・罠カードの効果でこのカードが墓地に送られた場合、墓地のこのカードを特殊召喚する】

 

 

ストレイン・ファージ レベル1

ATK0 DEF0 守備表示

 

 

【続けて手札から魔法カード、エクシーズ・アラインを発動】

 

 

エクシーズ・アライン 速攻魔法

名称ターン1

①1~12までの任意のレベルを宣言して自分フィールドのモンスターを含む表側表示のモンスター2体を対象として発動。その対象のモンスターのレベルを宣言したレベルに変更。

 制約:その後ターン終了時まで、自分は対象のモンスターの何れかと同じ種族のモンスターしかEXデッキから特殊召喚出来ない。

 

 

【このカードは我の場のモンスターを含めた2体とレベルを一つ宣言して発動する。我が宣言するのはレベル4。対象とするのは我の場のスボアとファージだ】

 

「...もしかしてレベル変更カード...!?」

 

【ほう、察しが良いな。その通り。対象のモンスターのレベルを宣言したレベル、即ち4に変更する。発動後の制約もあるがもはや関係無い】

 

 

ストレイン・スボア  レベル1→4

ストレイン・ファージ レベル1→4

 

 

 レベル4のモンスターが2体...エクシーズ召喚してくるつもりか...

 

『ほう?e・ラーがエクシーズ召喚をするとは...』

 

 うん。ちょっと予想外感...ん?何でそう思って...ああそっか...?

 

 

【我はレベル4となったスボアと、ファージでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚】

 

【現れよ、No.0】

 

 

0

 

 

【渾天の滅びは、愚かなる人の業。取快の夢は、一時の(かりそめ)。現し身たる王よ、闇をもて、光に鉄槌を!絶望王ストレイン・ロード!】

 

 

No.0 絶望王 ストレイン・ロード ランク4

ATK2000 DEF2000 攻撃表示

 

 

 その口上、ヌメロニアスと同じような...!というかフューチャーでもシャイニングでもないNo.0!?

 

 

【素材となったストレイン・スボアのモンスター効果、このカードがオーバーレイユニットとなったモンスターより攻撃力が100高いe・ラーモンスターを、我の場に特殊召喚する。現れろ、No.0 絶望王 ストレイン・ロードe・ラー!】

 

 

No.0 絶望王 ストレイン・ロードe・ラー ランク4

ATK2100 DEF2100 攻撃表示

 

 

「これがe・ラーの本気...!」

 

 

 なんだその素材になるだけでモンスターが増える挙動...というか条件はオーバーレイユニットとなったモンスター...アバター使ってたのはそういう事か?

 

 

【ストレイン・ロードの効果発動。オーバーレイユニットを一つ取り除く事で、相手の手札をランダムに1枚選び、除外する】

 

「露骨な手札破壊を...」

 

【その後、相手に500ポイントのダメージを与える】

 

「っち、っくぅ...」

 

 

 っち、500でも正直チリつもで結構キツイんだけど...

 

 

遊香 LP3000→2500

 

 

【そしてストレイン・ロードが存在する限り、我は効果ダメージを受けない】

 

「そっちはしっかりサルガッソは対策済みって訳だ。でも、これだけじゃ突破は出来ないでしょ」

 

【いつ我がこれで終わりだと言った。...言った筈だ。遺憾だったが()()()()()()()()()()復活した、と】

 

 

 バリアンの力を借りた...ドン千絡み?いや今はその事実は捨て置いて良い。借りたって事は...

 

 

「...!お前、まさか」

 

【そのまさかよ。我はRUM(ランクアップマジック)-バリアンズ・フォースを発動】

 

 

RUM(ランクアップマジック)-バリアンズ・フォース 通常魔法

①自分フィールド上のXモンスター1体を対象として発動。選択したモンスターよりもランクが1つ高い「C(カオス)」と名のついたXモンスター1体を、自分のEXデッキから、選択したモンスターの上に重ねてX召喚できる。その後以下の効果を適用する。

●この効果でX召喚したモンスターは「戦闘では破壊されない効果」を無効にする。

●相手フィールド上に存在するXモンスター1体を対象とし、対象となったXモンスターのX素材全てを、このカードの効果でX召喚したXモンスターのX素材とする。この効果で対象となったモンスターの攻撃力はこの効果で奪ったX素材の数×300ポイントダウン

 

 

【このカードは、Xモンスターをカオス化し、ランクアップさせる。我はストレイン・ロード1体でオーバーレイネットワークを再構築!カオス・エクシーズチェンジ!】

 

 

 節操ねえなコイツ...というか内容次第だとこれ本当にヤバいか...?

 

 

【混沌より生まれしバリアンの力、遠なる闇より絶望は来たれり!】

 

【降臨せよ、CNo.0。我が天は昏し、地は清し。人の棲まう現は須臾の泡沫に過ぎず。絶望の皇帝よ、絶望をもて、希望に鉄槌を!CNo.0 絶望帝 ストレイン・エンペラー!】

 

 

CNo.0 絶望帝 ストレイン・エンペラー ランク5

ATK0 DEF0 守備表示

 

 

「ランクアップして攻撃力が下がる、ねぇ...相当厄介なパターンじゃないのこれ?」

 

【ふん。だがまずはバリアンの力の洗礼を受けてもらおう】

 

「一応聞くけどサルガッソの効果は?」

 

【ストレイン・エンペラーが居る限り、我はダメージを受けない。バリアンズ・フォースの効果、相手モンスター1体のオーバーレイユニットを全て奪う。そして奪った素材1つにつき、300ポイント、そのモンスターの攻撃力をダウンさせる。カオス・ドレイン!】

 

 

ヴェルズ・オピオン

ORU1→0

ATK2550→2250

 

 

 素材奪取効果にオマケ程度ながら攻撃力ダウン効果。その場面は見て無かったけどホープが檻か何かに閉じ込められるようなイメージの原因はこれか?いや直近の問題はオピオンのオーバーレイユニットが無くなった事か。

 

 

「っち、こうなると...」

 

