敵か英雄か   作:eeeeeeeei

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体験か実戦か

──────

 

 

 

 

 

「先生、着替えたものの、職場体験って何するんですかー?」

 

「はい、素人丸出しー。外ではヒーロー名で呼ぶんだよ、ユー。俺のことはエルネストと呼べぃ」

 

 

 藍色のゆったりとした衣服に茶色のグローブ。

 変則的な、巨大なマフラーのような紫色のマントを羽織り、その首の部分は鼻の下までを隠している。

 金色の額当て下の、同じく黄金の瞳を輝かせて言う想に、エルネストはツッコミを入れた。

 

 ヒーローはヒーロー名で呼び合うもの。

 学校を出れば、そうするのは普通のことであったが、そんなことはもちろん知らないU組。

 

 

「へー!じゃあ、私が勇者活動を始めても、エルンストって呼ばなきゃなんですねー」

 

「ネね!!ンじゃなくてネ!!わざとなの?その笑顔は偽物なの!?もーああああで良くねコイツ?」

 

 

 素で間違える想にチョップを入れている令親。

 勇者のコスチュームにテンションも上がり、キャッキャしている想と、相手にしている令親の二人以外は、それぞれ興味なさそうにしていた。

 その中でも、不機嫌を隠す事なく剥き出しにしている王華が尋ねる。

 

 

「何をさせるのというのだ?貴様のいう通り、私もこんな服脱いで早く帰りたい。利害は一致しているだろう?」

 

 

 そう言った王華の格好は、白色に金の装飾が施された肩から胸にかけての軽鎧。

 鎧は主に胸部分の装甲なので、ヘソとその鍛え抜かれた腹筋が眩しい。

 下はスパッツとショートパンツを履いており、腰から下に伸びる赤いマントがその艶やかな太腿を隠している。

 右腕は剥き出しだが、左腕のみ、肩と肘、手の甲にも鉄甲が取り付けられており、黒いアームストッキングを装着している。

 綺麗に装飾が施された鉄製の、もはや兜とも言えるくらいに大きな額当てが、額の上から鼻までを覆い隠していた。

 

 

「………帰っていいのか?」

 

 

 シンは黒いピッタリとした黒いタイツのようなコスチュームを鼻まで伸ばしており、目から上とボサボサの頭以外は全身が真っ黒に包まれている。

 

 

「そんなら自由行動にしてよー。俺遊んで帰りたい!」

 

 

 当はオレンジのダウンベストのようなコスチュームに、下はカーキ色のワイドパンツ。そのワイドパンツも膝から下はところどころ鉄甲に覆われており、見た目からして重く、破壊力のありそうなブーツを履いており、顔にはゴーグルを装着していた。

 

 

「シンと"ヒット"はちと黙れ。"アーリィ"の言うことに賛成したいところだが……俺も御給金もらってるからねぇ。まぁ、今から会う人をブッ倒してくれたら帰ってもいいよ。俺もソイツにいいように使われてんだから」

 

 

 『ヒット』

 当のヒーローネームで、幾度となく案を出した結果全てがミッドナイトに否定され、伸と同じくで名前被りも嫌だから、と単純な物で落ち着いていた。

 

 

 『アーリィ』

 と言うのが私のヒーローネーム。

 運命の三女神の長女で、過去を司るウルズの別称。

 我ながら、妙な名前を付けられたものだ。

 

 ミッドナイトは知ってか知らずかはわからないが、自身の唯一の友である燈をモジったような名前。

 

 一説によると、運命の三女神は同じ時間軸に存在できないらしい。

 だから、もしかして私が死ねば、私の代わりに燈はこの世界に舞い降りてきてくれるのではないかと、馬鹿な妄想をしてしまう。

 

 そして、そんなにも弱い自分が嫌になる。

 

 

「あん?もしもーーーーし!!!聞いてきたのはお前だろー?」

 

「あぁ……お前の言葉を耳に入れぬようにしていたのを忘れていた。なんだ?」

 

「……かわいくねー女子高生だこと。ホレ、お前ら挨拶してこい。

 

