石を投げられても仕方ありませんね?
「SS、化物語・暦扇シリーズご拝読の皆々様方、誠にありがとうございます。今回、楽屋裏を担当させていただく暗闇モドキにして怪異モドキ、阿良々木モドキの貴方の心に闇をもたらす忍野メメの名実ともに姪っ子になった忍野扇と」
「……おい、何故またわしがここに呼ばれておるんじゃ!副音声は終わったのではなかったのか!」
「はっはー、残念だったね、忍ちゃん、副音声は終わったけど楽屋裏が始まったから呼ばれたんだよ?という訳で、またもや騙されて呼び出された忍野忍ちゃんでお送り致します」
「おいこら、そこな暗闇娘、うぬまでわしを騙してはいかんじゃろうが!お前様は元あるじ様なのじゃから立場的にはどちらかと言うとわしの下ではないか!」
「まぁまぁ、こちらに用意した今はもう手に入らないゴールデンチョコレートでも食べて落ち着いてください」
「ぱないの!ところでこれ、賞味期限とかは大丈夫なのかの?」
「もうかじってる時点で、色々遅いと思うけど、正確にはゴールデンチョコレートモドキを作っただけだから大丈夫ですよ、安心して食べていいよ」
「じゃ、遠慮なく……うまっ、なにこれうますぎる」
「口調が崩れるくらい美味しかったなら良かった、阿良々木先輩に食べさせても問題ないだろうね、最近、ちょっとばかり料理にはまっててね」
「えっ、うぬ、そういうキャラクターじゃったっけ?あんまり料理が上手とか言うイメージないんじゃが」
「胃袋を掴むために料理を練習しているんだけど、まぁなんで、料理上手になったのか敢えて言うなら、阿良々木先輩のちゃんとしなきゃ精神みたいなものだからやると決めたらとことんこるんだ、だから逆に辞め時が分からない感じでもある」
「そういうの、怪異としての性質に引っ張られとる奴らは大変じゃのー、わしは今や主様の影の中で悠々自適に暮らしておるからの」
「ある意味、ちょっと羨ましい、四六時中好きな人と一緒にいれる生活って結構憧れる物があるよね、もちろん、人それぞれだからそれが嫌って人もいるんだろうけど」
「わしとあるじ様はほとんど一心同体みたいなもんだからのぅ、いつぞやも言ったが、生きるのも死ぬのも一緒じゃ、お前様も似ている存在ではあるが、例の件で一応、別人としてバラバラになったからの」
「生きているときは死ぬ時より一緒、か、アバン終了、OP、と言いたいんだけど実は前回も結構無理をしていて楽屋裏ではOPEDはもう、おうぎライトやおうぎフライト、あるいは今回ならしのぶマスタードが出てくるまではもう言及しない方が良いかなって」
「うむ、それが良いの、さすがにあのホッチキス娘と巨乳娘と違って、曲が何曲もあるわけではないからのわしら、と言うか何なら、わし、絵巻で下手したら曲がない扱いなんじゃが、世情的に仕方なかったとはいえ、そこのところは何というか、悲しいもんがあるのー」
「残念な事に当時、スキャンダルとすらいえないモノをスキャンダルだって騒いだ、今でいういわゆる、面倒なタイプのオタク、が原因だからねぇ、どうだったんだろうねー、中の人変わってなかったら」
「中の人っていうな!中の人などおらんわ!そうこう言っておる内におぬしがわが主様と楽し気に例の猿娘と同じような感じで会話しとるの、ぶっちゃけ、影響、受け取らんか?結構副音声一緒にやっておったじゃろ?」
「受けてるねー、本編では言わないけど、確実に受けてる。けど、これはどちらかと言えば、阿良々木先輩の反応を見る為にあえていろんな方式を取っている時期だね、ドキドキしてどんどん私にときめいてほしいからねぇ、いつか戦場ヶ原先輩より扇ちゃんの方が良いですって言わせたいね」
「それ言ったときあるじ様多分死んでおると思うんじゃが、まぁでも、わしも言われたい、というか言わせたい、ひたぎよりもお前が好きだ、忍、とか言わせて抱きしめられたい」
「欲望が漏れちゃってるじゃないか、とはいえ、気持ちはお互い分かるんだよね、何せもともと、同一人物の一心同体だったんだから」