【そう。ヴェルズ・オピオンの特殊召喚ロックはオーバーレイユニットを持っている時のみの効果。よってこれでその制約は外れた。だがまずはエンペラーの効果からだ。ストレイン・エンペラーはオーバーレイユニットを一つ取り除く事で、相手の手札をランダムに1枚選び、このカードのオーバーレイユニットとする事で効果を発動する】

 

「効果処理で最大のやりたい事を全部済ませてくるなよっく」

 

【相手に500ポイントのダメージを与える。この効果で加えたオーバーレイユニットは効果発動のために取り除く場合、墓地に行く代わりに除外される】

 

「1から100まで嫌がらせみたいな効果を...っぐあっ...!」

 

 

遊香 LP2500→2000

 

 

【だがもとよりストレインどもはこの身を守る壁と、真なる絶望を呼び起こす兆しにすぎぬ。ストレイン・エンペラーの第二の効果を発動。このカード以外の我の場のストレインカードを全て破壊する。砕け散れ、ストレイン・ロードe・ラー】

 

「自分のモンスターを破壊して...いや、前も自分のモンスターを破壊する動きをしていた筈...」

 

【ああそうだとも。その後手札かデッキのストレインカードを1枚破壊する。我が破壊するのは、「ストレイン・エンド」!】

 

 

『うっわ、えげつない動き...ん?いや条件が...』

 

 

【破壊されたストレイン・エンドの効果発動!我のライフが貴様のライフ以下の時、デッキから4種のアンチモンスターを特殊召喚する!】

 

 

 ...ん?その効果だと...

 

 

「でも私のライフの方が少ないけど?」

 

【ストレイン・エンペラーには自身の攻撃力を我のライフポイントの値として扱う効果が備わっている】

 

「はぁ!?」

 

 

 なんだその局所の此処しか解決しないような効果!?

 

『偶に見る光景じゃが...これは...』

 

 

【来るが良い、アンチ・ザ・レイ、アンチ・ザ・アビス、アンチ・ザ・スカイ、アンチ・ザ・アース!】

 

 

アンチ・ザ・レイ レベル1

ATK0 DEF0 攻撃表示

 

アンチ・ザ・アビス レベル1

ATK0 DEF0 攻撃表示

 

アンチ・ザ・スカイ レベル1

ATK0 DEF0 攻撃表示

 

アンチ・ザ・アース レベル1

ATK0 DEF0 攻撃表示

 

 

 レベル1が4体、それもまあ随分とドストレートにキーパーツっぽい名前のが...これは来るか、向こうの切り札

 

『ああ、来るの』

 

 

【アンチ・ザ・レイの効果発動。このカードはフィールドにいるアンチと名の付くカードを重ね、さらなるアンチと名の付くモンスターを特殊召喚出来る】

 

【現れよ!!全ての闇と混沌を統べる絶望の化身!!絶望神アンチホープ!!!】

 

 

絶望神 アンチホープ レベル12

ATK5000 DEF5000 攻撃表示

 

 

『あ、手札からの特殊召喚なんだ』

 

 

「攻撃力5000、素打点は最高峰と言ってもいいくらいか...でも、アンチであってもホープであるなら─」

 

【否!絶望神アンチホープは全ての希望を奪い、我が絶望を押し退ける!この神がフィールドにいる限り、相手のエクシーズ召喚は無効となる!】

 

「っつ!?、ホープレスがEXデッキから出てくる効果は...エクシーズ召喚。上塗りは出来ない、か」

 

 

 これは...ちょっと、いや大分不味い、か?...いやエクシーズ召喚が出来ないとなると...使うしかなさそうってところか?

 

『かかか。これはとうとう目の前でのお披露目となりそうよなぁ?』

 

 うへぇ、若干薄っすら嫌なんだけど、まあ負ける方が良くないだろうし、やるしかないか。

 

 

【そういう事だ。行け、絶望神アンチホープ!】

 

「ちょっと待ってね。...うん。バトルフェイズ突入時、セットしていた速攻魔法、侵略の汎発手」

 

 

侵略の汎発手 速攻魔法

①自分フィールド上の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。デッキからカードを1枚ドローする。

 

 

「このカードは私の場のヴェルズモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動、デッキからカードを1枚ドローする」

 

【...ふん】

 

「何もないならヴェルズ・オピオンを手札、もといEXデッキに戻す事でデッキからカードを1枚ドローする」

 

 

 今の間、使おうと思えば使える効果はあるってところか?...アンチ・ザ・レイあたりか?

 ...e・ラーの記憶が流入してる感じだなこれ。私、アンチ・ザ・レイの効果とか知らない筈だし。好都合だ。

 

 

【だがアンチホープでダイレクトアタック!アンチホープ・ディスペア・スラッシュ!】

 

「トラップ発動、和睦の使者。このターン私が受ける戦闘ダメージは0になる」

 

 

和睦の使者 通常罠

①このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる

 

 

【っち、小癪な...我はこれでターンエンド】

 

 

ーーターンエンドーー

 

遊香LP2000手札2枚
盤面無し

   VS

e・ラーLP4000手札1枚
絶望神アンチホープ、CNo.0絶望帝ストレイン・エンペラー

 

 

「私のターン......」

 

 

 今は特に迷わなかった、となると無効効果にも条件がある奴か。それはどんな条件だ?...モンスターの数、かな?...怖いな~。今判断ミスしてたら負けてたぞこれ。

 

 ...さて、どうしようか。何事も無ければこの盤面は瓦解させれる。でも瓦解に足りないならあの挙動をしたいが、それにはあの効果が邪魔になる。

 

『そして単に無効にするのは無粋、と言ったところか?』

 

 ...そんな都合の良いカードは無い、でしょ?なら創って、染め上げるだけだよ。代替できるなら尚の事考えるまでも無いからね

 

 

「ふぅー...最凶デュエリストのデュエルは全て必然。ドローカードさえもデュエリストが染め上げる。...ダークドロー!

 

 

 ...へぇ?そういう風なカードが来るんだ。

 

 

【ほう、カードを創造したか】

 

「一手だけどうしても足りなかったからね。まずはここからだ。フィールド魔法、ヌメロン・ネットワークを発動!私の場から退け、異次元の古戦場、サルガッソ!」

 

 

迚ケ谿頑擅莉カ辟。蜉ケ(特殊条件)
繝輔ぅ繝シ繝ォ繝蛾ュ疲ウ慕?エ螢(フィールド魔法)逡ー谺。蜈??蜿、謌ヲ蝣エ(異次???古戦場) 繧オ繝ォ繧ャ繝?た (サルガ????)

