敵か英雄か   作:eeeeeeeei

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前か後ろか

──────

 

 

 

 

 

「さて、三種目ということは……ふーん上位通過は40程度までは絞るか。じゃ、俺は60位とかでいいや」

 

「私も、目立たない方がいいから当くんに合わせよっと」

 

 

 唯一やる気のあった王華ではあるが、スタート位置へと移動することはなく、当の呟く"確定事項"にもなんの反応も示さない。

 

 塩崎 茨との会話以降、少し様子のおかしい王華。

 

 それもそのはず、確認はしていないが、自分のことしか知らなかった葉隠とは違い、自分たち二人の過去を知る者であり、しかも"憧れ"だという……

 

 浮かんでくる幻想を振り払うと、意識を過去から今へと切り替えた。

 

 

 少しだけ、遊んでやろうか。

 もしもこれで全員私に負けるようであれば、この学校の価値もそれまでという事だ。

 

 そんな事を考えている王華とは裏腹に、他のヒーロー科の生徒達は我こそがと、良い結果を残すのだと熱を帯びていく。

 スタート地点のゲートの上に取り付けられた、三つのライトの二つ目が点灯し、その熱がピークに達すると、三つ目がついた瞬間に、その熱は爆発した。

 

 

「スターーーーート!!」

 

 

 開始の合図でようやく動き始めたかと思えば、王華は右半身を少し引いただけで走り出しはしない。

 

 

 

「死ねぇ!!!!」

「最初のふるい」

 

 

 爆豪は大規模な爆発を起こしスタートダッシュを決め、更にその爆炎は狙っていたのだろう、遥か後方にいるU組を襲う。

 爆轟の爆破と同時に、一番に前に出た轟はその個性で地面を凍らせ、後続たちを、つまり、自分以外の全員の足止めを行った。

 

 地を這う氷結と、迫りくる強烈な爆発火炎。

 眼鏡にマスクの三人は、その脅威を見てすらいない。

 なぜなら、王華が前に出ているから。

 

 上下から襲いかかる二つの脅威に対しても涼しい顔をしている王華は、その引いた右脚を、その細身の身体からはあり得ないほどに強く踏み込み、それは地面をも踏み抜いた。

 そして、目にも止まらぬ速さで、そのまま勢いよく振り抜く。

 

 

『おいおい!!いきなり死傷者出してんじゃ────』

 

 

 地面に埋まっていたというのに、それを全く感じさせる事なく振り抜かれたそのしなやかさと強さを持った足は、天へと突き上げられる前、膝下までコンクリートに埋まっており、それをそのまま振り抜いたのだ。

 まるで大勢の人間が飛来しているのかと思うほどの、いくつもの質量をもった瓦礫が爆発へと突っ込んでいきその勢いを止める。 

 大きく抉られた大地により、氷結もその進行を阻まれていた。

 

 眼前で吹き飛び粉々になるコンクリート群。

 砕けた氷はキラキラと舞い、爆発による煙が晴れた時、傷ひとつなく悠々と立つ王華の姿があった。

 

 

『物ともせずーーー!!!怪しさと強さは反比例!!一体どうなってんだ、そのか弱いアンヨはよぉ!!』

 

 

 プレゼント・マイクの実況も耳に入らぬほどに、警備に当たっていたプロヒーローたち、更には画面越しで見ていた数多の力を持った者たちも、その光景にわずかながらも戦慄していた。

 

 

「ハッ!!私を落とすには火力が足らんぞ!」

 

 

 トップを走る轟よりも、最後方に位置する王華へと注目は集まっていた。

 

 

 

──

 

 

 

 時は少し遡り、雄英体育祭での会議中。

 

 煮え切らなかった、U組を、出すか否かの議題。

 それに終止符を打ったのは、この会話からだった。

 

 

「さっきの話、強い雄英を見せるのであれば、出すべきだと思う」

 

 

 そう言ったのは、オールマイト。

 

 

「強いって言っても子供でしょう。轟や爆豪、B組だと塩崎も、一年生にしては充分に強い。未来のヒーローは強いのだと見せつける事は、出さずともできる。そもそも、校長の言う強い雄英とは、敵に屈せず開催するという話だ」

 

 

 事戦闘においては、であるが、今名前の出た三人は確かに高い戦闘力を持ち、将来は輝かしいものになるだろうというのは、誰が見てもわかる。

 だが、オールマイトは言葉を続けた。

 

 

「それを理解している上で、です。彼女達は一線を画す。もし、彼らが本気になった場合、ヴィランには大きな脅威として映る。それに、プロヒーローと言えど、覚悟を持って相手にする必要があるでしょう。

 

 現に、私はU組四人と戦った際はかなり追い込まれたのだから……」

 

 

