オーク力士ですが、なにか?   作:カゲムチャ(虎馬チキン)

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10 二度目の進化

 強くなったステータスに任せて岩壁を素手で掘削し、少し曲がった通路を掘る事で、本当に気休め程度だが隠れられる場所と簡素なバリケードを構築して、その中で進化を決行。

 

《個体ハイオークがオークジェネラルに進化します》

 

 そうして俺は、前回と同じように意識を失った。

 

《進化が完了しました》

《種族オークジェネラルになりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『HP高速回復LV8』が『HP高速回復LV9』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『SP回復速度LV5』が『SP回復速度LV6』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『SP消費緩和LV7』が『SP消費緩和LV8』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『破壊強化LV1』が『破壊強化LV2』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『打撃強化LV3』が『打撃強化LV4』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『衝撃強化LV3』が『衝撃強化LV4』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『思考加速LV2』が『思考加速LV3』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『破壊耐性LV5』が『破壊耐性LV6』になりました》

《熟練度が一定に達しました。『状態異常耐性LV9』が『状態異常耐性LV10』になりました》

《条件を満たしました。スキル『状態異常耐性LV10』がスキル『状態異常大耐性LV1』に進化しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『天動LV1』が『天動LV2』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『富天LV1』が『富天LV2』になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『韋駄天LV1』が『韋駄天LV2』になりました》

《進化によりスキル『飽食LV1』を獲得しました》

《『過食LV8』が『飽食LV1』に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『飽食LV1』が『飽食LV5』になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

 

 そして、今回もなんとか無事に目を覚ましたらしい。

 空腹で暴れた前回の二の舞にならないように、隠して保存しておいたグレータータラテクトの亡骸にかぶりつく。

 何故か今回はあんまり腹が減った感じがしないが、まあ、獲物なんていつでも獲れるとは限らないんだから食わないという選択肢はない。

 不味くでも苦くても、食える時に食っておかないと後悔する。

 気闘法というスキルを発動しっぱなしにしてたら、何故かいつの間にか餓死寸前になってたなんて事もあったしな。

 相変わらず、スキルには謎の落とし穴があるから困る。

 

 そんな事を考えつつ、グレータータラテクトの亡骸を食べながら、半ば習慣となってる自分への鑑定を行う。

 

『オークジェネラル LV1』

 

 今回も進化は無事成功と。

 体はまた一回り大きくなって、身長4メートル程になった。

 進化するとレベル1になると気づいた時には若干焦ったが、別にステータスが下がる訳じゃないと気づいて既に安心を得ているから問題ない。

 

 そんな事を考えてる間にグレータータラテクトを食べ終える。

 スキル『早食い』とか取れてもいいレベルの早食いだ。

 早く食わないと、食ってる間に襲われるからな。

 

 グレータータラテクトの巨体のおかげで腹も膨れた。

 これで前のように、空腹で暴走する事はないだろう。

 さて、今日も今日とて迷宮のマッピングと行くか。

 いきなり出口なんて贅沢言わないから、せめて上り坂くらいは見つけたいもんだ。

 

『エルローゲロドレイシュー LV2』

 

 進んでいくと、初めて見る魔物と遭遇した。

 巨大なタニシみたいな魔物だ。

 そこら辺の壁に張り付いてる小さいタニシをそのまま大きくしたような感じだな。

 間違いなく進化系だろう。

 

 まあ、進化系とはいえ、そこまでの強さは感じない。

 ぶちかまし一発で仕留められそうだ。

 

 いつものように手をついて、突進。

 だが、巨大タニシと接触する直前に、危険感知が凄まじい勢いで警鐘を鳴らした。

 何かがヤバい。

 その危機感に従って、咄嗟に頭から突っ込むのをやめて腕を突き出し、諸手突きを巨大タニシに食らわせる。

 

 そうしたら両腕が消し飛んだ。

 

 何が起きたのかわからなかった。

 突如として肘から先が塵になって消え、激痛が俺を襲う。

 幸い、巨大タニシは今の一撃で倒せたみたいだが、これ頭から突っ込んでいたらどうなっていた事か……。

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『腐食耐性LV5』が『腐食耐性LV6』になりました》

 

 そして、ここで上がる腐食耐性。

 悪食の称号で得てからというもの、レベルアップの時くらいしか上がらなかったスキル。

 それがここに来て上がったという事は、あの巨大タニシは腐食属性を纏っていたのだろう。

 まさか、こんなに恐ろしい属性だとは思わなかった。

 弱そうな魔物だからって油断したらいけないな。

 俺は一つ賢くなった。

 

 ちなみに、食べようとした巨大タニシの亡骸はこの世のものとは思えない程激マズで、またしても腐食耐性が上がった。

 迷わず残す事を決めた。

 進化直後だっていうのに、滅茶苦茶幸先が悪い……。




『オークジェネラル LV1 名前なし(士道(しどう)力也(りきや)
 ステータス
 HP:5843/5843(緑)
 MP:400/400(青)
 SP:2470/2470(黄)
   :2840/2840(赤)+300
 平均攻撃能力:5660
 平均防御能力:5700
 平均魔法能力:400
 平均抵抗能力:5660
 平均速度能力:1190
 スキル
 「HP高速回復LV9」「SP回復速度LV6」「SP消費緩和LV8」「破壊強化LV2」「打撃強化LV4」「衝撃強化LV4」「気闘法LV5」「気力撃LV8」「火攻撃LV4」「体術の才能LV9」「鉄壁LV10」「投擲LV3」「集中LV10」「思考加速LV3」「記録LV1」「命中LV3」「鑑定LV3」「気配感知LV10」「危険感知LV10」「隠密LV10」「迷彩LV6」「無音LV10」「無臭LV10」「威圧LV1」「影魔法LV3」「矜持LV5」「飽食LV1」「破壊耐性LV6」「打撃耐性LV8」「斬撃耐性LV7」「貫通耐性LV7」「衝撃耐性LV8」「火耐性LV5」「水耐性LV2」「風耐性LV3」「大地耐性LV6」「雷耐性LV2」「氷耐性LV1」「光耐性LV1」「闇耐性LV1」「重耐性LV1」「状態異常大耐性LV1」「酸大耐性LV1」「腐食耐性LV7」「気絶耐性LV8」「恐怖耐性LV8」「苦痛無効」「痛覚軽減LV3」「暗視LV10」「五感強化LV6」「視覚領域拡張LV4」「天動LV2」「富天LV2」「韋駄天LV2」「力士LV10」「n%I=W」
 スキルポイント:30280
 称号
 「悪食」「暗殺者」「魔物殺し」』
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