 

 

ヌメロン・ネットワーク フィールド魔法

①デッキの発動条件を満たしているヌメロンと名のつく通常魔法カードを墓地に送る事で発動する。その効果を発動する

②このカードが存在する限りヌメロンXモンスターのオーバーレイユニットを使って発動する効果はオーバーレイユニットを使わなくても発動出来る

③1ターンに1度、ヌメロンXモンスターの戦闘で戦闘ダメージが発生した時発動出来る。その戦闘ダメージを無効に出来る

 

 

【だが、我の場にも存在している以上、貴様はダメージから逃れられない】

 

「まあ関係ないね。ヌメロン・ネットワークの効果発動、デッキからヌメロン通常魔法を墓地に送る事でその効果を発動する。私が発動するのは、ヌメロン・ダイレクト!」

 

 

ヌメロン・ダイレクト 通常魔法

自分フィールド上にヌメロンネットワークがある時のみこのカードの効果は発動とその処理が行える。

①この効果は1ターンに1度発動出来る。自身のEXデッキに存在するヌメロンと名のつくカードを4体まで特殊召喚出来る。(ただし同名カードは1枚まで)尚この効果で特殊召喚したカードはCNo.以外のモンスターの召喚素材にならない。

 

 

「このカードは、私のEXデッキに存在する「ヌメロン」と名の付くエクシーズモンスター4体を特殊召喚する効果を持つ」

 

【忘れたのか?絶望神アンチホープはエクシーズ召喚を無効にする】

 

「違うな。これはエクシーズモンスターを特殊召喚する効果、よってこの効果は適用される!」

 

【っ!?なんだと!?】

 

 

 だから、すり抜けられる。ラスボスカード合戦は私の勝ちだ。

 

 

「現れろ、No.4、ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥバーリ。No.3そしてNo.2!ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニそしてドゥヴェ!」

 

「そして現れろ、No.1。天を摩する地獄の門、堅牢なる扉開きし時、一抹の希望を捨てよ!ゲート・オブ・ヌメロン、エーカム!」

 

 

No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥバーリ ランク1

ATK1000 DEF100 攻撃表示

 

No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ ランク1

ATK1000 DEF100 攻撃表示

 

No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェ ランク1

ATK1000 DEF100 攻撃表示

 

No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム ランク1

ATK1000 DEF100 攻撃表示

 

 

【っく、だがサルガッソの効果、っぐ、同時召喚であるために1度しか効果が適用できないが、それでも500ダメージは受けてもらう!】

 

 

遊香2000→1500

 

 

「手札からエクシーズ・トレジャーを発動。場のエクシーズモンスター1体につきカードを1枚ドローする。貴方の場のストレイン・エンペラーと私の4体のゲート・オブ・ヌメロンの合計5体、よって5枚のカードをドロー」

 

 

エクシーズ・トレジャー 通常魔法(アニメオリカ)

①フィールド上の表側表示のXモンスターの数だけ、自分のデッキからカードをドロー

 

 

【っく、手札を増やされたか】

 

 

 ...これならいけるでしょ。

 

 

「バトル、エーカムでストレイン・エンペラーに攻撃」

 

【ストレイン・エンペラーを守る効果は無い】

 

「ならエーカムで戦闘破壊して効果をそのまま発動。場のヌメロンモンスターの攻撃力は倍になる。これはゲート・オブ・ヌメロンの共通効果だ」

 

 

No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥバーリ ATK1000→2000

No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ ATK1000→2000

No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェ ATK1000→2000

No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム ATK1000→2000

 

 

【ふん、その効果でアンチホープの打点を超えるつもりかもしれんが、貴様のライフは残り1500、もはや貴様が死ぬ方が先よ】

 

「それはどうかな。ドゥヴェでアンチホープを攻撃。No.はNo.でないと破壊されないので戦闘破壊はされない。更にヌメロン・ネットワークの効果、ヌメロンモンスターで私が受ける戦闘ダメージを1ターンに1度だけ無効に出来る」

 

【ほう...】

 

 

 これで、届くだけの回数とライフは保った。

 

 

「そしてドゥヴェの効果発動」

 

 

No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥバーリ ATK2000→4000

No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ ATK2000→4000

No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェ ATK2000→4000

No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム ATK2000→4000

 

 

「トゥリーニでアンチホープを攻撃!」

 

【では1000ダメージを受けるが良い】

 

「トゥリーニの効果」

 

 

遊香LP1500→500

 

 

「これで攻撃力は超えた」

 

 

No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥバーリ ATK4000→8000

No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ ATK4000→8000

No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェ ATK4000→8000

No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム ATK4000→8000

 

 

「チャトゥバーリでアンチホープを攻撃」

 

 

 ...多分、そう上手くはいかないかな?

 

 

【アンチホープに重なったアンチ・ザ・スカイの効果!重なっているこのカードを墓地に送る事で、その攻撃してきたモンスターを破壊する!これは効果破壊、当然ナンバーズの耐性では防げない!】

 

 

 やっぱか。流石にそこまで温くは無い、と。...何で何となく思いつくんだ?前に取り込んでたe・ラーの力経由で記憶がちょっとあるとか?