 その言葉に全員の顔が真剣なものへと変わる。

 ナンバーワンヒーローを追い込む。

 プロヒーローであれ、四対一であれ、それができるものは限られてくる。

 

 

「とは言え、私も相当強力な敵を倒した直後だったと言うのもあるんだけどね!!」

 

 

 そんな部屋の空気に、耐えかねて、オールマイトは茶化すように言ったが、その空気が変わる事はなかった。

 

 

 

────

 

 

 

 そう言った王華は、いよいよスタート、する訳ではなく、更に大地を砕きながらもなにかを作り上げていく。

 そんな王華を放っておき、想と当はジョギングのように氷の上を軽く走っていく。

 

 

「ま、俺らは適当にやるよ。想ちゃん、手ぇつないで走ろっか?」

 

 

 そう言われた想は、無駄にぴったりと近くを走る当に、嫌な顔こそしないが、それって真面目に参加しているに入るのかと首を傾げていた。

 

 爆轟の宣誓からずっとあぐらをかいて寝ている伸と、工作作業をしている王華だけが未だにスタートの線すら超えていなかった。

 

 

 

────

 

 

 

『で!結局スタートしてねぇのかよ!!!トップは既に最終関門に突入してんぞぉ!!』

 

 

 スタートしてからずっと、大きな瓦礫を砕き、削り、装飾を施していた王華も、ようやくその手を止めた。

 

 

「ふむ、ならばそろそろか……」

 

 

 無駄に煌びやかな装飾が施された2mはあろうかと言う、自ら素手で彫った、槍というにはあまりにも太いもの。

 もはや柱のようなその槍を眺め、口角を吊り上げた。

 そして、無言のまま、近くで眠る伸のジャージをビリビリと引き裂いていく。

 

 

『うぉーーーい!!何してんだコラァ!!ここは高校で、お茶の間のお子さんも見てんだぞ!??どうなってんだコイツは、マジでわからん!!』

 

 

 プレゼント・マイクの、情事を想像させる言葉を無視して、引き裂いたジャージを更に破り、繋ぎ合わせてロープを作り出した。

 それを槍の先にある、輪っかのような部分に引っ掛けると、準備は整ったと言うように、その右脚へと先程よりも大きく力を込める。

 

 

「ハンデは十分か?せいぜい焦ろよ……私が(脅威)行くぞ」

 

 

 そう言うと、王華はその槍を先程よりも速く、だが砕くのではなく足の甲に乗せるようにして、飛ばすべく、脚を振り抜く。

 瞬く間に、巨大な槍は空へと飛び立ち、横を流れる青いジャージを掴むと、王華自身も空を舞う。

 その強烈なGの中であれ、ロープを手繰り寄せると、掴みやすいように付けていた槍の煌びやかな取手を掴んだ。

 

 

 

『アンビリーーーバボォーーーーー!!!鷹が空を舞う様に、コイツも空を飛ぶーーー!!!こりゃあごぼう抜きなんてレベルじゃねえ!既に10人は抜かしてんぞ!!無駄なことしてなきゃ一位は確実だったんじゃねぇかー!!』

 

『いや、コースは外周。無駄なように見えて、風を切り円を描くように飛ぶような構造にしている。しかも、コースアウトはしないようにな。派手に見えるあの装飾も、風の抵抗を全て考えた上でのものだろう』

 

『ナーーーイス解説!!』

 

 

 実況席の二人の会話を聞き流しながらも、その身で走るなどと言う速度を遥かに超えたスピードで、大きな大きな弧を描きながら飛んでいく、と言うよりは飛来している。

 第一関門でその高さはピークを迎え、徐々に高度を下げながらも第二関門も飛び越え、そして、そのままスピードが落ちる事はなく、遂に第三関門、そのトップ集団を捉えた。

 

 

「────ッ!!」

 

「んだアリャあ!??どーなってんだよ……このクソが!!焼き鳥にしてやる!!」

 

「チッ!あのまま大人しくしてるとは思わなかったが……」

 

 

 トップ争いを繰り広げる、緑谷、爆豪、轟の元に悠々と追いついた王華。

 爆豪が迎撃且つ己の加速に繰り出した爆炎は、柱から手を離し、重力に身を任せて落下する事で躱す。

 轟が振り向き様に放った氷壁は、その手刀で綺麗な円を描き、丸くくり抜いた。

 

 

「緩い!!貴様ら如きに、ながらで相手をされる覚えはないぞ!!」

 

 

 くり抜いた氷の塊を三つに割り、唯一前を走る三人へ向けて、右腕が三本に見えるほど超速で掌底を放ち、正確にその背へと撃ち込む。

 A組の誇る対人戦トップ2の攻撃を受けても止まる事もなく、ノータイムで反撃を繰り出す王華の技量に歓声が上がっているが、当の本人達はそれどころではない。

 その氷を半身から立ち登る炎で溶かす轟と、大きく振るった腕から放つ爆撃でぶち壊す爆豪。

 