 

──────あっ、殺されないようになー」

 

 

 不穏なセリフを最後に、合掌のポーズのまま令親は、今まで壁だと思っていた、とてつもなく大きな扉を閉めた。

 

 

 

────

 

 

 

『オールマイトの教え子ゆうんが、お前らか……?』

 

 

 地鳴りのように響き渡る、重く、大きな声。

 目の前の壁が開き、ぬらりと、大きな何かが広すぎる部屋へと入ってきた。

 

 

 学生とはいえ、それなりに修羅場を潜ってきている四人は臨戦態勢になるまでもなく、部屋に入った瞬間から、不気味な違和感を察知していた。

 そのため、声が聞こえる頃には、既に全方位に張り巡らせていた警戒の網を、声のする方へと向ける。

 

 

 想はその手に鈍く、銀色に煌めく物理的切断の大剣を生み出し、姿勢を低くして構えており、王華はそれぞれの指をパキパキと鳴らして、軽く握り込む形で自然体のまま、意識だけが研ぎ澄まされていた。

 

 当はそのゴーグルの下の瞳をキョロキョロと忙しなく動かしながらも、身体はゆっくりと左右に揺らしており、重心をいつでも、どこにでも置けるようにしており、伸は変わらず仁王立ちのまま突っ立っているが、その身体は100cm程に変わっている。身につけたスーツは伸縮性の高い物で、小さくなった伸にも変わらずフィットしていた。

 

 

 

『アイツの教え子なら、容赦はせんけぇ……

 

────ワシに喰われても文句は言わんとけよ!!雛鳥どもが!!』

 

 

  ビュンッ!!!!!

 

 

 大きな影はその巨体を動かすことはなかったが、当は風を切る音のする一瞬前に飛び退くと、巨大な尻尾がその地面に打ち付けられた。

 

 

「想ちゃんっ!!!上!!!!」

 

「わかって……るぅぅぅあぁぁあ!!!」

 

 

 尻尾は当のすぐそばに、だがその人よりも大きな右腕は想の上へと落ちている。雄叫びと共に両の腕で振り上げた渾身の一刀は、人の胴体程もある太い指に小さな切り傷をつけたのみで、止まった。

 

 

「ッ!!?切れ────」

 

「ワシの肌に、んな鈍が効くわけねぇじゃろガァァァア!!!」

 

 

 そのまま圧倒的な体重差で押し潰され、部屋に伝わる衝撃と、パラパラと落ちてくる瓦礫がその威力を物語っていた。

 明らかになったその正体は、身長は4m程度、尾まで合わせると、全長は7m以上あろうかという、巨大な鰐の化物。

 その咆哮は大気を震わせ、ひび割れた天井から瓦礫がいくつも落ちてくる。

 

 

「これならばどうだ?」

 

 

 王華は怯むことなく、一足飛びにその大きな背を駆け上がり、鰐頭の首の後ろからその左眼を狙うも、

 

 

「なぁにをいちいち教えとんじゃい!!このド素人が!!!」

 

 

 デスロール。

 それは鰐の必殺技である、普段であれば噛み付いた相手には高速回転を仕掛け噛み千切ると言う物。

 今は噛み付いてはいないが、これほどの巨体をその場で高速回転させる行為は、正に災害。縦横無尽に振り回される尻尾は壁を大きく抉り、その巨体を中心として、部屋中に大きな傷跡を残し、その背に張り付いていた王華を振り落とした。

 

 

「大きな隙が欲しくてな。ワザとだよ。トカゲ男」

 

 

 振り落とされたかに見えたが、鰐の動きが止まったと同時に、寸分違わず同じ場所に現れた王華。

 後方に下がっていた伸が、王華との距離を縮め、またさらに伸ばしたのだ。

 そうして、瞬間移動でもしたかのように現れた王華は、その眼に、ではなく眼のそばを目掛けて鋭い剣指を突き立てた。

 鰐の耳は、わかりづらいが眼のすぐそばにある。人間とは違い、耳小骨は三つの骨から成り立っておらず、アブミ骨しかない。

 そこに狙いを定めた王華の一撃は、人間よりも高性能ではあるが、単純な作りをした鰐の片耳を破壊した。

 