 

『気が付いたか?』

 

 ...え本当にそういうの?...まあ何考えてるかまでは分からないし、初見殺しから少し逃れた程度に思っておこうか。

 

 

【会心の一手もここに潰えたようだな】

 

「...ヌメロン・ダイレクトで特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される」

 

【であるならば次のターンで我の勝ちだな。はははははは!!!】

 

 

 ラスボス合戦だけじゃ勝てない。いやまあリンク召喚とか使えば良いんだけど、今回は無いからね。だから、それだけじゃ足りない。次の一手が必要だった。

 

 

「...それはどうかな?メインフェイズ2。手札から、RUM(ランクアップマジック)-ディストーション・ヌメロン・フォースを発動」

 

 

RUM-ディストーション・ヌメロン・フォース 通常魔法(オリカ)

①このカードを発動する場合、発動前にこのカード以外の場の表側表示のカードの効果を無効にする。

②自分フィールド上のXモンスター1体を対象として対象としたモンスターよりもランクが1つ高い「C(カオス)」と名のついたXモンスター1体を、自分のEXデッキから、選択したモンスターの上に重ねてX召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手モンスターの「戦闘破壊出来ない効果」を無効にして戦闘破壊出来る。

 

 

『歪んだヌメロン・フォース...紛れもなくらしいカード名じゃの?』

 

 いや...カードの創造って、解決策を引けるだけであって私も具体的に何引くかはちゃんとコントロール出来てないからね?

 

『えぇ...』

 

 

「...発動処理として、場の表側表示のカードの効果は、全て無効となる!」

 

【っく、これではサルガッソとアンチホープのX召喚を無効とする効果が...!】

 

「このカードは、私の場のモンスターをカオス化し、ランクアップさせる。私はエーカム1体で、オーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!」

 

 

 ...ヌメロン・フォース系譜でもバリアンの門を破壊して呼び出すイメージは変わらないんだ。同じカードだからかな?

 

 

「現れろ、CNo.1!すべての秩序を破壊し、混沌なる闇へ。世界を虚ろなる姿へ導け。ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ!」

 

 

CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ ランク2

ATK2000 DEF1000 攻撃表示

 

 

「シニューニャ、効果発動。このカードが特殊召喚に成功した場合、お互いのフィールドのモンスターを全て除外する」

 

【何だと!?】

 

「それだけ巨大なモンスターなら、どうせ呼び戻し手段も持ってたんだろうけど、除外にまでは対応していないと見た。消え去れ!」

 

 

 これでアンチホープは除外して除去した。これでこのゲーム中に拝む事が無いと良いんだけど。

 

 

【っく、だがこれで貴様の場の全滅!次のターンで─】

 

「お前にそれが出来るかな?シニューニャが除外された次の私のスタンバイフェイズ時、このカードは帰還する。その後、この効果で除外したモンスターの攻撃力の合計のダメージをお前に与える」

 

【何だと!?】

 

「具体的な攻撃力の計算は正直必要ないか?私の場の2体のゲート・オブ・ヌメロンだけでも16000もの大ダメージだ。...いやまあ算出はすぐ済むが。そっちのアンチホープの5000とシニューニャ自身の2000を合わせて合計23000のダメージとなる」

 

【っぐ...】

 

「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

ーーターンエンドーー

 

遊香LP500手札4枚
伏せカード2枚、ヌメロン・ネットワーク

   VS

e・ラーLP4000手札1枚
盤面無し

 

 

 

【我のターン!】

 

 

 さて、どう動く...?

 

 

【...良いだろう。我がこのターンで貴様を打ちのめす事は諦めてやろう。カードを1枚伏せて、手札から命削りの宝札を発動】

 

 

命削りの宝札 通常魔法

名称ターン1。発動したターン特殊召喚出来ない。

①手札が3枚になるようにカードをドローする。このターンのエンドフェイズ時、自分の手札を全て墓地に送る。また、このターン相手が受けるダメージは0となる。

 

 

【我は手札3枚になるようにカードをドローする。ただしこのターン終了時まで、我は特殊召喚出来ず、貴様にダメージを与えられない。またターン終了時に我の手札は全て墓地へと送られる】

 

「相当なデメリットを背負いながらもここで3ドロー...」

 

【更に我はセットカード、不等価な宝札を発動】

 

 

不等価な宝札 通常魔法(オリカ)

①デッキからカードを2枚ドローする。その後手札を3枚破壊する。

 

 

【この効果でデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を3枚破壊する。我は手札から邪神イレイザー、絶対王バック・ジャック、ストレイン・ヒュージを破壊】

 

「っち、アドしかない墓地送りを...」

 

【バックジャック、そしてイレイザーの効果、まずイレイザーが破壊された事により場のカードを全て破壊する】

 

「っち、トラップカード、貪欲の瓶、墓地から5枚のカードをデッキに戻して1枚ドローする」

 

 

貪欲の瓶 通常罠

ターン1制限

①「貪欲な瓶」以外の自分の墓地のカード5枚を対象として発動。そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

「私はヴェルズ・カストル、ヴェルズ・カイトス、侵略の汎発手、和睦の使者、エクシーズ・トレジャーを戻す。そして1枚ドロー」

 

【だがその伏せカードどもと、ヌメロン・ネットワークには消えてもらおう】

 

「っく...」

 

 

[シャーク!カイト!遊香!]

 

[気の毒になぁ!遊馬についてきたばかりにそいつらも...。]

 

 

【バック・ジャックの効果でデッキトップ3枚を確認し、順番を変更する。モンスターを1枚伏せ、更にカードを1枚伏せ、ターンエンド。エンドフェイズだが我の手札は0枚、よって手札を捨てる効果は無意味に終わる】

 

ーーターンエンドーー

 

遊香LP500手札5枚

   VS

e・ラーLP4000手札0枚
伏せカード1枚、セットカード1枚

 

 

「私のターン......」

 

 

 どうしようかな...というかそもそもコイツ下手な倒し方だと復活するし...あぁそっか。私が断片でやったみたいに───...なら、奪わないと、だね?

 

『ほう...それは面白くなりそうだ』

 

 でしょ?それに知らないところからその動きをするのは、色々と動きやすくなりそうだしね。

 って、この風何...あぁ、ブラックホール...。えブラックホール???...アレ船大丈夫か?...ああ大丈夫だな。

 

 

[すまねえ、俺の所為でこんな危険な目に...]

 

[違うな、遊馬。俺は自分の意志で此処に来た]

 

[バリアンには借りがある。お前が止めても、俺は自分の意志で此処に来た]

 

「そもそも私は自分の目的のために行先まで相乗りさせて貰っただけだからそっちの事情とか関係なく来たよ」

 

 

『概ね嘘じゃな』

 

 嘘とは違くない?遊馬、主人公と絡めってご要望だから遊馬が行かなきゃ行く必要薄かったのはそうだけどさ。

 でも、今は奪ってやろうという気の方が強くなってきた。なら、私のためになったしね。

 

『屁理屈じゃの』

 

 良いんだよ。屁理屈で。

 

 

「...やる事は決めた。だから手段は選ばない。全ての闇よ、力よ、我が右腕に宿り、絶望で我が敵の希望を閉ざせ!ダークドロー!!

