ネタが下りてきたのでせっかくだし書くかと書きました
「SS、化物語・暦扇シリーズご拝読の皆々様方、誠にありがとうございます。今回、まさかの副音声ならぬ楽屋裏を描くという事に驚きつつ、本日楽屋裏を担当させていただく暗闇モドキにして怪異モドキ、阿良々木モドキにしてこの物語のメインヒロインこと忍野扇と」
「……ッスー、化物語のメインヒロイン、ツンドラにして阿良々木暦の女、戦場ヶ原ひたぎが担当させていただくわ」
「こわっ!?確実にさっきの深呼吸殺したいけどここで殺すと足がつくから我慢するとしますかって息の仕方じゃないですか!誰ですかこの人をここに呼んできた人は!」
「残念ね、足がついても良いけどこよこよに泣かれるから我慢した深呼吸よ、そして呼んできたのは八九寺Pよ、彼女の権力は副音声系では最強に近いわ」
「いや、あなた八九寺P見えない筈でしょ!どうやって呼んだんですか!」
「おうぎトラッピングの携帯での画面通話よ、報酬は阿良々木君の……おっとこれは言えないんだった」
「いつの間にか私の携帯を盗用されて当用されてる!?そしていったい何を報酬に用意したというんですか……」
「八九寺P曰く、修羅場になると思う組み合わせですが需要はありそうなので呼びました!とのことよ。まぁ、そんなことはどうでもいいの、重要な事じゃないわ、貴方に伝えたいことと聞きたいことがあったの扇さん」
「な、何ですか?」
「おうぎダークの副音声の時はどうもありがとうございました。お陰で翼様から逃げられました。本当にありがとうございます」
「えっ、そっちなんです?今どう考えても貴方の男に女が居るにも拘らず手を出そうとしている事への詰問を覚悟していたんですけど。」
「それはそれでするけど、あの時足止めをして貰ったお陰で私と暦がデートを憂いなく楽しめたから」
「そうですか、あ、阿良々木先輩の独白が終わってOP入りましたね、Decent Blackです」
「はい、という事であなたと阿良々木君が抱き合ってるところから始まったんだけどちょっとあの男殺しに行っていいかしら、貴方もあとで殺して私も後を追うけど」
「やめてくださいよ~、この時はまだ私は赤ちゃんとしてお父さんに抱っこしてもらう気持ちで抱いていただいたんですから、そういう話をするとママが戦場ヶ原先輩じゃなくて羽川先輩という事になってしまいかねませんが」
「その羽川さんと言えばあなた凄いこと言ってるわよね、羽川おっぱいって……いやまぁ、あの胸に私も興味津々な事は否定しないし、むしろ一度揉んでみたいとちょっと思わないでもないけれど」
「全然違いますよ、興味どころか憎悪です、憎悪を超えて怨嗟です、何で阿良々木先輩は私を巨乳として生み出さなかったのか……暗闇のせいでモノが失くなるイメージのせいでしょうか、それとも、あるいは戦場ヶ原先輩と言う恋愛関係という絆を結んだ存在が居るにも拘らず、ロリコンなことをこういった形で主張していたりするのでしょうか、その割にはそだちロストで羽川先輩の胸で私じゃなくて羽川先輩を選んでいるんですけど」
「何か色々聞き捨てならない情報が出てきたわね、詳しく教えなさい、これは命令よ」
「やめてくだふぁいねぇー、ふぉっちきすのいたみふぁつらいんでふおー」
「喋りづらそうだしこれは止めておきましょう、鉛筆を眼球に……」
「何で頑なに化物語初期のころのムーブを選んでいるんですか貴方は、詳しくはそだちロストで……って貴方副音声に居たじゃないですか!知ってるじゃないですか!」
「あらばれちゃった、とはいえ、それで、あなたこれだけであの胸を嫌っているの?いやまぁ、私もどちらかと言うとあちら側ではあるのだけど」
「些か嫌みのようにも聞こえるでしょうが、もちろんそれだけではなく、これは私が阿良々木暦の無意識の部分でもあるからと言いますか、いわゆる、警戒心やそれを解く行為に用いられた物体に対して思うところはある、という事です。つまり、都合よく使われないように気を付けようとした時の心が私の方に阿良々木先輩から来ているわけです、そりゃ嫌いにもなりますよね」
「そうな……いや、納得できないできない、一瞬流されかけたけどその警戒心をどうしてそんな形で発揮しているのよ貴方、いくら何でも羽川さんが可哀想すぎる」
