汚い獣人の奴隷を押し付けられたので気晴らしに虐待することにした   作: 虗 

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書きながら思いました。

猫耳ちゃん可愛ええなぁ…(しみじみしじみ)


!?!?!?

奴隷商人から汚い猫耳を押しつけられ(断じて情が移ったわけじゃねえ)、とりあえず熱湯拷問を受けてもらうことにした。

 

 

 

あの猫耳はついてこいと言った後、表情はピクリとも動かなかったが俺にはお見通しだぜ…?

 

 

 

あいつは確かにショックを受けていた…。そりゃそうだ!

 

 

 

これまで一度も「汚い」だなんて罵られたことなんてなかっただろうからなあ!

 

 

 

だが、俺は気にせずにズバッと言うぜ!こいつは奴隷なんだからな!ククク…

 

 

 

しかし、この猫耳の前任は一体何をやってたんだ…?

 

 

 

傷だらけだし痩せこけてるし、こんな体じゃあ虐待しても面白くないだろうが!

 

 

 

とりあえず体の隅々まで綺麗にしてやったぜ!

 

 

 

前はシャワーなんて豪華なもんを使ってただろうが、節水のために使わねえ!

 

 

 

ククク…早速動揺してるな?しかし、ここに来たからには俺のルールに縛られろよ?前のように自由にできると思ったら大間違いだ。

 

 

 

とりあえずたまに来る妹が使ってるにゃんこパジャマとバスタオルをおいて脱衣所を出た。

 

 

 

ククク…今頃は俺が渡したバスタオルを見て現実逃避してるか、知らない男が仕掛けを施したかもしれないにゃんこパジャマに怯えているだろう…

 

 

 

しかし、ここでゆっくりと猫耳を待っていれば一級虐待師の名折れ。猶予を与えずに、無理矢理こちらに呼ぶことにする。

 

 

 

こいつ…なかなかやるな。なんの躊躇いもなくこっちに来やがった。

 

 

 

なるほど。俺に恐れるまでもないと…俺の虐待に反抗するのか…

 

 

 

ククク…面白い!猫耳がその気なら、まずはお前を舐めていると伝えるために易しめの虐待だ。

 

 

 

一流の虐待師は徐々に拷問を厳しくしていき、苦しくなってる対象を眺めるのだ。

 

 

 

人間用のドライヤーではなくペット用のを使ってやる…

 

 

 

数分後、出会った頃とは見違えるほど綺麗になった茶髪を猫耳は揺らしていた。

 

 

 

「猫耳、飯は食ったか?」

 

 

 

「…干し肉をひとかけらなら食べました。」

 

 

 

何…肉をひとかけらだと…?

 

 

 

なるほど。獣人はよく食べると聞く。つまり猫耳はたくさん食ったに違いない…。つまり腹が膨れている。

 

 

 

俺はなんて恐ろしいことを思いついてしまったんだ…。我ながら虐待の才能が怖いぜ。

 

 

 

「猫耳、そこの机の前に座って待ってるんだな。虐待の準備だ。」

 

 

 

今日の夜ご飯である野菜たっぷりの健康志向カレーを温め直し、俺が食いきるがやっとの量を皿に盛る。贅沢にも肉を食っていた猫耳にはさぞかし絶望的だろう。

 

 

 

あいつの顔を想像するだけで笑いがこみ上げてくるぜ。

 

 

 

「ほらよ、猫耳。こんくらい余裕で食えんだろ?」

 

 

 

「それは…?」

 

 

 

「お前の夜ご飯に決まってんだろうが。」

 

 

 

こいつ、まさか食いきれないなんて弱音を吐くんじゃあねえだろうな?

 

 

 

「これは…その、ご主人様のでは…?」

 

 

 

「何言ってんだ?俺はもうお前が来る前に済ましたが?いいから食え。」

 

 

 

「…はい。」

 

 

 

ククク…こいつさては野菜が苦手だな?スプーンを持つ手が震えてやがる。

 

 

 

やはり不安なのかこちらを見る猫耳。

 

 

 

そうだよなあ?

 

だが、何が何でも野菜は食ってもらう。ここで食べないと俺の過酷な虐待に耐える体力がつかないぜ?

 

 

 

ついに口に入れたか。熱々でしかも食べ慣れてない野菜が不快なのか、涙目でうつむいている。

 

 

 

まだ一口目だぜ?しっかりと見ててやるから、残そうだなんて考えないことだな。

 

 

 

「ククク…味はどうだ?猫耳。」

 

 

 

「とても…美味しいです。ありがとう、ございます…。」

 

 

 

涙を流しておいて『美味しい』だと?

 

 

 

嫌味か。やはり虐待のしがいがあるぜ。

 

 

 

***

 

 

 

ご主人様が私を座らせたあと、どこかへ行ってしまった。

 

 

 

今のところは娘のように扱っていただいてはいるものの、いつご主人様が前のご主人様たちのように『虐待』されるか分からない。

 

 

 

ぼんやりと今後の扱いについて考えていると、ご主人様が戻ってきた。

 

 

 

ご主人様の手には山盛りのカレー。私の目の前で食べて、これも虐待だと言うのだろうか。

 

 

 

そんなことを考えていたら、ご主人様が私の目の前にカレーを置いた。

 

 

 

「ほらよ、猫耳。こんくらい余裕で食えんだろ?」

 

 

 

「それは…?」

 

 

 

「お前の夜ご飯に決まってんだろうが。」

 

 

 

私が考えてもいないことをご主人様が伝えてきた。

 

 

 

「これは…その、ご主人様のでは…?」

 

 

 

「何言ってんだ?俺はもうお前が来る前に済ましたが?いいから食え。」

 

 

 

「…はい。」

 

 

 

まあ、毒や薬が入っていたとしても、私に拒否権はない。

 

 

 

久しぶりのしっかりとしたご飯に目眩がする。

 

 

 

ご主人様を見ると楽しそうに口元を歪ませていた。

 

スプーンを恐る恐る口に運ぶと、自然と涙が滲んだ。

 

 

 

ぼやけて辺りが見えず、嗚咽する。

 

 

 

温かい。優しい味がする。

 

 

 

「ククク…味はどうだ?猫耳。」

 

 

 

嬉しそうにクツクツと笑い、問いかけてくる。

 

 

 

「とても…美味しいです。ありがとう、ございます…。」

 

 

 

無性に恥ずかしくなり、急いで口にかき込んで誤魔化した。

 

 

 

***

 

 

 

ククク…猫耳の奴、味わわないように急いでかき込みやがった。

 

 

 

どうやら頭も回るようだ。

 

 

 

なにやら眠そうにしていたが、お構いなしに洗面台へと連れて行き、歯をピッカピカにしてやった。勿論歯磨き粉の独特の辛味で味覚を虐待することも忘れない。

 

 

 

口をゆすがせた後、すっかり寝息を立てていたので俺のベッドに寝かせ、俺の匂いに包む虐待をする。

 

 

 

来客用の敷き布団は今洗濯中だったことを思い出し、俺は猫耳が寝ているベッドに潜り込んだ。

 

 

 

頭を摩擦する拷問も忘れない。

 

 

 

「虐待という悪夢から逃げれるようにいい夢を見れるといいなあ…?」

 

 

 

***

 

 

 

起きると、暖かさを感じた。抱きしめられているらしい。

 

目の前には整っている顔が。

 

 

 

ぼんやりと意識が覚醒していく。

 

 

 

「ご主人様…?なんで…」

 

 

 

抱きしめられている…?

 

 

 

「!?!?!?」

 

 

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