 

【っち、まだカードを創造するか】

 

「スタンバイフェイズにシニューニャは帰還する。が、ヌメロン・ネットワークが存在しない時、シニューニャは自身の効果で自壊する!」

 

【ならばそのシニューニャの特殊召喚に合わせてバック・ジャックを除外して効果発動、デッキトップを確認し、それが通常罠ならセットする。そしてこの効果でセットしたこのカードはセットしたターンでも発動出来る】

 

 

 むぅ...。相変わらず厄介な効果を...

 

 

【デッキトップは通常罠、ディスペアー・ストラグル。よってセットする】

 

 

 でも確認した事でカードテキストはふんわり分かった。今は興味を向ける必要は無い。

 

 

「手札のDDS(ダークネス・サーバス)、アンチ・カオスメーカーは私の墓地に存在する光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外する事で特殊召喚出来る。私は墓地のシニューニャとチャトゥバーリを除外。現れろ、アンチ・カオスメーカー!」

 

 

DDS(ダークネス・サーバス) アンチ・カオスメーカー レベル11

ATK3000 DEF2300 守備表示

 

 

「アンチ・カオスメーカーの効果、私とお前の除外されているモンスターを3体まで選択して公開、そしてその内1体を私のフィールドに特殊召喚し、残りのカードを持ち主のデッキの一番下に送る」

 

【っち、一体何を...】

 

「私はお前の除外されているアンチホープ、私のシニューニャ、そして1ターン目に除外されていたヴェルズ・ケルキオンを選択!」

 

【...!?き、貴様、まさか...!】

 

「そのまさか。私が特殊召喚するのは──アンチホープ!!!このカードはアンチモンスター、よってこの特殊召喚はお前の条件を達成している!」

 

「現れろ、全ての闇と混沌を統べる絶望の化身!絶望神アンチホープ!」

 

 

絶望神アンチホープ レベル12

ATK5000 DEF5000 攻撃表示

 

 

 その巨躯が私の場に顕現すると同時に莫大なドス黒いオーラが吹き荒れるように荒れ狂う

 

 

【馬鹿な...だが絶望の闇は貴様であろうと飲み込む!】

 

「無駄とは言わない、だが悪いね──」

 

 

 それだけ言いながら私を取り囲んだアンチホープから溢れ出る黒いオーラが私を取り囲み...

 

 

「──私ももう、絶望神なんだ」

 

 

 突如そのオーラが整流されながらも渦を巻くように私にまとわりつき、純黒のドレスのような姿に変貌した。

 

 全能感とそれに見合うだけの強大な力が内に渦巻くようだ。

 

『では、お主は変わったか?』

 

 さあ。少なくとも自覚はないね。グレシーは私が変わったように見える?

 

『いいや。特には』

 

 じゃあ、それが答えでしょ。

 

 

【ば、ばかな...貴様、まさか、邪神を経由して浴びた私の力を完全に取り込んで、挙句己の物にしたとでも言うのか!?】

 

「これでもアストラル世界の、いや、正しく言うなら万物(コスモ)混沌(カオス)の両方を元々併せ持ってた身、即ち凡そゼアルと同等なんだ。それくらいは出来る」

 

【あ、あり得ない、あり得ない...!そんな事...!】

 

「もし他の可能性があるのなら...」

 

 

 そうして私は1枚の魔法カードを行使する。

 

 

「もしかしたら、この世界がその味方をしたのかもしれないね。魔法カード、ヌメロン・エクシーズ・リチューアルを発動」

 

【っ、】

 

 

ヌメロン・エクシーズ・リチューアル 通常魔法

①自分フィールド上で表側表示の「CNo.1ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ」がモンスター効果で破壊されたターンに発動出来る。除外されているもしくはフィールド・墓地に存在する「No.1」~「No.4」と名のつくカードそれぞれ一枚ずつとフィールド・墓地・手札に存在する「ヌメロン・ネットワーク」を同じレベルのモンスターカード扱いでエクシーズ召喚を行う。

 

 

「先のシニューニャの自壊はシニューニャ自身のモンスター効果だ。よって発動条件は満たしている。このカードは墓地、そして除外されてる全てのゲート・オブ・ヌメロンと、ヌメロン・ネットワークを同じレベルのモンスター扱いにしてエクシーズ召喚を行う。絶望神が奪う希望は相手の物だけ、私の超越は、エクシーズ召喚は妨がない」

 

【っぐ、更なるエクシーズ召喚だと...!?】

 

「私は除外されているチャトゥバーリ、トゥリーニ、ドゥヴェ、そして墓地のエーカムとヌメロン・ネットワークで、オーバーレイ。5枚のカードで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

 

 

 ...門のイメージは見受けられない。ただその力はヌメロンコードを幻視するには十分だった。へぇ?そこにあって、やがてそこに顕現する訳だ。

 

 

「混沌の憂いは浅ましき愚者の業!天壌の夢は無窮の幻!夢幻の神よ!創造を持て、愚者に鉄槌を!現れよ!No.X!夢幻巨神、ヌメロ二アス!」

 

 

No.X 夢幻巨神ヌメロ二アス ランク12

ATK10000 DEF10000 攻撃表示

 

 

【攻撃力...1万だと...!?それに、ナンバーズ、エックス...!?】

 

 

 ...そういえばダブルエックスは普通にあるから特に違和感なかったけど、冷静に考えて何でXなんだろ?

 

『不定の数筆頭だからじゃろ』

 

 ...そういう?2x=yとかそういうXって事?