「ところで、かなり長い時間、巨乳先輩の話に割いてますけど、例の件は良いんですか?いえ、決して詰問を受けたいわけではないのですが、あの方の話よりはこちらの方が気分がマシだなと思って」
「なんで彼から出来たはずの感情がこんなに羽川さんに冷たいのか理解しかねるけどそこは、とりあえず一旦水に流しましょう、それはそれとして、えぇ、そうね、今はあの男があなたの赤ちゃんプレイ発言に動揺したところね、そこで動揺するから怪しまれるのよ貴方と目の前に居たらハサミをぶっ刺して話してしまいそう」
「どんどん行動が初期に戻ってる……そんなに不満ですか?この時点では恋でもなんでもなくただの赤ん坊とそれをあやすお父さんですよってあぁ、貴方若干ファザコン入ってたんでしたね、そりゃちょっと妬まれも……あぶなっ!鉛筆をダーツの様に投げつけないで下さいよー!事実じゃないですか!」
「それと、たとえ彼が地獄に落ちたとしても、私は彼を迎えに行くわよ、そのまま地獄で二人でいることになったとしてもね、どう、素敵でしょう?」
「えぇ、この映像の時点の私では完敗で乾杯です、ですが、恋心を自覚した今ならこう返しますよ、必ず二人で帰ってきます、なんだかんだ私も阿良々木先輩も人間モドキ、あるいは怪異モドキではありますからね、10年単位なら手段を探して戻ってこれる範囲でしょう、寿命も人間と同じかは分かりませんから」
「いうじゃないの、素直にちょっと感心したじゃない。こういう時、そういう属性のキャラって有利よね、だって、その解決方法っていわゆるバトルモノでラスボスが老齢だから寿命で死ぬのを待つ、みたいなかなりズルいけど強力な手段じゃない、そんな解決法をされたらしらけるけれども、確実に勝つことは分かってるから選べるという選択肢があるからズルいわ」
「この人自分でラスボスが自分だって言っちゃってるよ……えぇ、こればかりは私の元となった阿良々木先輩と参考資料の暗闇によって作られたことに素直に感謝です、何なら、忍ちゃん以外には寿命勝ちが狙えますからね私、公的な結婚は逃したとしても内縁の妻として100年後に収まる事が可能です、あ、もちろん、正々堂々奪わせていただきますが」
「そもそも彼女がいる男を狙うんじゃありません、あの羽川さんでさえ、そこの部分は未練たらたらだけど割とちゃんと諦めたわよ、神原も一応私に男が居ることで諦めたし、躾けはしたけど」
「そう考えると唯一、恋愛感情と論理感という部分に関してだけはあの人も人間なんですねぇと返しますよ、実は私、私が一番であれば二番三番を許せる質です。こんなに都合の良い女はそうそういません、これは阿良々木先輩の気質なのか、はたまた、怪異であったからなのか、忍ちゃんの気質という可能性もありますね」
「ほんと、厄介な娘を作り出してくれたものだわ、もともとが阿良々木君なだけあって死に辛いうえに心情的に殺しづらいし、まぁそれでもあなた、正々堂々宣戦布告を本筋ではしたわけだけど、あなた、何でこれをしたの?そのせいであなたを警戒したけど、これを送らなかったら貴方、暗躍してそう言うことが出来たわけでしょう?」
「えぇ、その通りです、とはいってもこれは結構単純な話で、私の精神性は敢えて反転させているだけで、どちらかと言えば阿良々木先輩の本質である、卑怯な事をしたくない、正々堂々と生きていたい、裏があれば、弱みがあればそれは結局自分の弱さにつながる、そういう本質的な部分を表に出しただけです、暗躍は出来なくもないですが好き好んでしているわけじゃありませんよ?」
「えっ、本当に?貴方、セカンドからファイナルシーズンまで大暴れならぬ大暗躍してたじゃない、それでも暗躍を好き好んでいるという訳じゃないの?」
「ぶっちゃけてしまうと暗躍していたのは専門家の人達とあの巨乳先輩が頭おかしくて強すぎるせいなので、彼、彼女らが居なければ別に普通に表に出ていくタイプですよ私?何なら神原先輩や阿良々木先輩、月火ちゃんや千石ちゃんみたいなタイプには危険度がそこまでないタイプには普通に前に出ていたじゃないですか」
「そう言われてみれば……その割には私の前には出なかったわよね?危険視されてたのかしら?こんなにも無害だというのに、無害とかいて無理にでも害そうとするくらいには」