 

「みみっちぃのぉ……それが、どしたんならぁ!!」

 

 

 大きな頭を勢いよく下げられ、足場を失う。

 宙へと浮いた王華の前には、自身の二倍はあろうかと言う大きな口が開いていた。

 

 

「自ら弱点を晒すとは、マヌケめ」

 

 

 そう言う王華の体勢は、自ら食べられやすいようにと、口に頭を向ける。

 そこに、膝を曲げた当がドロップキックの体勢で飛び出してきた。

 

 

「当たりどこみーっけ!!王華ちゃん、いったれ!!」

 

 

 王華の足に当の足が触れたところで、お互いがその曲げた膝を一気に伸ばす。

 王華は弾丸のように鰐の口へと入り込み、その顎の開け閉めを司る関節突起へと拳を叩き込もうとしたところで、

 

 

「甘いんじゃボケが!!」

 

 

 口内で舌が暴れ出し、王華は唾液塗れになり不快感をあらわにしているが、それでは終わらない。

 暴れ回る舌が王華を自慢の歯の上へと押し出していく。

 王華は抵抗を続けるも、舌だというのにかなりの力。

 硬い歯を足場にしようとするも、粘液と舌に阻まれ今すぐには行動に移れない。

 

 

「チッ……まぁ、保険が役に立ったか」

 

 

 王華の言葉が口内に反響し、自分の耳へと入る頃、ようやく不思議な音に気づいた。

 バチバチという何かが弾け、焼けるような音が微かに聞こえてくる。

 

 

「我が前に立ち塞がりし愚か者を、冥府へと誘え!引きずり込め!死の快楽を与えろ!!トールグラディウス!!!」

 

 

 王華が潰した左耳の側へと回り込んでいた想。

 伸の引き寄せも間に合っておらず、右腕は骨などなかったかのようにひしゃげていた。 

 

 その伸の大きな身体に隠れ、ダメージを負っていない方の腕すらも犠牲にありったけの気力をその左腕へと集約させている。

 輝きを増す黄金の大剣は、まるで剣であるのに実態がないかのように揺らめき、その左腕を供儀にしたのか、肉の焼ける匂いも微かに漂っていた。

 

 

「なぁにをしとんならア!!!……グ!?」

 

「ようやく、届いた」

「今この時、ここが当たりなんだよなぁ!!」

 

 

 想に狙いを定めたところで、王華が口内から放った拳の衝撃が一直線に脳目掛けて疾り、ダイレクトに衝撃を送り込む。

 同時に、己を目掛けて、音速で振るわれる高速の尾を躱し、当は回転蹴りをその脳天に叩き込んだ。

 

 中からは王華の裏当てが、直後に外から当の脳天直下蹴りがその脳味噌を襲う。

 

 流石の頑丈な体でも、体へと指令を出す脳味噌からの電気信号を一瞬遮断され、その巨体をグラつかせた。

 

 例え一瞬の隙であれ、U組にはそれを逃すような者はいない。

 

 

「オラララララァ!!!」

 

「そろそろ、私も出たいのでな」

 

 

 当は乱撃を頬に打ち込み、そのわずかに開いている顎を更にこじ開けていく。

 王華は口内から衝撃を放ち、左右の顎の関節突起でその威力を爆発させた。

 

 

「グゥゥゥァ……ガアァァァァァァア!!!」

 

「開いたか。──っ。言うまでもなかったか」

 

 

 伸は言われるまでもなく王華と自身の距離を縮め口内から脱出させると同時に、自身と想との距離を伸ばし、強制的に想を巨大な鰐の懐、その鱗のない腹の下へと潜り込ませた。

 想は現れると同時に、既に焼け焦げている自身の左腕を、天へと向かって突き上げた。

 

 

「正義の裁きを!来たれ雷神!!!」

 

 

 その腹に、先程弾かれた時とは打って変わって、ズブリと音を立て刃が体内へと侵入する。

 