 

 

「ヌメロニアス、効果発動、オーバレイユニットを一つ取り除く事で発動!フィールド上のモンスター1体を破壊する!当然私はそのセットモンスターを破壊!」

 

【っち、破壊されたカードはストレイン・デスモゾーム。だが我のストレインが破壊された事で罠カード、ラスト・グロウンを発動!ストレインモンスターが破壊された時、デッキからストレインモンスターを特殊召喚する。来い!ストレイン・デミック!】

 

 

ストレイン・デミック レベル1

ATK0 DEF0 守備表示

 

 

『また儂も見覚えのないストレインじゃの...』

 

 最近気づいたけど、グレシーって記憶力は結構良いけど言われれば思い出すタイプであって常に覚えてるタイプじゃないよね。

 

『暗に信用に能わないって言われておるか儂?』

 

 ソンナコトナイヨー

 

 

「ならもう一つのヌメロニアスの効果、自分か相手の墓地、或いは除外されているナンバーズを召喚条件とルールを無視して特殊召喚する。私はお前の墓地のストレイン・ロードを呼び戻す」

 

【己...!それすらも奪うか!】

 

「当然、渾天の滅びは、愚かなる人の業。取快の夢は、一時の(かりそめ)。現し身たる王よ、闇をもて、光に鉄槌を!来い、No.0 絶望王ストレイン・ロード!」

 

 

No.0 絶望王 ストレイン・ロード 攻撃表示

 

 

「バトル、ストレイン・ロードでストレイン・デミックを攻撃!」

 

【デミックは破壊された場合、デッキのストレインを2体、呼び起こす。我はこの効果でストレイン・フィラメントとストレイン・ニュークを特殊召喚!】

 

 

ストレイン・フィラメント レベル1

ATK0 DEF0 守備表示

 

ストレイン・ニューク レベル1

ATK0 DEF0 守備表示

 

 

「っち、しぶといな...それぞれにアンチホープとストレイン・ロードで攻撃」

 

【っく、だがこれで耐えきったが?】

 

 

 ...なんか、嫌な予感があるんだけど...念は入れておくか。

 

 

「私はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

ーーターンエンドーー

 

遊香LP500手札2枚
アンチホープ、ヌメロニアス、アンチ・カオスメーカー、絶望王ストレイン・ロード、伏せカード2枚

   VS

e・ラーLP4000手札0枚
セットカード1枚

 

 

【...っくっくっく...はーっはっはっはっはっは...!】

 

「...何が可笑しい?」

 

【はっきり言おう。我のデッキではアンチホープを呼び戻す事が困難だったのは事実だ。だからこそどうすべきかを考えていた...だが貴様が呼び戻してくれたのであればもはや関係ない!この勝負、我の勝ちだ!我の、タァーン!!!】

 

 

 っ!?何か仕掛けてくる!...あれは、二枚目のバリアンズ・フォース...それならこの状況で動ける事は無い筈...

 

 

【見せてやろう...神の力という物を...!】

 

【破滅へと導く須臾の如き願いが、今、絶望の未来へと再構築する。リ・コントラクト・ユニバース!】

 

「っ!?カードを書き換えた...!」

 

 

 あれは、2番目のゼアルがやってたのと同じ...!?

 

 

RUM(ランクアップマジック)-殲遍噎慄(ディスパイズ・ゼアル・エラー)!】

 

 

RUM(ランクアップマジック)-殲遍噎慄(ディスパイズ・ゼアル・エラー) 通常魔法(オリカ)

このカードはデュエル中1度しか発動出来ない。

①このカードはフィールド上に「絶望神アンチホープ」が存在する場合に発動出来る。そのモンスターの効果を無効にし、そのモンスターのレベルをランクに変更する。その後、そのモンスターよりもランクが1つか2つ高い同じ属性の「アンチ」と名の付くエクシーズモンスターをエクシーズ召喚扱いで特殊召喚する。

 

 

『分かりにくいが...千紫万紅(千死蛮巧)に対して千篇一律(殲遍噎慄)か?』

 

 何それ?

 

『千紫万紅は雑に言えば色とりどりという意味、千篇一律は代り映えしなくて詰まらないという意味じゃの』

 

 ルビの方の千死蛮巧は?

 

『アドマイヤー・デス・サウザンドじゃの。ドン千ばんじゃーいくらいに覚えとけば良い』

 

 草。あのランクアップマジックか。...言ってる場合じゃねえわこれ

 

 

【このカードは、アンチホープが存在する場合、その効果を無効にし、レベルをランクに変更。その後同じ属性のアンチと名の付くモンスターにランクアップさせる。それも1つか、2つ上のな!】

 

「な...!アンチホープは、これで神属性のランク12のモンスターに...!」

 

【我は貴様の場のアンチホープ1体でオーバーレイネットワークを再構築!エクスターミネーション!ランクアップ、エクシーズチェンジ!】

 

 

 門を塞ぐ鎖が割れるイメージ、じゃ済まない!?これじゃ門そのものが砕け散って...!

 

 

【現れよ!全ての闇と混沌を統べ、世界すらも無に帰す絶望の神!絶望神王、アンチホープZERO!!!】

 

 

絶望神王アンチホープZERO ランク13

ATK5100 DEF5100 攻撃表示

 

 

 そこに現れたのは白と黒に彩られた、アンチホープの如き巨躯と、何処か薄気味悪いような...ああそうか。縋るような手が無数に絡み合ってその巨躯とそれを覆う鎧が形成されてるんだ。薄気味悪いというか趣味が悪い。

 ...でも感じる威圧感は今まで生きててトップかもしれ...ってヤバ、

 

 

「っ、トラップ発動、トラップ・トラック!」

 

 

トラップトラック 通常罠

名称ターン1制限

①自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、デッキから「トラップトラック」以外の通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない

 

 

「私の場のカードを破壊する事でデッキの罠カードを発動可能な状態でセットする。代わりにこのターン中罠カードは1枚しか使えなくなる。私はストレイン・ロードを破壊し、ブービーゲームをセットする」

 

 

ブービーゲーム 通常罠

②は名称ターン1

①自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に発動できる。その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。

②セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、「ブービーゲーム」以外の自分の墓地の通常罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。

 

 

【ほう...厄介な。だが良い反応速度だ。絶望神王は全ての希望を拭い去る。オーバレイユニットとなっている全てのカードの効果をこのカードは獲得し、更にこのカード以外のあらゆるフィールド上のモンスター効果を無効とする!】