「やめてくださいねー、そのレベルで危険人物だから絶対前に出たくなかったんですよ?え、何ですか、顔が近い近い、怖い怖い」
「ふむ、こうやってみると、どことなく阿良々木君の雰囲気を感じないでもない……それで、何で私という相手が要るにも関わらすあの男を狙ってるのよ貴方、あれは私のよ、手を出さないで頂戴」
「嫌です、嫌とかいて意を矢にするくらいの速度で即答するくらい嫌ですよ、好きになっちゃったものは仕方ないじゃないですか、そこら辺、元が元だけに物凄く諦めが悪いと自覚していますよ、相手が居ようと諦める理由になるとお思いですか?大丈夫です、阿良々木先輩がフリーにならない限りしつこく付きまとうだけですよ?」
「ほんと、どうにかできないかしらこの娘……」
「あ、私がキスした」
「そこで嬉しそうにするんじゃないわよ、やっぱりここが終わったら殺しに行くべきかしらこれ、というか、宣戦布告の内容の一部、酷くないかしら?」
「おそらく羽川おっぱいの事を言っているところだと思いますが、事実ですよ?だって性格的な相性はそこまでよくありませんもんあの人と阿良々木先輩、肉体的な相性に関しては胸揉んだり眼球舐めて興奮しているのでかなり良いんでしょうけど」
「まぁ、私も人の事はあまり言えないけど羽川さんも阿良々木君もどっちも内向的で内に内に行くタイプだもんね」
「貴方むしろ結構外向的な方じゃないですか?阿良々木先輩と喧嘩してまで海外まで出ちゃうような方じゃないですか」
「いいえ、私は超内向的よ、内向き過ぎて裏返って世界へ飛び出すぐらいには内向的よ」
「捻じれ千切れちゃうじゃないですか、そして超外交的じゃないですか、世界へ飛び出しちゃってるじゃないですか、あ、Bパートに続きます」
「Bパートと言うか、オチ、だけどね」
「Bパート、というか―後日談、というか今回のオチ―の部分です、いやー、阿良々木先輩が可哀想でしたねぇ、まぁ、原因は私なんですが」
「別にいいのよ、あの男は神原と同じくマゾだから、なんだかんだ喜んでるでしょう、この感情が親愛なのか、それとも恋心なのかを確かめたかったのですよ、って言ってるけど、あなた本当は分かってたんじゃないの?」
「さて、どうでしょう?私は何も知りませんよ?知っているのは貴方です、戦場ヶ原先輩」
「知らないわよ、私に問いかけ返さないで頂戴。阿良々木君の恋人だからって彼のことを何でも分かっているなんてことは無いのよ、むしろ、恋人だからこそ思考回路が分からないというか、どうしてそこまでするのかという部分はいまだにあるもの」
「はっはー、それは困ったものですね、いえまぁ、かくいう私も神原先輩の様にお礼のお返しはホワイトな液体でも構わないんですよーとかふざけて返してはいますが、実質同一人物だったはずの阿良々木先輩の考えが分からないので、どうすればドキドキしてもらえるのかと色々試していたりするのですよ?」
「やめなさいよ、ただでさえ結構元阿良々木君と言うアドバンテージがあるのに、この上分析までされたら、暗躍の時のことを考えると貴方結構几帳面だから、そのまま利用して私以上に阿良々木君の心の中に入り込もうとしているじゃないの」
「いえいえ、かくいう戦場ヶ原先輩の阿良々木先輩の心を占める割合はかなり大きいのですよ?元同一人物だからこそ知っていますが、正直洒落になったもんじゃありません。どうやったら阿良々木先輩を貴方から奪えるのかと悩む毎日です」
「悩まないで、お願いだからそんなことを悩まないで頂戴、ただでさえ私、結構あれな人生を送っているのに、彼氏すら離れていく人生とか冗談じゃないわよって気分になるじゃない」
「いえでも貴方、結物語までに」
「しっ!副音声系でこの手のはいつものことだけどしっ!」
「自分が出ている未来の話すら止めたよこの人、あ、EDですね、EDはいつも通り君の知らない物語です」
「相変わらずいい曲ね、阿良々木君と忍ちゃんのドタバタが良い感じに映えるわ、嫉妬するけど」
「それでは皆様、ばいばいですよ~」
「See you later alligator」
「それ、気に入ったんですね……」
残り四話分の続きは未定!