「かの、そう考えると、死体娘や迷子娘よりは小馬鹿にしてこない分、やりやすいか」
「2代目副音声ではメインヒロインの悲哀だね、あ、阿良々木先輩が珍しく騙されてないシーンだ」
「ほんとじゃのぅ、あの手この手で騙され続けたあ奴も、少しは成長した、という事かの?」
「はっはー、忍ちゃんが言えたことではないと思うけどね?とはいえ、その後、私の口車で普通に譲歩をさせられてるから、成長度合いとしては本当に少しなんだろうね」
「芯はあるけどその芯自体がぶれておるような男じゃからのー、いや本当になんで結物語であの眼鏡娘にあそこまでスルーできるようになったんじゃ?正直、時系列追っていってもあんまりそういう風になる実感湧かんのじゃが」
「そこは結局、作者の神の手による部分だからね、僕、私ら読者がイメージ出来なくてもそういう風になると定義されたら受け入れざるを得ない。まぁ、ブラジャーには執着していた当たり、ほんの少しそういう部分は残っていたんだろうけど、なくなってしまった」
「そう言われるとあの眼鏡娘は自分で自分の首を絞めた、そういう感じか、ある意味哀れじゃの、今回のおうぎフィッシングの扱いでも哀れじゃし」
「そんなこと言っている間に本題にやっと入ったね、鬼なのかって阿良々木先輩が私に言ってきているけど、吸血鬼なんだから鬼は阿良々木先輩なのにねぇ?」
「そうじゃの、儂や妹子達に未だに手を出しておる鬼畜じゃの、というか、儂はロリ奴隷だからともかくとして、妹子達はあ奴ら彼氏持ちじゃろ、もっと抵抗せぇよ、なんで未だに実の兄におっぱい揉まれて仕方ないな~で許しとるんじゃ」
「おっと、それ以上の発言は止めとこう、阿良々木先輩が死んじゃうからね」
「じゃな、主にあのツンドラ娘に殺されよるわ、あ、いきなり海に切り替わった」
「私と阿良々木先輩のサイクリングシーンなんて流してもほとんど需要なんてないからね」
「そうじゃのー、サイクリングと言うと同時期に出てた有名なタイムマシンSFを思い出すのー」
「あぁ、シュタインズなあれですね、確かに同時期か、何気に彼等と作品としては同期なんですね私達」
「こっちは完結までが長すぎるせいで息の長い何か良く分からん生き物みたいな枠になったがのぅ、そのてんあっちは綺麗にすっぱり本編は切ったのー、まぁ、番外やら外伝は同じように続いておるようじゃが」
「そんなことを言っている間にいよいよクライマックス、釣りをしている私と阿良々木先輩です」
「あ奴も心配性じゃよなー、吸血鬼に魚程度の毒が効くわけないじゃろうに、というか、妙な才能持っておったよなおぬし」
「えぇ、そうですね、まさかの私にも分からぬ私の可能性でした、毒に関しては撫子ちゃんの事があるので心配だっただけじゃないですかね?」
「そうこうしているうちに、おぬしの背の影に尾ひれが付きよったな」
「噂じゃなくて背に尾ひれが付くとは、確かに昔の私は嘘そのものみたいな存在だったのですがちょっと思うところが出来ちゃいますねぇ」
「あ、主様が気付いて儂を呼びおった、けなげじゃのー、儂、もっとこう、可愛がってもらっていいと思うんじゃよ、働き的に」
「確かにそうだ。もっとヨシヨシとかしてあげればいいのにとか言っている間にさっさと忍ちゃんが私の影に手を突っ込んで居恋鮫を吸い殺しましたね。10秒もかかってない、流石最強の吸血鬼」
「当然じゃろ、というか、本編に出ている連中の大半がおぬし含めておかしいだけで、この程度の雑魚怪異相手に何も必要にならんわ」
「あ、後日談に入りましたね」
「じゃな、相変わらず眼鏡委員長相手にツンドラ娘が聞いたら嫉妬しそうなやりとりをしておるわ」
「ほんとですねー、いい加減未練がましいですねあの人も、あ、忍ちゃんの回答でEDですね」
「じゃの、君の知らない物語じゃが、もうどう考えても知っておるじゃろ、ほぼ終わっとるじゃろって感じだが終わった終わった、それでは帰るか」
「お疲れ様でしたー。次も騙して呼ぶだろうから来てね~」
「来んわたわけ!」