 そして、最後まで振り向く事なく、前だけを見続けていた緑谷は、自身へと向かう飛来物に気付いてはいないが、握り込んだ鉄板のロープを前へと振り下ろした。

 その鉄板で地雷をぶち抜き、爆風を受け更に加速する。

 王華の攻撃が緑谷の鉄板にぶち当たり、更にそのスピードを上げていく。

 着地と同時に地を爆ぜるほど蹴る王華は一歩で二人を抜き去り、二歩目を踏み込んだところで、吹き飛んだ緑谷はスタジアムのゲートへと転がる様に飛び込んでいた。

 

 

 そして、コンマ数秒遅れで二位に王華が到着。

 数秒遅れて三位に轟。

 そして轟とほぼ同時ではあったが、ほんのわずかに遅かった爆豪の順でスタジアム内へと入る。

 

 顔を上げた緑谷は、オールマイトの方を向き、涙ぐみながらも微笑みかけており、オールマイトもそれに答えて笑っていた。

 そんな二人に水を刺すように、鷹の仮面をつけた女が緑谷へと近づいた。

 

 

「ハンデをやったとは言え、まさか私の前に行くとは、やってくれるじゃないか」

 

 

 歓喜に震える緑谷を、王華は素直に称賛した。

 そうして、座り込んでいる体勢の緑谷に手を差し出す。

 

 

「あ、ありがとう」

 

 

 そう言って、差し出された手を握り返す緑谷。

 手を握りながらも、地面に座り込んでいる緑谷に合わせてその身を屈ませると、頬が触れ合うほど側に、吐息が耳に掛かるほどの距離に近づく。

 王華の金色の髪が緑谷の鼻をくすぐり、鼻腔内は甘美な香りに包まれる。

 ただでさえ女子に対する免疫のない緑谷は慌てふためくも、囁かれた。

 既に仮面の奥の顔が王華であることには気付いており、その鼻に刺す良い匂いに顔を赤らめているが、たった今、自分にしか聞こえない、小さな声で吐き出されたその言葉に、照れるなどという感情は、一瞬で消えてなくなった。

 

 

『平和の象徴も、さぞお喜びか?後継者くん』

 

 

 感情の読み取れない仮面の奥の目は、決して笑っていない。

 転がりながらゴールしたために、座り込んでいる緑谷と、少し屈んでいた王華。

 下から見上げる体勢が故に、チラリと見えたその口元は、酷く歪んでいた。

 緑谷の手を引き無理やりに立たせると、言いたい事は言い終えたと、王華はスタジアムの隅まで移動すると腕を組み壁にもたれている。

 

 

「勝者を立たせるという光景……青春ね!!」

 

 

 ミッドナイトが無駄にムチを振るう中、爆豪は珍しく吠えることなく、己の順位に打ちひしがれており、緑谷と王華を睨みつけると、自身の両手を眺めてわなわなと震えている。

 轟は緑谷と王華のやりとりを、ただただ眺めており、その表情からするに、何か感じる物でもあるのかもしれない。

 

 

 隅っこの壁にもたれる王華の内心は、腑が煮え繰り返っている、という訳ではなかった。

 そもそも最後に一位になればそれでいい。

 これは予選なのだ。

 三つの関門、その最後に到達してからスタートした自分より速いものがいないと言うことの方が拍子抜けである。

 

 振り向き、私を認識し妨害しようと足掻いた二人と、己の進む道のみを見続け、そのためだけに前へと進んだ緑谷。

 どちらが勝者となるかは、明白だ。

 あの時、一瞬でも緑谷が私を見ていれば、私との順位は逆だっただろう。

 

 王華は、蹴落とすなどと、自らより後方にいる者に手を加えたりする事はしない。

 絶対的な力があれば、争う事なくトップに立つのだから、そんな必要もない。

 絶対的な、己の力こそが全てなのだ。

 

 だから、スタート時点から蹴落としにかかってきた二人に対しては、マイナスでこそないが、何の印象もない。

 頂点でもあるまいし、前にあるものを倒さずして何に目を向けると言うのか。

 私であれば、後方からの襲撃など二の次。

 緑谷を潰すために、その攻撃を放っていただろう。

 その点、あの時点で一位である緑谷が振り返らなかった事はそれだけで評価に値する。

 もう一つの理由を除いても、今最も興味があるのは緑谷出久であった。

 

 

 そんな王華は、5番目にこのスタジアムへと到着した、自分をこの順位へと招いた要因のひとつである者の視線を鬱陶しく思いながらも、あえて"伝えた"事に戦慄している緑谷の反応を楽しんでいた。

 

 

 

────

 

 

 

「そろそろ、伸くんも起きるかな?」

 

「いーかげんな。万年寝太郎、このままじゃ最下位じゃねーの?」

 