 

「アッハハハ!!!貴方は悪じゃないかもしれないけど、私を滅ぼすことは即ち世界の滅び!!仕方がないけど、殺してあげるしかないよねぇぇぇぇええ!!!」

 

 

 もちろんそれでは終わらない。

 この大剣は想自身も焼け焦げ、爛れる程のイメージをそのままに持つ、雷神の剣。

 突き刺した周りの肉を焼き、痛覚全てを電撃が襲う。

 想の笑い声と奇声が響き渡る中、巨大な鰐は声にならない声をあげていた。

 

 

「…ィ……ッ…ァ!!!!」

 

 

 もはや悲鳴をあげることも許されない。

 暫くの間、電撃と斬撃に晒される中、想の大剣が消えたところで、巨大な鰐もその巨体を大地へと転がした。

 

 

「つっかれんなぁ……なんだったんだよ、コイツ……」

 

「アハハハハハ!!私達の、勝利ね!!!」

 

「………」

 

 

 膝に両手をつき、無呼吸連打を放っていたため肺に酸素を取り込んでいる当。

 いつもと変わらず重傷を負っている想はアドレナリンが出まくっており、心から嬉しそうに笑っていた。

 伸は相変わらず無表情ではあるが、身長は2m近くに戻っている。

 そして王華は……

 

 

「……チッ!!随分と頑丈なヤツめ!!」

 

 

 王華は空中へと飛びその高速で薙ぐ尾をギリギリで躱し、当は両膝を曲げた状態でガードはしたものの、攻撃をモロに受け壁へと激突。

 想は既に満身創痍のため、動くことも叶わず、その背を壁に減り込ませて完全に沈黙した。

 伸は"ゆっくり"と迫る尾の射程から逃れ、上手く攻撃を回避していた。

 

 

「やってくれるのぉ!!ここまでしてくれたんじゃ……タダじゃあおかんけんの!!」

 

 

 その瞳孔が縦に細く、長くなり、完全に怒り狂った鰐の眼になると、咆哮のままにさっきとは比べ物にならない速度で身体を王華に、尾を伸へと向けた。

 

 

「社長、ストップ」

 

 

 王華の髪がワナワナと震え、その指先の五指が、精錬された気で満ちた時、令親が右手の人差し指で鰐を指差していた。

 その指先は一瞬で爪が割れ、肘下までの皮膚はバリバリと捲れてその右腕を血に濡らす。

 

 

「やっべ。俺の右、それも人差し指でコレとか……社長、マジになりすぎるのは禁止っつったっしょ?高校生殺害とかシャレにならんし、アンタがいなくなりゃ、俺も職を失うじゃねーか!!」

 

「………ん、そうか。まぁコイツら大したもんじゃのぉ。八木の教え子なんがもったいないわい」

 

 

 怒鳴り散らす令親に、鰐の闘気は一気に霧散した。

 そのまま令親が鰐男を背に、U組をみながら、いつもの薄ら笑いを浮かべて言う。

 

 

「コレ、うちの社長。オールマイトと同期なんだってさー。お前らの話聞いて潰すって息巻いててさぁ。よく死なんかったなー。先生は悲しいよ」

 

 

 当は膝をついて様子を伺うのをやめて大の字に寝転がり、王華と、唯一の無傷である伸はいつもの仁王立ち。

 這いつくばりながらもなお戦おうとしていた想も、その表情を落ち着かせていた。

 

 

「ガッハハハハハッ!!!わしらん時はこんくらい当たり前じゃったけぇの!!鰐淵 玄誇(わにぶち くろこ)、クロコップじゃが、クロコでえぇぞ!!」

 

 

 死にかける程に強烈な自己紹介は、こうして幕を閉じた。

 

 

 

────

 

 

 

「どっすか?あいつら、おもしろいでしょ?」

 

「まぁのぉ……ただ、ありゃあ危ういわい。お前と、"ミルコ"が好きそうなんはわかるけどのぉ」

 

「まぁ、そうっすね。話に出たんで言いますけど、あのウサちゃん絡めていいすか?」

 