 

「っ!?だがそれでもヌメロニアスは攻撃力で上回っている!」

 

 

 ...多分、突破手段はあっちにもある。仮になくてもストレインモンスターを利用すればいいだけでしかない...けど...。

 

 

【ほう?では試してみるか?バトル!絶望神王アンチホープZEROで、ヌメロニアスを攻撃!この瞬間、アンチホープZEROの効果発動!】

 

「っ」

 

【絶望神王のオーバレイユニット、或いはフィールド上のモンスターを任意の数まで破壊する事で、その攻撃力、或いは守備力を自身の攻撃力に加える。我はオーバレイユニットとなっている絶望神アンチホープを破壊する事でその攻撃力5000をエンドフェイズまで加える。よって攻撃力は─】

 

 

絶望神王アンチホープZERO ATK5100→10100

 

 

「1万と、100...っく」

 

 

 っち、なんだその攻撃力上昇効果...いや、このタイミングならあの効果が...

 

 

【行け!アンチホープZERO!アンチホープ、ディスペア・エクシード・スラッシュ!】

 

「...ブービートラップは使わない!っぐあぁ!!」

 

 

遊香LP500→400

 

 

 .........いや、ダメだ。今使うと詰め切れないかもしれない。だから、今は使わない

 

『ほう?ではその判断の是非はどうなるか、見させてもらうぞ』

 

 

【我はこれでターンエンド】

 

 

アンチホープZERO ATK10100→5100

 

ーーターンエンドーー

 

遊香LP500手札2枚
アンチ・カオスメーカー、伏せカード1枚

   VS

e・ラーLP4000手札0枚
絶望神王アンチホープZERO、伏せカード(ディスペアー・ストラグル)1枚

 

 

「私のターン!」

 

【アンチホープZEROの効果、ターン開始時、墓地に存在する全てのアンチカードをこのカードのオーバーレイユニットとする!】

 

「っ!?」

 

 

 まてやなんだその理不尽効果!?

 

 

【よって我は墓地のアンチホープ、アンチ・ザ・レイ、アンチ・ザ・アース、アンチ・ザ・アビス、アンチ・ザ・スカイをこのカードのオーバーレイユニットとする!】

 

 

 っ、これで...!

 

 

【これにより、アンチホープの効果を得たアンチホープZEROはエクシーズ召喚を無効とし、更に場のモンスター効果を全て無効とする。当然スカイを含むアンチモンスターも使用可能だ】

 

「...ははは...これは...キッツい事を...」

 

 

『どうする気じゃ?』

 

 ...ふぅー...状況を整理しよう。そして整理して勝つにも情報が足りない。だから私の中の絶望神の要素からも情報を強引に引き出させる。

 アンチ・ザ・レイ。現状からの動き出しを1回止めてくる。つまり向こうが止めないといけない上での囮を1枚用意する必要がある。

 アンチ・ザ・アース。倒し切れるなら気にする必要は無い。

 アンチ・ザ・アビス、戦闘で強制的に相打ちさせてくる。

 アンチ・ザ・スカイ、戦闘する先のモンスターを前もって破壊してくる

 そして伏せカード、ディスペアー・ストラグル。何ダメでもライフを100にして耐えつつ、受けるダメージ1000につきカードを1枚ドローするインチキ防御

 ...ディスペアー・ストラグルとアースを気にせずに倒す方法は思いついてる。ただ、アンチホープの効果が邪魔になる。つまりアンチホープの効果を手放させないといけない。

 つまり、初動を一度止めておきつつ、後は、アビスとスカイと自前の効果の全部を使い切らせるだけ。

 そのためには...。

 

『...ほう?面白い事を考えるのう?やってみるが良い』

 

 

「ドロー...っふぅー...私の役じゃないけど言ってあげる」

 

【ほう?なんだ?命乞いか?】

 

「...勝利の方程式は、完成した!!」

 

【何...!?】

 

「まず一手目、手札からサンダーボルド発動!相手の場のモンスターを全て破壊する!」

 

【っち、アンチ・ザ・レイの効果発動!その重なったこのカードを取り除く事で相手の表側表示のカード効果を全て無効にする!】

 

 

 これで妨害は吐き出させた。次はロックを外す。

 

 

「次、アンチ・カオスメーカーを攻撃表示に変更し、手札から死者蘇生を発動!今一度愚者に、我が敵に鉄槌を下せ!ヌメロニアス!」

 

 

No.X 夢幻巨神ヌメロニアス 攻撃表示

 

 

【っく、再び現れたか】

 

「バトル!アンチ・カオスメーカーでアンチホープZEROを攻撃!」

 

【何!?】

 

「手札のダーク・オネストの効果!闇属性が戦闘するのなら、このカードを墓地に送る事で、その戦闘するモンスターの攻撃力を、元々の攻撃力分ダウンさせる!」

 

【っさせるか!アンチ・ザ・スカイの効果!戦闘するモンスターを破壊する!これで戦闘は不成立、よってその効果を受けない!】

 

 

 残り、2枚

 

 

「ヌメロニアスで攻撃!」

 

【アンチ・ザ・アビスの効果!戦闘する時、重なったこのカードを墓地に送る事で、このカードの攻撃力は戦闘する相手モンスターと同じになり、更に破壊されない!】

 

 

 残り1枚。これで次の打点5100以上が相手ならアンチホープを切らざるを得ない。

 

 

【ナンバーズはナンバーズでしか破壊出来ない効果も、無効となっているため無意味!決死の自爆特攻も無駄に終わっ─】

 

「リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声、墓地のモンスターを特殊召喚する。今一度顕現せよ、ヌメロニアス!」

 

 

No.X 夢幻巨神ヌメロニアス 攻撃表示

 

 

【っち、しつこいな貴様も!!】

 

「もう一度やれ、ヌメロニアス!」

 

【ならば、アンチホープZEROの効果!アンチホープを破壊し、その攻撃力5000を加える!これにより、その攻撃力は再び10100となる!】

 

 

アンチホープZERO ATK5100→10100

 

 

【しつこい秩序(コスモ)を消し飛ばせ!アンチホープ・ディスペアー・エクシード・スラッシュ!!】

 