「流石にそれはないよー。SSSルールは守んないと。リタイヤしちゃうとおかずもご飯にされちゃうんでしょ?ご飯にご飯は、味気ないよー」

 

 

 ほとんどの人間が、ゴールくらいはするかと言う程度の普通科の人間たちですらもゴールしており、その最後の集団もスタジアムの入口から目視できる距離にいる。

 そんな中でも、スタート地点の後ろで横になっている伸を見て二人は話していた。

 

 個性の使用は任せるが、

 (危険な事は)しない。

 (相手に怪我を)させない。

  せめて真面目に。

 とのSSSルール(すごく無理やり)を言い渡されており、それを破った場合のペナルティーは食に関するものばかりだった。

 そのため、流石にそれはないんじゃないかと思っていた想であったが、すかさず当がツッコミを入れる。

 

 

「あるある。そもそも、アイツその話の時も寝てたし」

 

 

 ポンッと顔の前で手を叩き、確かにと二人が笑い合っていた、ちょうどその頃、いつの間にか横になっていた大男がゆっくりと起き上がっていた。

 自分の上着がなく、Tシャツ姿になっていることにすら気づいていない様子。

 

 観客、実況、他の選手たち、全員から既にリタイヤしていると認識されていた彼は、既に多くのものがゴールし戻って来ているスタジアムのスタート地点に立ち、バリバリと頭を掻きながら大欠伸を決め込むと、その手を一直線に伸ばす。

 

 

「なんだっけ……ゴールしろとか言ってたか」

 

 

 そして、その姿を消した。

 

 

 

 

『ゴーーーーール!!これでリタイヤした以外の全員ゴールしたなぁ!?じゃあ、次の種目の説明にぃ、って!!なんだありゃーーー!!??』

 

 

 スタート地点からゴールまでの間にある、生い茂る木々、横たわる巨大ロボ、そして目の前の地雷、その全てが、ほぼ同時に薙ぎ倒され、吹き飛び、爆発する。

 

 目にも止まらぬ、なんて言うものじゃない。

 まさに光の速度で飛来した何かは、地雷の爆音が終わりきる前には、既にスタジアムの中央、緑谷出久の目の前に立っていた。

 

 

『何だぁぁぁぁぁあ!!!???いつスタートしたのか知らねぇが、バカはえー!!なんで最初からしなかったんだコイツわー!!』

 

 

 そして、その大きな身体から突如赤い液体が吹き出した。

 流れ出る血液は頭から足まで、正に全身から流れ出ているが、それは前側のみ、背面は傷ひとつないという変わった状況。

 

 

「え?えぇ!?だ、大丈夫!?」

 

 

 目の前に急に現れたと思えば血を吹き出した大男を心配する緑谷。

 マスクはビリビリに敗れており、眼鏡のフレームはひしゃげ、分厚いレンズは跡形も無くなっている。

 血塗れではあるが、素顔を晒したその大男であったが、不思議な事にみるみると縮んでいく身体。

 

 

「な!?しぼんでいく!?」

 

 

 2メートル近い大きな身体は、あっという間に緑谷の膝程度のサイズまで萎んでしまった。

 

 伸び縮みできる個性?

 まさかとは思うけど、自分の体以外のものすらも伸縮させている?

 と言う事は、あの時感じた違和感……もしかして、距離すらも……?

 

 

「ん……お前……」

 

 

 小学生より更に小さい男の向ける眼に、思わず慄く緑谷。

 USJ事件の時に見た、超スピードで動いていたこの男と始めて顔を突き合わせた。

 その黒い瞳は、人形のように、まるで生気の感じられない死んだ眼。

 永遠に底につかないのではないかという、闇のような黒一色。

 

 呼吸すら忘れ、その瞳に飲み込まれそうになっていたところで、急にその瞳は瞼に遮られ見えなくなった。

 

 

「……眠い」

 

 

 そのままコテンと横になると、その小さな身体を丸め、更に小さくしてスヤスヤと眠りについた。

 吸い込まれそうな闇から抜け出し、なんとも言えない感情が湧き上がる中、ようやく呼吸を思い出した。

 

 

「伸くん、流石に血ぐらい拭わないとー。私じゃないんだから、そうそう治んないでしょー」

 

 

 肩で息をしている普通科と共に59位でゴールをした想は、伸を胸に抱え去っていき、当は58位でゴールして、そのまま行方を眩ませていた。

 

 

 

 第二ステージへの上位通過者、

 ヒーロー科、A組19名、B組20名、普通科1名、サポート科1名。

 これにU組1名を足して、総勢42名が次の『騎馬戦』へと進む事となった。

 

 




王華の登場により、原作でも42位だった青山くんは無念にもヒーロー科唯一の第一種目で敗退という汚名を着せてしまいました……

青山くん、ごめんね!
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