 

 自己紹介と言う名の可愛がりも終わり、二人はオフィスで話し合っていた。

 巨大な身体である鰐淵の前に座る令親は随分と小さく見える。

 話題のU組四人は、近くに借りていた部屋へと放り込んでいるのでこの場にはいない。

 怪我人である二人、当は重傷ではなく軽傷で済んでおり、想だけは治癒の個性を持つ者の簡単な応急処置を終えて、そのまま部屋で寝かせている。

 想が寝れば治るというチート能力を持っていることは、令親も周知していたので心配はまったくしていなかった。

 

 

「……お前、あの嬢ちゃんとミルコを合わそう思っとんか?」

 

「まぁ、俺よりフィーリング合うかなーって。そもそもアイツら似てるじゃないすかー。それに、ミルコは俺が思うに、5本の指に入るヒーローですよ?お嬢ぶつけりゃ、なーんか変わると思うんすよねーあの一匹狼気取りが」

 

「なんじゃ、ミルコを変えよう思うとんかい。あんなぁワシの言うことも聞かんじゃじゃ馬じゃ。やられる事はないじゃろうが、持て余すじゃろーなぁ」

 

「はははっ。俺からすればミルコもお嬢も、どっちが相手でもテキトーな理由つけて逃げるレベルですからねー。けど、ミルコもまだガキ。でもお嬢はもっとガキ。いーぃ化学反応起きたらいいなって」

 

 

 左手の中指と、右手の薬指を顔の前でピッタリと合わせて、ニッコリと笑みを浮かべる令親。

 バリボリと大きな音を立て、フライドチキンのパーティーバレルを丸ごと口に放り込み、骨ごと噛み砕く鰐淵。

 想に突き刺された腹の傷をさすりながら、その肉食獣の目を光らせ令親を睨んだ。

 

 

「あんならぁ一人一人が十分に厄介じゃ。四人揃うとワシですら手に余る。お前、自分がとんでもないもん育てようとしとるんは、わかっとんか?」

 

 

 グビッとワインを一口飲んで、グラスを置いた令親は、大きく息を吐き、口を開く。

 

 

「……ヒーローだけじゃやっていけない時代になる。俺みたいな半端者の方が役に立つ場面が、この先必ず来る。 

 

 けど、そんな時でも、どんな時でも、先頭に立って輝いてんのは、めちゃくちゃ強い、最強のヒーローであって欲しいんすよね」

 

「それが、あいつらじゃあ言うんか?ワシからしたら、お前じゃいけんのんかぁ思っとるよ」

 

 

 令親は無言でワイングラスを飲み干すと、メガネの奥の眼をまっすぐと鰐淵に向ける。

 その顔は、珍しく真面目な表情を作っている。薄ら笑いは鳴りを潜め、エメラルドグリーンの瞳が、アルコールのせいか少し濡れて見える。

 だが、その瞳を閉じ、再度開いた時には、そのきつく結ばれていた口角は、だらしなく緩んだ。

 

 

「え?まさかのクビ宣告!?そんな役にたってないすかねー?誠心誠意、真心込めて働いてんですけど」

 

「……お前も大概変わらんのぉ。まぁ、ミルコの件は好きにせぇや。お前が上手くやるゆうんなら、ワシゃあ何も言わん。

 

──ただ、一個忠告させてもらうわ。アイツの事だけは、お前自身がよぉ見とれよ」

 

 

 そう言われた令親は軽くうなづくと、二杯目のグラスを呷り、直様空にした。

 

 




ヴァルキリープロファイルの運命の三女神設定が実際の神話の一説とされている世界線、です。
VP1が、何年経っても好きすぎて困るんですよね……


中指令親の指登録の強さランク!アンド登録者!

10位 左小指……伸
9位 左親指……想
8位 右小指
7位 右親指……当
6位 左薬指
5位 左人差し指
4位 左中指……王華
3位 右薬指……ミルコ
2位 右人差し指
1位 右中指

右人差し指は、一時的なものだったのでもう解除しています。
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