 

 これで──

 

 

「ダメージは受ける、戦闘破壊耐性は無効となっているのでヌメロニアスは破壊される」

 

 

遊香LP400→300

 

 

【これで貴様の場はゼロ!手札もゼロ!貴様の負けだ!】

 

 

 ───私の勝ちだ。

 

 

「...それはどうかな?」

 

【ふん。この場から何が─】

 

「アンチホープZERO、確かに異常なくらいに厄介なカードだよ。でも今のアンチホープZEROはオーバーレイユニットからアンチホープを失った。これによってX召喚を無効とする縛りは解除された」

 

【っ、それがどうしたと】

 

「そしてアンチホープZERO自身の無効効果、これは場のモンスターカード限定。つまり、墓地で発動する効果には無力」

 

【何が言いたい!!】

 

「その効果の抜け穴が、その絶望の力が、お前の勝利という、お前の希望を閉ざしたと言いたいのさ!破壊されたヌメロニアスの効果発動!このカードが破壊された時、自身を素材に、自らの進化体をエクシーズ召喚する!!」

 

【何だと!?】

 

 

 前ターンに使っていたら詰め切るには足りなかったかもしれなかった。ストレインモンスターの効果でのe・ラーモンスター生成は"オーバーレイユニットになった時"。つまり相手にターンを回してe・ラーモンスターを生成されたら次のターンの攻撃力上昇にそのe・ラーモンスターを使われて打点で引きつぶされる事になる。

 

 

「エクスターミネーション!ダイレクトランクアップ、エクシーズチェンジ!!」

 

「其の天は永し!地は久し、人の縋る夢は一場の幻に過ぎず!創造神よ、総てを持て!愚者に鉄槌を!降臨せよ!iNo.(イマジナリーナンバーズ)X(エックス)!夢幻巨皇神、ヌメロニアス・ヌメロニア!!!」

 

 

iNo.X 夢幻巨皇神ヌメロニアス・ヌメロニア ランク13

ATK100000 DEF100000 攻撃表示

 

 

【攻撃力、10万、だと...!?】

 

「本来、ヌメロニアス・ヌメロニアには自ら攻撃出来ない制約があった。でも、それは場に出た事で無効となっている!!最後の最後で無効効果がアダになったね...!」

 

【ば、ばかな...!?】

 

「この戦闘で発生するダメージは89900。残しているお前の伏せカードはディスペアー・ストラグル、受けたダメージ1000につきカードを1枚ドローするカード、使えるものなら使うが良い、その場合、お前は89枚のカードをドローする事となってデッキは尽きるけどね!」

 

 

 これで、私の勝ち。

 

 ──お前の力、お前の名、全部頂くぞ。

 

 

「行け、ヌメロニアス・ヌメロニア!!アンチホープZEROに攻撃!!ヌメロン・デリート・エンコード!」

 

【ば、ばかな、この我が、ぐあぁぁぁぁぁ!!!!】

 

 

e・ラー LP4000→-85900

 

遊香、WIN

===========

 

 

 e・ラーはその肉体を崩壊させていく、いやちょっとグロいな。にしても結構地響きが......あぁ。サルガッソ全体が崩壊してるのか。じゃあ、さっさとやるか。

 

 私は手を前に突き出して、崩壊したe・ラーを構成していた力を吸い込むように力を働かせる結果、周囲の黒いオーラは全て私の中に吸収され、e・ラーだった物は残滓一つ残さず私の中に飲み込まれた。

 

 

「...やっぱりアストラル世界由来の力、コスモは完全に取り込み終わるまでは機能不全になる、か。結果的に封印措置になってるのかなこれ」

 

『そうじゃろうの。ある種、じゃから問題なく吸収し取り込めておる面もあるのじゃろう』

 

「そっか」

 

 

 さて、崩壊に巻き込まれない内に飛行船に乗り込んでおくか。あっちの3つ並んでるところからは結構外れた位置にあるし。...デュエル見られてたら面倒くさいな~これ。って事はつまり

 

『当然、中継は繋いでおいたぞ?』

 

 だろうね。グレシーならそうすると思った。...じゃあもう遠いし隠す意味もないし空飛んで乗りに行こうっと。

 

 

 

 

 

 飛行船内部では特に追及されなかったか。まあ偶に視線は感じたから今言うべきじゃないってだけなんだろうけど。

 





Q.これ書き始めの頃から元々予定してたの?
A.全く?何か気づいたらこうなってた。なんでだろうね?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ARC-V転生美少女物語(作者:らびどっぐ)(原作:遊戯王)

よくある転生遊戯王。▼ARC-V転生と言う点で少し差別化出来れば良いなと思っています。▼また、デュエル回がわかるように★をつけておきます。


総合評価:1161/評価:7.96/短編:27話/更新日時:2026年05月07日(木) 22:48 小説情報

小さな巨人の転生小人族(作者:桃です)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

レジ系の特典を貰った転生者が小人族(パルゥム)になって暗躍する話。


総合評価:567/評価:7.44/連載:3話/更新日時:2026年02月11日(水) 12:50 小説情報

【安価スレ】転生者ワイ、家の地下にある代物で色々作れるから楽しもうぜw(作者:同感するワイト)(原作:インフィニット・ストラトス)

神様転生で家の地下に装備や機体を作れる機械があるオリ主が転生者掲示板で安価をして好き勝手するだけのお話


総合評価:2911/評価:7.12/連載:31話/更新日時:2026年03月01日(日) 20:06 小説情報

サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!!(作者:DestinyImpulse)(原作:ポケットモンスター)

▼ 転生したのはオリ主でもモブでもなく紛れもなく主人公。▼ 定期的に世界を救わなくてはならない大役を背負いながらも、ポケモンとの出会いと冒険に胸を躍らせる。▼ ▼「通りすがりのポケモントレーナーだ、覚えておけ!ピカチュウ、君に決めた!!」▼「ピカチュウ!!」▼ コレはアニポケ主人公のサトシに転生した少年が、時にポケモンと絆を深め、時に女の子とのフラグを作り、…


総合評価:7174/評価:8.67/連載:50話/更新日時:2026年05月10日(日) 19:31 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>